ページ紹介
当サイト「株式マーケットデータ」で、米国(アメリカ)のタームプレミアム(NY連銀公表分)の推移の掲載を開始しました。

「タームプレミアム(期間プレミアム)米国」のページは、
メニューの「米国市場」のページ内にある「債券・金利」→「タームプレミアム(米国)」にあります。
文字数の関係で「タームプレミアム(期間プレミアム)米国」と表記していたり、「タームプレミアム(米国)」と表記していたりしますが、どちらも同じです。
タームプレミアムは長期金利の構成要素
先月、2021年3月は米国のタームプレミアムの急上昇が話題になりましたね。タームプレミアムの急上昇による長期金利(名目金利)の上昇で警戒感が高まっていました。これはは株価が嫌がるパターンです。なぜ上昇したのかの主な原因は、年度末の日本勢の仕業。そして、4月に入って新年度入りしたので、今度は日本勢が米国債買ってタームプレミアム低下、長期金利低下の流れになりましたね。
さて、このタームプレミアムですが、長期金利の構成要素の一つです。
ゆえに、これをチェックしないという選択肢はないです。
・・・「選択肢はない」は、ちょっと言い過ぎですが、それぐらい重要視すべき指標です。
金融のど真ん中は「金利」ですので、その構成要素の一つであるタームプレミアムの動きは株など他資産にも影響しますので、これをキッカケにタームプレミアムをチェックしてもらえたらなと思っています。
タームプレミアムの目次
さて、「タームプレミアム(期間プレミアム)米国」のページの”目次”は、以下のようになっています。
目次がかなり多くなりましたが、大した文章量ではないので数分で読めると思います。タームプレミアムって何?ということからタームプレミアムの見方まで、わかりやすく簡単に解説したつもりですので、是非一読してからチャートや時系列を見るようにしていただけたらと思います。
先週末に「10年物価連動国債(インフレ連動国債)利回り・米国」の掲載を開始しましが、タームプレミアムは10年物価連動国債利回りとも関わっています。その解説も書いていますのでよかったら読んでください。
予想短期金利について
さて、解説で書きましたが、長期金利は「予想短期金利の平均」と「タームプレミアム」に分解できます・ゆえに、長期金利の構成要素のもう一つは「予想短期金利」です。
タームプレミアムは予想短期金利とセットで見た方がいいので、次は「予想短期金利」の掲載を開始する予定です。予想短期金利の掲載開始時はお知らせしますので、しばらくお待ちください。
チャートと時系列
チャートは月次のデータをチャート化しています。
「タームプレミアム(期間プレミアム)米国」のページでは、時系列も掲載していますが、時系列も月次のデータを掲載しています。
一方、NY連銀はタームプレミアムの日次のデータも公表しています。
「タームプレミアム(期間プレミアム)米国」のページのチャートの下に、
このような欄を設けて、日次のデータを載せるようにしてますので、直近のデータはこちらでチェックできます。
さて、「タームプレミアム(期間プレミアム)米国」のページで書きましたが、タームプレミアムはACMモデルというものに基づいて算出されている推定値です。これは再推定されて過去の数値が変わりますので、その点は事前に把握しておいてください。
タームの期間はどれぐらい?
あと、タームプレミアムの「ターム」について補足しておきます。タームプレミアムのタームというのは「期間」という意味ですが、この「期間」はどのぐらいかというと、この場合は”1年以上”です。NY連銀も1年物から10年物までのタームプレミアムを公表しています。長期金利が指標としているのは10年物の国債で、これが最も注目度が高いので、当サイトでは10年物のタームプレミアムの推移を掲載しています。次に掲載を開始する予定の予想短期金利も、もちろん10年物で合わせます。
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