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日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回り

日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの概要

日経平均株価のper・eps・pbr・配当利回り

かぶー
かぶー

日経平均株価が割高か割安かのバリュエーションを計る指標の一覧だよ!PER・EPS・PBR・配当利回りの解説も掲載してるから、解説を読んでからチャートや時系列で推移をチェックしてね!

PERの見方をわかりやすく解説

PER(読み方:ぴーいーあーる|英語:Price Earnings Ratio)は、「株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)」と呼ばれる、株価をEPS(1株当たり利益)で割って算出される株価指標です。株価指標とは、現在の株価が割安か割高かを判断する指標です。PERは、その株式がEPSの何倍まで買われているのかを示す指標で、バリュエーション(企業価値・株価の評価)を計る指標の一つです。PERは、その値が高いほど株価は割高、低いほど株価は割安であることを示しています。

ただし、PERは、EPSが今後同水準で推移する場合に割高か割安かを判断する指標です。成長力があれば今後利益がどんどん上がり、業績悪化で利益がどんどん下がることもありますので、PERが割高であったとしても、今後の成長次第では現在のPERが割安にもなりますし、PERが割安であったとしても、今後の業績次第では現在のPERが割高にもなります。つまり、将来の利益見込みを加味して見る必要がある指標です。

また、PERはあくまで相対的なもので、何倍が妥当な水準であるかの基準はありません。PERは「13倍から15倍」のようにレンジで推移しやすいですが、PERの妥当な水準は時々のマーケット環境によって変わりますので注意が必要です。配当利回りが上がればPERの妥当な水準は引きあがりますし、金利が上がれば株の現在価値が下がって理論価格も下がりますし、円高になればPERの妥当水準も変わります。日本のGDPが上昇してくれば、日本の成長期待からPERの水準も高くなりやすいです。

一方、PERの妥当な水準は投資家のコンセンサスになりえますが、投資家がEPSの何倍かの価値をつけるにはそれ相応の土台となるものが必要です。土台となるものは、つまり「信用」ですが、例えば株に信用がなくなったとすれば、土台を失ったPERの水準は全くアテにならなくなりますので注意が必要です。マーケットで信用の崩壊が起こった場合、誰も投資しなくなりますので、PERの水準をアテにした判断は機能しなくなります。PERは人気のある株価指標ですが、それらを念頭に考慮しながら見る指標です。

当ページのPERは、日経平均株価のPERです。日経平均株価のPERとは、日経平均株価を構成する225銘柄のPERの平均です。

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場のPER(株価収益率)の推移はこちら

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体(総合)のPERの推移は、以下のページで掲載しています。

PER(プライム・スタンダード・グロース)
プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体のPER(株価収益率)の推移(チャートと時系列)です。解説や公表日、計算式なども掲載しています。

EPSの見方をわかりやすく解説

EPS(読み方:いーぴーえす|英語:Earning Per Share)とは、「1株当たり利益」という1株あたりの当期純利益はいくらかを表した指標です。企業の収益力は当期純利益で見るのが基本ですので、EPSは当期純利益で1株当たりの利益を表しています。ゆえに、EPSが増えていれば企業の収益が増えていることを示し、EPSが減っていれば企業の収益が減っていることを示します。今後EPSが増えると見る投資家が多くなれば株価は上昇しやすくなりますし、今後EPSが減ると見る投資家が多くなれば株価は下落しやすくなります。大切なのは将来です。株価は将来を織り込んで推移するのが基本ですので、決算発表時の来期予想でEPS予想が増えているのか減っているのか、その変化率や増減の要因を見ることが大切です。その他、詳しい解説は上記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場のEPS(1株当たり利益)の推移はこちら

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体(総合)のEPSの推移は、以下のページで掲載しています。

EPS(プライム・スタンダード・グロース)
EPS(プライム市場・スタンダード市場・グロース市場)のチャートと時系列です(1株あたり利益)。各市場の銘柄数(会社数)や解説、公表日、計算式なども掲載しています。

PBRの見方をわかりやすく解説

PBR(読み方:ぴーびーあーる|英語:Price Book-value Ratio)とは、「株価純資産倍率」と呼ばれる、株価を”1株当たり純資産”で割って算出されるバリュエーションを計る株価指標です。純資産とは、資産から借金を引いた残りのことで、返す必要のないお金です。例えば、企業が清算されても純資産は残るので、会計上は「解散価値」を意味します。PBRは、株価が解散価値と比べてどの程度高いか安いかを示す指標で、現在の株価が1株あたり純資産の何倍まで買われているのかを示しています。つまり、PBRが1倍であれば、株価と1株あたり純資産が等しいということを示します。よって、PBRは1倍以下であれば株価は割安、1倍以上であれば株価は割高と判断されます。

ただし、純資産で算出されますので、短期的な株価変動に対する判断では使えない指標ですし、将来の成長力も反映しにくい指標ですので、PBR単体で投資判断するには不十分な指標ではあります。ただし、1倍以下は株価の下限になりやすいので、下値を予測するには効果がある指標と言えます。一方、水準は時々によって異なり、近年では日経平均株価のPBRは0.8倍程度まで突っ込んだこともあります。その他、詳しい解説は上記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

米国のPBRの推移はこちら

米国(アメリカ)のS&P500のPBRの推移は、以下のページで掲載しています。

PBR(S&P500)
米国(アメリカ)株式市場の時価総額約80%をカバーする株価指数「S&P500」のPBR(株価純資産倍率)のチャートと時系列です。1999年から現在までのPBRの推移を掲載しています。PBRのわかりやすい解説や投資判断に使う際の注意点も掲載。

配当利回りの見方をわかりやすく解説

配当利回り(読み方:はいとうりまわり)とは、年間1株配当を現在の株価で割って算出されるバリュエーションを計る株価指標の一つです。例えば、株価が1000円で配当(1株配当)が10円であったとすれば、配当利回りは1%になります。

配当利回りを見る場合、まずは国債利回りと比較して見るのが基本です。というのも、リスク資産(危険資産)である株式の配当利回りは、信用力の高い国債の利回りより高くて当たり前だからです。国債よりリターンが得られなければ、リスクが高い株式に投資したい人はいませんので。ゆえに、配当利回りが高いほど投資家にとっては魅力的となり、多少株価が下がっても持ち続ける投資家が多くなりやすいです。ただし、配当利回りが高いからといっても、将来的に景気が悪化したり業績が悪化すれば減配のリスクが高まりますので注意が必要です。

配当利回りは、将来キャッシュフローとして配当のみを考慮して時間の概念は考慮されていませんので、指標としては不十分であるものの、簡便な指標として補助的に多く用いられています。その他、詳しい解説は上記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

PERがマイナスは何を意味する?その場合どうする?

PERはマイナスになる場合もあります。個別銘柄では時にPERがマイナスになっていることもありますが、株価指数でもマイナスとなる場合があります。株価指数は、複数の銘柄の株価をある一定の計算方法で指数化したものですので、マイナスになることもあります。

PERは、株価をEPS(1株あたり利益)で割って求められます。EPSは、純利益を発行済株式数で割って求められます。株価と発行済株式数がマイナスになることはありませんので、PERがマイナスになる時というのは、つまり純利益がマイナスである、すなわち赤字企業であればマイナスとなります。

PERは通常、その数値が高ければ割高、低ければ割安と判断されますが、数値に基準はなく、同業他社と比較したり過去のPERの推移を見て割高・割安と判断するのが一般的な株価指標ですが、マイナスの場合は割安とは言えません。PERは、その数値が「その株式に投資をすれば何年でもとがとれるか」を示します。例えば、PERが10倍であれば10年でもとがとれるということを示しますので、赤字企業の場合はPERを計算しても意味を成さず、指標としては使えません。

さて、当ページでは、実績PERと予想PERの推移を掲載していますが、実績でもマイナス、予想でもマイナスということがあります。予想でもマイナスということは、先行きとしても赤字になる可能性が高いことを示します。

PERがマイナスである場合、指標として意味を成しませんので、通常はPBR(株価純資産倍率)等の他の株価指標で株価が割高か割安かを判断することが多いです。PBRは資産から見た株価の割高・割安を示した指標です。株価を利益から見て判断するPERでなく、資産から見て判断するPBRなどが使われることが多いです。

一方、株価指数のPERがマイナスになる時というのは、大きな災害があった場合やコロナショックなどが起こった場合にマイナスになることがあります。一時的要因であれば、実力がある企業であれば回復を見込むこともできますので、それぞれの企業の本来の実力で判断することも有効となりやすいです。ゆえに、予想で回復が見えてくれば予想PERで割高・割安を判断することは有効となりやすいです。ただし、予想はあくまで予想ですので、市場の予想・判断が間違っていれば、PERを使った割高・割安の判断も間違える、といったことは注意しておく必要があります。

n.a.とは?

当サイトの時系列の表などで「n.a.」と記載していることがありますが、これは計測できないことを示します。例えば、コロナショックのように、業績予想を「未定」とする企業が出てきた場合、企業側が利益予想をしなければPERは計算できませんので計測不能となります。その場合は「n.a.」と記載されます。あるいは、上記の解説のようにPERがマイナスの場合も「n.a.」と記載されます。

PERで異常値が出ている場合

PERは「n.a.」と記載されずに異常値が出る場合もあります。近年ではコロナショック時がそうでしたが、これは業績予想を見送る企業が相次いだため、市場予想が遅れて利益予想などをゼロとして算出していたためです。その場合、急激に異常値が出ることもあります。これらは、配当利回りなどでも同様です。

株式益利回り(日経平均株価)の推移はこちら

日経平均株価の株式益利回りの推移は、以下のページで掲載しています。長期金利との比較チャートも掲載してるので、こちらも割高・割安の判断に使えます。

日経平均株価の株式益利回り
日経平均株価の株式益利回り(益利回り)のチャートと時系列です。株式益利回りは期待投資利回りですので、日経平均の割高・割安が判断できます。長期金利と比較して見るのが一般的で、景気拡大、企業業績が増加局面で株価が上昇しやすいかを判断できます。

ROE(日経平均株価)の推移はこちら

日経平均株価のROE(自己資本利益率)の推移は、以下のページで掲載しています。

ROE(日経平均株価)
日経平均株価のROE(自己資本利益率)のチャートと時系列です。毎営業日データ更新。株価との比較チャートも掲載。日経平均構成銘柄の収益力がわかる指標で、ROEの過去から現在までの推移がわかります。計算式や見方などわかりやすい解説も掲載。

チャート(日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回り)

日経平均株価のPERのチャート

日経平均株価のperのチャート
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  • すべてのチャートは拡大表示することができます。拡大されたチャートにカーソルを合わせれば、カーソルの位置のデータが表示されます。
  • Chart [Price Earnings Ratio(NIKKEI225-japan)]

日経平均株価のEPSのチャート

日経平均株価のepsのチャート

日経平均株価のPBRのチャート

日経平均株価のpbrのチャート

日経平均株価の配当利回りのチャート

日経平均株価の配当利回りのチャート

時系列(historical data)

2023年

日付PEREPSPBR配当利回り
2023.05.2914.292,185.691.282.05
2023.05.2614.172,181.811.272.06
2023.05.2514.152,176.761.272.07
2023.05.2414.202,160.751.282.07
2023.05.2314.672,110.281.282.06
2023.05.2214.762,106.151.292.05
2023.05.1914.402,139.471.282.05
2023.05.1814.372,127.621.272.06
2023.05.1714.212,117.781.262.09
2023.05.1614.172,106.071.252.10
2023.05.1514.512,041.791.252.10
2023.05.1214.492,028.181.242.11
2023.05.1114.422,019.881.232.13
2023.05.1014.522,005.661.242.13
2023.05.0914.082,076.901.252.14
2023.05.0813.692,114.671.232.18
2023.05.0213.672,132.991.242.18
2023.05.0113.902,095.191.242.17
2023.04.2813.692,107.851.232.23
2023.04.2713.652,084.811.222.26
2023.04.2613.512,103.371.222.26
2023.04.2513.612,102.871.222.24
2023.04.2413.662,093.231.222.24
2023.04.2113.672,089.571.222.25
2023.04.2013.732,087.221.232.24
2023.04.1913.742,082.011.232.25
2023.04.1813.732,087.311.232.25
2023.04.1713.632,092.061.222.26
2023.04.1413.562,101.291.212.26
2023.04.1313.482,088.801.202.28
2023.04.1213.482,083.291.202.28
2023.04.1113.362,090.071.202.30
2023.04.1013.262,083.991.192.32
2023.04.0713.182,087.881.182.33
2023.04.0613.162,087.591.182.34
2023.04.0513.312,089.651.192.30
2023.04.0413.572,084.561.212.26
2023.04.0313.532,083.381.212.26
2023.03.3113.232,119.541.182.30
2023.03.3013.092,122.451.172.32
2023.03.2913.062,135.051.172.34
2023.03.2812.892,134.851.162.37
2023.03.2712.842,139.941.152.38
2023.03.2412.802,139.471.152.39
2023.03.2312.822,138.821.152.38
2023.03.2212.872,134.161.162.38
2023.03.2012.632,133.471.142.43
2023.03.1712.812,133.791.152.39
2023.03.1612.672,131.861.142.41
2023.03.1512.832,122.331.152.38
2023.03.1412.762,133.391.152.39
2023.03.1313.122,121.411.182.33
2023.03.1013.332,111.331.202.30
2023.03.0913.602,104.641.222.26
2023.03.0813.422,119.541.212.28
2023.03.0713.392,114.201.212.29
2023.03.0613.332,118.361.202.30
2023.03.0313.212,114.121.192.32
2023.03.0213.042,108.811.182.35
2023.03.0113.062,106.931.182.35
2023.02.2813.032,106.341.182.36
2023.02.2713.052,101.451.182.36
2023.02.2413.032,106.941.182.29
2023.02.2212.952,093.001.172.32
2023.02.2113.102,097.181.182.29
2023.02.2013.112,100.071.182.28
2023.02.1713.072,105.061.182.29
2023.02.1613.182,101.401.192.28
2023.02.1513.102,099.381.182.29
2023.02.1413.102,107.081.172.29
2023.02.1313.042,103.321.172.30
2023.02.1013.022,125.271.172.29
2023.02.0912.972,126.781.172.29
2023.02.0812.932,135.071.172.29
2023.02.0712.872,151.161.162.28
2023.02.0612.842,156.831.162.29
2023.02.0312.782,152.541.152.28
2023.02.0212.732,152.561.142.28
2023.02.0112.742,146.541.142.28
2023.01.3112.772,139.951.152.29
2023.01.3012.912,124.971.152.28
2023.01.2712.902,122.681.152.29
2023.01.2612.872,126.091.152.29
2023.01.2512.892,125.291.152.28
2023.01.2412.802,132.751.152.29
2023.01.2312.502,152.481.132.33
2023.01.2012.382,144.871.122.36
2023.01.1912.302,146.771.112.37
2023.01.1812.452,151.901.122.34
2023.01.1712.222,139.011.102.39
2023.01.1612.102,134.081.092.42
2023.01.1312.222,137.441.102.40
2023.01.1212.272,155.651.112.37
2023.01.1112.222,164.161.102.38
2023.01.1012.102,163.271.092.41
2023.01.0612.072,151.931.092.43
2023.01.0512.022,148.151.092.45
2023.01.0412.012,141.291.082.45
2023年の日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの時系列データ(ヒストリカルデータ)

2022年

日付PEREPSPBR配当利回り
2022.12.3012.152,147.701.102.42
2022.12.2912.172,144.101.102.42
2022.12.2812.272,146.741.112.39
2022.12.2712.282,153.741.112.39
2022.12.2612.262,153.821.112.39
2022.12.2312.232,145.161.102.41
2022.12.2212.302,155.111.112.38
2022.12.2112.212,161.161.102.39
2022.12.2012.282,163.521.112.38
2022.12.1912.482,182.501.132.33
2022.12.1612.582,188.171.142.31
2022.12.1512.752,200.131.152.27
2022.12.1412.772,204.871.152.26
2022.12.1312.692,202.901.152.27
2022.12.1212.632,204.461.142.28
2022.12.0912.662,203.871.142.27
2022.12.0812.532,200.671.132.30
2022.12.0712.592,199.081.142.29
2022.12.0612.612,211.411.142.28
2022.12.0512.582,211.481.142.28
2022.12.0212.622,201.101.142.29
2022.12.0112.842,198.291.162.25
2022.11.3012.832,179.971.162.27
2022.11.2912.862,179.461.162.26
2022.11.2812.932,178.101.172.25
2022.11.2513.012,173.951.182.24
2022.11.2413.022,179.961.182.23
2022.11.2212.892,181.211.162.25
2022.11.2112.742,193.471.152.27
2022.11.1812.632,209.011.152.27
2022.11.1712.622,213.201.152.27
2022.11.1612.612,222.701.152.27
2022.11.1512.622,217.921.152.27
2022.11.1412.492,238.871.142.27
2022.11.1112.722,221.981.172.25
2022.11.1012.482,199.211.142.34
2022.11.0912.572,204.971.162.32
2022.11.0812.712,192.93