トルコの外貨準備高と消費者物価指数(CPI)の掲載開始!
トルコの外貨準備高の掲載を開始しました。
トルコは自国通貨のトルコリラの下落が止まりませんので、リラ安に対して為替介入するための資産「外貨準備」が度々注目されています。また、トルコは地理的にも地政学リスクが起こりやすく、万が一の場合にその耐性があるかどうかも外貨準備でチェックできます。上記のリンク先のページに解説を記載していますので、それを見ながら外貨準備をチェックしていただければと思います。
続けて、トルコの消費者物価指数(CPI)の掲載を開始しました。
消費者物価指数は、インフレ(物価上昇)を示す指標です。
止まらないトルコリラ安。金利の引き下げは通貨安要因となりインフレ要因になるのが一般的な経済学の理論ですが、トルコのエルドアン大統領は金利を嫌っており、金利がインフレ要因となるとの考えを持っています。金利を引き下げないトルコ中央銀行総裁や幹部は次々に切られており、これまで何人切らたか、もうわからないぐらいですが、反してインフレは止まっていない状況です。一般的な経済学の理論とエルドアン大統領の理論のどちらが正しいか、長期で見ないとわからない所ですが、トルコリラはほとんど日本人投資家がトレードしていますので、消費者物価指数はチェックしてもらえたらと思います。
米国の5年先5年の期待インフレ率の掲載開始!
米国(アメリカ)の5年先5年の期待インフレ率の掲載を開始しました。
期待インフレ率は市場参加者が予想する今後10年間のインフレ率で、上記ページでそれを掲載していますが、その10年の後半の5年の期待インフレ率が今回掲載を開始した「5年先5年」の期待インフレ率です。
この5年先5年は一時的要因に振らされない期待インフレ率ですので、FRBはこの5年先5年の期待インフレ率を重視していると公言しています。ゆえに、この5年先5年の期待インフレ率がFRBの物価安定目標2%との乖離を見るのが期待インフレ率を見る際のポイントとなります。
現在のGDPはどれくらい?GDPナウの掲載開始!
米国のGDPナウ(Now)の掲載を開始しました。
GDPは経済成長率を見るための重要指標ですが四半期ごとの公表で「それでは遅すぎる」との観点から開発された指標が「GDPナウ(GDP Now)」です。
GDPナウは、GDPの算出方法と同様の方法を用いて算出されているGDPの推定値です。実際の数値とは平均して乖離するものの、GDPの構成要素となる経済指標が公表される度にそのデータが反映された数値がGDPナウに反映されますので、リアルタイムのGDPの推定値を見る際に利用される大変注目度が高い指標です。是非チェックしていただけたらと思います。
マネーストックと名目GDP成長率の掲載開始!
米国のマネーストック(マネーサプライ)と名目GDP成長率の掲載を開始しました。
マネーストックは、金融機関から経済全体に供給されている通貨量です。マネーストックの増減は物価や景気に影響します。解説は上記のリンク先に記載していますが、マネーストックはその国の経済規模に応じた推移をしやすく、経済規模を表す指標「名目GDP」と比較して見るのが一般的です。
このマネーストックの伸び率と名目GDPの伸び率(名目GDP成長率)を比較して見て、マネーストックの伸び率が名目GDP成長率を下回っていないかをチェックするのがポイントの一つです。下回っていたら使えるお金の量が足りていないことを示しますので、金融市場にとって具合の悪い状況です。株価が調整局面入りする傾向もあることから注意して見ていただけたらと思います。米国の名目GDP成長率は、海外のサイトも含めてほぼ見れるサイトはないと思いますので、当サイト「株式マーケットデータ」でチェックしていただけたらと思います。
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