
CCFI指数(China Containerized Freight Index)の最新データを更新しています。
CCFI指数は、中国から世界各地へのコンテナ運賃をもとに算出される代表的なコンテナ運賃指数です。総合指数と主要航路別指数に加え、シーズナルチャートや月間騰落率も掲載しており、中国輸出や世界の物流需給、中長期的な海運市況の変化を多角的に把握できます。
最新データと現状評価
2026年8月14日時点のCCFI指数(中国輸出コンテナ運賃指数)は1,846.96です。 長期平均との比較では、現在のCCFI指数は高い水準にあります。 前回値からは7.35ポイント上昇となりました。 CCFI指数は、中国発の輸出コンテナ運賃の動向を示す代表的な指標であり、長期平均や標準偏差との位置関係を見ることで、現在の中国発コンテナ運賃が過去と比べて高いのか低いのかを確認できます。

AIによるCCFI指数の重要度評価
CCFI指数(China Containerized Freight Index)は、中国から世界各地へのコンテナ運賃を示す代表的な指数です。長期契約運賃とスポット運賃の両方を反映するため、短期的な変動に左右されにくく、中国輸出や世界の物流需給、中長期的な海運市況を分析する際の指標として利用されています。
一方で、スポット市況への反応が遅く、長期契約運賃の比重が高いため、市場急変時の反応はSCFI指数やWCI指数、FBX指数より遅れる傾向があります。また、中国発の輸送が対象であるため、世界全体のコンテナ輸送を示す指標ではありません。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(CCFI指数)
CCFI指数の推移を示したチャートです。中国輸出コンテナ運賃の長期の動向を確認できるほか、日本海運業指数や日本郵船、商船三井、川崎汽船との比較チャートにより、コンテナ運賃と海運株の関係も分析できます。
- チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
- チャートに表示している平均値と標準偏差(±1σ・±2σ)は、CCFI指数の過去データをもとに算出しています。現在値が過去の平均的な範囲にあるのか、それとも歴史的に高い・低い水準にあるのかを判断する目安としてご覧ください。
チャート(CCFI航路別指数)
CCFI航路別指数のチャート
CCFI指数の主要航路別チャートを掲載しています。中国から各地域へ向かう航路ごとのコンテナ運賃の推移を比較することで、中国輸出や地域別の物流需給、海運市況の違いを分析できます。
- CCFI指数の航路別指数のチャートは、チャート上部のタブ(日本、ヨーロッパ・・・)を選択することで表示されるチャートがかわります。例えば「中国からヨーロッパ」のチャートを表示させたい場合、タブの「ヨーロッパ」を選択して下さい。
CCFI航路別指数の最新データ(2026年8月14日更新)
| 航路別指数 | 2026/08/07 | 2026/08/14 | 前週比 |
|---|---|---|---|
| JAPAN | 941.44 | 896.71 | -4.80% |
| EUROPE | 2416.45 | 2392.9 | -1.00% |
| W/C AMERICA | 1494.58 | 1544.28 | 3.30% |
| E/C AMERICA | 1787.5 | 1812.53 | 1.40% |
| KOREA | 631.19 | 619.27 | -1.90% |
| SOUTHEAST | 1036.32 | 1016.38 | -1.90% |
| MEDITERRANEAN | 3013.2 | 2957.57 | -1.80% |
| AUSTRALIA/NEW ZEALAND | 1608.9 | 1606 | -0.20% |
| SOUTH AFRICA | 1490.63 | 1511.79 | 1.40% |
| SOUTH AMERICA | 1280.93 | 1305.13 | 1.90% |
| WEST EAST AFRICA | 1177.16 | 1183.74 | 0.60% |
| PERSIAN GULF/RED SEA | 3113.24 | 3227.3 | 3.70% |
- 日本:中国から日本
- ヨーロッパ:中国からヨーロッパ
- アメリカ(西海岸):中国からアメリカ西海岸
- アメリカ(東海岸):中国からアメリカ東海岸
- 韓国:中国から韓国
- 東南アジア:中国から東南アジア
- 地中海:中国から地中海
- 豪州/NZ:中国からオーストラリア/ニュージーランド
- 南アフリカ:中国から南アフリカ
- 南アメリカ:中国から南アメリカ
- 西東アフリカ:中国から西東アフリカ
- ペルシャ湾/紅海:中国からペルシャ湾/紅海
- CCFI指数は「中国から日本」や「中国からヨーロッパ」など主要12航路の航路別指数の複合指数です。CCFI指数の”中国から”というのは中国の主要ハブ港を意味します(詳しい解説は当ページ下部の解説欄を参照)。
CCFI指数のシーズナルチャート(季節性サイクル)と月間騰落率
CCFI指数のシーズナルチャート(季節性サイクル)と月間騰落率を掲載しています。年間を通じた季節性や月ごとの値動きの傾向を確認することで、現在のコンテナ運賃が例年と比べてどのような局面にあるのかを分析できます。
- CCFI指数のシーズナルチャートは、過去20年データから算出した平均的な値動きで、季節性サイクル(シーズナルパターン)のチャートです。つまり、1年の平均的な値動きのパターンを表したチャートです。
- シーズナルチャートは、前年末の最終営業日のCCFI指数を指数値100として算出。
- 月間騰落率は、その月に「平均的にどれだけ上昇したか or 下落したか」を表しています。
- シーズナルチャートと月間騰落率の詳しい解説は、以下のページに掲載しています。

関連指標
コンテナ運賃指数は、それぞれ対象や算出方法、反映する運賃が異なります。コンテナ運賃市場をより多角的に分析するには、コンテナ運賃指数の総合ページや、FBX指数・WCI指数・SCFI指数もあわせてご覧ください。
[速報] CCFI指数の時系列データ(historical data)
| 日付 | CCFI指数 | 前日比 | 前日比% |
|---|---|---|---|
| 2026年8月14日 | 1,846.96 | +7.35 | +0.40% |
| 2026年8月7日 | 1,839.61 | -17.43 | -0.94% |
| 2026年7月31日 | 1,857.04 | -44.23 | -2.33% |
| 2026年7月24日 | 1,901.27 | -9.40 | -0.49% |
| 2026年7月17日 | 1,910.67 | +37.52 | +2.00% |
| 2026年7月10日 | 1,873.15 | +62.00 | +3.42% |
| 2026年7月3日 | 1,811.15 | +100.68 | +5.89% |
| 2026年6月26日 | 1,710.47 | +111.40 | +6.97% |
| 2026年6月18日 | 1,599.07 | +118.96 | +8.04% |
| 2026年6月12日 | 1,480.11 | +68.51 | +4.85% |
| 2026年6月5日 | 1,411.60 | +44.84 | +3.28% |
| 2026年5月29日 | 1,366.76 | +49.40 | +3.75% |
| 2026年5月22日 | 1,317.36 | +36.90 | +2.88% |
| 2026年5月15日 | 1,280.46 | +1.67 | +0.13% |
| 2026年5月8日 | 1,278.79 | +9.15 | +0.72% |
| 2026年4月30日 | 1,269.64 | +35.88 | +2.91% |
| 2026年4月24日 | 1,233.76 | +22.68 | +1.87% |
| 2026年4月17日 | 1,211.08 | +1.24 | +0.10% |
| 2026年4月10日 | 1,209.84 | +25.14 | +2.12% |
| 2026年4月3日 | 1,184.70 | +45.66 | +4.01% |
| 2026年3月27日 | 1,139.04 | +18.43 | +1.64% |
| 2026年3月20日 | 1,120.61 | +48.45 | +4.52% |
| 2026年3月13日 | 1,072.16 | +17.90 | +1.70% |
| 2026年3月6日 | 1,054.26 | +9.69 | +0.93% |
| 2026年2月27日 | 1,044.57 | -43.57 | -4.00% |
| 2026年2月13日 | 1,088.14 | -34.01 | -3.03% |
| 2026年2月6日 | 1,122.15 | -53.44 | -4.55% |
| 2026年1月30日 | 1,175.59 | -33.16 | -2.74% |
| 2026年1月23日 | 1,208.75 | -1.10 | -0.09% |
| 2026年1月16日 | 1,209.85 | +14.96 | +1.25% |
CCFI指数の公表日(発表日)
CCFI指数(中国輸出コンテナ運賃指数)は、中国の上海航運交易所が毎週金曜日に算出・公表しています。以下は、CCFI指数の公表日の一覧です。
2026年の公表日
- 1月: 9日、16日、23日、30日
- 2月: 6日、13日、27日(※2月20日は旧正月のため非公表)
- 3月: 6日、13日、20日、27日
- 4月: 3日、10日、17日、24日、*30日(5月1日は国際労働者の日のため非公表)
- 5月: 8日、15日、22日、29日
- 6月: 5日、12日、*18日(6月19日は端午節のため非公表)、26日
- 7月: 3日、10日、17日、24日、31日
- 8月: 7日、14日、21日、28日
- 9月: 4日、11日、18日、*24日(9月25日は中秋節のため非公表)、30日(*10月2日は国慶節のため非公表)
- 10月: 9日、16日、23日、30日
- 11月: 6日、13日、20日、27日
- 12月: 4日、11日、18日、25日
CCFI指数の解説
CCFI指数とは?
CCFI指数(China Containerized Freight Index)は、上海航運交易所(Shanghai Shipping Exchange)が算出・公表している中国の代表的なコンテナ運賃指数です(受注価格ベース)。中国から世界各地への12のルートの輸送運賃をもとに算出され、中国輸出コンテナ市場の動向を把握する代表的な指標として広く利用されています。
CCFI指数は、総合指数に加え、中国から世界各地へ向かう主要航路ごとの運賃指数も公表されています。そのため、中国輸出全体の動向だけでなく、地域別の運賃推移や物流環境の変化も確認できます。
出発港は大連、天津、青島、上海、南京、寧波、厦門、福廈、深セン、広州のハブ港です。
航路(貿易レーン)は韓国、日本、東南アジア、オーストラリアとニュージーランド、地中海、ヨーロッパ、東西アフリカ、アメリカ(西岸)、アメリカ(東岸)、南アフリカ、南アメリカ、ペルシャ湾です。
SCFI指数がスポット運賃を中心に短期的な市場動向を反映するのに対し、CCFI指数は契約運賃とスポット運賃の両方を反映していることが特徴です。
CCFI指数の特徴
CCFI指数は、中国から世界各地へのコンテナ輸送市場を中長期的な視点で把握するための代表的なコンテナ運賃指数です。契約運賃とスポット運賃の両方を反映していることから、短期的な価格変動に左右されにくく、輸出環境や物流需給の大きな流れを分析する際に適しています。
契約運賃とスポット運賃の両方を反映している
CCFI指数の最大の特徴は、契約運賃とスポット運賃の両方を反映している点です。そのため、一時的な需給変動の影響を受けにくく、中国輸出コンテナ市場の実態に近い運賃水準を把握しやすい特徴があります。
中国輸出の基調変化を把握できる
契約運賃の比率が高いことから、CCFI指数は一時的な価格変動よりも、中国輸出市場の基調変化や物流環境の変化を確認する際に適しています。輸送需要や海運市況の流れが継続的に変化しているのかを把握する際の参考になります。
航路別に輸出動向を分析できる
CCFI指数は総合指数に加え、中国から世界各地へ向かう主要航路ごとの指数も公表されています。そのため、総合指数だけでは分からない地域ごとの輸送環境や運賃動向を比較でき、中国輸出のどの地域向け輸送に変化が起きているのかを分析できます。
中国輸出の物流環境を継続的に確認できる
中国は世界最大級の輸出国であり、その物流動向は世界のサプライチェーンにも大きな影響を与えます。CCFI指数を継続的に確認することで、中国輸出を取り巻く物流環境や海運需給の変化を把握する手掛かりとなります。
CCFI指数は、バルチック海運指数(BDI)に次ぐ世界第2位の貨物指数!
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、UNCTAD(国連貿易開発会議)が発行した海運年報で権威ある統計として引用され、バルチック海運指数(BDI/Baltic Dry Index)に次ぐ世界第2位の影響力のある貨物指数として認知されています。
主要船社の運賃
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、世界の主要な海運24社のコンテナ運賃に基づいて算出されています。海運24社は以下。
CMA-CGM、COSCO Shipping Lines Co., Ltd.、China United Lines Ltd.、EVERGREEN MARINE CORP. (TAIWAN) LTD.、Hapag-Lloyd、Hyundai Merchant Marine、Heung-A、KMTC、Maersk、MSC、ONE、OOCL、PIL、RCL、Shanghai Hai Hua Shipping、Shanghai Jin Jiang Shipping、Sinotrans Container Lines、SITC Container Lines、SM Line(Shanghai)Co.,Ltd.、Yang Ming Marine Transport Corp、Wan Hai Lines Ltd.、TS LINES LIMITED、ZIM Integrated Shipping Services (China) Co., LTD.
CCFI指数の見方
CCFI指数は、中国輸出コンテナ市場の大きな流れを把握するための指標です。総合指数だけでなく航路別指数やSCFI指数もあわせて確認することで、中国輸出や海運市況の変化をより詳しく分析できます。当ページでは、次の順番で確認することをおすすめします。
①現在の運賃水準を確認する
まずは、CCFI指数が過去と比較して高水準なのか、平均的な水準なのか、それとも低水準なのかを確認します。現在の運賃水準を把握することで、中国輸出コンテナ市場が過熱しているのか、それとも落ち着いているのかを大まかに判断できます。
②全体のトレンドを確認する
次に、チャートで運賃の推移を確認します。一時的な値動きではなく、運賃が継続的に上昇しているのか、下落しているのかといった全体の流れを把握することが重要です。
③航路別チャートで地域ごとの違いを確認する
総合指数だけでは分からない場合は、主要航路ごとのチャートを確認します。特定の航路だけ運賃が変化している場合は、その地域で輸送需要や物流環境に変化が生じている可能性があります。航路別に比較することで、中国輸出のどの地域向け輸送で変化が起きているのかを分析できます。
④シーズナルチャートで季節性を確認する
シーズナルチャートでは、CCFI指数が年間を通じてどの時期に上昇・下落しやすいのかを確認できます。中国輸出には季節性があるため、現在の値動きが例年どおりなのか、それとも通常とは異なる動きなのかを判断する際に役立ちます。
⑤月間騰落率を確認する
月間騰落率では、各月の上昇率・下落率を比較できます。どの月に運賃が動きやすいのかを確認することで、中国輸出コンテナ市場の年間の値動きや変動の大きさを分析できます。
⑥SCFI指数と比較する
CCFI指数は契約運賃とスポット運賃の両方を反映するのに対し、SCFI指数はスポット運賃を中心に算出されています。そのため、両指数を比較することで、短期的な需給変化と継続的な運賃動向の違いを把握しやすくなります。
CCFI指数を見る際のポイント
CCFI指数は、「現在の水準」「全体のトレンド」「航路別の運賃動向」「SCFI指数との違い」の4つを順番に確認することで、中国輸出コンテナ市場の変化をより立体的に分析できます。
CCFI指数から何が分かる?
CCFI指数は、中国から世界各地へのコンテナ運賃の動向を示すだけではなく、中国輸出の変化や物流需給、海運市場を分析する際の重要な指標です。契約運賃とスポット運賃の両方を反映していることから、一時的な価格変動に左右されにくく、中国輸出市場の基調変化を把握するのに適しています。
中国輸出の方向性
中国は世界最大級の輸出国であり、その物流動向は世界のサプライチェーンへ大きな影響を与えます。CCFI指数を継続的に確認することで、中国輸出が拡大しているのか、それとも鈍化しているのかを分析する手掛かりとなります。
海運需給の変化
コンテナ運賃は貨物量だけでなく、船腹供給や港湾混雑、コンテナ不足などの影響も受けます。CCFI指数の推移を確認することで、中国輸出を取り巻く海運需給の変化を把握することができます。
世界の物流環境
中国発のコンテナ輸送は世界の物流ネットワークを支える重要な役割を担っています。そのため、CCFI指数の変化は、中国だけでなく世界の物流環境やサプライチェーンの変化を考える際の参考になります。
季節性や月別の変動傾向
シーズナルチャートや月間騰落率を確認することで、CCFI指数が例年どの時期に動きやすいのか、現在の値動きが過去の傾向と比べて強いのか弱いのかを分析できます。総合指数や航路別指数とあわせて確認することで、中国輸出コンテナ市場の季節性や月別の変動傾向を把握できます。
海運会社の事業環境
コンテナ運賃は海運会社の収益に影響を与える重要な要素の一つです。CCFI指数を継続的に確認することで、日本郵船・商船三井・川崎汽船など海運会社を取り巻く事業環境の変化を読み取る指標になります。
世界貿易の基調変化
CCFI指数は短期的な価格変動よりも、継続的な物流環境の変化を反映しやすい特徴があります。そのため、世界貿易や中国輸出の基調変化を分析する際にも有用です。
CCFI指数が上昇するとどうなる?
CCFI指数の上昇は、中国から世界各地へのコンテナ運賃が上昇していることを意味します。コンテナ運賃の変化は、中国の輸出企業だけでなく、世界の物流市場や海運業界、企業の調達コストにも影響を及ぼす可能性があります。
中国輸出企業の物流コストが上昇する
コンテナ運賃が上昇すると、中国から製品を輸出する企業の輸送コストは増加します。物流費の上昇は企業収益や価格戦略にも影響を与えることがあり、世界各国へ輸出される製品価格へ波及する可能性があります。
海運会社の収益改善につながる場合がある
コンテナ運賃の上昇は、コンテナ輸送事業を展開する海運会社の収益改善につながる場合があります。そのため、日本郵船・商船三井・川崎汽船など海運株では、運賃上昇が業績や株価の追い風として意識されることがあります。ただし、燃料費や為替、輸送契約の内容なども収益へ影響するため、運賃だけで業績を判断することはできません。
世界の物流コストへ影響する可能性がある
中国は世界最大級の輸出国であり、中国発のコンテナ輸送は世界の物流を支えています。そのため、CCFI指数の上昇が続くと、世界の物流コストや企業の調達コストへ影響が広がる場合があります。
インフレ圧力につながる場合がある
物流コストの上昇は、輸入物価や製品価格へ転嫁されることがあります。その結果、コンテナ運賃の上昇が長期化すると、世界的なインフレ圧力の一因となる可能性があります。
上昇の背景を確認することが重要
CCFI指数が上昇していても、その背景は需要の増加だけとは限りません。港湾混雑やコンテナ不足、船腹供給の変化、地政学リスクなど、さまざまな要因によって運賃は変動します。指数の上昇だけで判断するのではなく、その背景もあわせて確認することが重要です。
CCFI指数はどんな人におすすめ?
CCFI指数は、中国から世界各地へのコンテナ輸送市場を分析したい方に適したコンテナ運賃指数です。特に次のような方におすすめします。
中国輸出の動向を分析したい方
CCFI指数は、中国から世界各地への輸送運賃をもとに算出されるため、中国輸出を取り巻く物流環境や海運需給の変化を継続的に確認したい方に適しています。
中国輸出市場の基調変化を把握したい方
契約運賃とスポット運賃の両方を反映しているため、一時的な価格変動だけでは見えにくい市場全体の流れを把握したい方に適しています。
海運株を分析したい投資家
CCFI指数は、日本郵船・商船三井・川崎汽船など海運会社を分析する際の参考指標の一つです。中国輸出市場の変化と海運株の動きを比較することで、事業環境の変化を考察する材料になります。
世界の物流や貿易動向を継続的に確認したい方
中国は世界最大級の輸出国であり、その物流動向は世界のサプライチェーンへ大きな影響を与えます。CCFI指数は、中国を起点とした物流環境や世界貿易の変化を継続的に確認したい方にも適した指標です。
CCFI指数を見るときの注意点
CCFI指数は、中国輸出コンテナ市場の動向を把握するうえで有用な指標ですが、分析する際には次の点に注意することが重要です。
市場急変を捉えるには適さない場合がある
CCFI指数は契約運賃とスポット運賃の両方を反映しているため、急激な運賃変動は指数へ反映されるまで時間がかかることがあります。港湾混雑や地政学リスクなどによる短期的な市場変化を確認する場合は、SCFI指数やFBX指数などもあわせて確認すると分析の精度が高まります。
中国発の輸送を対象としている
CCFI指数は、中国から世界各地へのコンテナ輸送を対象とした指数です。そのため、欧米発着や域内輸送など、中国以外を起点とする輸送市場の動向は十分に反映されません。世界全体のコンテナ市場を分析する場合は、WCI指数などもあわせて確認することが重要です。
コンテナ輸送以外の海運市場は反映しない
CCFI指数はコンテナ輸送を対象とした指標であり、ドライバルク船、タンカー、LNG船などの運賃は反映されません。海運市場全体を分析する場合は、バルチック海運指数(BDI)などの関連指標もあわせて確認する必要があります。
中国経済を判断する唯一の指標ではない
CCFI指数は中国輸出や物流環境を分析する際の指標ですが、中国経済そのものを示す指標ではありません。中国の景気動向を分析する際は、輸出入統計や製造業PMI、貿易統計などの経済指標も組み合わせて確認することで、より多角的な分析につながります。
- 当ページは、CCFI指数(中国輸出コンテナ運賃指数の推移(チャートと時系列)と解説を掲載したページです。
- Source:Shanghai Shipping Exchange
- CCFI(China Containerized Freight Index) historical data&chart





