
FF金利(フェデラルファンド金利)とFRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の最新データを速報で掲載しています。FF金利は銀行間の1日だけの短い期間のお金の貸し借りにつく金利で、米国の金融市場の中心的な金利です。プライムレートなど他の金利に影響を与え、住宅ローンや貯蓄などの長期金利に間接的に影響を及ぼす金利で、FRBがこの金利を誘導しています。
最新データと現状評価
2026年10月9日時点のFF金利誘導目標は3.75%~4.00%で、 レンジの中央値は3.88%です。 直近では2026年9月17日に25bp利上げされました。
最新のFF金利(月次平均)は2026年9月の3.75%で、 前月から12bp上昇。
直近の政策金利変更は利上げで、 FRBは金融引き締め方向に政策金利を変更しました。 直近の政策金利変更から22日が経過しています。

AIによるFF金利の重要度評価
FF金利は米国の金融政策の主要ツールであり、連邦準備制度(FRB)が政策金利として設定する。これにより、経済全体の金利動向を直接的にコントロールするため極めて重要である。FF金利の変更は、借入コスト、企業投資、消費者支出に直結するため、経済全体に即効性のある影響を与える。FF金利は短期金利全般(特に国債や企業のコマーシャルペーパー)の基準として機能し、金融市場に幅広い影響を及ぼす。株式市場や為替市場にも間接的な影響が強く、FF金利の動向は投資家のリスク選好やポートフォリオ構築に大きな影響を及ぼす。 FF金利は短期金利の基準であるだけでなく、長期金利とのスプレッド(イールドカーブの傾斜)にも影響を与える。FF金利が長期金利を上回ると、景気後退のシグナルとして注目される。 FF金利は米ドルの基準金利として国際的にも重要視され、他国の中央銀行や通貨市場にも影響を与える。特に新興国経済やドル建て債務を抱える国々にとっては、FF金利の変動が直接的な経済影響を及ぼす。一方、FF金利は短期金利のみに直接影響を与えるため、長期的な資産運用やインフレリスクのヘッジには直接的な役割を果たしにくい場合がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(FF金利)
FF金利(フェデラル・ファンド金利)の推移を示したチャートです。FF金利は、米国の金融機関が準備預金を翌日物で貸し借りする際の金利で、FRBの金融政策を反映する代表的な短期金利です。FOMC(連邦公開市場委員会)による利上げ・利下げは、長期金利や株価、為替など幅広い金融市場に影響します。こちらのチャートでは、FF金利と長期金利(米国10年国債利回り)を比較できます。FF金利はFRBの政策を直接反映する一方、10年国債利回りは景気・インフレ・将来の金融政策見通しなどを織り込んで動くため、両者を比較することで短期と長期の金利動向や金融政策サイクルを確認できます。また、S&P500との比較では、長期的な値動きを比較しやすくするためS&P500を対数表示しています。対数チャートは同じ値幅ではなく同じ変化率を同程度の大きさで表示するため、株価水準が大きく異なる時代でも比較しやすくなります。FF金利の利上げ・据え置き・利下げ局面と米国株の長期的な推移を比較する際に活用できます。
Chart [EFFR(Effective Federal Funds Rate U.S.)]
- チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
- FRBが公表している月次のFF金利(実効FF金利)は、毎月の平均値です。
- チャートの背景の灰色の期間が米国の景気後退期間です。
- 米国10年国債利回りの推移と解説は、以下のページで掲載しています。

チャート(FRBの誘導目標)
FF金利誘導目標の上限と下限の推移を示したチャートです。FF金利誘導目標は、FOMCが金融政策の方針として設定するFF金利の目標レンジです。こちらのチャートでは、その上限と下限を表示しており、FRBが政策金利をどの水準に設定してきたかを確認できます。FOMCは政策判断に応じて誘導目標レンジを引き上げたり引き下げたりするため、チャートは階段状に推移します。誘導目標レンジの引き上げは「利上げ」で、金融引き締め方向の政策変更を示します。反対に、誘導目標レンジの引き下げは「利下げ」で、金融緩和方向の政策変更を示します。レンジが長期間変わらない場合は、FOMCが政策金利を据え置いている局面です。FF金利誘導目標は米国の金融政策の中心となる指標で、その変更は短期金利だけでなく、長期金利、株価、為替、企業や家計の借入コストなど幅広い金融環境に影響します。このため、上限・下限の水準だけでなく、利上げ局面・据え置き局面・利下げ局面という金融政策サイクルの変化を把握することが、このチャートを見る際のポイントです。
Chart [Federal Funds Target Range(Upper Limit and Lower Limit)-Daily]
[速報] FF金利の時系列(historical data)
- 単位:%
| 日付 | FF金利 |
|---|---|
| 2026年9月 | 3.75 |
| 2026年8月 | 3.63 |
| 2026年7月 | 3.63 |
| 2026年6月 | 3.63 |
| 2026年5月 | 3.63 |
| 2026年4月 | 3.64 |
| 2026年3月 | 3.64 |
| 2026年2月 | 3.64 |
| 2026年1月 | 3.64 |
| 2025年12月 | 3.72 |
| 2025年11月 | 3.88 |
| 2025年10月 | 4.09 |
| 2025年9月 | 4.22 |
| 2025年8月 | 4.33 |
| 2025年7月 | 4.33 |
| 2025年6月 | 4.33 |
| 2025年5月 | 4.33 |
| 2025年4月 | 4.33 |
| 2025年3月 | 4.33 |
| 2025年2月 | 4.33 |
[速報] FRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の時系列データ
- 単位:%
| 日付 | FF金利誘導目標(上限) | FF金利誘導目標(下限) |
|---|---|---|
| 2026年10月9日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月8日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月7日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月6日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月5日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月4日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月3日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月2日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年10月1日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月30日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月29日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月28日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月27日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月26日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月25日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月24日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月23日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月22日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月21日 | 4.00 | 3.75 |
| 2026年9月20日 | 4.00 | 3.75 |
関連指標
実質FF金利
FF金利からインフレ伸び率を差し引いて算出する実質のFF金利の推移と解説は以下のページで掲載しています。PCEコア・コアCPIから算出される両方の実質FF金利の推移を掲載しています。

FRBバランスシート
FF金利とFRBのバランスシートを比較したチャートは、以下のページで掲載しています。

米国の政策金利の見通し
FRBは、FOMC後に政策金利見通し(FOMC参加者らによるFF金利の予想分布)を公表しています。以下のページで掲載しています。

Fedウォッチ
今後のFOMCでFF金利の誘導目標が変更される可能性を確率で示した指標「Fedウォッチ(フェドウォッチ)」は、以下のページで掲載しています。

シャドーレート(影のFF金利)
FRBの”真の金融緩和・金融引き締めの度合い”が測れる「シャドーレート(影のFF金利)」は、以下のページで掲載しています。

SOFR(レポ金利の指標となる金利)
FF金利と同様に、米国の銀行同士のやりとりにつく金利(レポ金利)の指標「SOFR(担保付き翌日物貸出金利)」の解説と推移は以下のページで掲載しています。

SOFRの解説に加え、レポ市場・レポ取引・レポ金利のわかりやすい解説、FF金利との違いも記載しています。
SOFRは通常、FF金利と似た動きをしますが、過去にFF金利と乖離した動きをし、金融市場にショックを与えたことがあります。一度解説を読んで理解を深めてもらって、FF金利と一緒に推移を見てもらうといいと思います。
世界各国の政策金利
世界各国の政策金利は、以下のページで掲載しています。
日米政策金利差
日本と米国の政策金利差の推移は、以下のページで掲載しています。

米国債利回り
米国(アメリカ)の国債利回りの推移は、以下のページで掲載しています(解説付き)。それぞれFF金利との比較チャートや、国債利回りとFF金利の差(スプレッド)の推移も掲載しています。

物価とFF金利
FRBがインフレやデフレをはかる物価指標として重視しているのは「PCEコアデフレーター」です。以下のPCEコアデフレーターのページでは、PCEコアデフレーターとFF金利の比較チャートを掲載していますので、米国の物価とFRBの利上げ・利下げのこれまでの推移がわかります。

FF金利の解説
FF金利とは?
FF金利(英語:Federal Funds rate|フェデラルファンドレート)とは、「FFレート」とも呼ばれる、連邦準備銀行で基準を上回る支払準備金を保有している銀行(預金取扱機関)が、借入が必要な銀行に無担保で資金を貸し出す際につく翌日物の金利です。
銀行(預金取扱機関)が支払準備金に余剰残高がある場合、借入を必要としている他の銀行に資金を貸し出しますが、それは概ね1日だけの短い期間の貸し借りになります。この一晩で相互に取引する際につく金利がFF金利です。
FF金利をわかりやすく簡単に解説
民間の銀行は普段あまりお金を思っていません。お金を金庫に持っていてもお金は増えませんので、民間の銀行はお金を貸し出して運用しています。ただ、大口の出金があった場合などはお金がないので、他の銀行にお金を貸してもらっています。銀行同士は信用がありますし、概ね1日だけの短い期間の貸し借りになりますので、無担保で構わない、ただし金利はつく、その際の金利がFF金利です。
実効FF金利とは?
FF金利のレートはどのように決定される?
銀行同士のお金の貸し借りにつく金利は、2つの銀行間で決定されます。これを「実効FF金利(実効フェデラルファンド金利)」といいます。FF金利は通常この実効FF金利を見ますので、当ページではその推移を掲載しています。
FRBの影響を受ける実効FF金利(FF金利の誘導目標とは?)
実効FF金利は基本的には銀行間で決定、つまり市場で決定されますが、公開市場操作(オペレーション)を通じて米国の金融政策を担うFRB(連邦準備制度理事会)がここに介入しますので、その影響を受けます。よって、実効FF金利はFRBが設定するFF金利の誘導目標に近づきます。FRBはFF金利の誘導目標を決定するために年8回、FOMC(連邦公開市場委員会)を開催しており、FRBはここで決定される誘導目標に近づけるために国債の売買によって実効FF金利を誘導しています。
FRBは、米国の経済状況を勘案して実効FF金利の誘導目標を決定しています。価格と賃金の傾向、雇用、個人消費と所得、事業投資、外国為替市場など、豊富な経済データを考慮して決定されています。インフレが過度である場合、FRBは経済活動を和らげるためにより高いFF金利の誘導目標を設定しやすくなりますし、反対の場合はより大きな経済活動に拍車をかけるために、低いFF金利の誘導目標を設定しやすくなります。
FF金利は金融市場の中心的な金利!
FF金利は米国の金融市場の中心的な金利で、銀行が顧客に高い信用格付けを請求するレートであるプライムレート(優良企業に対して資金を貸し出す際に適用する最優遇貸出金利)などの他の金利に影響を与えます。さらに、住宅ローンや貯蓄などの長期金利に間接的に影響を及ぼす金利でもあります。
FF金利は、FRBが金融政策において短期金融市場を操作する目的で調整する米国の政策金利です。
FRBの利上げで景気後退入り?
FRBが利上げを行うと景気後退するのか?
以下の掲載しているFF金利のチャートを見てもらえれば、FRBが利上げ(FF金利の引き上げ)を行うと、期間を空けて米国は景気後退入りしているのが一目瞭然です。金融引き締めで景気後退入りという図式は過去の傾向から見て取れます。
- 当ページは、FF金利とFRBのFF金利の誘導目標の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「フェデラル・ファンドレート(FFレート)とは」 - Source:Board of Governors of the Federal Reserve System,Federal Reserve Bank of New York
- FRB及びFRBの実務を担うニューヨーク連銀が公表している実効FF金利とFF金利の誘導目標を掲載しています。
- 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は改定値を上書きして掲載しています。
- EFFR(Effective Federal Funds Rate us) historical data&chart
- Federal Funds Target Range(Upper Limit and Lower Limit) historical data&chart





