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PER(ナスダック100・S&P500・ラッセル2000)

ナスダック100・S&P500・ラッセル2000のPER(株価収益率)の最新データを速報で掲載しています。実績PERと予想PERの両方を掲載しており、それぞれ米国10年国債利回り(長期金利)と実質金利の比較チャートを掲載しているため、金利の動きと比較してご覧いただくこともできます。

per(ナスダック・s&p500・ラッセル)

AIによるナスダック100・S&P500・ラッセル2000のPERの重要度評価

4.2

ナスダック100はハイテク企業で構成されており、成長株の比率が高いため、PERは企業の成長性を評価する際の基礎的な指標。成長企業においては高PERが許容される場合が多いが、過剰評価リスクの判断においても重要。ただし、急成長セクターではPERが過小・過大評価されやすく、他の指標との併用が望ましい。
S&P500は広範なセクターをカバーしており、米国株式市場全体のバリュエーションを見る上でPERは重要な指標。信頼性が高く、景気サイクルや投資家心理を反映する指標としても有効。ただし、過去との比較やセクターごとの分析も必要で、PER単独での判断には限界がある。
ラッセル2000は小型株中心の指数であり、成長余地がある企業が多い一方、利益が安定しない企業も多いため、PERの解釈が難しい場合がある。赤字企業が指数に含まれる場合、PERが極端に高くなるか算出不能となり、指標としての実用性が低下する可能性がある。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

  1. AIによるナスダック100・S&P500・ラッセル2000のPERの重要度評価
  2. チャート(ナスダック100のPER)
    1. [週次] ナスダック100の実績PERのチャート
    2. [週次] ナスダック100の予想PERのチャート
    3. [週次] ナスダック100の予想PERと米国10年国債利回り(長期金利)のチャート
    4. [週次] ナスダック100の予想PERと実質金利のチャート
  3. チャート(S&P500のPER)
    1. [週次] S&P500の実績PERのチャート
    2. [週次] S&P500の予想PERのチャート
    3. [週次] S&P500の予想PERと米国10年国債利回り(長期金利)のチャート
    4. [週次] S&P500の予想PERと実質金利のチャート
  4. チャート(ラッセル2000のPER)
    1. [週次] ラッセル2000の実績PERのチャート
    2. [週次] ラッセル2000の予想PERのチャート
    3. [週次] ラッセル2000の予想PERと米国10年国債利回り(長期金利)のチャート
    4. [週次] ラッセル2000の予想PERと実質金利のチャート
  5. ナスダック100とS&P500とラッセル2000のEPSと配当利回りと株式益利回り推移はこちら
  6. NYダウとダウ輸送株平均とダウ公共株15種平均のPERの推移はこちら
  7. [速報] 現在のナスダック100・S&P500・ラッセル2000の予想PER
  8. [最新データ] ナスダック100・S&P500・ラッセル2000のPERの時系列(historical data)
  9. S&P500のPERの過去平均とレンジ・水準の目安
  10. 実質金利とPERの関係
    1. 実質金利とPERの過去の傾向
    2. なぜ実質金利が上昇するとPERが下がる?その理由
    3. 金融緩和的か?金融引き締め的か?を見る
    4. 実質金利はプラス圏か?マイナス圏か?PERの水準が変わる
    5. 実質金利のピッチに注目!実質金利急上昇で株価は大幅下落も
  11. ナスダックは成長性も織り込まれているので、お金の量も注目する
  12. グロース株が優位か?バリュー株が優位か?相対株価と実質金利の推移を見てみよう!
  13. S&P500のPBR・売上高・営業利益率・当期純利益、ROE(自己資本利益率)はこちら

チャート(ナスダック100のPER)

NASDAQ100(ナスダック100指数)の実績PERと予想PERは、ナスダック100との比較チャートにしています。

[週次] ナスダック100の実績PERのチャート

ナスダックの実績perのチャート

[週次] ナスダック100の予想PERのチャート

ナスダックのper(株価収益率)のチャート

[週次] ナスダック100の予想PERと米国10年国債利回り(長期金利)のチャート

ナスダック100のperと米国10年国債利回り(長期金利)のチャート

[週次] ナスダック100の予想PERと実質金利のチャート

ナスダックのperと実質金利のチャート
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  • チャートの背景が薄緑色の期間は実質金利がマイナスの期間です(白色の期間は実質金利がプラスの期間)。
  • 実質金利のゼロラインに黒色の点線を引いています。
  • Chart [Price Earning Ratio(P/E ratio TRAILING):NASDAQ100 Index-Weekly]
  • Chart [Price Earning Ratio(P/E ratio PROJECTED):NASDAQ100 Index-Weekly]
  • Chart [PER(PROJECTED):NASDAQ100 Index,10year-Treasury Constant Maturity-Weekly]
  • Chart [PER(PROJECTED):NASDAQ100 Index,US real interest rate-Weekly]

米国10年国債利回りの推移と詳しい解説は、以下のページで掲載しています。

実質金利の詳しい解説等は、以下の実質金利(米国)のページで掲載しています。

チャート(S&P500のPER)

S&P500の実績PERと予想PERは、S&P500との比較チャートにしています。

[週次] S&P500の実績PERのチャート

s&p500の実績perのチャート

[週次] S&P500の予想PERのチャート

s&p500のper(株価収益率)のチャート

[週次] S&P500の予想PERと米国10年国債利回り(長期金利)のチャート

s&p500のperと長期金利(米国10年国債利回り)のチャート

[週次] S&P500の予想PERと実質金利のチャート

sp500のperと米国の実質金利のチャート
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チャート(ラッセル2000のPER)

ラッセル2000の実績PERと予想PERは、ラッセル2000との比較チャートにしています。

[週次] ラッセル2000の実績PERのチャート

ラッセル2000の実績perのチャート

[週次] ラッセル2000の予想PERのチャート

ラッセル2000のper(株価収益率)のチャート

[週次] ラッセル2000の予想PERと米国10年国債利回り(長期金利)のチャート

ラッセル2000のperと長期金利(米国10年国債利回り)のチャート

[週次] ラッセル2000の予想PERと実質金利のチャート

ラッセル2000のperと実質金利のチャート
  • チャートの背景が薄緑色の期間は実質金利がマイナスの期間です(白色の期間は実質金利がプラスの期間)。
  • 実質金利のゼロラインに黒色の点線を引いています。
  • Chart [Price Earning Ratio(P/E ratio TRAILING):Russell2000 Index-Weekly]
  • Chart [Price Earning Ratio(P/E ratio PROJECTED):Russell2000 Index-Weekly]
  • Chart [PER(PROJECTED):Russell2000 Index,10year-Treasury Constant Maturity-Weekly]
  • Chart [PER(PROJECTED):Russell2000 Index,US real interest rate-Weekly]

ナスダック100とS&P500とラッセル2000のEPSと配当利回りと株式益利回り推移はこちら

ナスダック100指数とS&P500(S&P500種株価指数)とラッセル2000指数のEPS(1株あたり利益)・配当利回り・株式益利回りの推移は、以下のページで掲載しています。

NYダウとダウ輸送株平均とダウ公共株15種平均のPERの推移はこちら

NYダウ・ダウ輸送株平均・ダウ公共株15種平均のPERの推移は、以下のページで掲載しています。

  • 予想PERとは?実質PERとは?その違いの解説
  • PERがマイナスの場合の解説
  • n.a.とは(解説)
  • PERで異常値が出ている場合の解説
  • 営業利益ベースのPERとは?純利益ベースのPERとの違いをわかりやすく解説

それぞれの解説も掲載しています。

[速報] 現在のナスダック100・S&P500・ラッセル2000の予想PER

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[最新データ] ナスダック100・S&P500・ラッセル2000のPERの時系列(historical data)

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S&P500のPERの過去平均とレンジ・水準の目安

過去1990年からの傾向は、S&P500種株価指数(S&P500)PER(株価収益率)の大きなレンジは約11倍から25倍程度です。上限は2000年前後と2020年に25倍を超えることもありましたが30倍には達しておらず、大局ではその水準が上限となりやすそうです。下限は1990年代と2010年前後で10倍に達することなく反発しています。

1990年から2020年のS&P500のPERの平均は16-17倍程度です。ゆえに、大局のレンジは「11-25倍」、平均は「16-17倍」程度で見るのが過去の推移からの傾向ですが、中央銀行金融政策によるカネ余り等で極端なPERも許容される可能性もありますので、あくまで目安として見ておいた方がいいでしょう。

実質金利とPERの関係

実質金利の詳しい解説等は、上記で紹介している実質金利(米国)のリンク先のページと、株式益利回り(ナスダック100・S&P500・ラッセル2000)のリンク先のページでわかりやすく記載しています。

ここでは、米国の実質金利(10年)と予想PER(以下「PER」と記載)の関係について記載します。

実質金利とPERの過去の傾向

当ページのPERと実質金利のチャートを見てもらえれば、PERと実質金利は逆相関の傾向が鮮明であることがわかると思います。実質金利が上昇すればPERは低下、実質金利が低下すればPERが上昇する傾向が顕著です。また、実質金利が上昇するほどPERは低水準であり、実質金利がマイナスであればPERが高水準でも許容される傾向があるのも顕著です。

なぜ実質金利が上昇するとPERが下がる?その理由

実質金利が上昇すればPERが低下する傾向が顕著、つまり実質金利の上昇は株価下落要因となるのですが、なぜ実質金利が上昇すれば株価が下落するのでしょうか?

実質金利が上昇すれば割引率(将来の利益を現在価値に割り引く際の率・資本還元率資本コストWACC)が上昇しますので、株価が下落するのは当然の状態です。実質金利が上昇すれば投資家のリスク許容度が下がりますので、PERの水準が切り下がるのも通常の状態です。逆に、実質金利が低下・マイナスであれば消費や投資が刺激され、投資家のリスク許容度が上がりますので、PERの水準が切り上がりやすくなります。

金融緩和的か?金融引き締め的か?を見る

実質金利を見れば金融緩和的か金融引き締め的かがわかりますので、実質金利の見方とPERの関係を簡単にまとめておくと、

  • 実質金利がマイナスであれば緩和的状況で、経済が刺激されて投資家のリスク許容度が上がり、割引率が低下して株価の理論価値が上がってPERは上昇、あるいは高水準のPERが許容される状況です。
  • 実質金利がプラスであったり高い水準であれば引き締め的状況で、経済が抑制されて投資家のリスク許容度が下がり、割引率が上昇して株価の理論価値が下がってPERは低下、あるいはPERが低水準になる状況です。

ただし、これはあくまで金利に着目した理屈です。実質金利の上昇・低下を株価がどれほど織り込んでいるのか、先行きの金融環境は緩和的か引き締め的かによっても変わります。

実質金利はプラス圏か?マイナス圏か?PERの水準が変わる

PERは一定のレンジで推移しやすい傾向がありますが、実質金利の上昇・低下で投資家のリスク許容度が変わりますので、実質金利がプラス圏かマイナス圏かによってPERのレンジの水準も変わりやすいです。ここではS&P500のPERを参考に過去の傾向を記載しますが、

  • 実質金利がプラス圏であれば、15倍から20倍程度で推移しやすい
  • 実質金利がマイナス圏であれば、PERは20倍以上も許容されやすい

という傾向があります。

実質金利のピッチに注目!実質金利急上昇で株価は大幅下落も

実質金利の上昇は、そのピッチも注目されます。実質金利が急上昇した場合、株価の大幅下落を伴うことが多いです。実質金利の上昇局面ではPERの水準が切り下がるのは上記の通りですが、実質金利が急上昇した場合、投資家はPERの適正水準がわからなくなって不安心理が働きますので、パニック売りが出て株価が大幅に下落する傾向があります。

ナスダックは成長性も織り込まれているので、お金の量も注目する

上記では米国の代表的な株価指数であるS&P500を中心に解説しましたが、ナスダックは成長期待がより大きい株価指数ですので「お金の量」も注目しておく必要があります。

お金の量が絞られる局面で株は総じて売られやすくなりますが、特にナスダックなど成長期待で買われているものは株価の下げがキツくなりやすいです。

それはなぜか?

成長性を支えるのは「お金の量」だからです。ゆえに、FRB(連邦準備制度理事会)がお金の量を絞る局面ではナスダックはより売られやすい(PERがより低下しやすい)、FRBがお金の量を拡大する局面ではナスダックはより買われやすい(PERが上昇しやすい)ので、FRBのバランスシートも注目されます。もちろん株は先んじて動きますので、お金の量が絞られると予想している段階から売られやすくなり、お金の量が拡大すると予想している段階から買われやすくなると見るのが一般的です。

FRBのバランスシートの推移は、以下のページで掲載しています(解説付き)。

FRBのバランスシート(総資産)
米国(アメリカ)のFRBのバランスシート(総資産)のチャート・グラフと時系列です(速報)。名目GDP比やFF金利・長期金利(10年国債利回り)、株価(ナスダックやS&P500)との比較チャートも掲載。バランスシート拡大・縮小の傾向等見方をわかりやすく解説。

グロース株が優位か?バリュー株が優位か?相対株価と実質金利の推移を見てみよう!

実質金利の上昇・低下によってグロース株(成長株)への投資が優位か、バリュー株(割安株)への投資が優位かの傾向も謙虚に出ます。

グロース株が優位かバリュー株が優位かは「グロース/バリュー相対株価」を見ればわかります。「グロース/バリュー相対株価」の推移は、以下のページで掲載しています(解説付き)。

グロース/バリュー相対株価(GV相対株価・グロース/バリュー比率)
グロース/バリュー相対株価(GV相対株価・グロース/バリュー比率)のチャートと時系列です。S&P500グロース指数(グロース株指数)とS&P500バリュー指数(バリュー株指数)や実質金利との比較チャート、PER・PBR・配当利回り・PSR・PCFRも掲載。

実質金利とグロース/バリュー相対株価は、逆相関しやすい傾向があります。つまり、実質金利が上昇すればバリュー株が優位になり、実質金利が低下すればグロース株が優位になる傾向が顕著ですので、これをチェックしながら投資行動を判断するのが効率的です。

S&P500のPBR・売上高・営業利益率・当期純利益、ROE(自己資本利益率)はこちら

S&P500のPBRや売上高、売上高伸び率、営業利益率、当期純利益、ROEの推移は、以下のページで掲載しています。

  • 当ページは、ナスダック100(NASDAQ100)・S&P500・ラッセル2000のPER(株価収益率)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • 各指数・指標の解説
    実績PERと予想PERの違い
  • ナスダック100指数・S&P500・ラッセル2000指数のそれぞれの実績PERと予想PERを掲載しています(営業利益ベース)。
  • 「実績」とは、実績PER(Trailing 12 months:過去4回(12カ月)分の四半期EPSの合計によるPER)です。
  • 「予想」とは、予想PER(Forward 12 months:12カ月先の予想PER)です。
  • 2019.3.29からラッセル2000の掲載を開始しました。
  • P/E Ratio(NDX/NASDAQ100 Index) historical data&chart
  • P/E Ratio(SPX/Standard & Poor’s 500 Stock Index) historical data&chart
  • P/E Ratio(RTU/Russell2000) historical data&chart