
ドルインデックスの先物取引の投機筋のポジションの最新データを速報で掲載しています。ネットポジションが重視されています。ネットポジションのマイナスのピークがドル安のピーク、プラス(のピークがドル高のピークになりやすい傾向があります。

AIによるドルの投機筋ポジション重要度評価
ドルは世界の基軸通貨であり、投機筋のポジションはグローバルな資金フローやリスクセンチメントを反映する最重要指標の一つ。ドルインデックスは主要通貨に対する米ドルの強弱を示すため、投機筋ポジションの動向は米ドルの全体的な市場心理を把握する上で有用。米ドルは「安全資産」としての役割が強く、ポジションの変化は市場のリスクオン/リスクオフ環境を示唆する。ただし、ドルインデックスはユーロの比重が高く(約58%)、ユーロの動向に大きく左右されるため、他の通貨ペアとのバランスを考慮しないと解釈が偏る可能性がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(ドルインデックスのICE投機筋ポジション)
ドルインデックスのICE投機筋ネットポジションのチャート
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- ドルインデックスとの比較チャートにしています。
- Chart [Non Commercial long posion:USD INDEX(ICE FUTURES U.S.)]
- Chart [Non Commercial short posion:USD INDEX(ICE FUTURES U.S.)]
- Chart [Non Commercial net posion:USD INDEX(ICE FUTURES U.S.)]
ドルインデックス(ドル指数)の推移はこちら
ICEドルインデックス先物の推移と解説は、以下のページで掲載しています。
その他の投機筋ポジションなど
- IMM投機筋ポジション(円)の推移
- IMM実需筋ポジション(円)と円COT実需筋指数/円COT商業筋指数の推移
- IMM投機筋ポジション(ユーロ)の推移
- IMM投機筋ポジション(ポンド)の推移
- IMM投機筋ポジション(豪ドル)の推移
- CMEビットコイン先物ポジションの推移
- VIX先物の買い・売り建玉(ロング・ショートポジション)の推移
- 金先物の投機筋・実需筋ポジションの推移
- 原油先物の投機筋・実需筋ポジション(WTI原油・NY原油)の推移
- 銅先物の投機筋・実需筋ポジションの推移はこちら
- S&P500先物の投機筋ポジションの推移
- 米国10年国債先物と米国2年国債先物の投機筋ポジションの推移
- CME日経平均先物の投機筋ポジションの推移
[速報] 最新データ|ドルインデックスのICE投機筋ポジションの時系列(historical data)
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日 | 投機筋 | 差引 (ネット) | |
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ロング | ショート |
ドルインデックスの投機筋ポジションの解説
ICE US Future(インターコンチネンタル取引所)のドルインデックス先物
ICE US Future(インターコンチネンタル取引所)のドルインデックス(ドル指数)先物は最も影響力があり、この推移を見るのが一般的ですので、当ページではその大口投機筋のポジション(ヘッジファンドや金融機関、CTA(商品投資顧問)などの投機的なポジション)の推移を掲載しています。通常は以下で解説する「ネットポジション」が重要視されますので、当ページではネットポジションのチャートの掲載もしています。
投機筋ポジションは、毎週火曜日の取引終了後の建玉が金曜日に公表されます。火曜日時点のデータが金曜日に公表されるため、遅行するデータである点は注意が必要です。また、週に休日があった場合は、公表が後ずれすることがあります。
ドルインデックス(ドル指数)の投機筋ポジションは、投機筋(ヘッジファンドやCTAなど)のポジション動向を示していますが、大口の投機筋は手口の公開を避けるために通貨先物で投機しないことも多いため、必ずしも投機筋のポジション動向が把握できるものではないことはご注意ください。
ネットポジションとは?
ロングとショートを差し引いたものを「ネットポジション」といいます。ロングが10万枚でショートが3万枚だったとすれば、ネットポジションは「10万枚ー3万枚」で7万枚ということになります。この例の場合では、7万枚の「買い越し」ということになります。一方、ネットポジションがマイナスの場合は「売り越し」ということになります。
ドルインデックスのネットポジションの買い越し・売り越しの見方
一概には言えませんが、過去の傾向としては、ネットポジションのマイナス(売り越し)のピークがドル安のピーク、ネットポジションのプラス(買い越し)のピークがドル高のピークになりやすいです。つまり、売り越しのピークでドルインデックスは反発しやすい(ドル高へ)、買い越しのピークでドルインデックスは反落しやすい(ドル安へ)傾向があります。
- 当ページは、ドルインデックスの投機筋ポジションの解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「CFTC(米商品先物取引委員会)とは」
「IMM投機筋ポジション(シカゴIMM投機筋ポジション)とは」 - Source:CFTC(Commodity Futures Trading Commission)
- 毎週金曜日午後3:30(米国東部時間)以降に更新。ただし、休日があった場合はCFTCの公表が後ずれします。
- ICE US Future(インターコンチネンタル取引所)に上場されているドルインデックス先物の大口投機筋ポジションのロング・ショート(買い建玉・売り建玉)・差引(ネットポジション)・spreadingの推移とチャートを掲載しています。
- 投機筋→Non Commercial
- spreading:限月間スプレッド(カレンダー・スプレッド) の枚数
- ロングとショートの差引=ネットポジション
- Non Commercial posion:USD INDEX(ICE FUTURES U.S.) historical data&chart