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日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回り

日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの最新データを速報で掲載しています。

日経平均株価が割高か割安かのバリュエーションを計る指標の一覧です。それぞれ長期と短期のチャートを掲載しています。過去から現在までのデータから算出した日経平均株価のPERの基本レンジや平均値も掲載していますので、現在どの水準にあるのかも確認できます。

当ページでは、一般的に最もよく見られている加重平均の値に加え、指数ベースの値も掲載しています。指数ベースの値を重視される方も多いため、加重平均と指数ベースの違いの解説も記載しています。

日経平均株価のper・eps・pbr・配当利回り

AIによる日経平均株価のPER等の重要度評価

4.1

PERやEPS等は短期投資よりも中長期投資での重要度が高いとされる(投資家の目的や投資スタイルによって異なる)。日経平均株価の構成比率や業種別の動向も含めて総合的に分析すると良い。PERは業界や市場環境によって適正値が変わり、単独で使うと誤解を招く場合がある。また、異常値(例: EPSが低下してPERが極端に高くなる場合)にも注意が必要。EPSは企業の収益力を直接的に示す指標で、株価の持続的な成長性を測る上で重要。複数年の推移を確認すべき。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

  1. AIによる日経平均株価のPER等の重要度評価
  2. チャート(日経平均株価のPER)
    1. (日次)日経平均株価のPERのチャート
    2. (月次)日経平均株価のPERの長期チャート
    3. (日次)日経平均株価のPER(指数ベース)のチャート
    4. (月次)日経平均株価のPER(指数ベース)の長期チャート
  3. チャート(日経平均株価のEPS)
    1. (日次)日経平均株価のEPSのチャート
    2. (月次)日経平均株価のEPSの長期チャート
    3. (日次)日経平均株価のEPS(指数ベース)のチャート
    4. (月次)日経平均株価のEPS(指数ベース)の長期チャート
  4. チャート(日経平均株価のPBR)
    1. (日次)日経平均株価のPBRのチャート
    2. (月次)日経平均株価のPBRの長期チャート
    3. (日次)日経平均株価のPBR(指数ベース)のチャート
    4. (月次)日経平均株価のPBR(指数ベース)の長期チャート
  5. チャート(日経平均株価の配当利回り)
    1. (日次)日経平均株価の配当利回りのチャート
    2. (月次)日経平均株価の配当利回りの長期チャート
    3. (日次)日経平均株価の配当利回り(指数ベース)のチャート
    4. (月次)日経平均株価の配当利回り(指数ベース)の長期チャート
  6. 関連指標
    1. 日経平均株価の株式益利回り
    2. 日経平均株価のROE
    3. 日本の長期金利
  7. [速報] 最新データ|日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの時系列(historical data)
  8. PERの見方をわかりやすく解説
    1. 日経平均株価のPERの基本レンジと平均値はどれくらい?日経平均株価のPERの水準と目安について
    2. PERがマイナスは何を意味する?その場合どうする?
    3. n.a.とは?(N/Aとは?)
    4. PERで異常値が出ている場合
  9. EPSの見方をわかりやすく解説
  10. PBRの見方をわかりやすく解説
  11. 配当利回りの見方をわかりやすく解説
  12. 日経平均株価の加重平均と指数ベースの違いと計算式
  13. どちらを見ればいい?加重平均と指数ベース
  • 表記のないものは加重平均 → 一般的に最もよく見られている
  • 指数ベース → 単純平均の日経平均株価に適している

※違いの解説は当ページ下の解説欄を参照して下さい

チャート(日経平均株価のPER)

日経平均株価のPERのデータ

基本レンジ:11.62~22.32|平均値:16.97

(日次)日経平均株価のPERのチャート

日経平均株価のPERの推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価のPERの長期チャート

日経平均株価のPERの長期の推移を示したチャートです。

PERを表示中

Chart [Price Earnings Ratio(NIKKEI225-japan)-Market Cap Basis]

日経平均株価のPER(指数ベース)のデータ

基本レンジ:14.59~25.57|平均値:20.08

(日次)日経平均株価のPER(指数ベース)のチャート

日経平均株価のPER(指数ベース)の推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価のPER(指数ベース)の長期チャート

日経平均株価のPER(指数ベース)の長期の推移を示したチャートです。

PER(指数ベース)を表示中

Chart [Price Earnings Ratio(NIKKEI225-japan)-Index Weight Basis]

  • スマホはチャート画像タップで拡大表示します。
  • チャート上部のタブ(ボタン)をクリックするとチャートが切り替わります(選択中のタブは濃い青色)。
  • 月次のチャートは月末値を反映。
  • 日経平均株価の指数ベースのPERは2009年2月に107.52、2009年3月に332.76(月末値)をつけましたが、チャート表記すると見にくくなるため上限を設けて掲載しています(加重平均も同様)。
  • 空白の箇所は算出不可の期間です。
  • チャートはPERの平均値に黒色の点線、基本レンジ(標準偏差±1σ)に紫色の点線を引いています(平均値や基本レンジは毎月初データ更新)。平均値と基本レンジの算出については、当ページ下の解説欄を参照して下さい。

チャート(日経平均株価のEPS)

(日次)日経平均株価のEPSのチャート

日経平均株価のEPSの推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価のEPSの長期チャート

日経平均株価のEPSの長期の推移を示したチャートです。

EPSを表示中

Chart [Earning Per Share(NIKKEI225-japan)-Market Cap Basis]

(日次)日経平均株価のEPS(指数ベース)のチャート

日経平均株価のEPS(指数ベース)の推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価のEPS(指数ベース)の長期チャート

日経平均株価のEPS(指数ベース)の長期の推移を示したチャートです。

EPS(指数ベース)を表示中

Chart [Earning Per Share(NIKKEI225-japan)-Index Weight Basis]

チャート(日経平均株価のPBR)

(日次)日経平均株価のPBRのチャート

日経平均株価のPBRの推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価のPBRの長期チャート

日経平均株価のPBRの長期の推移を示したチャートです。

PBRを表示中

Chart [Price Book-value Ratio(NIKKEI225-japan)-Market Cap Basis]

(日次)日経平均株価のPBR(指数ベース)のチャート

日経平均株価のPBR(指数ベース)の推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価のPBR(指数ベース)の長期チャート

日経平均株価のPBR(指数ベース)の長期の推移を示したチャートです。

PBR(指数ベース)を表示中

Chart [Price Book-value Ratio(NIKKEI225-japan)-Index Weight Basis]

  • 月次のチャートは月末値を反映。
  • PBR1倍ラインに黒色の点線を引いています。

チャート(日経平均株価の配当利回り)

(日次)日経平均株価の配当利回りのチャート

日経平均株価の配当利回りの推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価の配当利回りの長期チャート

日経平均株価の配当利回りの長期の推移を示したチャートです。

配当利回りを表示中

(日次)日経平均株価の配当利回り(指数ベース)のチャート

日経平均株価の配当利回り(指数ベース)の推移を示したチャートです。

(月次)日経平均株価の配当利回り(指数ベース)の長期チャート

日経平均株価の配当利回り(指数ベース)の長期の推移を示したチャートです。

配当利回り(指数ベース)を表示中

  • 月次のチャートは月末値を反映。
  • 配当利回りの表記のないものは単純平均。

関連指標

日経平均株価の株式益利回り

日経平均株価の株式益利回りの推移は、以下のページで掲載しています。長期金利との比較チャートも掲載してるので、こちらも割高・割安の判断に使えます。

日経平均株価のROE

日経平均株価のROE(自己資本利益率)の推移は、以下のページで掲載しています。

日本の長期金利

日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りと日本の長期金利の比較チャートは、以下のページで掲載しています。

[速報] 最新データ|日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの時系列(historical data)

(指数)の表記は指数ベース

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日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの解説

PERの見方をわかりやすく解説

PER(読み方:ぴーいーあーる|英語:Price Earnings Ratio)は、「株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)」と呼ばれる、株価をEPS(1株当たり利益)で割って算出される株価指標です。株価指標とは、現在の株価が割安か割高かを判断する指標です。PERは、その株式がEPSの何倍まで買われているのかを示す指標で、バリュエーション(企業価値・株価の評価)を計る指標の一つです。PERは、その値が高いほど株価は割高、低いほど株価は割安であることを示しています。

ただし、PERは、EPSが今後同水準で推移する場合に割高か割安かを判断する指標です。成長力があれば今後利益がどんどん上がり、業績悪化で利益がどんどん下がることもありますので、PERが割高であったとしても、今後の成長次第では現在のPERが割安にもなりますし、PERが割安であったとしても、今後の業績次第では現在のPERが割高にもなります。つまり、将来の利益見込みを加味して見る必要がある指標です。

また、PERはあくまで相対的なもので、何倍が妥当な水準であるかの基準はありません。PERは「13倍から15倍」のようにレンジで推移しやすいですが、PERの妥当な水準は時々のマーケット環境によって変わりますので注意が必要です。配当利回りが上がればPERの妥当な水準は引きあがりますし、金利が上がれば株の現在価値が下がって理論価格も下がりますし、円高になればPERの妥当水準も変わります。日本のGDPが上昇してくれば日本の成長期待からPERの水準も高くなりやすいです。

一方、PERの妥当な水準は投資家のコンセンサスになりえますが、投資家がEPSの何倍かの価値をつけるにはそれ相応の土台となるものが必要です。土台となるものは「信用」ですが、例えば株に信用がなくなったとすれば、土台を失ったPERの水準は全くアテにならなくなりますので注意が必要です。マーケットで信用の崩壊が起こった場合、誰も投資しなくなりますので、PERの水準をアテにした判断は機能しなくなります。PERは人気のある株価指標ですが、それらを念頭に見る指標です。

当ページで掲載しているPERは、日経平均株価のPERです。日経平均株価のPERとは、日経平均株価を構成する225銘柄のPERの平均です。

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体(総合)のPERの推移は、以下のページで掲載しています。

日経平均株価のPERの基本レンジと平均値はどれくらい?日経平均株価のPERの水準と目安について

当ページではチャートの欄に、日経平均株価のPERの基本レンジと平均値を算出して掲載しています(チャートにも表記しています)。この水準を目安に見ていただくといいと思いますが、日経平均株価のPERの基本レンジと平均値の算出について当欄で記載します。

日経平均株価のPERの基本レンジと平均値は、2004年からの月次データを基に算出しています。毎月月初に前月末のデータを基に最新データを算出し掲載しています。

日経平均株価のPERの基本レンジは、2004年からの標準偏差±1σを”基本レンジ”として掲載しています。日経平均株価のPERの平均値も2004年から現在までの平均値を掲載しています。日経平均株価の指数ベースのPERの基本レンジと平均値も同様の算出方法を用いています。ただし、2009年2月と3月はPERが極端に振れたため、基本レンジと平均値の算出から省いています。

PERがマイナスは何を意味する?その場合どうする?

PERはマイナスになる場合もあります。個別銘柄では時にPERがマイナスになっていることもありますが、株価指数でもマイナスとなる場合があります。株価指数は、複数の銘柄の株価をある一定の計算方法で指数化したものですので、マイナスになることもあります。

PERは株価をEPS(1株あたり利益)で割って求められます。EPSは純利益を発行済株式数で割って求められます。株価と発行済株式数がマイナスになることはありませんので、PERがマイナスになる時というのは、つまり純利益がマイナスである、すなわち赤字企業であればマイナスとなります。

PERは通常、その数値が高ければ割高、低ければ割安と判断されますが、数値に基準はなく、同業他社と比較したり過去のPERの推移を見て割高・割安と判断するのが一般的な株価指標ですが、マイナスの場合は割安とは言えません。PERは、その数値が「その株式に投資をすれば何年でもとがとれるか」を示します。例えば、PERが10倍であれば10年でもとがとれるということを示しますので、赤字企業の場合はPERを計算しても意味を成さず、指標としては使えません。

さて、実績でもマイナス、予想でもマイナスということがあります。予想でもマイナスということは、先行きとしても赤字になる可能性が高いことを示します。

PERがマイナスである場合、指標として意味を成しませんので、通常はPBR(株価純資産倍率)等の他の株価指標で株価が割高か割安かを判断することが多いです。PBRは資産から見た株価の割高・割安を示した指標です。株価を利益から見て判断するPERでなく、資産から見て判断するPBRなどが使われることが多いです。

一方、株価指数のPERがマイナスになる時というのは、大きな災害があった場合やコロナショックなどが起こった場合にマイナスになることがあります。一時的要因であれば、実力がある企業であれば回復を見込むこともできますので、それぞれの企業の本来の実力で判断することも有効となりやすいです。ゆえに、予想で回復が見えてくれば予想PERで割高・割安を判断することは有効となりやすいです。ただし、予想はあくまで予想ですので、市場の予想・判断が間違っていれば、PERを使った割高・割安の判断も間違える、といったことは注意しておく必要があります。

n.a.とは?(N/Aとは?)

当サイトの時系列の表などで「n.a.」あるいは「N/A」と記載していることがありますが、これは計測できないことを示します。例えば、コロナショックのように業績予想を「未定」とする企業が出てきた場合、企業側が利益予想をしなければPERは計算できませんので計測不能となります。その場合は「n.a.」と表記されます。あるいは、PERがマイナスの場合も「n.a.」と記載されます。

PERで異常値が出ている場合

PERは「n.a.」と表記されずに異常値が出る場合もあります。近年ではコロナショック時がそうでしたが、これは業績予想を見送る企業が相次いだため、市場予想が遅れて利益予想などをゼロとして算出していたためです。その場合、急激に異常値が出ることもあります。これらは、配当利回りなどでも同様です。

EPSの見方をわかりやすく解説

EPS(読み方:いーぴーえす|英語:Earning Per Share)とは、「1株当たり利益」という1株あたりの当期純利益はいくらかを表した指標です。企業の収益力は当期純利益で見るのが基本ですので、EPSは当期純利益で1株当たりの利益を表しています。ゆえに、EPSが増えていれば企業の収益が増えていることを示し、EPSが減っていれば企業の収益が減っていることを示します。今後EPSが増えると見る投資家が多くなれば株価は上昇しやすくなりますし、今後EPSが減ると見る投資家が多くなれば株価は下落しやすくなります。大切なのは将来です。株価は将来を織り込んで推移するのが基本ですので、決算発表時の来期予想でEPS予想が増えているのか減っているのか、その変化率や増減の要因を見ることが大切です。その他、詳しい解説は下記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体(総合)のEPSの推移は、以下のページで掲載しています。

PBRの見方をわかりやすく解説

PBR(読み方:ぴーびーあーる|英語:Price Book-value Ratio)とは、「株価純資産倍率」と呼ばれる、株価を”1株当たり純資産”で割って算出されるバリュエーションを計る株価指標です。純資産とは、資産から借金を引いた残りのことで、返す必要のないお金です。例えば、企業が清算されても純資産は残るので、会計上は「解散価値」を意味します。PBRは、株価が解散価値と比べてどの程度高いか安いかを示す指標で、現在の株価が1株あたり純資産の何倍まで買われているのかを示しています。つまり、PBRが1倍であれば、株価と1株あたり純資産が等しいということを示します。よって、PBRは1倍以下であれば株価は割安、1倍以上であれば株価は割高と判断されます。

ただし、純資産で算出されますので短期的な株価変動に対する判断では使えない指標ですし、将来の成長力も反映しにくい指標ですので、PBR単体で投資判断するには不十分な指標ではあります。ただし、1倍以下は株価の下限になりやすいので、下値を予測するには効果がある指標と言えます。一方、水準は時々によって異なり、近年では日経平均株価のPBRは0.8倍程度まで突っ込んだこともあります。その他、詳しい解説は下記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

米国(アメリカ)のS&P500のPBRの推移は、以下のページで掲載しています。

配当利回りの見方をわかりやすく解説

配当利回り(読み方:はいとうりまわり)とは、年間1株配当を現在の株価で割って算出されるバリュエーションを計る株価指標の一つです。例えば、株価が1000円で配当(1株配当)が10円であったとすれば、配当利回りは1%になります。

配当利回りを見る場合、まずは国債利回りと比較して見るのが基本です。というのも、リスク資産(危険資産)である株式の配当利回りは、信用力の高い国債の利回りより高くて当たり前だからです。国債よりリターンが得られなければ、リスクが高い株式に投資したい人はいませんので。ゆえに、配当利回りが高いほど投資家にとっては魅力的となり、多少株価が下がっても持ち続ける投資家が多くなりやすいです。ただし、配当利回りが高いからといっても、将来的に景気が悪化したり業績が悪化すれば減配のリスクが高まりますので注意が必要です。

配当利回りは、将来キャッシュフローとして配当のみを考慮して時間の概念は考慮されていませんので、指標としては不十分であるものの、簡便な指標として補助的に多く用いられています。その他、詳しい解説は下記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

日経平均株価の加重平均と指数ベースの違いと計算式

当ページでは日経平均株価のPER、PBR、配当利回りについて、日経新聞社公表の加重平均と指数ベースの値を掲載しています(配当利回りは単純平均と指数ベース)。

一般的に最もよく見られているのは「加重平均」の値です。

加重平均と指数ベースは、算出の計算方法が異なります。

※利益の予想値は日経の予想値が用いられており、本決算発表日翌日から次の決算期の予想に切り替わります。予想1株利益は、予想利益を自己株式を除く普通株式数で割って計算されています。自己資本は四半期決算を含む直近決算の実績値が用いられますが、優先株式を発行している場合は普通株式に係る自己資本が用いられています。

日経平均株価の加重平均のPERと指数ベースのPERの計算式

日経平均株価の加重平均のPER=時価総額合計÷予想利益合計
予想利益合計=Σ(予想1株利益×株式数)

日経平均株価の指数ベースのPER=日経平均株価÷日経平均EPS
日経平均EPS=Σ(予想1株利益×株価換算係数)÷除数

日経平均株価の加重平均のPBRと指数ベースのPBRの計算式

日経平均株価の加重平均のPBR=時価総額合計÷自己資本合計

日経平均株価の指数ベースのPBR=日経平均株価÷日経平均BPS

日経平均株価の単純平均の配当利回りと指数ベースの配当利回りの計算式

日経平均株価の単純平均の配当利回り=Σ(予想1株配当×単位株数÷1000)÷Σ(日経平均株価×単位株数÷1000)

日経平均株価の指数ベースの配当利回り=日経平均DPS÷日経平均株価

DPS=Σ(予想1株配当×株価換算係数)÷除数

配当は通期配当(日経の予想値が用いられ、本決算発表日翌日から次の決算期の予想に切り替わります)

どちらを見ればいい?加重平均と指数ベース

上記の計算式のように、加重平均は時価総額をベースに計算されていますので時価総額の大きい大型株の影響を受けやすく、指数ベースは日経平均株価の寄与度が高い値がさ株の影響を受けやすい特徴があります。一般的には加重平均の値が最もよく見られていますが、日経平均株価は時価総額加重平均型の株価指数ではなく単純平均株価ですので指数ベースが理にかなっており、指数ベースを重視する方も多いです。一方、加重平均は大型株の影響を受けやすいため市場全体をざっくり見るには適していると言えます。加重平均と指数ベースのどちらを重視するかの判断は分かれますが、PER等はバリュエーション指標であり、市場の環境を考慮した上で過去の傾向から割高・割高の水準を見ていく指標ですので、加重平均でも指数ベースでも、それぞれの過去の傾向からメドとなりやすい水準を意識して見るのが妥当だと思います。どちらか迷われる場合は、メディア等で分析されるのは加重平均の値の方が圧倒的に多いので加重平均でいいと思います。