- 期待インフレ率(米国・アメリカ)の概要
- 米国の期待インフレ率(BEI)とは?
- 長期金利と期待インフレ率と実質金利の関係を把握しよう(計算式)
- FRBの金融緩和の度合いが測れる!長期金利と期待インフレ率の差・実質金利をわかりやすく解説
- 株価と期待インフレ率の関係は?
- 原油と期待インフレ率の連動性とドルの関係
- 期待インフレ率の水準・目安はどれくらい?
- 5年期待インフレ率とは?
- 5年先5年期待インフレ率とは?
- ミシガン大学期待インフレ率とは?
- 日本の期待インフレ率の推移はこちら
- FRBが独自に開発したインフレ期待指標「CIE(共通インフレ期待指数)」はこちら
- CPIナウ(米国)の推移はこちら
- チャート(期待インフレ率・セントルイス連銀)
- チャート(期待インフレ率・ミシガン大学)
- 時系列(historical data)期待インフレ率(セントルイス連銀)
- 時系列(historical data)期待インフレ率(ミシガン大学)
期待インフレ率(米国・アメリカ)の概要

米国の期待インフレ率の推移です。セントルイス連銀公表の10年期待インフレ率と5年期待インフレ率、5年先5年期待インフレ率、ミシガン大学公表の期待インフレ率(1年先・5年先)の推移を掲載しています(公表されている全てのデータを掲載しています)。一般的によく見られている期待インフレ率は、セントルイス連銀公表の市場参加者の今後10年の予想インフレ率です(10年期待インフレ率)。実際のインフレ率の先行指標で、FRBの金融政策に大きな影響を与えることから非常に注目されています。また、長期金利と期待インフレ率の差でFRBの金融度合いが測れ、実質金利の推移も一緒に見れば企業業績が今後伸びやすいか否かを予想することもできます。今後の株価の予想にも役立ちますし、期待インフレ率は米ドルにも影響しますので、以下の解説を読んで推移をチェックしましょう!
- 当ページは、米国(アメリカ)の期待インフレ率(BEI)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「期待インフレ率とは」 - Source:Federal Reserve Bank of St. Louis,University of Michigan
- 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は改定値を上書きして掲載しています。
- 10年期待インフレ率:10年物国債(BC_10YEAR)および10年物国債インフレ連動債(TC_10YEAR)の金利差を基に算出(セントルイス連銀公表分)。
- 期待インフレ率は「予想インフレ率」「予想物価上昇率」とも呼ばれています。
- 単位:%
- 季節調整なし
- Brake Even Inflation rate US historical data&chart
- 10-Year Forward Inflation Expectation Rate(Brake Even Inflation rate) historical data&chart
- 5-Year Forward Inflation Expectation Rate(Brake Even Inflation rate) historical data&chart
- 5-Year,5-Year Forward Inflation Expectation Rate(Brake Even Inflation rate) historical data&chart
- University of Michigan:Inflation Expectation(next year/next 12 months) historical data&chart
- University of Michigan:Inflation Expectation(next 5years) historical data&chart
米国の期待インフレ率(BEI)とは?
期待インフレ率(読み方:きたいいんふれりつ)は、市場参加者が予測する将来の物価上昇率です.
最も注目度が高い期待インフレ率は、市場参加者の今後10年間の予想インフレ率です(これは「10年期待インフレ率」とも呼ばれています。以下「期待インフレ率」とだけ表記しているものは全て10年期待インフレ率のことを指します)。期待インフレ率は、実際のインフレ率の先行指標として扱われることが多く、FRB(連邦準備制度理事会)の金融政策にも影響するため、注目度が非常に高いです。
期待インフレ率を示す指標に「ブレークイーブンインフレ率(英語:BEI/Break Even Inflation rate)」があります。通常「BEI」と呼ばれています。ブレークイーブンインフレ率(BEI)は、物価連動国債(インフレ連動国債)と利付国債の金利差から市場が予測した将来の物価上昇率です。このブレークイーブンインフレ率(BEI)は、実際のインフレ率との連動性が高く注目度が非常に高いです。ブレークイーブンインフレ率(BEI)を「期待インフレ率」ということもありますので、期待インフレ率を確認する場合、一般的にはブレークイーブンインフレ率(BEI)が見られます。ゆえに、当ページは、そのブレークイーブンインフレ率(BEI)の推移を掲載しています。
当ページでは、米国の各経済統計データを運営しているセントルイス連銀(セントルイス連邦準備銀行)が公表している「ブレークイーブンインフレ率(BEI)」の推移を掲載しています。米国(アメリカ)の期待インフレ率を見る場合、この指標を見るのが一般的です。
ブレークイーブンインフレ率(BEI)のメリットとデメリット
ブレークイーブンインフレ率(BEI)は、インフレ率との連動性が高く速報性も高い一方、物価連動国債と利付国債を利用しているため、インフレ以外の要因で変動することがあるので注意が必要です。
長期金利と期待インフレ率と実質金利の関係を把握しよう(計算式)
長期金利(10年国債利回り)は、期待インフレ率と実質金利(予想実質金利)を足したものです。計算式は以下の通りです。
米国の10年国債利回りの推移はこちら
米国の10年国債利回りの推移は、以下のページで掲載しています。

米国の実質金利の推移はこちら
米国の実質金利(予想実質金利)の推移は、以下のページで掲載しています。

FRBの金融緩和の度合いが測れる!長期金利と期待インフレ率の差・実質金利をわかりやすく解説
期待インフレ率は市場参加者の今後10年間の予想インフレ率ですので、通常、長期金利(10年国債利回り)は期待インフレ率を上回ります。長期金利の方が期待インフレ率より高いのが普通の状態です。また、計算式でわかるように、期待インフレ率が上がれば長期金利も上がる関係にあります。
ただ、長期金利が期待インフレ率を下回ることがあります。これは通常の状態ではないと見ることができます。例えば、米国の景気が後退してFRBが米国債を大量に買っている場合などはそういったことが起こります。つまり、金融緩和時は長期金利が低下あるいは横ばいである一方、期待インフレ率はそれより高く推移し、長期金利と期待インフレ率の乖離が拡大する場合があります。期待インフレ率は上がるのに長期金利が上がらないという状態です。これはFRBの金融緩和の度合いが強いことを示しています。金融緩和の度合いは、このように長期金利と期待インフレ率の乖離、つまり長期金利と期待インフレ率の差が拡大しているかどうかで測ることができます。計算式からわかる通り、長期金利と期待インフレ率の差は実質金利ですので、長期金利から期待インフレ率を引いた実質金利の値の低下がそれを示しています。ただし、米国の景気が回復すれば、長期金利の方が期待インフレ率より高い状態に戻りやすくなると考えられます。
株価と期待インフレ率の関係は?
上記の例の場合のように、長期金利と期待インフレ率の差が拡大し、実質金利が低下していれば株価にとってはプラス要因となりますが、ボラティリティが高水準になる傾向があり、悪材料で株価の急落が来る可能性がありますので注意が必要です。
実質金利の低下はプラス要因ですが、そこから期待インフレ率が上がらなくなり、企業業績の回復や今後の期待成長率の上昇がなければ株価にとってはマイナス要因となります。一方、期待インフレ率が上がらなくなっても企業業績の回復や今後の期待成長率の上昇があれば、株価は底堅く推移しやすいと考えられます。
原油と期待インフレ率の連動性とドルの関係
例えば、米国の長期金利が下がっている場合、期待インフレ率の低下によるものか、実質金利の低下によるものかを分析するのが一般的です。長期金利の低下が実質金利ではなく期待インフレ率の低下によるものであれば、まずは原油価格を見た方がいいでしょう。米国の期待インフレ率は、原油価格(原油先物価格)に連動しやすい傾向があるためです。
原油価格の推移はこちら
原油価格の推移は、以下のページで掲載しています。

米国の長期金利が低下していて、それが期待インフレ率の低下、原油価格の低下によるものであれば、その長期金利の低下は米ドルにとってドル高要因となります。つまり、原油安の局面では米国の長期金利が低下してもドル高要因となりやすいので、米国の期待インフレ率を見る場合、原油価格とドルの動向を見るのが一般的です。
ドルの強弱はドルインデックスで見よう
ドルの動向は、ドルインデックス(ドル指数)で見るのが一般的です。ドルインデックスの推移は以下のページで掲載しています。

一方、期待インフレ率が上昇しているのに原油価格が上昇していない場合もあります。これは、実質的なインフレが発生していない中で期待が先行している状況と考えられます。そのまま期待が走る場合もありますが、実質的なインフレが発生していないので長くは続かないのではないか?と予測することができます。そうなれば、実質金利が上がって原油以外の商品の下押し圧力になりやすいと予測することができます。
あるいは、期待インフレ率が急上昇してしまった場合、実質金利が急低下してしまいますので、その場合はドル安が進むと考えられ、日本円にとっては円高要因となります。
期待インフレ率の水準・目安はどれくらい?
米国の期待インフレ率の平均は1.7-1.8%程度です。FRBのインフレ目標が2%であった場合、期待インフレ率が上昇した時にその上昇の目安となるのはFRBのインフレ目標の2%程度です。ゆえに、期待インフレ率が2%程度になれば上昇余地はそれほどないと予測することができます。
5年期待インフレ率とは?
一般的に最も注目されるのは、市場参加者の今後10年間の予想インフレ率である「10年期待インフレ率」ですが、市場参加者の今後5年間の予想インフレ率である”5年期待インフレ率(5-Year Breakeven Inflation Rate)”も注目されます。
5年先5年期待インフレ率とは?
FRBが最も重視していると公言している、一時的要因に振らされない「5年先5年期待インフレ率(BEI)」について説明します。
5年先5年とは?意味をわかりやすく解説
一般的に最も注目される期待インフレ率(10年期待インフレ率)は、米国10年物国債と10年物国債インフレ連動債の金利差から算出される、市場参加者が予想する今後10年間の予想インフレ率です。
この「10年」の期待インフレ率を、前半の5年と後半の5年に分けた”後半の5年”の期待インフレ率が「5年先5年期待インフレ率」です(”前半の5年”の期待インフレ率は「5年期待インフレ率」です)。つまり、市場参加者が予想する”後半の5年”の予想インフレ率が「5年先5年期待インフレ率」です。
期待インフレ率(10年期待インフレ率)は、FRBの量的緩和政策(QE)の国債購入など一時的な影響も受けますが、5年先5年期待インフレ率は一時的な要因に左右されない期待インフレ率の基調を見る指標として、FRBをはじめ主要中央銀行が注目しています。また、5年先5年期待インフレ率は原油や米国5年物国債利回り、ドル円との連動性も高い傾向があることから注目度が高い指標です。
5年先5年期待インフレ率の計算式
- BC_10YEAR:10年物国債
- TC_10YEAR:10年物国債インフレ連動債
- BC_5YEAR:5年物国債
- TC_5YEAR:5年物国債インフレ連動債
それぞれの国債データは、米国の財務省公表分のデータが使用されています。
5年先5年期待インフレ率は消費者物価指数(CPI)ベースの指標!
5年先5年期待インフレ率(英語:5-Year, 5-Year Forward Inflation Expectation Rate)は上記の計算式のようにインフレ連動債を基に算出されますが、インフレ連動債は消費者物価指数(CPI)で利払いが決まっています。よって、5年先5年期待インフレ率はCPIベースの指標です。
米国の消費者物価指数(CPI)は、以下のページで掲載しています(解説付き)。

5年先5年期待インフレ率は、FRBの物価安定目標と比較して見よう!
5年先5年期待インフレ率は一時的な要因に左右されない期待インフレ率の基調が見れる指標ですので、この数値がFRBの物価安定目標(2%)とどれだけ乖離しているかを見るのがポイントです。ただし、FRBの物価安定目標はPCE(個人消費支出)ベースです。PCEはCPIより0.2%から0.3%程度低く出る傾向がありますので、5年先5年期待インフレ率は「-0.3%程度」差し引いて見るのが妥当です。つまり、FRBの物価安定目標が2%であるなら、5年先5年期待インフレ率は2.3%がフラットな状態です。要するに、5年先5年期待インフレ率が2.3%であれば、市場参加者が予想するインフレ率とFRBの物価安定目標が一致している状態を示します。
ミシガン大学期待インフレ率とは?
ミシガン大学期待インフレ率とは、ミシガン大学が毎月算出・公表している将来の物価上昇率(予想インフレ率)です。ミシガン大学期待インフレ率で最も注目されるのが今後1年先(12カ月)と5年先(5年後)の期待インフレ率ですので、当ページではその推移を掲載しています。ミシガン大学公表の全てのデータを掲載しています。
ミシガン大学期待インフレ率とセントルイス連銀の期待インフレ率の違いと特徴
ミシガン大学公表の期待インフレ率は、ミシガン大学の調査研究センターが実施している消費者物価調査(電話のアンケート調査)から、米国の消費者(少なくとも500世帯が対象)が今後1年(あるいは5年)のモノやサービスの価格上昇をどのように推定しているかのデータを基に算出している予想インフレ率です。つまり、消費者調査に基づいた期待インフレ率です。人々が予想している期待インフレ率がわかる指標ですので、市場の注目度が高いです。
一方、セントルイス連銀公表の期待インフレ率は、物価連動国債(インフレ連動国債)と利付国債の金利差から算出されている期待インフレ率です。つまり、債券市場が予想している期待インフレ率です。よって、米国の消費者が予想している期待インフレ率と、債券市場が予想している期待インフレ率という違いがあります。
ミシガン大学期待インフレ率の公表日は、いつ?(速報値と確報値)
ミシガン大学期待インフレ率は、毎月中旬に速報値、下旬に確報値が公表されます。
日本の期待インフレ率の推移はこちら
日本の期待インフレ率の推移は、以下のページで掲載しています。

FRBが独自に開発したインフレ期待指標「CIE(共通インフレ期待指数)」はこちら
米国の期待インフレ率は原油価格に連動しやすい傾向があり、地政学リスクなどの極端な一時的なイベントにも振らされやすい傾向があります。ゆえに、これは実際の期待インフレ率を示しているのか?という議論が常にあることから、FRBは独自に期待インフレ率の指標「CIE(共通インフレ期待指数)」を開発しました。長期的には期待インフレ率とCIEは相関しますが、それぞれ動き方の違いがあります。CIEは原油価格や一時的イベントに振らされないように設計されているため、現在は期待インフレ率とCIEは両方見てインフレ期待を判断するのが一般的です。
FRBが公表しているCIE(共通インフレ期待指数)の解説と推移は、以下のページで掲載しています。

CPIナウ(米国)の推移はこちら
米国の消費者物価指数(CPI)のリアルタイムの予想値は、以下の「CPIナウ(CPI NOW)米国・アメリカ」のページで確認できます。CPIナウは、精度が非常に高いCPIの予想値として市場で認知されています。

チャート(期待インフレ率・セントルイス連銀)
期待インフレ率(米国)のチャート

- 拡大表示はこちら
- チャートは「拡大表示はこちら」で拡大できます。拡大表示されたチャートにカーソルを合わせれば、カーソルの位置のデータが表示されます。
- こちらの期待インフレ率が市場で最もよく見られている期待インフレ率(10年期待インフレ率)です。
- Chart [Brake Even Inflation rate US]
- 2003年ー2009年の米国の期待インフレ率のチャートはこちら
- 2010年ー2019年の米国の期待インフレ率のチャートはこちら
5年期待インフレ率(米国)のチャート

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- Chart [5-year:Brake Even Inflation rate US]
5年先5年期待インフレ率(米国)のチャート

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- Chart [5-Year,5-Year Forward Inflation Expectation Rate(Brake Even Inflation rate)]
- 2003年から2009年の5年先5年期待インフレ率のチャートはこちら
- 2010年から2019年の5年先5年期待インフレ率のチャートはこちら
チャート(期待インフレ率・ミシガン大学)
ミシガン大学の1年先期待インフレ率(米国)のチャート

- 拡大表示はこちら
- 1978年からの推移を掲載
- Chart [University of Michigan: Inflation Expectation(next year/next 12 months)]
- ミシガン大学期待インフレ率のチャートは、米国の景気後退期(リセッション期)との比較チャートにしています。灰色の囲みの期間が米国の景気後退期です。米国の景気後退期間の解説と推移は、以下のページを参照してください。

ミシガン大学の5年先期待インフレ率(米国)のチャート

- 拡大表示はこちら
- Chart [University of Michigan: Inflation Expectation(next 5 year)]
時系列(historical data)期待インフレ率(セントルイス連銀)
期待インフレ率:10年期待インフレ率(市場で最もよく見られている期待インフレ率です)
2024年
日付 | 期待インフレ率 | 5年期待インフレ率 | 5年先5年期待インフレ率 |
---|---|---|---|
2023年
日付 | 期待インフレ率 | 5年期待インフレ率 | 5年先5年期待インフレ率 |
---|---|---|---|
2023.11.29 | 2.21 | 2.14 | 2.28 |
2023.11.28 | 2.22 | 2.15 | 2.29 |
2023.11.27 | 2.21 | 2.12 | 2.30 |
2023.11.24 | 2.26 | 2.21 | 2.31 |
2023.11.22 | 2.26 | 2.21 | 2.31 |
2023.11.21 | 2.25 | 2.19 | 2.31 |
2023.11.20 | 2.30 | 2.26 | 2.34 |
2023.11.17 | 2.28 | 2.23 | 2.33 |
2023.11.16 | 2.27 | 2.20 | 2.34 |
2023.11.15 | 2.31 | 2.24 | 2.38 |
2023.11.14 | 2.28 | 2.23 | 2.33 |
2023.11.13 | 2.32 | 2.29 | 2.33 |
2023.11.10 | 2.32 | 2.28 | 2.36 |
2023.11.09 | 2.33 | 2.30 | 2.36 |
2023.11.08 | 2.34 | 2.29 | 2.39 |
2023.11.07 | 2.39 | 2.32 | 2.46 |
2023.11.06 | 2.42 | 2.35 | 2.49 |
2023.11.03 | 2.39 | 2.32 | 2.46 |
2023.11.02 | 2.40 | 2.35 | 2.45 |
2023.11.01 | 2.41 | 2.36 | 2.46 |
2023.10.31 | 2.42 | 2.40 | 2.44 |
2023.10.30 | 2.44 | 2.40 | 2.48 |
2023.10.27 | 2.42 | 2.39 | 2.45 |
2023.10.26 | 2.42 | 2.37 | 2.47 |
2023.10.25 | 2.43 | 2.40 | 2.46 |
2023.10.24 | 2.40 | 2.38 | 2.42 |
2023.10.23 | 2.41 | 2.41 | 2.41 |
2023.10.20 | 2.47 | 2.47 | 2.47 |
2023.10.19 | 2.49 | 2.52 | 2.46 |
2023.10.18 | 2.44 | 2.35 | 2.53 |
2023.10.17 | 2.41 | 2.32 | 2.50 |
2023.10.16 | 2.38 | 2.30 | 2.46 |
2023.10.13 | 2.34 | 2.26 | 2.42 |
2023.10.12 | 2.34 | 2.23 | 2.45 |
2023.10.11 | 2.32 | 2.20 | 2.44 |
2023.10.10 | 2.32 | 2.18 | 2.46 |
2023.10.06 | 2.31 | 2.17 | 2.45 |
2023.10.05 | 2.31 | 2.14 | 2.48 |
2023.10.04 | 2.33 | 2.18 | 2.48 |
2023.10.03 | 2.36 | 2.21 | 2.51 |
2023.10.02 | 2.35 | 2.23 | 2.47 |
2023.09.29 | 2.35 | 2.22 | 2.48 |
2023.09.28 | 2.39 | 2.27 | 2.51 |
2023.09.27 | 2.34 | 2.23 | 2.45 |
2023.09.26 | 2.33 | 2.20 | 2.46 |
2023.09.25 | 2.37 | 2.25 | 2.49 |
2023.09.22 | 2.37 | 2.29 | 2.45 |
2023.09.21 | 2.38 | 2.29 | 2.47 |
2023.09.20 | 2.35 | 2.27 | 2.43 |
2023.09.19 | 2.37 | 2.30 | 2.44 |
2023.09.18 | 2.36 | 2.29 | 2.43 |
2023.09.15 | 2.35 | 2.27 | 2.43 |
2023.09.14 | 2.34 | 2.27 | 2.41 |
2023.09.13 | 2.35 | 2.28 | 2.42 |
2023.09.12 | 2.34 | 2.27 | 2.41 |
2023.09.11 | 2.35 | 2.26 | 2.44 |
2023.09.08 | 2.33 | 2.26 | 2.40 |
2023.09.07 | 2.32 | 2.24 | 2.40 |
2023.09.06 | 2.30 | 2.23 | 2.37 |
2023.09.05 | 2.29 | 2.21 | 2.37 |
2023.09.01 | 2.26 | 2.17 | 2.35 |
2023.08.31 | 2.24 | 2.15 | 2.33 |
2023.08.30 | 2.26 | 2.16 | 2.36 |
2023.08.29 | 2.29 | 2.18 | 2.40 |
2023.08.28 | 2.30 | 2.31 | 2.39 |
2023.08.25 | 2.33 | 2.25 | 2.41 |
2023.08.24 | 2.32 | 2.24 | 2.40 |
2023.08.23 | 2.35 | 2.26 | 2.44 |
2023.08.22 | 2.35 | 2.27 | 2.43 |
2023.08.21 | 2.34 | 2.25 | 2.43 |
2023.08.18 | 2.32 | 2.22 | 2.42 |
2023.08.17 | 2.33 | 2.24 | 2.42 |
2023.08.16 | 2.32 | 2.23 | 2.41 |
2023.08.15 | 2.32 | 2.24 | 2.40 |
2023.08.14 | 2.36 | 2.29 | 2.43 |
2023.08.11 | 2.36 | 2.30 | 2.42 |
2023.08.10 | 2.33 | 2.25 | 2.41 |
2023.08.09 | 2.34 | 2.23 | 2.45 |
2023.08.08 | 2.36 | 2.24 | 2.48 |
2023.08.07 | 2.41 | 2.29 | 2.53 |
2023.08.04 | 2.38 | 2.26 | 2.50 |
2023.08.03 | 2.37 | 2.24 | 2.50 |
2023.08.02 | 2.36 | 2.25 | 2.47 |
2023.08.01 | 2.37 | 2.26 | 2.48 |
2023.07.31 | 2.37 | 2.27 | 2.47 |
2023.07.28 | 2.38 | 2.28 | 2.48 |
2023.07.27 | 2.37 | 2.27 | 2.47 |
2023.07.26 | 2.36 | 2.24 | 2.48 |
2023.07.25 | 2.39 | 2.26 | 2.52 |
2023.07.24 | 2.38 | 2.28 | 2.48 |
2023.07.21 | 2.35 | 2.23 | 2.47 |
2023.07.20 | 2.35 | 2.21 | 2.49 |
2023.07.19 | 2.22 | 2.13 | 2.31 |
2023.07.18 | 2.23 | 2.13 | 2.33 |
2023.07.17 | 2.25 | 2.16 | 2.34 |
2023.07.14 | 2.24 | 2.15 | 2.33 |
2023.07.13 | 2.24 | 2.16 | 2.32 |
2023.07.12 | 2.26 | 2.18 | 2.34 |
2023.07.11 | 2.24 | 2.16 | 2.32 |
2023.07.10 | 2.25 | 2.19 | 2.31 |
2023.07.07 | 2.27 | 2.22 | 2.32 |
2023.07.06 | 2.27 | 2.22 | 2.32 |
2023.07.05 | 2.26 | 2.20 | 2.32 |
2023.07.03 | 2.25 | 2.21 | 2.29 |
2023.06.30 | 2.22 | 2.18 | 2.26 |
2023.0 |