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住宅ローン金利(米国)

米国の住宅ローン金利の最新データを速報で掲載しています。

米国(アメリカ)の住宅市況は、住宅ローン金利の影響を大きく受けます。当ページでは、米国の住宅ローン金利を見る際に最もよく見られている、政府支援企業の一機関であるフレディマック公表の住宅ローン金利の推移を掲載しています。

住宅ローン金利(米国)

AIによる米国の住宅ローン金利の重要度評価

4.2

住宅ローン金利は、米国の住宅市場における主要な金利指標である。住宅購入やリファイナンスのコストに直結し、不動産市場だけでなく、個人消費や金融政策の効果に大きく影響を及ぼす。住宅ローン金利が上昇すると、住宅購入が難しくなり、不動産市場の活動が減少する可能性がある。一方、金利の低下は住宅需要を押し上げ、経済全体に好影響をもたらす。住宅購入は一般消費者の最大の投資であり、ローン金利の変化が可処分所得に影響を与える。ただし、全米平均の金利であるため、地域別の住宅市場や住宅価格への影響を直接評価するのは難しい。また、住宅ローン金利は政策金利と直接的な連動性が薄く、市場の期待やリスクプレミアムによる影響が大きい。住宅市場は金利変動の即時的な影響を受けにくく、長期的なトレンド分析が必要。住宅ローン金利だけでは住宅市場全体を説明するには不十分で、住宅価格や所得水準も考慮する必要がある。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート(米国の住宅ローン金利)

[月次] 住宅ローン金利の長期チャート(米国30年国債利回りと比較)

住宅ローン金利の長期チャート

[月次] 住宅ローン金利と中古住宅販売件数と景気後退期のチャート

住宅ローン金利と中古住宅販売件数と景気後退期のチャート

[週次] 住宅ローン金利のチャート

米国(アメリカ)の住宅ローン金利のチャート
  • チャート画像クリックで拡大表示します。
  • Chart [30-Year Fixed Rate Mortgage Average in the United States]
  • 月次のチャートの米国30年国債利回りは、米財務省公表の30国債利回りの月末の数値を反映しています。米財務省公表の国債利回りのレートは「CMTレート(Constant Maturity Treasury Rate)」と呼ばれるものです。CMTレートの詳しい解説は「イールドカーブ(利回り曲線・米国)」のページを参照してください。
  • 月次のチャートの住宅ローン金利(月次)の値は月平均の値を反映しています。チャートの灰色の囲みの期間が米国の景気後退期間です。
  • 住宅ローン金利と中古住宅販売件数の比較チャートには、中古住宅販売件数(の低下)に影響が出やすいとされる住宅ローン金利4-5%ラインに黒色の点線を引いています。
  • 週次のチャートには、住宅ローン金利の6%ラインに点線を引いています(解説欄を参照してください)。

中古住宅販売件数の解説と推移はこちら

中古住宅販売件数の解説と推移は、以下のページで掲載しています。

米国30年国債利回りと住宅ローン金利

当ページでは、米国30年国債利回りと住宅ローン金利の比較チャートも掲載していますが、米国30年国債利回りの上昇・低下は、米国の住宅ローン金利の上昇・低下に大きく影響します。以下のページで見方の解説を記載していますので参考にしてください。

住宅市場指数の推移はこちら

米国の住宅市場の先行指標として、また米国の景気の先行指標として認知されている「住宅市場指数」の推移は以下のページで掲載しています。

住宅ローン金利とFRBのMBS(住宅ローン担保証券・モーゲージ証券)保有額の推移はこちら

住宅ローン金利に影響を与えるFRBのMBS(住宅ローン担保証券・モーゲージ証券)保有額の推移は、以下のページに掲載しています。

[速報] 最新データ|米国の住宅ローン金利の時系列(historical data)

単位:%

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フレディマックとは?

フレディマックとは、「連邦住宅金融抵当金庫」と呼ばれる住宅ローンを貸し手から購入し、複数のモーゲージをまとめてそれを裏付けにパススルー証券を作り、保証をつけて市場で販売する米国の政府系金融機関です(株式会社形態の民間会社)。簡単に言うと、金融機関の住宅ローン債権を保証するのが主業務の金融機関です。

住宅ローン金利の上昇と低下の影響

米国の住宅市場は、当ページで掲載している住宅ローン金利の上昇・低下の影響を大きく受けます。住宅ローン金利は、FRB(連邦準備制度理事会)利上げ・利下げの影響を受けて上昇・低下します。住宅ローン金利はお金の借入のコスト(費用)になりますので、住宅ローン金利が上昇すれば借入のコストが上がって住宅の買い控えに繋がりやすくなり、住宅ローン金利が低下すれば借入のコストが下がって住宅を買いやすくなります。住宅ローン金利の上昇・低下は、住宅販売件数に影響してきますので、中古住宅販売件数の推移も一緒に見ておくといいでしょう。

中古住宅販売件数と住宅ローン金利の関係

米国の住宅販売の90%以上は中古住宅です。消費の強弱や雇用情勢、先行きの経済の強弱が測れる注目度が非常に高い指標が「中古住宅販売件数」です。住宅ローン金利の上昇・低下は、中古住宅販売件数の上昇・低下要因となりますので、通常はセットで見ることが多いです。当ページでは、住宅ローン金利と中古住宅販売件数の比較チャートを掲載しています。

住宅ローン金利は、どのくらいの水準で需要が落ちる?

住宅ローン金利は上昇のピッチ等にも左右されますが、概ねその水準が6%程度を超えてくると借入の需要が落ちてきやすい傾向があることから目安の水準にされることが多いです。ただし、6%を超える、あるいは先行き住宅ローン金利はまだ上がると予想されている場合、駆け込みで需要が高まることもあります。その場合、駆け込みが終わると一気に需要が落ちる可能性が高まります。

当ページでは、住宅ローン金利のチャートの6%ラインに点線を引いていますので参考にしてください。

  • 当ページは、米国住宅ローン金利の推移(チャートと時系列)と週間レポート・四半期予測を掲載したページです。
  • 各指数・指標の解説
    FHLMC(連邦住宅金融抵当金庫:フレディ・マック)とは
  • Source:Freddie Mac
  • フレディマック公表の30年固定金利住宅ローン平均を掲載しています。
  • 30-Year Fixed Rate Mortgage Average in the United States historical data&chart