
日本のリート(J-REIT)の動向を表す東証REIT指数や各指標の最新データを速報で掲載しています。J-REITの分配金利回りが最も注目されやすく、分配金利回りと長期金利のイールドスプレッド、日経平均株価との比較チャートも掲載しています。
リートは、景気拡大局面や不動産にお金が入ってきている局面で上昇しやすいです。上昇していればいいですが、下落局面は注意が必要です。リートは為替や裁定取引に関係のない分野です。不動産への投資は多額の資金が必要ですので、大口投資家が日本売りを行っている可能性があります。J-REITの国内の主な買い手は地銀ですので、J-REITの動向は銀行株へも影響します。ゆえに、下落局面はその原因について分析する必要があります。世界の金融市場の環境、金利、物価、金融政策を中心に見ていきましょう。
また、J-REITの国内の主な買い手は地銀ですが、売買代金の約6割は海外投資家です。よって、海外投資家の影響を受けやすく、米国の長期金利の影響も受けやすいです。当ページでは、米国の長期金利との比較チャートも掲載していますのでチェックしておきましょう!
最新データと現状評価
2026年10月9日時点の東証REIT指数は1,659.87ポイントで、 前日から10.82ポイント上昇(0.66%上昇)となりました。 J-REITの分配金利回りは5.56%、 日本10年国債利回りは3.01%、 両者の差であるイールドスプレッドは2.55ポイントです。 前回との比較では、J-REITの分配金利回りは低下、 日本10年国債利回りは低下となり、 イールドスプレッドは前回から拡大しました 国債利回りと比較したJ-REITの相対的な利回り魅力は、前回より高まっています。

AIによるJ-REITの重要度評価
東証REIT指数は、不動産セクター全体のパフォーマンスを測る指標。特に金利動向や不動産市場の需給バランスを反映しやすい。金利の影響を受けやすいため、金融政策の影響を分析する際に重視される。ただし、日本のREIT市場の規模は米国と比べて小さく、流動性の面で限界がある。J-REITの分配金利回りは、収益性を直感的に把握でき、投資の魅力度を測る主要な基準。特に低金利環境下では投資家にとって重要な指標となる。長期的な投資価値を見極める上で重要で、投資家心理にも直接影響を与える。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
- 最新データと現状評価
- AIによるJ-REITの重要度評価
- チャート(東証REIT指数)
- チャート(東証REIT指数とSQ日)
- チャート(東証REIT指数と長期金利)
- 相対チャート(パフォーマンス比較チャート)
- チャート(J-REITの分配金利回り)
- チャート(REITの時価総額合計と1日平均売買代金)
- 関連指標
- [速報] 東証REIT指数とJ-REITの分配金利回りの時系列(historical data)
- J-REITとは?東証REIT指数とは?わかりやすく簡単に解説
- お金の量が重要!J-REITの上昇要因・下落要因
- REITの魅力は分配金!J-REITの分配金利回りはこう見る!金利との関係を解説
- REITの主な買い手は地銀!銀行の決算期は注意しましょう
- REITの下落局面は多額の資金が逃げている状態!
- REITは海外投資家の影響が大きい!
チャート(東証REIT指数)
東証REIT指数の推移を示したチャートです。移動平均線や日経平均株価との比較を通じて、J-REIT市場のトレンドや日本株との相対的な強弱を確認できます。
Chart [Tokyo Stock Exchange REIT Index]
- チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
- 東証REIT指数は2003年3月算出開始の指数です。すべてのデータを掲載しています。
チャート(東証REIT指数とSQ日)
東証REIT指数の推移に、東証REIT指数先物のSQ日を縦線で表示したチャートです。SQ日から次のSQ日までを一つの区切りとして見ることで、各限月の間にJ-REIT市場がどのように推移したのかを確認できます。特に、SQ前後で東証REIT指数の方向が変化しているか、SQをまたいで上昇・下落トレンドが継続しているかを比較する際に役立ちます。複数のSQサイクルを並べて見ることで、特定のSQだけに左右されず、J-REIT市場の値動きとSQ日との関係を時系列で検証できます。
- チャートの赤色の縦線は、東証REIT指数先物のSQ日です。東証REIT指数先物のSQ値の推移と解説と、SQ日の今後の日程は以下のページで掲載しています。


チャート(東証REIT指数と長期金利)
東証REIT指数と日本・米国の長期金利(10年国債利回り)の推移を比較したチャートです。金利動向とJ-REIT市場の関係や、金利上昇・低下が東証REIT指数に与える影響を確認できます。
- 東証REIT指数は2003年3月算出開始の指数です。すべてのデータを掲載しています。
- 日本の長期金利(日本10年国債利回り)と米国の長期金利(米国10年国債利回り)の解説は、以下のページで掲載しています。
相対チャート(パフォーマンス比較チャート)
東証REIT指数と日経平均株価、プライム市場指数、スタンダード市場指数、グロース市場指数の相対的なパフォーマンスを比較したチャートです。J-REIT市場が日本株市場全体に対して相対的に強いか弱いかを確認できます。
- 相対チャート(パフォーマンス比較チャート)とは、基準日時点から各指数の変化の増減を表したチャートです。各銘柄のパフォーマンスを比較して見るのに適したチャートです。
- チャート下の期間ボタンを選択することで表示されるチャートの期間が変わります。例えば「1年」を選択すると、最新の営業日からちょうど1年前を基準値100としたチャートが表示されます。「3年」を選択すると、3年前を基準値100としたチャートが表示されます。
チャート(J-REITの分配金利回り)
J-REITの分配金利回りの推移を示したチャートです。日本10年国債利回りとの比較やイールドスプレッドを通じて、J-REITの利回り水準や投資妙味の変化を確認できます。
Chart [DIV YIELD(J-REIT)]
- J-REITの分配金利回りの5%と3%ラインに点線を引いています(以下の解説欄参照)。
- J-REITの分配金利回りと日本の長期金利のイールドスプレッドのチャートは、J-REITの分配金利回り(配当利回り)と日本の長期金利(日本10年国債利回り)のイールドスプレッド(利回り差)です。
チャート(REITの時価総額合計と1日平均売買代金)
J-REIT市場の時価総額と1日平均売買代金の推移を示したチャートです。市場規模や市場参加者の売買活発度の変化を確認できます。
Chart [Market Capitalization and Trading Value(J-REIT)-Monthly]
関連指標
NAV倍率
J-REITのNAV倍率の推移と解説は、以下のページで掲載しています。NAV倍率は株式でいうPBRにあたる指標です。日本のリート価格が割安か割高かがわかります。

米国(アメリカ)のREIT指数
米国(アメリカ)のREIT指数の推移と解説、そして米国REIT指数のバリュエーション指標(分配金利回り・PER・PBR・PSR・PCFR)の推移は、以下のページで掲載しています。

[速報] 東証REIT指数とJ-REITの分配金利回りの時系列(historical data)
| 日付 | 東証REIT指数 | 前日比 | 前日比% |
分配金 利回り |
イールド スプレッド |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年10月9日 | 1,659.87 | +10.82 | +0.66% | 5.56 | 2.55 |
| 2026年10月8日 | 1,649.05 | -9.39 | -0.57% | 5.59 | 2.51 |
| 2026年10月7日 | 1,658.44 | -7.18 | -0.43% | 5.56 | 2.46 |
| 2026年10月6日 | 1,665.62 | +7.26 | +0.44% | 5.54 | 2.45 |
| 2026年10月5日 | 1,658.36 | -15.54 | -0.93% | 5.56 | 2.48 |
| 2026年10月2日 | 1,673.90 | -27.95 | -1.64% | 5.51 | 2.42 |
| 2026年10月1日 | 1,701.85 | -5.29 | -0.31% | 5.42 | 2.33 |
| 2026年9月30日 | 1,707.14 | +0.35 | +0.02% | 5.40 | 2.35 |
| 2026年9月29日 | 1,706.79 | -22.46 | -1.30% | 5.40 | 2.32 |
| 2026年9月28日 | 1,729.25 | -2.23 | -0.13% | 5.27 | 2.19 |
| 2026年9月25日 | 1,731.48 | -8.16 | -0.47% | 5.32 | 2.25 |
| 2026年9月24日 | 1,739.64 | +8.95 | +0.52% | 5.28 | 2.21 |
| 2026年9月18日 | 1,730.69 | -20.88 | -1.19% | 5.27 | 2.29 |
| 2026年9月17日 | 1,751.57 | -0.43 | -0.02% | 5.20 | 2.21 |
| 2026年9月16日 | 1,752.00 | +0.73 | +0.04% | 5.20 | 2.21 |
| 2026年9月15日 | 1,751.27 | -1.00 | -0.06% | 5.20 | 2.17 |
| 2026年9月14日 | 1,752.27 | +9.88 | +0.57% | 5.20 | 2.21 |
| 2026年9月11日 | 1,742.39 | -15.94 | -0.91% | 5.23 | 2.25 |
| 2026年9月10日 | 1,758.33 | +4.72 | +0.27% | 5.18 | 2.28 |
| 2026年9月9日 | 1,753.61 | +7.95 | +0.46% | 5.17 | 2.29 |
| 2026年9月8日 | 1,745.66 | -14.09 | -0.80% | 5.22 | 2.34 |
| 2026年9月7日 | 1,759.75 | -9.98 | -0.56% | 5.18 | 2.25 |
| 2026年9月4日 | 1,769.73 | -3.34 | -0.19% | 5.15 | 2.25 |
| 2026年9月3日 | 1,773.07 | -6.81 | -0.38% | 5.14 | 2.18 |
| 2026年9月2日 | 1,779.88 | -14.72 | -0.82% | 5.12 | 2.11 |
| 2026年9月1日 | 1,794.60 | +11.11 | +0.62% | 5.07 | 2.07 |
| 2026年8月31日 | 1,783.49 | -4.09 | -0.23% | 5.13 | 2.19 |
| 2026年8月28日 | 1,787.58 | -34.18 | -1.88% | 5.12 | 2.20 |
| 2026年8月27日 | 1,821.76 | +2.10 | +0.12% | 5.02 | 2.13 |
| 2026年8月26日 | 1,819.66 | +9.29 | +0.51% | 5.00 | 2.12 |
J-REITの解説
J-REITとは?東証REIT指数とは?わかりやすく簡単に解説
REIT(読み方:リート)とは、不動産投資信託と呼ばれる、投資家から調達した資金で複数の不動産に投資し、賃貸収入や売買益を投資家に配分する仕組みの投資信託です。REITは取引所に上場されていて、市場で売買することができます。日本の不動産投資信託のことを「J-REIT(ジェイリート)」といいます。
東証(東京証券取引所)に上場しているJ-REITの全銘柄を対象とした時価総額加重型の指数を「東証REIT指数(読み方:とうしょうりーとしすう|英語:Tokyo Stock Exchange REIT Index)」といいます。
当ページでは、その東証REIT指数の推移を掲載しています。REITの動向を見るにはこの東証REIT指数を見るのが一般的です。本指数は2003年3月31日を基準値1000として算出されており、その基準値から現在のJ-REITの時価総額がどの程度かを表しています。東証REIT指数はTOPIXと同様に時価総額加重型の指数ですので、J-REIT市場全体の時価総額がどの程度増減しているのかを表しています。
お金の量が重要!J-REITの上昇要因・下落要因
REITは投資家から集めたお金を不動産に投資する仕組みの金融商品ですので、不動産へ投資するだけの資金が必要で、投資家からそれだけのお金を集めなければならないので「お金の量」がREIT相場に大きく影響します。ゆえに、中央銀行の金融緩和などでカネ余りの状態となれば、REITへの投資が増えて上昇しやすくなります。また、物価の上昇もREITの上昇要因ですので、インフレ率の上昇も見ておきましょう。物価は原油の相場に影響を受けやすいので、原油の動向も見ておいた方がいいでしょう。原油高・物価上昇でREITは上昇しやすくなります。逆に、中央銀行の金融引き締めやインフレ率の低下・原油の低下などはREITの下落要因となります。また、日本のREIT(J-REIT)は国内の不動産がメインですので、為替の影響を受けにくいのも特徴の一つです。物価の指標や原油価格の推移は、当サイトの各ページで掲載しています。
原油価格の推移は、以下のページで掲載しています。

REITの魅力は分配金!J-REITの分配金利回りはこう見る!金利との関係を解説
当ページでは、J-REITの平均分配金利回り(配当利回り) の推移も掲載しています。
REITの大きな魅力は分配金です。分配金は株でいう配当金です。J-REITは不動産投資で得た収益の90%超を分配金に回すなど、一定の条件を満たせば法人税がかからない仕組みになっていますので、収益のほとんどを分配金として受け取れます。
投資家はどれくらい期待する?REITの分配金利回りの水準と目安
REITの分配金利回り(配当利回り)は3%から5%で推移しやすく、一般的に投資家は3%以上を期待します。3%を割り込めば分配金利回りの魅力がなくなり、REITへの投資は減りやすくなります。ただし、その時の債券の金利水準や株の配当利回りなどと見比べることが大切で、それらよりREITの分配金利回りの方が良ければREITへの投資に魅力を感じる投資家が増えやすくもなります。債券の金利は不動産の金利とも連動しますので、金利が下がると不動産が買われやすくなり、REITの上昇要因となります。逆に、金利が上がればREITの下落要因となります。各金利の動向や株の配当利回りなどは、当サイトの各ページでチェックできますのでご活用ください。また、当ページではJ-REITの分配金利回りと長期金利のイールドスプレッド(利回り差)の推移も掲載しています。
REITの主な買い手は地銀!銀行の決算期は注意しましょう
日本のREIT(J-REIT)の国内の主な買い手は地方銀行(地銀)です。銀行の決算期には益出しのために売られやすくなりますので注意が必要です。基本的には決算の2-3週間前から警戒しておく必要があります。違う言い方をすれば、REITの下落は銀行株の下落要因ともなります。
REITの下落局面は多額の資金が逃げている状態!
REITは景気拡大局面や不動産にお金が入ってきている局面で上昇しますので、REITが上昇している分には問題ありませんが、REITが下落している局面は注意が必要です。先に記載したように、REITは為替相場や裁定取引(アービトラージ)は関係のない分野ですので、REITが下落していれば為替の影響でも裁定取引の影響でもない、つまり大口の投資家が日本売りを行っている可能性が出てきますので注意する必要があります。ゆえに、REITが下落している局面は、その原因について分析する必要があります。今後の景気悪化を見ているのか、金利上昇を見ているのか、金融緩和はこれ以上ないと見ているのか、世界的にリスクオフになっているのかなど分析する必要があります。不動産への投資は多額の資金が必要です。REITの下落局面はその資金が逃げている状態ですので先行き警戒する必要があります。
REITは海外投資家の影響が大きい!
先述したように日本のREIT(J-REIT)の国内の主な買い手は地銀ですが、J-REITの売買代金の約6割程度を占めるのは海外投資家です。よって、J-REITは海外投資家の売買の影響が大きいです。海外投資家の買いで東証REIT指数は上がりやすく、海外投資家の売りで東証REIT指数は下がりやすいです。
J-REITは米国の長期金利の影響を受けやすい
REITは金融機関の借り入れも用いて不動産を買っていますので、日本の長期金利の影響を受けやすいですが、J-REITは海外投資家の売買の影響が大きいため、米国の長期金利の影響も受けやすい特徴があります。米国の長期金利が高ければ米国債の魅力が高まってJ-REITの魅力は低下、米国の長期金利が低ければ米国債の魅力が低下してJ-REITの魅力が高まります。もちろん、そもそものJ-REITの魅力であったり割安・割高などでその限りではありませんが、基本的にはその関係です。
当ページでは、東証REIT指数と米国の長期金利(米国10年国債利回り)の比較チャートも掲載していますので、米国の長期金利の動向と併せて見ていただくといいと思います。
- 当ページは、東証REIT指数・J-REIT分配金利回り(配当利回り)・時価総額・売買代金・分配金利回りと長期金利のイールドスプレッドの解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「東証REIT指数&REIT利回り」
「REIT指数の上昇・下落要因」 - Source:JPX(Japan Exchange Group, Inc.:日本取引所グループ)/TSE(Tokyo Stock Exchange,Inc.:東京証券取引所),OSE(Osaka Exchange,Inc.:大阪取引所)
- 東証REIT指数:Tokyo Stock Exchange REIT Index
- Tokyo Stock Exchange REIT Index historical data&chart

