米国の失業率の概要

米国(アメリカ)の雇用指標の代表格「失業率」。この失業率の増減は、米国の政治や米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)の金融政策を左右するため、世界的に注目度が高い指標である。当ページでは、過去1948年1月から現在までの失業率を掲載。米国の景気後退期(リセッション期)との比較チャートを掲載している。
失業率とは?
失業率(読み方:しつぎょうりつ|英語:unemployment rate us)とは、米労働省が毎月発表している、米国の16歳以上の男女を対象とした、失業者数を労働人口で割って算出される経済指標です。米国の主要雇用統計として、米雇用統計と並ぶ代表的な指標です。失業率の増減によって米国の政治やFRB(連邦準備制度理事会)の金融政策が左右されますので、その動向は極めて重要で世界中が注目しています。
米雇用統計の推移はこちら
米雇用統計の推移は、以下のページで掲載しています。

失業率の計算式
失業率の公表日は、いつ?
米国の失業率は、米労働省が毎月第1金曜日に公表(発表)しています。
失業率の水準と目安はどれくらい?
米国の失業率は5%台が通常の水準とされており、4%から5%であれば完全雇用状態とされています。失業率は米雇用統計とともにその増減を見るのが一般的で、米国の雇用情勢がよければ失業率は下がりやすく、雇用情勢が悪ければ失業率は上がりやすくなります。通常はこの相関関係がありますが、ストライキなどの時はこの相関関係が崩れることがあり、米国が完全雇用状態の時は米雇用統計(非農業部門雇用者数)が減少していても失業率が低下しやすくなりますし、労働参加率の低下によって失業率が低下することもあります。
完全雇用とは?
完全雇用とは、働く意思と能力がある人全員が仕事についている状態です。
景気に遅行する雇用指標
一方、雇用系の指標は、基本的に景気に遅行する指標です。先行指標とはなりません。企業は消費が伸びていないと生産を増やしませんので、その状況で雇用を増やしません。消費が伸びて生産を増やす状況になってから雇用を増やしますので、雇用系の指標は景気に遅行しやすいです。
インフレ率と失業率から算出される悲惨指数はこちら
米国のインフレ率(消費者物価)と失業率から算出される米国民の経済的な悲惨度合いを測る指標「悲惨指数(ひさんしすう)」は、以下のページで掲載しています(スタグフレーションを測る指標としても用いられています)。

チャート(米国の失業率)
米国の失業率のチャート(景気後退期と比較)

- 拡大表示はこちら
- チャートは「拡大表示はこちら」で拡大できます。拡大表示されたチャートにカーソルを合わせれば、カーソルの位置のデータが表示されます。
- 1948年からの失業率の推移を掲載。
- チャートは完全雇用と通常の水準とされる4%と5%ラインに黄色の点線を引いています。
- 米国の景気後退期(リセッション期)との比較チャートにしています。灰色の囲みの期間が米国の景気後退期間です。
- Chart [unemployment rate(us)]
米国の景気後退期間について
米国の景気後退期間の解説と推移は、以下のページを参照してください。

時系列(historical data)
日付 | 失業率(%) |
---|---|
2023年05月 | 3.7 |
2023年04月 | 3.4 |
2023年03月 | 3.5 |
2023年02月 | 3.6 |
2023年01月 | 3.4 |
2022年12月 | 3.5 |
2022年11月 | 3.6 |
2022年10月 | 3.7 |
2022年09月 | 3.5 |
2022年08月 | 3.7 |
2022年07月 | 3.5 |
2022年06月 | 3.6 |
2022年05月 | 3.6 |
2022年04月 | 3.6 |
2022年03月 | 3.6 |
2022年02月 | 3.8 |
2022年01月 | 4.0 |
2021年12月 | 3.9 |
2021年11月 | 4.2 |
2021年10月 | 4.6 |
2021年09月 | 4.8 |
2021年08月 | 5.2 |
2021年07月 | 5.4 |
2021年06月 | 5.9 |
2021年05月 | 5.8 |
2021年04月 | 6.1 |
2021年03月 | 6.0 |
2021年02月 | 6.2 |
2021年01月 | 6.3 |
2020年12月 | 6.7 |
2020年11月 | 6.7 |
2020年10月 | 6.9 |
2020年09月 | 7.9 |
2020年08月 | 8.4 |
2020年07月 | 10.2 |
2020年06月 | 11.1 |
2020年05月 | 13.3 |
2020年04月 | 14.7 |
2020年03月 | 4.4 |
2020年02月 | 3.5 |
2020年01月 | 3.6 |
2019年12月 | 3.5 |
2019年11月 | 3.5 |
2019年10月 | 3.6 |
2019年09月 | 3.5 |
2019年08月 | 3.7 |
2019年07月 | 3.7 |
2019年06月 | 3.7 |
2019年05月 | 3.6 |
2019年04月 | 3.6 |
2019年03月 | 3.8 |
2019年02月 | 3.8 |
2019年01月 | 4.0 |
2018年12月 | 3.9 |
2018年11月 | 3.7 |
2018年10月 | 3.7 |
2018年09月 | 3.7 |
2018年08月 | 3.9 |
2018年07月 | 3.9 |
2018年06月 | 4.0 |
2018年05月 | 3.8 |
2018年04月 | 3.9 |
2018年03月 | 4.1 |
2018年02月 | 4.1 |
2018年01月 | 4.1 |
2017年12月 | 4.1 |
2017年11月 | 4.1 |
2017年10月 | 4.1 |
2017年09月 | 4.2 |
2017年08月 | 4.4 |
2017年07月 | 4.3 |
2017年06月 | 4.4 |
2017年05月 | 4.3 |
2017年04月 | 4.4 |
2017年03月 | 4.5 |
2017年02月 | 4.7 |
2017年01月 | 4.8 |
2016年12月 | 4.7 |
2016年11月 | 4.6 |
2016年10月 | 4.9 |
2016年09月 | 5.0 |
2016年08月 | 4.9 |
2016年07月 | 4.9 |
2016年06月 | 4.9 |
2016年05月 | 4.7 |
2016年04月 | 5.0 |
2016年03月 | 5.0 |
2016年02月 | 4.9 |
2016年01月 | 4.9 |
2015年12月 | 5.0 |
2015年11月 | 5.0 |
2015年10月 | 5.0 |
2015年09月 | 5.1 |
2015年08月 | 5.1 |
2015年07月 | 5.3 |
2015年06月 | 5.3 |
2015年05月 | 5.5 |
2015年04月 | 5.4 |
2015年03月 | 5.5 |
2015年02月 | 5.5 |
2015年01月 | 5.7 |
2014年12月 | 5.6 |
2014年11月 | 5.8 |
2014年10月 | 5.8 |
2014年09月 | 5.9 |
2014年08月 | 6.1 |
2014年07月 | 6.2 |
2014年06月 | 6.1 |
2014年05月 | 6.3 |
2014年04月 | 6.3 |
2014年03月 | 6.7 |
2014年02月 | 6.7 |
2014年01月 | 6.6 |
2013年12月 | 6.7 |
2013年11月 | 7.0 |
2013年10月 | 7.3 |
2013年09月 | 7.2 |
2013年08月 | 7.3 |
2013年07月 | 7.4 |
2013年06月 | 7.6 |
2013年05月 | 7.6 |
2013年04月 | 7.5 |
2013年03月 | 7.6 |
2013年02月 | 7.7 |
2013年01月 | 7.9 |
2012年12月 | 7.8 |
2012年11月 | 7.8 |
2012年10月 | 7.9 |
2012年09月 | 7.8 |
2012年08月 | 8.1 |
2012年07月 | 8.3 |
2012年06月 | 8.2 |
2012年05月 | 8.2 |
2012年04月 | 8.1 |
2012年03月 | 8.2 |
2012年02月 | 8.3 |
2012年01月 | 8.3 |
2011年12月 | 8.5 |
2011年11月 | 8.7 |
2011年10月 | 9.0 |
2011年09月 | 9.1 |
2011年08月 | 9.1 |
2011年07月 | 9.1 |
2011年06月 | 9.2 |
2011年05月 | 9.1 |
2011年04月 | 9.0 |
2011年03月 | 8.8 |
2011年02月 | 8.9 |
2011年01月 | 9.0 |
2010年12月 | 9.4 |
2010年11月 | 9.8 |
2010年10月 | 9.6 |
2010年09月 | 9.6 |
2010年08月 | 9.6 |
2010年07月 | 9.5 |
2010年06月 | 9.5 |
2010年05月 | 9.7 |
2010年04月 | 9.9 |
2010年03月 | 9.7 |
2010年02月 | 9.7 |
2010年01月 | 9.7 |
2009年12月 | 10.0 |
2009年11月 | 10.0 |
2009年10月 | 10.1 |
2009年09月 | 9.8 |
2009年08月 | 9.7 |
2009年07月 | 9.4 |
2009年06月 | 9.5 |
2009年05月 | 9.4 |
2009年04月 | 8.9 |
2009年03月 | 8.6 |
2009年02月 | 8.2 |
2009年01月 | 7.7 |
2008年12月 | 7.2 |
2008年11月 | 6.8 |
2008年10月 | 6.6 |
2008年09月 | 6.2 |
2008年08月 | 6.2 |
2008年07月 | 5.8 |
2008年06月 | 5.6 |
2008年05月 | 5.5 |
2008年04月 | 5.0 |
2008年03月 | 5.1 |
2008年02月 | 4.8 |
2008年01月 | 4.9 |
2007年12月 | 5.0 |
2007年11月 | 4.7 |
2007年10月 | 4.8 |
2007年09月 | 4.7 |
2007年08月 | 4.7 |
2007年07月 | 4.7 |
2007年06月 | 4.5 |
2007年05月 | 4.5 |
2007年04月 | 4.5 |
2007年03月 | 4.4 |
2007年02月 | 4.5 |
2007年01月 | 4.6 |
2006年12月 | 4.5 |
2006年11月 | 4.5 |
2006年10月 | 4.4 |
2006年09月 | 4.6 |
2006年08月 | 4.7 |
2006年07月 | 4.8 |
2006年06月 | 4.6 |
2006年05月 | 4.6 |
2006年04月 | 4.7 |
2006年03月 | 4.7 |
2006年02月 | 4.8 |
2006年01月 | 4.7 |
2005年12月 | 4.9 |
2005年11月 | 5.0 |
2005年10月 | 5.0 |
2005年09月 | 5.1 |
2005年08月 | 4.9 |
2005年07月 | 5.0 |
2005年06月 | 5.0 |
2005年05月 | 5.1 |
2005年04月 | 5.1 |
2005年03月 | 5.2 |
2005年02月 | 5.4 |
2005年01月 | 5.2 |
2004年12月 | 5.4 |
2004年11月 | 5.4 |
2004年10月 | 5.4 |
2004年09月 | 5.4 |
2004年08月 | 5.4 |
2004年07月 | 5.5 |
2004年06月 | 5.6 |
2004年05月 | 5.6 |
2004年04月 | 5.6 |
2004年03月 | 5.8 |
2004年02月 | 5.6 |
2004年01月 | 5.7 |