
「世界4大コンテナ運賃指数」のチャートと時系列をすべて掲載しています。最新データも速報でリアルタイム更新しています。
世界のコンテナ運賃指数である「FBX指数」と「WCI指数」、国際物流の要である中国全体のコンテナ運賃指数である「CCFI指数」、中国輸出の最重要港”上海”のコンテナ運賃指数である「SCFI指数」のチャートと時系列に加え、航路別の指数も掲載していますので、世界のコンテナ運賃動向をすべてチェックすることができます。
コンテナ運賃指数は、コンテナ船の運賃動向を表した指数です。船の輸送コストを表した指標として「バルチック海運指数」は有名ですが、バルチック海運指数は鉄鉱石・石炭・穀物を運ぶ”ばら積み船”の運賃の動向を表した指標で、コンテナ運賃指数は家電や衣類、食品などを運ぶ”コンテナ船”の運賃動向を表した指標です。コンテナ運賃の動向は世界経済の先行指標となりますので注目度が非常に高い指標です。マクロ経済の力を表す指標として認知されており、インフレ動向を測る指標ともなります。また、コンテナ運賃の動向は海運株の業績にも直結するため、日本の海運業指数・海運大手の日本郵船・商船三井・川崎汽船との比較チャート、コンテナ運賃の今後の見通しも掲載しています。

AIによるコンテナ運賃指数の重要度評価
コンテナ運賃指数は、国際的な貿易活動や物流の需給バランスを反映する。上昇すると輸送コストが増加し、商品価格やインフレに影響を与える可能性がある。コンテナ運賃の変動は海運、物流、輸出入業務が多い一部のセクターの利益率に影響が大きい一方、全体的な経済や株式市場への直接的な影響は比較的限定的。特定時期に運賃が急騰する場合、サプライチェーンの異常や輸送能力不足の警告サインとして役立つ。短期変動は外部要因(季節要因や一時的な需給不均衡)に左右されやすいため、長期トレンドを見極める必要がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
- AIによるコンテナ運賃指数の重要度評価
- FBX指数(世界コンテナ運賃指数)のチャート
- WCI指数(世界コンテナ運賃指数)のチャート
- 中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)のチャート
- 上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)のチャート
- [速報] コンテナ運賃指数の最新データの時系列(historical data)
- コンテナ運賃指数とは?何ですか?
- コンテナ運賃の今後の見通しー2025年2月11日更新
- コンテナ船とは何ですか?ばら積み船との違いや運賃の違いをわかりやすく解説
- FBX指数とは?
- WCI指数とは?(世界コンテナ運賃指数)
- 中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)とは何ですか?
- 上海輸出コンテナ運賃指数とは?
- グローバルサプライチェーン圧力指数はこちら
- いつ?中国のコンテナ運賃指数の公表日(発表日)
FBX指数(世界コンテナ運賃指数)のチャート

FBX指数は、世界の海上コンテナ輸送の運賃動向を表した指標です。日次データが公表されているため、リアルタイムのコンテナ運賃動向がチェックできます。
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- FBX指数の日次チャートはオンタイムでデータ更新されます。
- 「海運業指数」は、TOPIX構成銘柄から選定される東証公表の東証株価指数33業種の業種別の海運業の株価指数です。
- [9101] 日本郵船・[9104] 商船三井・[9107] 川崎汽船
[速報] FBX指数の日次の時系列データ
日付 | FBX指数 (世界) | 前日比 |
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WCI指数(世界コンテナ運賃指数)のチャート

WCI指数は、世界のコンテナ運賃をより正確に把握するのに適した指標です。航路別の指数も公表されているため、より詳細に把握することができます。
- SHA-RTM:上海からロッテルダム
- RTM-SHA:ロッテルダムから上海
- SHA-GOA:上海からジェノバ
- SHA-LAX:上海からロサンゼルス
- LAX-SHA:ロサンゼルスから上海
- SHA-NYC:上海からニューヨーク
- NYC-RTM:ニューヨークからロッテルダム
- RTM-NYC:ロッテルダムからニューヨーク
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- WCI指数は、「SHA-RTM:上海からロッテルダム」や「RTM-SHA:ロッテルダムから上海」など主要8航路の航路別指数の複合指数です(詳しい解説は当ページ下部の解説欄を参照)。
- WCI指数の航路別指数のチャートは、チャート上部のタブ(SHA-RTM、RTM-SHA・・・)を選択することで表示されるチャートがかわります(選択しているタブは黒色になります)。例えば「上海からロッテルダム」の指数のチャートを表示させたい場合、タブの「SHA-RTM」をクリックして選択して下さい。
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)のチャート

中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、国際物流の要である中国全体の輸出コンテナ輸送の運賃動向を表した指数です。
- 日本:中国から日本
- 欧州:中国からヨーロッパ
- 米国:中国からアメリカ西海岸と東海岸
- 韓国:中国から韓国
- 東南アジア:中国から東南アジア
- 地中海:中国から地中海
- 豪州/NZ:中国からオーストラリア/ニュージーランド
- 南アフリカ:中国から南アフリカ
- 南アメリカ:中国から南アメリカ
- 西東アフリカ:中国から西東アフリカ
- ペルシャ湾/紅海:中国からペルシャ湾/紅海
- CCFIのチャートには、CCFIの平均値に黒色の点線、基本レンジ(標準偏差±1σ)に緑色の点線を引いています(毎月初データ更新)。
- CCFIは「中国から日本」や「中国からヨーロッパ」など主要12航路の航路別指数の複合指数です。CCFIの”中国から”というのは中国の主要ハブ港を意味します(詳しい解説は当ページ下部の解説欄を参照)。
- CCFIの航路別指数のチャートは、チャート上部のタブ(日本、欧州・・・)を選択することで表示されるチャートがかわりますので、タブで表示したい航路を選択して下さい(選択しているタブは黒色になります)。例えば「中国から日本」の指数のチャートを表示させたい場合、タブの「日本」をクリックして選択して下さい。
- 中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)とバルチック海運指数の比較チャートは、以下の「バルチック海運指数(BDI)」のページで掲載しています。
CCFIの航路別指数の最新データ(2025年2月14日更新)
航路別指数 | 2025.2.7 | 2025.2.14 | 前週比 |
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JAPAN | 1,005.90 | 981.01 | -2.5% |
EUROPE | 1,934.10 | 1,914.87 | -1% |
W/C AMERICA | 1,175.18 | 1,110.50 | -5.5% |
E/C AMERICA | 1,291.75 | 1,286.24 | -0.4% |
KOREA | 493.05 | 526.90 | 6.9% |
SOUTHEAST | 1,092.09 | 1,056.27 | -3.3% |
MEDITERRANEAN | 2,487.84 | 2,482.30 | -0.2% |
AUSTRALIA/NEW ZEALAND | 1,102.81 | 1,024.78 | -7.1% |
SOUTH AFRICA | 1,403.98 | 1,421.93 | 1.3% |
SOUTH AMERICA | 856.26 | 812.14 | -5.2% |
WEST EAST AFRICA | 970.65 | 964.90 | -0.6% |
PERSIAN GULF/RED SEA | 1,269.97 | 1,264.87 | -0.4% |
- JAPAN:日本
- EUROPE:ヨーロッパ(欧州)
- W/C AMERICA:アメリカ西海岸
- E/C AMERICA:アメリカ東海岸
- KOREA:韓国
- SOUTHEAST:東南アジア
- MEDITERRANEAN:地中海
- AUSTRALIA/NEW ZEALAND:オーストラリア/ニュージーランド
- SOUTH AFRICA:南アフリカ
- SOUTH AMERICA:南アメリカ
- WEST EAST AFRICA:西東アフリカ
- PERSIAN GULF/RED SEA:ペルシャ湾/紅海
上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)のチャート

上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)は、中国輸出の最重要港である上海発のコンテナ輸送の運賃動向を表した指数です。
[週次] 上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の長期チャート
[速報] コンテナ運賃指数の最新データの時系列(historical data)
2024年-FBX指数とWCI指数の時系列データ
日付 | FBX指数 (世界) | 前週比 | 日付 | WCI指数 (世界) | 前週比 |
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2024年-中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)と上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の時系列データ
日付 | CCFI指数 (中国全体) | 前週比 | SCFI指数 (上海) | 前週比 |
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コンテナ運賃指数とは?何ですか?
コンテナ運賃指数(コンテナ指数)とは、海運取引所や海運調査会社が算出・公表しているコンテナ船輸送の運賃を表した指標です。海上輸送市場の動向を見ることができる指標で、世界経済の先行指標として認知されているため注目度が高い指標です。
当ページでは、以下の世界の4大コンテナ運賃指数をすべて掲載しています。
- FBX指数(世界コンテナ運賃指数)
- WCI指数(世界コンテナ運賃指数)
- 中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)
- 上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)
各指数の説明は、以下の欄を参照して下さい。
コンテナ運賃の今後の見通しー2025年2月11日更新
フレイトス(FBX世界コンテナ運賃指数の算出元)のコンテナや海上市況の今後の見通しの週刊レポートを和訳したものです(航空運賃のレポート含む)。
週刊レポート
トランプ大統領は2月1日、米国へのすべての中国輸入品に10%の関税を課し、デミミニス免除の利用資格を剥奪する大統領令に署名した。4日後、トランプ大統領は、米国税関・国境警備局が予想される正式輸入の急増を処理するための適切なシステムを開発する時間を与えるため、 中国輸入品に対するデミミニスを一時的に復活させた。
昨年、米国が輸入した13億6千万個の小口貨物のうち、約3分の2を中国が占めていることを考えると、この種の毎日数百万個の小包のステータスが突然変更されたことは、税関をすぐに圧倒し、米国の空港で深刻な通関渋滞と積み残しをもたらしただろう。この一時停止は、中国からのB2C小口輸入の縮小期間となり、その間に中国のeコマースプラットフォームは小口貨物と航空貨物への過度の依存から脱却することになるかもしれない。これらのプラットフォームはすでに、メキシコと米国での在庫を積み上げるために海上輸送の利用を増やしており、米国の買い物客向けに、Temuはすでに米国に在庫を持つ販売者の商品を宣伝しているとの報告もある。
デミミニス免除が低価値輸入品にもたらす節約とスピードは、主に航空貨物によってこの例外を通じて米国に入ってくる大量の小包の主な促進要因です。電子商取引の出荷は、中国と米国の航空貨物量の推定50〜60%を占め、毎日数十機のフル貨物機が使用されています。中国からの総容量は2024年に前年比25%増加したため、中国へのデミミニスを閉鎖すると、量が急激に減少し、利用可能な容量が急増すると予想され、太平洋横断運賃が大幅に引き下げられ、他の多くのルートの料金に下方圧力がかかる可能性があり、市場にかなりの容量が戻されます。
今のところ中国向けのデミニミスが復活したため、料金はすぐには下落しないかもしれない。米国のデミニミスが再び中国からの輸入を禁止するまでは、価格は高止まりするかもしれないが、航空貨物からの移行が進むにつれて、徐々にではあるがかなり下がる可能性もある。最新のFreightos Air Indexの中国-北米航空貨物料金は、1月下旬からほぼ変わらず、1kgあたり5ドル以上となっている。しかし、ちょうど春節休暇期間が終わったばかりなので、最近の政策変更が航空市場と料金に即時の影響があるとすれば、製造と物流が再開する数日後にしか現れないかもしれない。
欧州連合も2023年以降、価値の低い中国からの輸入品で溢れており、EU当局はここ数カ月、安全でない製品や違法な商品のEUへの流入増加に加え、こうしたデミミニス輸入が助長する不公平な競争への苦情を受けて、テムとシェインに対する監視を強化している。先週、欧州委員会は、この状況に対応してデミミニス免除の撤廃を含む措置案のリストを発表した。米国とEUの両方でデミミニスが変更されると、航空貨物の需要と料金にさらに大きな影響が出るだろう。
米国では、中国に対する関税、そして現在延期されているメキシコとカナダに対する関税は懲罰的な性質を持ち、フェンタニルの密輸や不法移民といった非貿易問題へのてことして利用された。しかし、大統領は貿易問題に狙いを定めた構造的関税も推進している。今週、トランプ大統領は3月4日から鉄鋼とアルミニウムの輸入に25%の関税を課し、相互関税を導入する意向を発表した。さらに早ければ2月中旬にはコンピューターチップ、医薬品、銅、石油とガスの輸入に新たな関税を課す予定だ。
トランプ大統領が選挙運動で提案した、すべての中国製品に60%の関税を課すという提案は、この構造関税戦略の一環であり、そのプロセスはトランプ大統領の初日の貿易覚書によって開始され、早ければ5月にも実施される可能性がある。全米小売業協会の最新の米国海上輸入量報告によると、米国の輸入業者は11月から、予想される関税引き上げに備えて出荷を前倒ししており、この前倒しにより第2四半期まで輸入量は高止まりすると予測されている。
アジアからヨーロッパへの海上コンテナ料金は先週も引き続き下落し、1FEUあたり3,386ドルと、LNY前の1月初旬より40%低い。この航路の荷主は、今年のLNYを前に紅海への迂回に対応するため、通常よりも多くの量を前倒ししたと思われる。ホリデーシーズンのバックログを解消するための需要回復の兆しはほとんどなく、この市場がLNY後の典型的な小休止に入るにつれて、需要は引き続き緩和すると思われる。運送業者は、すでに2024年に紅海調整済みフロアヒットにほぼ達している料金がさらに下落するのを防ぐために、この航路の空船を増やすと報じられている。
太平洋横断運賃も1月初旬から緩和しているが、関税導入前の前倒しが続くと予想されるため、今年はLNY後のピークシーズン前の典型的な需要低下は見られないかもしれない。前倒しの継続の強さ次第で(多くの荷主は11月からすでに在庫を積み上げている)、運賃は現在の高水準にとどまるか、関税状況が不透明なため今後数週間で上昇する可能性がある。この季節外れの需要の強さは、同様に今年後半の典型的なピークシーズンの数か月間に季節外れの需要と運賃の弱体化につながる可能性がある。
以下は、海運業界向けニュースのシートレードマリタイム(Seatrade Maritime)直近公表の今後の見通しを日本語訳したものです。
2025年のシートレードマリタイムの今後の見通しのレポートは5部構成になっています。こちらの欄ではその中からコンテナ市況のレポートを掲載します。海上市場やドライバルク市況のレポートについては当サイトの「バルチック海運指数」のページに掲載します。
2025年のコンテナ輸送市場の見通し
Maritime Strategies International (MSI)のDaniel Richards氏
2024年は予想外の年であり、12か月前に予想されていたものとは大きく異なっていた。しかし、2024年の初めに比べると市場は落ち着いているという感覚があり、貨物市場も昨年の夏以降は冷え込んでいるものの、12か月前よりはずっと高い水準にとどまっている。アジアから北ヨーロッパまで喜望峰を回る船の料金は、40フィートコンテナあたり4,000~5,000ドルで、フーシ派の攻撃前の1,500~2,000ドルに比べて大幅に上昇している。
「したがって、オペレーターのラインは、12か月前よりもはるかに収益性の高い環境のままです」とリチャーズ氏は言う。
2025年には、多くのリスクと不確実性もある。MSIは、フーシ派による船舶攻撃が今年中に終わるとは予想しておらず、定期船会社がスエズ運河への復帰に自信を持てるとも考えていない。1月に米国東海岸の港湾ストライキが発生する可能性や、トランプ要因もある。「間違いなく新たな形の混乱が近づいており、市場はまだ完全に正常に戻っていない」
喜望峰の迂回ルートは、2025 年に提供される予定の新たな容量を吸収できるでしょうか?
「それは確かに役立つだろうし、迂回措置がなければ、業界は明らかに今とは全く異なる状況にあっただろう」とリチャーズ氏は言う。
MSI は、2024 年の 10.5% と比較して、2025 年の船隊の成長率は 6% に鈍化し、2026 年にはさらに 3% に鈍化すると予想しています。「それでも吸収すべきトン数は多く、特に吸収すべき大型船は多い」。市場に流入する新規トン数を考えると、喜望峰からの転用は市場を無期限に維持することはできない。しかし、リチャーズ氏は転用により、12 か月前よりも高い市場下限が確立されると考えている。
トランプ大統領の関税計画、米国の港湾ストライキの脅威、同盟構造の変化 ― これらすべては 2025 年にどう展開するのでしょうか?
「現時点では、こうした要因の組み合わせが市場を支えていると思う」とリチャーズ氏は言う。2024年第4四半期に始まったスポットレートの上昇は、1月末の旧正月まで続くと予想される。
「米国への貨物量はここしばらく著しく好調だった」と同氏は言う。これは、1月に起こりうる港湾ストライキや、トランプ政権による関税引き上げを前に、荷主が貨物を輸送していることと一部関係しており、当面は貨物量は比較的健全な状態を保っている。
「貿易ベースで見ると、2024年に見られた貿易成長率は、全体で前年比約6%と予想されており、来年や2025年も維持される可能性は低いが、全体的な貿易成長は比較的健全なままであるはずだ。したがって、当面はこうした混乱により、運賃は比較的高い水準を維持するだろう」とリチャーズ氏は言う。
ジェミニ・コーポレーションとプレミア・アライアンスによる新たなアライアンスが発足する予定だが、メンバーが顧客維持に熱心で市場シェアを懸念している場合、運賃がいくらか下がる可能性がある。「これらの新たなアライアンスは発足したばかりで、構造と顧客に提供するサービスの面で若干差別化が進んでいる」とリチャーズ氏は指摘する。
ジェミニ・コーポレーションはハブ・アンド・スポーク・ネットワークとスケジュールの信頼性に重点を置いていますが、プレミア・アライアンス、オーシャン・アライアンス、MSCはそれぞれポイントツーポイントのサービスに重点を置いています。「これはおそらく、かなり長い間見られなかったレベルの差別化です。」
ということは、今年の初めは好調で、後半は他の特定の事柄がどのように展開するかに左右されるということでしょうか?
「その通りです。例えば、トランプ氏が関税をどうするかは分かりません。これは非常に不確実性が高いことです。選挙運動中に彼がやるかもしれないと言ったことは、当初ソーシャルメディアで約束したこととは違います」とリチャーズ氏はコメントしている。
カナダとメキシコの製品に対する25%の関税はコンテナ輸送にはあまり影響しないだろうが、中国製品に対する10%の関税引き上げは一部の人が予想するほど重大な影響を及ぼさないかもしれない。
「もちろん、トランプ氏がこれを実行すると仮定すると、彼は考えを変えるかもしれない。彼はこれらの関税の脅しを貿易相手国から譲歩を引き出す手段として利用しているのかもしれない」
関税が導入される時期も不明のままだが、トランプ大統領は大統領就任初日から大統領令で関税を導入すると主張しているが、これは未検証の方法だ。
コンテナ船とは何ですか?ばら積み船との違いや運賃の違いをわかりやすく解説
コンテナ船とは、標準化されたコンテナを積み込むための船です。コンテナはさまざまな種類の貨物を詰め込むことができ、主に以下のようなものを積み込んでいます。
- 家電製品
- 自動車部品
- 衣類
- 食品(冷凍・保存食品)
- 家具
- 雑貨
コンテナは積み込みや荷降ろしが可能で、効率的な輸送ができる特徴があります。コンテナのサイズは標準化されていますので、船だけでなく、トラックや列車への積み替えも容易にできます。
コンテナ船の運賃は、コンテナ1本(20フィートまたは40フィートのコンテナ)あたりの価格で計算されることがほとんどです。特に注目されるのは40フィートのコンテナ1本あたりの運賃で、各コンテナ運賃指数も40フィートのコンテナ1本あたりの価格動向を表した指数となっていることがほとんどです。コンテナ運賃には、運ぶ距離であったり、積載する貨物の重さ・体積、港の利用料、燃料費などが影響します。ばら積み船よりも貨物が小分けされているため、運賃は比較的高くなりやすいです。
一方、ばら積み船とは、大量のばら積み貨物(バルクカーゴ)を運ぶための船です。ばら積み貨物とは、包装されていない固体や液体の大量の貨物で、主に以下のようなものです。
- 鉄鉱石や銅鉱石などの鉱石
- 石炭
- 穀物
- セメント
- 化学薬品
- 原油や石油製品
ばら積み船は、これらの貨物をそのまま船倉に積み込んでいます。運賃は、運ぶ距離や貨物の種類、積載量、港湾施設の利用料、供給と需要などが影響して変動します。
コンテナ運賃が上がるとどうなりますか?
世界では多くの製品が主に船便で運ばれています。コンテナ運賃指数はコンテナ船の運賃を指数化した指標ですが、コンテナ船の運賃は、世界の経済がよくなってコンテナ船の需要が増えれば上昇しやすいです。また人手不足もコンテナ船の運賃の上昇要因となりやすいです。コンテナ船の運賃が上がれば多くの製品の価格が上昇しやすくなります。製品の価格が上昇すればインフレ圧力となり、インフレが加速すれば各国の中央銀行は金融引き締めをする必要があるため、コンテナ運賃指数の動向は市場の注目を集めています。
また、コンテナ運賃の動向は海運株にとっては業績に直結します。コンテナ運賃が上昇すれば収益や配当が上がりやすくなるため、コンテナ運賃指数はより注目度が高い指標となっています。
当ページでは、世界のコンテナ運賃を把握するための指標である「FBX指数(世界コンテナ運賃指数)」と「WCI指数(世界コンテナ運賃指数)」、そして国際物流の要である中国の「中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)」と「上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)」のチャートと時系列データを掲載しています。それぞれ航路別の指数の推移やフレイトスのコンテナ運賃の今後の見通しも掲載していますので、コンテナ市況を網羅的に確認できます。また、日本の海運株指数や大手海運株との比較チャートも掲載していますので、株価と比較して見ていただくこともできます。
FBX指数とは?
FBX指数(Freightos Baltic Index,あるいはFreightos Baltic Global Container Index)とは、2018年4月にバルチック海運取引所とFreightos(フレイトス)が提携して作成・公表をはじめた全世界の主要12航路の一般的な40フィートドライコンテナ(FEU)1本のスポットレートを計算して測定されるコンテナ船の運賃指数です。FBX指数は、国際証券監督者機構 (IOSCO) が定めた金融ベンチマーク原則に完全準拠し監査された初のコンテナ運賃指数で、幅広い地域と航路、10億を超える固有データ、数百のグローバルな物流プロバイダー、運送業者、BCO(実荷主)からのリアルタイムの運賃が活用された12の主要航路の指数の加重平均(荷動き量シェアで加重平均)で算出されています(FBX指数の計算式は定期的に更新されます)。FBX指数は週次データ(週の平均)のみの公表でしたが、2021年2月から日次データも公表開始となりました。
FBX指数は「FBX世界コンテナ運賃指数(貨物指数)」「FBXグローバルコンテナ指数」「FBX国際海上貨物コンテナ価格指数」「フレイトス・バルチック指数」「グローバルコンテナ運賃指数(貨物指数)」とも呼ばれています。当ページでは「FBX指数(世界コンテナ運賃指数)」と表記しています。
FBX指数はリアルタイムのコンテナ運賃データを見るのに最適!
FBX指数(世界コンテナ運賃指数)はWCI指数(世界コンテナ運賃指数)と同様に、世界の海上コンテナ輸送の運賃を追跡するための指標ですが、リアルタイムの運賃データが含まれているため、短期的な変動を捉えやすく、即応性が高いのが特徴で、リアルタイムの市場動向を把握するのに適しています。当ページでは、FBX指数の最新の速報データである日次データを掲載しており、リアルタイムで更新していますので、最新のコンテナ運賃の動向を確認していただくことができます。
FBX指数の12航路(貿易レーン)
FBX指数の12航路(貿易レーン)は以下の通りです。各航路別に指数が算出されており、その複合指数がFBX指数(世界コンテナ運賃指数)です。
- FBX01: 中国/東アジアから北米西海岸へ
- FBX02: 北米西海岸から中国/東アジアへ
- FBX03: 中国/東アジアから北米東海岸へ
- FBX04: 北米東海岸から中国/東アジアへ
- FBX11: 中国/東アジアから北ヨーロッパへ
- FBX12: 北ヨーロッパから中国/東アジアへ
- FBX13: 中国/東アジアから地中海へ
- FBX14: 地中海から中国/東アジアへ
- FBX21: 北米東海岸からヨーロッパへ
- FBX22: Freightos ヨーロッパから北米東海岸、中国/東アジアへ
- FBX24: ヨーロッパから南米東海岸へ
- FBX26: ヨーロッパから南米西海岸へ
WCI指数とは?(世界コンテナ運賃指数)
WCI指数(World Container Index)とは、海運調査会社であるDrewry(ドリューリー)が算出・公表している全世界の主要8航路の40フィートドライコンテナ1本のスポットレートを計算して測定されるコンテナ船の運賃指数です。WCI指数は、輸送業者やフォワーダーからの情報(海運会社に支払った運賃)に基づいて運賃データが収集されているため、市場で取引される実際の運賃が反映された指数です。主要8航路の貨物運賃の加重平均を使用して計算されており、各加重はその航路で輸送されるコンテナの量に基づいています。WCI指数は毎週更新され、コンテナ運賃のベンチマークとして広く使用されています。
WCI指数は「WCI(世界コンテナ運賃指数)」「世界コンテナ指数」とも呼ばれています。当ページでは、「WCI指数(世界コンテナ運賃指数)」と表記しています。
WCI指数でより正確なコンテナ運賃動向を把握しよう
WCI指数は輸送業者やフォワーダーからの得た実際の市場価格に基づいて算出されている指数であるため、コンテナ運賃をより正確に把握するのに適した指標です。ただし、WCIはスポットレートのみを追跡した指標で、航路の数も他のコンテナ運賃指数よりすくないため、輸送料金に影響を与える可能性のある他の要因を考慮していない可能性があるため注意が必要です。また、WCI指数は中国からの輸出ルートが中心になっている点も特徴の一つです。
WCI指数の8航路(貿易レーン)は当ページのチャートの欄に掲載しています。各航路別に指数が算出されており、その複合指数がWCI指数(世界コンテナ運賃指数)です。当ページでは、チャートの欄にWCI指数の8航路の各指数の推移も掲載しています。
FBX指数とWCI指数の違いは何ですか?どちらを見ればいい?
FBX指数とWCI指数は、よく似たコンテナ運賃指数で似た動きをしやすいです。ともにアジア、北米、ヨーロッパ間の主要航路のコンテナ運賃を追跡した指標です。FBX指数は即応性の高さから企業や輸送業者がコンテナ運賃動向を把握するのに使用されやすく、WCI指数は正確性から投資家や輸送業者、政府機関が市場動向を分析する債に使用することが多いです。
どちらも海上輸送市場の動向を見る重要な指標で、どちらも有名で注目度が高い指標ですが、日次データも提供されている即応性の高いFBX指数で日々のデータをチェックし、週次データが提供されているWCI指数で正確性の高いデータを見るというのが一般的です。
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)とは何ですか?
中国輸出コンテナ運賃指数(英語:CCFI/China Containerized Freight Index )とは、中国の上海航運交易所が算出・公表している世界の12のルートの運賃と量に基づた中国発のコンテナ運賃動向を示した指数です。同指数は、基準日1998年1月1日を基準値1,000ポイントとして算出されています(受注価格ベース)。
出発港は大連、天津、青島、上海、南京、寧波、厦門、福廈、深セン、広州のハブ港です。
航路(貿易レーン)は韓国、日本、東南アジア、オーストラリアとニュージーランド、地中海、ヨーロッパ、東西アフリカ、アメリカ(西岸)、アメリカ(東岸)、南アフリカ、南アメリカ、ペルシャ湾です。
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、中国の港(上記の出発港)から各航路(上記の各貿易レーン)の輸出コンテナ輸送運賃を表した指数です。航路別に運賃指数が公表されており、その複合指数が中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)です。つまり、中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は航路別の運賃指数の全体を表した指数で、中国全体の輸出コンテナ輸送の運賃動向を表します。当ページでは、航路別の指数と中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)の両方を掲載しています。
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、バルチック海運指数(BDI)に次ぐ世界第2位の貨物指数!
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、UNCTAD(国連貿易開発会議)が発行した海運年報で権威ある統計として引用され、バルチック海運指数(BDI/Baltic Dry Index)に次ぐ世界第2位の影響力のある貨物指数として認知されています。
主要船社の運賃
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、世界の主要な海運24社のコンテナ運賃に基づいて算出されています。海運24社は以下。
海運会社のコンテナ市況を表す
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は、海運会社のコンテナ運賃動向を示しています。つまり、国際物流の要であるコンテナ市況を表す指数ですので、世界的な物流需給動向を表しています。
中国輸出コンテナ運賃指数にはどんな傾向がありますか?
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)は例年、季節的にクリスマス需要が一服する10-12月期に下がりやすい傾向があります(ただし、世界的な需給動向によってはその限りではありません)。また、海運の景気サイクルにも影響を受けやすく、今後はCO2削減の環境規制の影響も受けやすいと見られています。海運の景気サイクルや環境規制については、チャートの欄で紹介しているバルチック海運指数のページに掲載していますので参照してください。
中国輸出コンテナ運賃指数の水準と目安(レンジ・平均値など)
当ページで掲載している中国コンテナ運賃指数(CCFI)のチャートには、過去から現在までの全てのデータから基本レンジや平均値を算出し表記しています。中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)の水準と目安はこれを参考に見ていただくといいと思います。基本レンジは、標準偏差±1σをレンジの上限・下限として算出し表記しています(基本レンジと平均値は毎月月初にデータ更新しています)。
上海輸出コンテナ運賃指数とは?
上海輸出コンテナ運賃指数(英語:SCFI/Shanghai Containerized Freight Index)とは、上海の輸出コンテナ輸送市場のスポットレートを反映した指数です。13の航路別の運賃指数とその複合指数があり、この複合指数を「上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)」といいます。
上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)は、スポット市場における各航路の運賃と関連する海上輸送サーチャージが反映されています。一般的な荷主によるスポット市場でのスペースブックの平均最終価格が反映されており、荷主の企業の特殊性やコンテナの量の影響を受けない特徴があります。各航路の運賃は各航路の全運賃の算術平均で、複合指数は全航路の加重平均となっています。
航路(貿易レーン)は、ヨーロッパ、地中海、米国西海岸、米国東海岸、ペルシャ湾、オーストラリア/ニュージーランド、西アフリカ、南アフリカ、南米、西日本、東日本、東南アジア、韓国です。
港は各航路ごとに定義されています。
- ヨーロッパ : ハンブルク/ロッテルダム/アントワープ/フェリクストウ/ルアーブル
- 地中海 :バルセロナ/バレンシア/ジェノバ/ナポリ
- アメリカ(西岸):ロサンゼルス/ロングビーチ/オークランド
- アメリカ(東岸):ニューヨーク/サバンナ/ノーフォーク/チャールストン
- 西日本:大阪/神戸
- 東日本:東京/横浜
上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)と中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)との違いは?
上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)は、中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)のシステムを改善する目的で2009年10月16日付で算出・公表が開始された指数です。中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)の出発港には上海も含まれていますが、上海は中国の海運の中心地であり輸出の重要な出発港であることから、より詳細に把握するために正式に公表が開始された指数です。中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)で中国全体のコンテナ運賃動向を見て、上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)で重要港である上海発のコンテナ運賃動向を見る、というのが一般的な見方です。
グローバルサプライチェーン圧力指数はこちら
海上輸送や航空便などの輸送コストに加え、各国のPMI(購買担当者景気指数)やISM、在庫指数などを基に算出され、世界のサプライチェーンの圧力(混乱度)が測れる指数「グローバルサプライチェーン圧力指数」は、以下のページで掲載しています。

いつ?中国のコンテナ運賃指数の公表日(発表日)
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)と上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)は、中国の上海航運交易所が毎週金曜日に算出・公表しています。当ページでは、そのデータを速報で掲載しています。
中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)と上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の公表日の一覧です。
2024年の公表日
- 1月:5日、12日、19日、26日
- 2月:2日、9日、23日(2月16日は旧正月のため非公表)
- 3月:1日、8日、15日、22日、29日
- 4月:※3日(4月4日・5日は休日のため3日発行)、12日、19日、26日
- 5月:10日、17日、24日、31日(5月3日は休日のため非公表)
- 6月:7日、14日、21日、28日
- 7月:5日、12日、19日、26日
- 8月:2日、9日、16日、23日、30日
- 9月:6日、13日、20日、27日
- 10月:11日、18日、25日(10月4日は休日のため非公表)
- 11月:1日、8日、15日、22日、29日
- 12月:6日、13日、20日、27日
2025年の公表日
- 1月: 3日、10日、17日、24日(※1月31日は旧正月のため非公表)
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2月: 7日、14日、21日、28日
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3月: 7日、14日、21日、28日
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4月: *3日(4日は清明節のため発行は4月3日)、11日、18日、25日、*30日(5月2日は国際労働者の日のため発行は4月30日)
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5月: 9日、16日、23日、30日
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6月: 6日、13日、20日、27日
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7月: 4日、11日、18日、25日
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8月: 1日、8日、15日、22日、29日
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9月: 5日、12日、19日、26日
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10月: 10日、17日、24日、31日(※10月3日は国慶節のため非公表)
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11月: 7日、14日、21日、28日
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12月: 5日、12日、19日、26日
- 当ページは、FBX指数(世界コンテナ運賃指数)とWCI指数(世界コンテナ運賃指数)、中国輸出コンテナ運賃指数(CCFI)、上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- Source:The Baltic Exchange,Freightos,Drewry,Shanghai Shipping Exchange(上海航運交易所)
- FBX(Freightos Baltic Index-Freightos Baltic Global Container Index) historical data&chart
- WCI(World Container Index) historical data&chart
- CCFI(China Containerized Freight Index) historical data&chart
- SCFI(Shanghai Containerized Freight Index) historical data&chart