
FRBのバランスシートの最新データを速報で掲載しています。
当ページではFF金利や長期金利(米国10年国債利回り)、S&P500、ナスダック100指数との比較チャートや、名目GDP比のチャートも掲載しています。
最新データと現状評価
2026年10月7日時点のFRBバランスシートは6兆7,476億ドルです。 前週からは45億ドル拡大、 4週間前からは69億ドル拡大、 13週間前からは120億ドル拡大、 1年前からは1,567億ドル拡大しています。 直近1年間の最高値は2026年8月12日の6兆7,600億ドル、 最低値は2025年12月3日の6兆5,358億ドルです。 13週間前と比べると拡大していますが、直近4週間前では大きな変化はありません。

AIによるFRBバランスシートの重要度評価
FRBのバランスシートは、金融政策のスタンスを反映する指標であり、量的緩和(QE)や量的引き締め(QT)といった政策の影響を直接示す。金融市場と実体経済に広範な影響を及ぼす極めて重要な指標であり、政策の全体像を把握する上で不可欠。総資産の規模や構成は、金融市場の流動性、金利環境、そして経済活動に広範な影響を与える。FRBの資産規模が大きいほど、市場には流動性が供給されていることを意味し、QEやQTの規模や速度が、金利政策だけでは測れない政策の方向性を補完する。一方、バランスシートの変化は、金利政策よりも市場や経済に影響を与えるまでのタイムラグが長い場合がある。総資産だけでなく、その構成(米国債、MBSなど)も重要で、単純な総額評価では不十分。QTのペースや最終的な資産規模が市場の予測と異なる場合、混乱を招く可能性がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(FRBのバランスシート)
FRBのバランスシートのチャート
FRBのバランスシート(総資産)の推移を示したチャートです。FRBのバランスシートは、量的緩和(QE)による資産購入などで拡大し、量的引き締め(QT)による保有資産の縮小などで減少します。金融政策や市場流動性の大きな流れを把握するうえで重要な指標です。FF金利、米国10年国債利回り、S&P500、ナスダック100との比較により、FRBの金融政策やバランスシートの変化と金利・株式市場の動きを確認できます。
Chart [Balance Sheet(FRB)-Weekly]
- チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
- チャートの灰色の囲みの期間が米国の景気後退期(リセッション期)です。米国の景気後退期間の解説と推移は「景気後退期間(米国・アメリカ)」のページを参照してください。
- FF金利と米国の長期金利(米国10年国債利回り)の解説と推移は、以下のページで掲載しています。
FRBバランスシートの名目GDP比のチャート
FRBバランスシートの名目GDP比の推移を示したチャートです。FRBのバランスシートを米国の名目GDPで割り、経済規模に対してFRBの資産がどの程度の大きさにあるかを示しています。バランスシートの絶対額だけでは比較しにくい長期的な規模の変化を把握できます。あわせてFRBが保有する財務省証券やエージェンシー債の推移を見ることで、バランスシートの規模だけでなく、その資産構成の変化も確認できます。
Chart [Balance Sheet(FRB)-percent of the level of GDP]
- FRBのバランスシートの名目GDP比の単位:%
- 財務省証券:FRB保有の財務省証券(国債のことです)の名目GDP比です。
- エージェンシー債:FRB保有のエージェンシー債の名目GDP比です。
- その他:FRB保有のその他資産の名目GDP比です。
- 名目GDPは四半期平均です。直近の名目GDPはBlue Chip EconomicIndicatorsの調査コンセンサス値が使用されています。
- FRBバランスシートの名目GDP比の公表は不定期です。FRBが公表次第データは更新されます。更新時は、当サイトの”更新情報”のページや公式X(旧ツイッター)等でお知らせします。
関連指標
FRBが保有する米国債とMBS(住宅ローン担保証券)
FRBが保有する米国債とFRBが保有しているMBS(住宅ローン担保証券)の解説と推移は、以下のページで掲載しています。
リバースレポ取引額
FRBのバランスシートとリバースレポ取引額の比較チャートは、以下のページに掲載しています。

日銀(日本銀行)とECB(欧州中央銀行)のバランスシート
日銀とECBのバランスシートの解説と推移は、以下のページで掲載しています。
[速報] FRBバランスシートの時系列(historical data)
| 日付 | FRBバランスシート | 前週比 | 前週比% |
|---|---|---|---|
| 2026年10月7日 | 6,747,560 | +4,529 | +0.07% |
| 2026年9月30日 | 6,743,031 | -4,673 | -0.07% |
| 2026年9月23日 | 6,747,704 | +1,156 | +0.02% |
| 2026年9月16日 | 6,746,548 | +5,929 | +0.09% |
| 2026年9月9日 | 6,740,619 | +3,415 | +0.05% |
| 2026年9月2日 | 6,737,204 | +6,292 | +0.09% |
| 2026年8月26日 | 6,730,912 | -14,787 | -0.22% |
| 2026年8月19日 | 6,745,699 | -14,256 | -0.21% |
| 2026年8月12日 | 6,759,955 | +11,388 | +0.17% |
| 2026年8月5日 | 6,748,567 | +10,377 | +0.15% |
| 2026年7月29日 | 6,738,190 | -9,188 | -0.14% |
| 2026年7月22日 | 6,747,378 | +4,350 | +0.06% |
| 2026年7月15日 | 6,743,028 | +7,419 | +0.11% |
| 2026年7月8日 | 6,735,609 | +11,045 | +0.16% |
| 2026年7月1日 | 6,724,564 | -11,081 | -0.16% |
| 2026年6月24日 | 6,735,645 | -779 | -0.01% |
| 2026年6月17日 | 6,736,424 | +11,027 | +0.16% |
| 2026年6月10日 | 6,725,397 | +13,902 | +0.21% |
| 2026年6月3日 | 6,711,495 | +7,112 | +0.11% |
| 2026年5月27日 | 6,704,383 | -9,260 | -0.14% |
| 2026年5月20日 | 6,713,643 | -14,859 | -0.22% |
| 2026年5月13日 | 6,728,502 | +18,997 | +0.28% |
| 2026年5月6日 | 6,709,505 | +9,555 | +0.14% |
| 2026年4月29日 | 6,699,950 | -7,469 | -0.11% |
| 2026年4月22日 | 6,707,419 | +1,723 | +0.03% |
| 2026年4月15日 | 6,705,696 | +11,825 | +0.18% |
| 2026年4月8日 | 6,693,871 | +18,527 | +0.28% |
| 2026年4月1日 | 6,675,344 | +18,183 | +0.27% |
| 2026年3月25日 | 6,657,161 | +1,222 | +0.02% |
| 2026年3月18日 | 6,655,939 | +9,595 | +0.14% |
FRBのバランスシートの解説
FRBのバランスシート(総資産)とは?見方をわかりやすく簡単に解説
FRBのバランスシート(総資産)とは、FRB(連邦準備制度理事会)が保有している証券です。FRBが保有している証券の多くは国債とエージェンシー債です。
どちらもともに債券ですので、それぞれ償還があります。償還されればバランスシートは縮小(減る)します。ただ、FRBは償還がきたものに関しては再投資を行って残高を維持することもあります。
債券は金利が上がれば債券価格が下がりますので、金利が上がった場合はFRBはその分の損失を抱える、ということでもあります。
FRBは、なぜバランスシートを拡大させたり縮小させたりする?
FRBは金融政策によってバランスシートを拡大させたり、縮小させたりします。というのも、FRBがバランスシートを拡大(増やす)させること(FRBが債券を買うということ)は、これまで資金供給策として重要な役割を果たしてきたからです。ゆえに、資金供給策が必要になった場合、FRBはバランスシートを拡大させます。
一方、FRBはバランスシートを縮小させる局面もあります。バランスシートを縮小させておけば、将来の債券購入による景気刺激策が必要になった際にバランスシートを拡大させることができるからです。
バランスシート拡大で株価は上昇する?縮小で株価は下落する?
バランスシートの拡大・縮小は株価との連動性が高いとの見方が多く、バランスシートの拡大局面では株価上昇要因、バランスシートの縮小局面では株価下落要因と見るのが一般的ですが、縮小局面でも株価上昇もあります。マーケットは、バランスシートの拡大局面・縮小局面では、同時に次の利上げ・利下げ局面、財政政策も意識しますので、そちらも併せて見ておきましょう。FRBはバランスシートに関して今後の基本計画を公表しますので、それを見ながら総合的に判断する必要があります。以前のバランスシート縮小については以下のページに記載していますので参考にしてください。
FRBのバランスシートとS&P500を比較する
当ページでは、FRBのバランスシートと米国の株式市場全体を見る際に最も用いられるS&P500の比較チャートを掲載していますので、FRBのバランスシートの推移と株価動向を比較して見ていただくことができます。
FRBバランスシートの名目GDP比の水準はどこまで下げるのか?
当ページでは、FRB公表のFRBのバランスシートの名目GDP比(対名目GDP)のチャートも掲載しています。FRBのウォーラー理事は2022年12月、新型コロナで拡大したFRBバランスシート規模を、名目GDP比で新型コロナ前の水準である20-23%程度まで縮小すべきとの認識を示しました。これはFOMCで決定されたことではありませんが注目されています。
FRBバランスシートの名目GDP比のチャートでは、FRBが公表しているFRBが保有する「財務省証券の名目GDP比」・「エージェンシー証券の名目GDP比」・「その他資産の名目GDP比」を掲載しています。





