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コアCPI(米国)

米国(アメリカ)のコアCPIの最新データを速報で掲載しています。

コアCPIは、米国の消費者物価指数(CPI)から価格変動が大きい生鮮食品・エネルギーを除いた指数で消費者物価指数より注目度が高いです。当ページでは、コアCPIの過去のデータ全てと、コアCPIとコアPPI(生産者物価指数)との比較チャート、コアCPIとFF金利(米国の政策金利)との比較チャートも掲載。過去から現在までの物価とFRBの利上げ・利下げの推移がわかります。

コアcpi(米国・アメリカ)

AIによる米国のコアCPIの重要度評価

4.9

FRBがインフレ動向を分析する際、食品やエネルギーなどの変動しやすい項目を除いたコアCPIに特に注目する。コアCPIはインフレの基調をより的確に捉えらる。総合CPIと比べて短期的なノイズが少ないため、政策立案者や市場参加者にとって信頼性が高いデータである。これにより、基調的なインフレ率を測定する精度が高まる。コアCPIの発表は、特に金利市場や債券市場において大きなインパクトを持ち、トレーダーや投資家にとって重要。総合CPIと比べ、コアCPIは経済の需要・供給のバランスをより直接的に反映する。これにより、経済活動の温度感を把握しやすくなる。一方、コアCPIは家計に直結する食品やエネルギーを除外しているため、一般消費者の生活実感とは一致しないことが多い。PCEコアデフレーター(個人消費支出価格指数のコア部分)がFRBにとって重要視される場面もあり、コアCPI単体での重要性には限界がある。CPI全体の課題であるデータの遅行性はコアCPIにも当てはまる。リアルタイムの経済変化に対応するには補完データが必要だが、辛口でもほぼ最高の評価に値する指標。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート(米国のコアCPI)

米国のコアCPIのチャート(指数値)

米国のコアcpi(コア消費者物価指数)のチャート
  • チャート画像クリックで拡大表示します。
  • Chart [U.S. Core CPI/Consumer Price Index for All Urban Consumers: All Items Less Food and Energy in U.S. City Average]
  • チャートの灰色の期間が米国の景気後退期間です。景気後退期間の解説と推移は「景気後退期間(米国・アメリカ)」のページを参照してください。

米国のコアCPIの前月比のチャート

米国のコアcpi(コア消費者物価指数)の前月比のチャート

米国のコアCPIの前年比のチャート

アメリカのコアcpi(コア消費者物価指数)の前年比のチャート
  • Chart [U.S. Core CPI/Consumer Price Index MoM]
  • Chart [U.S. Core CPI/Consumer Price Index YoY]
  • 前年比のチャートには、FRBの物価目標のラインに赤色の点線を引いています。

FRBの物価目標のわかりやすい解説はこちら

FRBの物価目標のわかりやすい解説は、以下のページに掲載しています(CPIベースのFRBの物価目標の見方も掲載)。

チャート(米国のコアCPIとFF金利)

米国のコアCPIとFF金利(米国の政策金利)のチャート

コアcpiとff金利(ffレート・政策金利)のチャート

FF金利の解説と推移はこちら

FF金利の解説と推移は、以下のページに掲載しています。

チャート(米国のコアCPIとコアPPI)

[前月比] 米国のコアCPIとコアPPIのチャート

コアcpiとコアppiの前月比のチャート

[前年比] 米国のコアCPIとコアPPIのチャート

米国のコアcpiとコアppiの前年比のチャート
  • Chart [U.S. Core CPI,U.S. Core PPI(Producer Price Index)  MoM]
  • Chart [U.S. Core CPI,U.S. Core PPI(Producer Price Index)  YoY]
  • 米国のコアCPI(コア消費者物価指数)とコアPPI(コア生産者物価指数)の比較チャートです。

コアPPIの解説と推移はこちら

米国のコアPPI(コア生産者物価指数)の推移と解説は、以下のページで掲載しています。消費者物価指数の関係と影響の解説も記載していますので、参照してください。

チャート(米国のコアCPIとPCEコア)

インフレやデフレの基調の度合いをはかる際、コアCPIとともに注目される物価指数が「PCEコア(PCEコアデフレーター)」です。PCEコアの推移と解説は、以下のページで掲載しています。PCEコアとコアCPIの比較チャートや「FRBの物価目標2%は消費者物価指数(CPI)とPCE(個人消費支出)どっちを見ればいい?」の説明も記載していますので、併せてご利用ください。

CPIとPCEの違いは、以下のリンク先の米国の消費者物価指数(CPI)のページに記載しています。

米国の消費者物価指数(CPI)の推移はこちら

米国の消費者物価指数の推移は、以下のページで掲載しています。コアCPIの公表日(発表日)のスケジュールも掲載しています。

CPIナウ(米国)の推移はこちら

米国のコアCPIがどの程度で着地するか、リアルタイムの予想値は以下の「CPIナウ(CPI NOW)米国・アメリカ」のページで確認できます。CPIナウは、精度が非常に高いCPIの予想値として市場で認知されています。

Sticky-Price CPIはこちら

米国の消費者物価指数の構成要素を「価格が柔軟に変動する品目」と「価格の粘着性が高い(価格の変動が遅い)品目」に分類した指数「Sticky-Price CPI」は、以下のページで掲載しています。将来のインフレ期待が組み込まれている指数として注目度が高いです。

実質FF金利(コアCPIから算出)の推移はこちら

FF金利とコアCPIから算出される実質FF金利の推移と解説は以下のページで掲載しています

[速報] 最新データ|米国のコアCPIの時系列(historical data)

  • 単位:%
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コアCPIとは?わかりやすく簡単に解説

コアCPI(読み方:こあしーぴーあい|英語:Core Consumer Price Index)とは、米労働省が毎月発表している消費者物価指数(CPI)の一つで、消費者物価指数から天候等によって価格変動が大きい食料やエネルギーを除いた物価指数です。

コアCPIの見方(ドル買い・ドル売り)

消費者物価指数(CPI)は、インフレ(インフレーション)デフレ(デフレーション)の度合いをはかる指標として非常に重要視されますが、インフレやデフレの基調の度合いを見る場合、天候等によって価格変動が大きい食料やエネルギーを除いた「コアCPI」を重視することが多いです。注目度はコアCPIの方が非常に高いです。コアCPIは米国の購買動向や物価動向をはかる重要な指標となっており、FRB(連邦準備制度理事会)金融政策を決定する上で注目している指標でもあります。

一般的には、事前の市場予想より実際の数値が高ければドル買い材料となり(ドル高)、事前の市場予想より実際の数値が低ければドル売り材料(ドル安)と見るのが基本形です。

ドルインデックスの推移はこちら

ドルの強弱はドルインデックス(ドル指数)で確認できます。ドルインデックスの推移は、以下のページで掲載しています。

ドルインデックス(ドル指数)
ドルインデックス(ドル指数)のチャートと時系列です(ICEドルインデックス先物)。長期金利や実質金利、景気後退期、ドル円、ユーロドル、円指数やユーロ指数との比較チャートや移動平均線、長期と短期のチャートも掲載。見方もわかりやすく解説。

コアCPIと米国の需給ギャップを比較して良いインフレか悪いインフレかを見る

インフレには、需要が増えることによって起こる「デマンドプルインフレ」と石油などのコストが上がることによって起こる「コストプッシュインフレ」があります。

デマンドプルインフレとコストプッシュインフレの解説ページはこちら

インフレ時にそんなインフレの性格見るには、消費者物価指数(CPI)と需給ギャップ(GDPギャップ)を比較して見るのが一般的です。通常は需給ギャップと関係が深いコアCPIを比較して見ます。

米国の需給ギャップの推移とデマンドプルインフレとコストプッシュインフレの見方の解説は、以下の「需給ギャップ(GDPギャップ)米国・アメリカ」のページに掲載していますので参照してください。

需給ギャップ(GDPギャップ)米国・アメリカ
CBO(米議会予算局)公表の米国の需給ギャップ(GDPギャップ)のチャートと時系列です(最新データ速報)。過去から現在、今後10年間の見通しの予測値の推移を掲載。需要が強いのか弱いのかがわかり、インフレ時にコストプッシュ型かデマンドプル型かを見る際にも注目されます。

コアCPIとFF金利の関係と過去の傾向(FRBの利上げとコアCPI)

当ページではチャートの欄に、コアCPIとFF金利(米国の政策金利)の比較チャートも掲載しています。

当ページで掲載しているのは2004年分からですが、過去1970年からのコアCPIとFF金利の傾向では、FRBが利上げ局面にある場合、ターミナルレート(利上げの最終到達点)は漏れなくコアCPIより高くなっています。つまり、FRBはインフレを抑えるために利上げでコアCPIよりFF金利を高く引き上げてきた歴史があります。ターミナルレートの解説は、以下のページで掲載しています。

FF金利の予想分布(ドットチャートより)・ターミナルレート・中立金利・米経済見通し
FOMC後に公表される政策金利見通し(上限・中央値・下限)、ターミナルレート、中立金利、米国(アメリカ)の経済見通しの推移を掲載。FRBの今後の利上げ・利下げ回数がわかります。中立金利は推定レンジも掲載。見方のわかりやすい解説含む。
  • 当ページは、米国のコアCPI(コア消費者物価指数)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • 各指数・指標の解説
    コアCPIとは
  • Source:労働省労働統計局(BLS:U.S Bureau of Labor Statistics)
  • 単位:%
  • 指数値・前月比:季節調整済み
  • 前年比:季節調整なし
  • 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は上書きして掲載しています
  • U.S. Core CPI/Consumer Price Index for All Urban Consumers: All Items Less Food and Energy in U.S. City Average historical data&chart