[お知らせ] 長短金利差(10年債と2年債、10年債と3カ月債)のページに、それぞれS&P500と景気後退期との比較チャートを追加

FF金利(実効FF金利)とFRBの誘導目標の上限と下限

FF金利の概要

FF金利(FFレート)

金利

FF金利は、銀行間の1日だけの短い期間のお金の貸し借りにつく金利で、米国の金融市場の中心的な金利です。プライムレートなど他の金利に影響を与え、住宅ローンや貯蓄などの長期金利に間接的に影響を及ぼす金利で、FRBがこの金利を誘導しています。
当ページでは、FF金利の推移に加え、FRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の推移も掲載しています。

  • 当ページは、FF金利とFRBのFF金利の誘導目標の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • 各指数・指標の解説
    フェデラル・ファンドレート(FFレート)とは
  • Source:Board of Governors of the Federal Reserve System、Federal Reserve Bank of New York
  • FRB及びFRBの実務を担うニューヨーク連銀が公表している実効FF金利とFF金利の誘導目標を掲載しています。
  • 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は改定値を上書きして掲載しています。
  • EFFR(Effective Federal Funds Rate us) historical data&chart
  • Federal Funds Target Range(Upper Limit and Lower Limit) historical data&chart

FF金利とは?

FF金利(英語:Federal Funds rate|フェデラルファンドレート)とは、「FFレート」とも呼ばれる、連邦準備銀行で基準を上回る支払準備金を保有している銀行(預金取扱機関)が、借入が必要な銀行に無担保で資金を貸し出す際につく翌日物の金利です。

銀行(預金取扱機関)が支払準備金に余剰残高がある場合、借入を必要としている他の銀行に資金を貸し出しますが、それは概ね1日だけの短い期間の貸し借りになります。この一晩で相互に取引する際につく金利がFF金利です。

FF金利をわかりやすく簡単に解説

民間の銀行は普段あまりお金を思っていません。お金を金庫に持っていてもお金は増えませんので、民間の銀行はお金を貸し出して運用しています。ただ、大口の出金があった場合などはお金がないので、他の銀行にお金を貸してもらっています。銀行同士は信用がありますし、概ね1日だけの短い期間の貸し借りになりますので、無担保で構わない、ただし金利はつく、その際の金利がFF金利です。

実効FF金利とは?

FF金利のレートはどのように決定される?

銀行同士のお金の貸し借りにつく金利は、2つの銀行間で決定されます。これを実効FF金利(実効フェデラルファンド金利))といいます。FF金利は通常この実効FF金利を見ますので、当ページではその推移を掲載しています。

FRBの影響を受ける実効FF金利(FF金利の誘導目標とは?)

実効FF金利は基本的には銀行間で決定、つまり市場で決定されますが、公開市場操作(オペレーション)を通じて米国の金融政策を担うFRB(連邦準備制度理事会)がここに介入しますので、その影響を受けます。つまり実効FF金利はFRBが設定するFF金利の誘導目標に近づきます。FRBはFF金利の誘導目標を決定するために年8回、FOMC(連邦公開市場委員会)を開催しており、FRBはここで決定される誘導目標に近づけるために国債の売買によって実効FF金利を誘導しています。

FRBは、米国の経済状況を勘案して実効FF金利の誘導目標を決定しています。価格と賃金の傾向、雇用、個人消費と所得、事業投資、外国為替市場など、豊富な経済データを考慮して決定されています。インフレが過度である場合、FRBは経済活動を和らげるためにより高いFF金利の誘導目標を設定しやすくなりますし、反対の場合はより大きな経済活動に拍車をかけるために、低いFF金利の誘導目標を設定する可能性があります。

FF金利は金融市場の中心的な金利!

FF金利は米国の金融市場の中心的な金利で、銀行が顧客に高い信用格付けを請求するレートであるプライムレート(優良企業に対して資金を貸し出す際に適用する最優遇貸出金利)などの他の金利に影響を与えます。さらに、住宅ローンや貯蓄などの長期金利に間接的に影響を及ぼす金利でもあります。

FF金利は、FRBが金融政策において短期金融市場を操作する目的で調整する米国の政策金利です。

FRBの利上げで景気後退入り?

FRBが利上げを行うと景気後退するのか?

以下の掲載しているFF金利のチャートを見てもらえれば、FRBが利上げ(FF金利の引き上げ)を行うと、期間を空けて米国は景気後退入りしているのが一目瞭然です。金融引き締めで景気後退入りという図式は過去の傾向から見て取れます。

米国の政策金利の見通しはこちら

FRBは、FOMC後に政策金利見通し(FOMC参加者らによるFF金利の予想分布)を公表しています。以下のページで掲載していますので参照してください。

FF金利の予想分布(ドットチャートより)・ターミナルレート・中立金利・米経済見通し
FOMC後に公表される政策金利見通し(上限・中央値・下限)、ターミナルレート、中立金利、米国(アメリカ)の経済見通しの推移を掲載。FRBの今後の利上げ・利下げ回数がわかります。中立金利は推定レンジも掲載。見方のわかりやすい解説含む。

Fedウォッチはこちら

今後のFOMCでFF金利の誘導目標が変更される可能性を確率で示した指標「Fedウォッチ(フェドウォッチ)」は、以下のページで掲載しています。

Fedウォッチ(フェドウォッチ)
今後のFOMCで政策金利(FF金利・FFレート)の誘導目標が変更される可能性を確率で示した「Fedウォッチ(フェドウォッチ)」のチャートと表を掲載(速報)。現在の政策金利誘導目標に加え、水準・目安、異常値が出た場合のわかりやすい解説も掲載。

シャドーレート(影のFF金利)の推移はこちら

FRBの”真の金融緩和・金融引き締めの度合い”が測れる「シャドーレート(影のFF金利)」は、以下のページで掲載しています。

シャドーレート(影のFF金利)
米国(アメリカ)のシャドーレート(影の金利)のチャートと時系列です。S&P500(株価)との比較チャートも掲載。シャドーレートとは?わかりやすい解説付き。政策金利に量的緩和の効果を換算した金利でFRBの真の金融緩和・金融引き締め度合いが測れます。

SOFR(レポ金利の指標となる金利)の推移はこちら

FF金利と同様に、米国の銀行同士のやりとりにつく金利(レポ金利)の指標「SOFR(担保付き翌日物貸出金利)」の解説と推移は以下のページで掲載しています。

SOFR(担保付き翌日物資金調達金利・ソーファー・ソフラ)
米国(アメリカ)のSOFR(担保付き翌日物資金調達金利)のチャートと時系列です。SOFRは翌日物のレポ金利の指標となる金利でし。リアルタイム現在の日次データを掲載。LIBOR(ライボー)の代替指標で、米ドルの指標としても捉えられています。

SOFRの解説に加え、レポ市場・レポ取引・レポ金利のわかりやすい解説、FF金利との違いも記載していますので参考にしてください。

SOFRは通常、FF金利と似た動きをしますが、過去にFF金利と乖離した動きをし、金融市場にショックを与えたことがあります。一度解説を読んで理解を深めてもらって、FF金利と一緒に推移を見てもらうといいと思います。

日本・ECBの政策金利の推移はこちら

日本の政策金利の推移(チャートと時系列)は、以下のページで掲載しています(解説付き)。日本の政策金利の歴史も記載していますので、参考にしてください。

日本の政策金利
日本の政策金利のチャートと時系列です(公定歩合と無担保コール翌日物金利)。過去から現在までの推移を掲載。日本の政策金利の歴史のわかりやすい解説も掲載。ゼロ金利政策やマイナス金利、イールドカーブコントロール(YCC)の解説も。

ECBの政策金利(EU・ユーロ圏)は、以下のページで掲載しています(解説付き)。

ECBの政策金利(EU・ユーロ圏)
ECB(欧州中央銀行)の政策金利のチャートと時系列です(EU・ユーロ圏)。過去から現在まで、ECB設立当初からの政策金利の推移を掲載しています。主要リファイナンスオペ金利や預金ファシリティ金利(中央銀行預金金利)のマイナス金利の解説も掲載。

国債利回りの推移はこちら

米国(アメリカ)の国債利回りの推移は、以下のページで掲載しています(解説付き)。それぞれFF金利との比較チャートも掲載しています。

米国の国債利回り(2年国債利回り・10年国債利回り・30年国債利回り)と利回り差
米国(アメリカ)の国債利回りの推移(チャートと時系列)です(速報)。2年国債利回り・10年国債利回り・30年国債利回りとその利回り差、FF金利(FFレート)や景気後退期との比較チャートも掲載。10年国債は長期金利の指標。わかりやすい解説付き。

チャート(FF金利とFRBの誘導目標)

FF金利とS&P500と米国の景気後退期間のチャート

ff金利(フェデラルファンドレート)のチャート
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  • 月次のFF金利(実効FF金利)のチャートです。
  • チャートは「拡大表示はこちら」で拡大できます。拡大表示されたチャートにカーソルを合わせれば、カーソルの位置のデータが表示されます。
  • チャートは、米国株の推移と比較して見れるように、S&P500との比較チャートにしています。S&P500はそれぞれ月末の値を掲載しています。
  • Chart [EFFR(Effective Federal Funds Rate us)]
  • チャートの灰色の期間が米国の景気後退期間です(1960年1月分から掲載)。景気後退期間の解説と推移は、以下のページを参照してください。
景気後退期間(米国・アメリカ)
米国(アメリカ)の景気後退と景気拡大の期間のチャートと時系列です(速報)。全米経済研究所(NBER)公表分。米国の景気後退はいつからいつまで?過去から現在までの景気拡大と景気縮小の推移がわかります。景気循環や公表日のわかりやすい解説付き。

FRBのFF金利の誘導目標の上限と下限のチャート

frbの誘導目標の上限と下限のチャート
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  • FF金利(FFレート)の誘導目標の上限と下限とFF金利の比較チャートです。
  • 上限と下限は、それぞれ2009年分からの毎月月末時点のデータを掲載しています。
  • FF金利(実効FF金利)は毎月の平均値です。
  • S&P500(月末の値)と米国の景気後退期間も掲載しています。
  • Chart [Federal Funds Target Range(Upper Limit and Lower Limit)]

時系列(historical data)

FF金利のリアルタイム現在の時系列データ(日次データ)

日付FF金利
2022.11.303.83
2022.11.293.83
2022.11.283.83
2022.11.253.83
2022.11.233.83
2022.11.223.83
2022.11.213.83
2022.11.183.83
2022.11.173.83
2022.11.163.83
2022.11.153.83
2022.11.143.83
2022.11.103.83
2022.11.093.83
2022.11.083.83
2022.11.073.83
2022.11.043.83
2022.11.033.83
2022.11.023.08
2022.11.013.08
2022.10.313.08
2022.10.283.08
2022.10.273.08
2022.10.263.08
2022.10.253.08
2022.10.243.08
2022.10.213.08
2022.10.203.08
2022.10.193.08
2022.10.183.08
2022.10.173.08
2022.10.143.08
2022.10.133.08
2022.10.123.08
2022.10.113.08
2022.10.073.08
2022.10.063.08
2022.10.053.08
2022.10.043.08
2022.10.033.08
2022.09.303.08
2022.09.293.08
2022.09.283.08
2022.09.273.08
2022.09.263.08
2022.09.233.08
2022.09.223.08
2022.09.212.33
2022.09.202.33
2022.09.192.33
2022.09.162.33
2022.09.152.33
2022.09.142.33
2022.09.132.33
2022.09.122.33
2022.09.092.33
2022.09.082.33
2022.09.072.33
2022.09.062.33
2022.09.022.33
2022.09.012.33
2022.08.312.33
2022.08.302.33
2022.08.292.33
2022.08.262.33
2022.08.252.33
2022.08.242.33
2022.08.232.33
2022.08.222.33
2022.08.192.33
2022.08.182.33
2022.08.172.33
2022.08.162.33
2022.08.152.33
2022.08.122.33
2022.08.112.33
2022.08.102.33
2022.08.092.33
2022.08.082.33
2022.08.052.33
2022.08.042.33
2022.08.032.33
2022.08.022.33
2022.08.012.33
2022.07.292.32
2022.07.282.33
2022.07.271.58
2022.07.261.58
2022.07.251.58
2022.07.221.58
2022.07.211.58
2022.07.201.58
2022.07.191.58
2022.07.181.58
2022.07.151.58
2022.07.141.58
2022.07.131.58
2022.07.121.58
2022.07.111.58
2022.07.081.58
2022.07.071.58
2022.07.061.58
2022.07.051.58
2022.07.011.58
2022.06.301.58
2022.06.291.58
2022.06.281.58
2022.06.271.58
2022.06.241.58
2022.06.231.58
2022.06.221.58
2022.06.211.58
2022.06.171.58
2022.06.161.58
2022.06.150.83
2022.06.140.83
2022.06.130.83
2022.06.100.83
2022.06.090.83
2022.06.080.83
2022.06.070.83
2022.06.060.83
2022.06.030.83
2022.06.020.83
2022.06.010.83
2022.05.310.83
2022.05.270.83
2022.05.260.83
2022.05.250.83
2022.05.240.83
2022.05.230.83
2022.05.200.83
2022.05.190.83
2022.05.180.83
2022.05.170.83
2022.05.160.83
2022.05.130.83
2022.05.120.83
2022.05.110.83
2022.05.100.83
2022.05.090.83
2022.05.060.83
2022.05.050.83
2022.05.040.33
2022.05.030.33
2022.05.020.33
2022.04.290.33
2022.04.280.33
2022.04.270.33
2022.04.260.33
2022.04.250.33
2022.04.220.33
2022.04.210.33
2022.04.200.33
2022.04.190.33
2022.04.180.33
2022.04.150.33
2022.04.140.33
2022.04.130.33
2022.04.120.33
2022.04.110.33
2022.04.080.33
2022.04.070.33
2022.04.060.33
2022.04.050.33
2022.04.040.33
2022.04.010.33
2022.03.310.33
2022.03.300.33
2022.03.290.33
2022.03.280.33
2022.03.250.33
2022.03.240.33
2022.03.230.33
2022.03.220.33
2022.03.210.33
2022.03.180.33
2022.03.170.33
2022.03.160.08
2022.03.150.08
2022.03.140.08
2022.03.110.08
2022.03.100.08
2022.03.090.08
2022.03.080.08
2022.03.070.08
2022.03.040.08
2022.03.030.08
2022.03.020.08
2022.03.010.08
2022.02.280.08
2022.02.250.08
2022.02.240.08
2022.02.230.08
2022.02.220.08
2022.02.180.08
2022.02.170.08
2022.02.160.08
2022.02.150.08
2022.02.140.08
2022.02.110.08
2022.02.100.08
2022.02.090.08
2022.02.080.08
2022.02.070.08
2022.02.040.08
2022.02.030.08
2022.02.020.08
2022.02.010.08
2022.01.310.08
2022.01.280.08
2022.01.270.08
2022.01.260.08
2022.01.250.08
2022.01.240.08
2022.01.210.08
2022.01.200.08
2022.01.190.08
2022.01.180.08
2022.01.140.08
2022.01.130.08
2022.01.120.08
2022.01.110.08
2022.01.100.08
2022.01.070.08
2022.01.060.08
2022.01.050.08
2022.01.040.08
2022.01.030.08
実効FF金利(FFレート)の現在(日次)の時系列データ

FRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の時系列データ(月次データ)

  • FRBが公表している月次のFF金利(実効FF金利)は、毎月の平均値です。
  • FRBのFF金利の誘導目標の上限と下限は、毎月月末時点の値です。
  • 単位:%

2022年

日付FF金利上限(誘導目標)下限(誘導目標)
2022年11月3.784.003.75
2022年10月3.083.253.00
2022年09月2.563.253.00
2022年08月2.332.502.25
2022年07月1.682.502.25
2022年06月1.211.751.50
2022年05月0.771.000.75
2022年04月0.330.500.25
2022年03月0.200.500.25
2022年02月0.080.250.00
2022年01月0.080.250.00
2022年のFRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の時系列データ(ヒストリカルデータ)

2021年

日付FF金利上限(誘導目標)下限(誘導目標)
2021年12月0.080.250.00
2021年11月0.080.250.00
2021年10月0.080.250.00
2021年09月0.080.250.00
2021年08月0.090.250.00
2021年07月0.100.250.00
2021年06月0.080.250.00
2021年05月0.060.250.00
2021年04月0.070.250.00
2021年03月0.070.250.00
2021年02月0.080.250.00
2021年01月0.090.250.00
2021年のFRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の時系列データ

2020年

日付FF金利上限(誘導目標)下限(誘導目標)
2020年12月0.090.250.00
2020年11月0.090.250.00
2020年10月0.090.250.00
2020年09月0.090.250.00
2020年08月0.100.250.00
2020年07月0.090.250.00
2020年06月0.080.250.00
2020年05月0.050.250.00
2020年04月0.050.250.00
2020年03月0.650.250.00
2020年02月1.581.751.50
2020年01月1.551.751.50
2020年のFRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の時系列データ

2019年

日付FF金利上限(誘導目標)下限(誘導目標)
2019年12月1.551.751.50
2019年11月1.551.751.50
2019年10月1.831.751.50
2019年09月2.042.001.75
2019年08月2.132.252.00
2019年07月2.402.502.25
2019年06月2.382.502.25
2019年05月2.392.502.25
2019年04月2.422.502.25
2019年03月2.412.502.25
2019年02月2.402.502.25
2019年01月2.402.502.25
2019年のFRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の時系列データ

2018年

日付FF金利上限(誘導目標)下限(誘導目標)
2018年12月2.272.502.25
2018年11月2.202.252.00
2018年10月2.192.252.00
2018年09月1.952.252.00
2018年08月1.912.001.75
2018年07月1.912.001.75
2018年06月1.822.001.75
2018年05月1.701.751.50
2018年04月1.691.751.50
2018年03月1.511.751.50
2018年02月1.421.501.25
2018年01月1.411.501.25
2018年のFRBのFF金利の誘導目標の上限と下限の時系列データ
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