
SCFI指数(Shanghai Containerized Freight Index)の最新データを更新しています。
SCFI指数は、中国から世界各地へのスポットコンテナ運賃をもとに算出される代表的なコンテナ運賃指数です。指数チャートに加え、シーズナルチャートや月間騰落率も掲載しており、中国輸出や世界の物流需給、海運市況の短期的な変化を把握できます。
最新データと現状評価
2026年8月14日時点のSCFI指数(上海輸出コンテナ運賃指数)は3,355.24です。 長期平均との比較では、現在のSCFI指数は非常に高い水準にあります。 前回値からは79.10ポイント上昇となりました。 SCFI指数は、中国・上海発のスポットコンテナ運賃の動向を示す代表的な指標であり、長期平均や標準偏差との位置関係を見ることで、現在の上海発コンテナ運賃が過去と比べて高いのか低いのかを確認できます。

AIによるSCFI指数の重要度評価
SCFI(Shanghai Containerized Freight Index)は、上海発のスポット運賃を対象としており、世界のコンテナ市況を最も早く反映する指標の一つ。コンテナ市況の短期的な変化を把握する上では世界トップクラスの重要指標。海運会社、荷主、金融市場でも広く利用されている。スポット運賃が中心であるため、コンテナ市況変化への反応が非常に速いです。日本郵船・商船三井・川崎汽船などのコンテナ事業の利益動向を見る際には有用。
一方、スポット市場に偏る指数で、長期契約はほとんど反映されないため、実際の海運会社の収益とはタイムラグや乖離が生じることがあます。世界のコンテナ物流全体ではなく、上海からの輸出運賃が中心で、欧州発や米国発など他地域の動向は直接反映しません。地政学リスクの影響を受けやすく、景気とは無関係に急騰・急落することがあります。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(SCFI指数)
SCFI指数の推移を示したチャートです。上海港から世界各地へ向かうスポットコンテナ運賃の変化を確認できるほか、日本海運業指数、日本郵船、商船三井、川崎汽船との比較チャートにより、上海発のコンテナ市況と日本の海運株の動きを比較できます。
- チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
- チャートに表示している平均値と標準偏差(±1σ・±2σ)は、SCFI指数の過去データをもとに算出しています。現在値が過去の平均的な範囲にあるのか、それとも歴史的に高い・低い水準にあるのかを判断する目安としてご覧ください。
SCFI指数のシーズナルチャート(季節性サイクル)と月間騰落率
SCFI指数のシーズナルチャート(季節性サイクル)と月間騰落率を掲載しています。年間を通じてSCFI指数が上昇・下落しやすい時期や、各月の騰落率と値動きの強さを確認できます。現在の上海発コンテナ運賃の動きが過去の季節性に沿っているのか、それとも例年とは異なる動きなのかを分析する際に役立ちます。
- SCFI指数のシーズナルチャートは、公表されているすべてのデータから算出した平均的な値動きです。
- シーズナルチャートは、前年末の最終営業日のSCFI指数を指数値100として算出。
- 月間騰落率はその月に「平均的にどれだけ上昇したか or 下落したか」を表しています。
- シーズナルチャートと月間騰落率の詳しい解説は、以下のページに掲載しています。

関連指標
コンテナ運賃指数は、それぞれ対象や算出方法、反映する運賃が異なります。コンテナ運賃市場をより多角的に分析するには、コンテナ運賃指数の総合ページや、FBX指数・WCI指数・CCFI指数もあわせてご覧ください。
[速報] SCFI指数の時系列データ(historical data)
| 日付 | SCFI指数 | 前日比 | 前日比% |
|---|---|---|---|
| 2026年8月14日 | 3,355.24 | +79.10 | +2.41% |
| 2026年8月7日 | 3,276.14 | +70.17 | +2.19% |
| 2026年7月31日 | 3,205.97 | +143.02 | +4.67% |
| 2026年7月24日 | 3,062.95 | -17.36 | -0.56% |
| 2026年7月17日 | 3,080.31 | -104.51 | -3.28% |
| 2026年7月10日 | 3,184.82 | -142.05 | -4.27% |
| 2026年7月3日 | 3,326.87 | +87.23 | +2.69% |
| 2026年6月26日 | 3,239.64 | +117.95 | +3.78% |
| 2026年6月18日 | 3,121.69 | +136.47 | +4.57% |
| 2026年6月12日 | 2,985.22 | +258.74 | +9.49% |
| 2026年6月5日 | 2,726.48 | +154.75 | +6.02% |
| 2026年5月29日 | 2,571.73 | +353.58 | +15.94% |
| 2026年5月22日 | 2,218.15 | +77.49 | +3.62% |
| 2026年5月15日 | 2,140.66 | +186.45 | +9.54% |
| 2026年5月8日 | 1,954.21 | +42.81 | +2.24% |
| 2026年4月30日 | 1,911.40 | +36.14 | +1.93% |
| 2026年4月24日 | 1,875.26 | -11.28 | -0.60% |
| 2026年4月17日 | 1,886.54 | -4.23 | -0.22% |
| 2026年4月10日 | 1,890.77 | +35.81 | +1.93% |
| 2026年4月3日 | 1,854.96 | +28.19 | +1.54% |
| 2026年3月27日 | 1,826.77 | +119.82 | +7.02% |
| 2026年3月20日 | 1,706.95 | -3.40 | -0.20% |
| 2026年3月13日 | 1,710.35 | +221.16 | +14.85% |
| 2026年3月6日 | 1,489.19 | +156.08 | +11.71% |
| 2026年2月27日 | 1,333.11 | +81.65 | +6.52% |
| 2026年2月13日 | 1,251.46 | -15.10 | -1.19% |
| 2026年2月6日 | 1,266.56 | -50.19 | -3.81% |
| 2026年1月30日 | 1,316.75 | -141.11 | -9.68% |
| 2026年1月23日 | 1,457.86 | -116.26 | -7.39% |
| 2026年1月16日 | 1,574.12 | -73.27 | -4.45% |
SCFI指数の公表日(発表日)
SCFI指数(上海輸出コンテナ運賃指数は、中国の上海航運交易所が毎週金曜日に算出・公表しています。以下は、SCFI指数の公表日の一覧です。
2026年の公表日
- 1月: 9日、16日、23日、30日
- 2月: 6日、13日、27日(※2月20日は旧正月のため非公表)
- 3月: 6日、13日、20日、27日
- 4月: 3日、10日、17日、24日、*30日(5月1日は国際労働者の日のため非公表)
- 5月: 8日、15日、22日、29日
- 6月: 5日、12日、*18日(6月19日は端午節のため非公表)、26日
- 7月: 3日、10日、17日、24日、31日
- 8月: 7日、14日、21日、28日
- 9月: 4日、11日、18日、*24日(9月25日は中秋節のため非公表)、30日(*10月2日は国慶節のため非公表)
- 10月: 9日、16日、23日、30日
- 11月: 6日、13日、20日、27日
- 12月: 4日、11日、18日、25日
SCFI指数の解説
SCFI指数とは?
SCFI指数(Shanghai Containerized Freight Index)は、上海航運交易所(Shanghai Shipping Exchange)が算出・公表している中国の代表的なコンテナ運賃指数です。世界最大級のコンテナ港である上海港から世界各地へ向かう主要航路のスポット運賃をもとに算出され、上海発のコンテナ輸送市場の短期的な動向を把握する代表的な指標として広く利用されています。スポット市場における各航路の運賃と関連する海上輸送サーチャージが反映されている指数で、一般的な荷主によるスポット市場でのスペースブックの平均最終価格が反映されており、荷主の企業の特殊性やコンテナの量の影響を受けない特徴があります。各航路の運賃は各航路の全運賃の算術平均で、複合指数は全航路の加重平均となっています。
SCFI指数は、上海からヨーロッパ、地中海、米国西海岸、米国東海岸、ペルシャ湾、オーストラリア/ニュージーランド、西アフリカ、南アフリカ、南米、西日本、東日本、東南アジア、韓国のスポット運賃をもとに構成されています。荷主と海運会社の間で新たに成立するスポット運賃を反映するため、輸送需要や船腹供給、港湾混雑などによる市場環境の変化が比較的早く指数へ表れます。
CCFI指数が契約運賃とスポット運賃の両方を反映するのに対し、SCFI指数はスポット運賃を中心に算出されている点が特徴です。そのため、上海港を起点としたコンテナ輸送市場の足元の需給や運賃変動を確認する代表的な指標として利用されています。
SCFI指数の活用ポイント
SCFI指数は、単に現在のコンテナ運賃を確認するための指数ではありません。スポット運賃を反映する特性を生かし、コンテナ市況や物流需給の変化をいち早く把握するための分析ツールとして活用されています。
市場の変化を早期に把握しやすい
SCFI指数はスポット運賃をもとに算出されるため、輸送需要の変化や港湾混雑、地政学リスクなどが比較的早く反映されます。コンテナ市況の転換点や市場環境の変化を確認する際の参考指標として利用されています。
CCFI指数と組み合わせることで分析の精度が高まる
SCFI指数は足元の市場動向を把握するのに適している一方、CCFI指数は契約運賃も反映するため、市場全体の基調を確認するのに適しています。両指数を比較することで、一時的な需給変動なのか、それとも継続的な市場変化なのかを判断しやすくなります。
他のコンテナ運賃指数との役割の違いを理解する
FBX指数はリアルタイム性、WCI指数は世界全体のベンチマーク、CCFI指数は中国輸出市場の基調把握に強みがあります。一方、SCFI指数は上海発のスポット運賃に着目することで、短期的なコンテナ市況を分析する際に力を発揮します。それぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けることで、世界の物流市場をより多角的に分析できます。
SCFI指数の見方
SCFI指数は、現在の運賃水準だけで判断する指標ではありません。当ページでは、指数チャート、シーズナルチャート、月間騰落率を組み合わせることで、市場の現状だけでなく「例年との違い」や「変化の強さ」まで確認できます。分析する際は、次の順番で確認することをおすすめします。
①現在の運賃水準を確認する
まずは、SCFI指数が過去と比較して高水準なのか、平均的な水準なのか、それとも低水準なのかを確認します。現在の運賃水準を把握することで、市場が過熱しているのか、それとも落ち着いているのかを大まかに判断できます。
②トレンドを確認する
次に、指数チャートで上昇基調なのか、下落基調なのかを確認します。一時的な値動きではなく、相場全体の方向性を把握することが重要です。
③シーズナルチャートで例年との違いを確認する
シーズナルチャートでは、現在の値動きが例年どおりなのか、それとも通常とは異なる動きなのかを確認できます。季節要因による変動なのか、市場環境の変化なのかを判断する際の参考になります。
④月間騰落率で値動きの特徴を確認する
月間騰落率では、どの月に運賃が動きやすいのか、また上昇・下落の勢いがどの程度なのかを確認できます。年間を通じた値動きのクセや変動の大きさを把握するのに役立ちます。
⑤他のコンテナ運賃指数と比較する
最後に、CCFI指数、FBX指数、WCI指数と比較します。同じ方向へ動いているのか、それともSCFI指数だけが先行して動いているのかを確認することで、市場全体の変化なのか、一時的な需給変動なのかを判断しやすくなります。
SCFI指数を見る際のポイント
SCFI指数は、現在の水準だけでなく、「トレンド」「季節性」「値動きの特徴」「他のコンテナ運賃指数との違い」を組み合わせて確認することで、コンテナ市況をより立体的に分析できます。
SCFI指数から何が分かる?
SCFI指数は、上海発のスポットコンテナ運賃を通じて、世界の物流市場で何が起きているのかを読み解くための指標です。指数そのものよりも、「なぜ動いたのか」「他の指標と比べてどう動いたのか」を確認することで、市場の変化をより深く分析できます。
上海発の物流需給の変化
SCFI指数の上昇は輸送需要の増加や船腹不足を、下落は物流需要の減少や供給余力の拡大を示唆する場合があります。コンテナ輸送市場の需給バランスを確認する際の参考となります。
サプライチェーンの異変
港湾混雑、ストライキ、紅海情勢、運河の通航制限など物流網に影響を与える出来事が発生すると、その影響がスポット運賃へ反映されることがあります。SCFI指数は、世界のサプライチェーンに生じた変化を早期に察知する手掛かりとなります。
海運会社の事業環境
コンテナ運賃は海運会社の収益を左右する要因の一つです。SCFI指数を継続的に確認することで、日本郵船・商船三井・川崎汽船など海運会社の収益環境や市場の期待を分析する材料になります。
世界経済やインフレへの影響
コンテナ運賃の変動は企業の物流コストや輸入物価へ影響を及ぼすことがあります。そのため、SCFI指数は世界経済やインフレ動向を分析する際の参考指標としても利用されています。
市場の転換点
SCFI指数はスポット運賃を反映するため、市場環境の変化が比較的早く指数へ表れる傾向があります。他のコンテナ運賃指数と比較することで、短期的な需給変化なのか、それとも市場全体のトレンドが変化し始めているのかを判断する材料となります。
SCFI指数が上昇するとどうなる?
SCFI指数の上昇は、上海港から世界各地へのスポットコンテナ運賃が上昇していることを意味します。運賃上昇の背景によって市場への影響は異なりますが、物流コストや企業業績、物価など幅広い分野へ波及する可能性があります。
物流コストが上昇する
コンテナ運賃が上昇すると、中国から製品を輸出する企業の輸送コストも増加します。物流費の上昇は企業収益や価格戦略へ影響を与え、輸出製品の価格へ波及する場合があります。
海運会社の収益改善につながる場合がある
コンテナ運賃の上昇は、コンテナ輸送事業を展開する海運会社の収益改善要因となる場合があります。そのため、日本郵船・商船三井・川崎汽船などの海運株では、運賃上昇が業績や株価の追い風として意識されることがあります。
企業の調達コストや物価へ波及する可能性がある
上海港は世界最大級のコンテナ港であり、多くの国際物流の起点となっています。物流コストの上昇が長期化すると、企業はその負担を製品価格へ転嫁する場合があります。その結果、輸入物価や消費者物価(CPI)の上昇要因となり、インフレ圧力につながる可能性があります。
上昇した背景を確認することが重要
SCFI指数が上昇していても、その背景は必ずしも景気回復とは限りません。輸送需要の増加だけでなく、港湾混雑や地政学リスク、船腹不足など供給面の要因によっても運賃は上昇します。そのため、「上昇したかどうか」だけではなく、「なぜ上昇したのか」を確認することが重要です。
SCFI指数はどんな人におすすめ?
SCFI指数は、上海発のスポットコンテナ運賃を通じて、市場の変化をできるだけ早く把握したい方に適したコンテナ運賃指数です。特に次のような目的を持つ方におすすめします。
コンテナ市況の変化をいち早く把握したい方
スポット運賃を中心に算出されるため、市場環境の変化が比較的早く指数へ反映されます。足元のコンテナ市況や物流需給の変化を確認したい方に適しています。
海運株を分析したい投資家
SCFI指数は、日本郵船・商船三井・川崎汽船など海運会社を分析する際の参考指標の一つです。コンテナ運賃と海運株を比較することで、市場が将来の収益環境をどのように織り込んでいるのかを考察する材料になります。
中国発の物流動向を継続的に確認したい方
上海港は世界最大級のコンテナ港であり、その運賃動向は世界の物流市場へ大きな影響を与えます。中国発の物流需給やサプライチェーンの変化を継続的に追跡したい方にも適しています。
他のコンテナ運賃指数と組み合わせて分析したい方
SCFI指数は単独でも有用ですが、FBX指数、WCI指数、CCFI指数と組み合わせることで、短期・中長期のコンテナ市況をより多角的に分析できます。各指数の特徴を活用することで、市場全体の動きをより深く理解できます。
- 当ページは、SCFI(上海輸出コンテナ運賃指数)の推移(チャートと時系列)と解説を掲載したページです。
- Source:Shanghai Shipping Exchange
- SCFI(Shanghai Containerized Freight Index) historical data&chart





