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日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回り

日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの最新データを速報で掲載しています。

日経平均株価が割高か割安かのバリュエーションを計る指標です。それぞれ長期と短期のチャートを掲載しています。過去から現在までのデータから算出した日経平均株価のPERの基本レンジや平均値も掲載していますので、現在どの水準にあるのかも確認できます。

最新データと現状評価

2026年7月21日時点の日経平均株価のPERは、加重平均ベースが17.93倍、指数ベースが23.75倍です。 長期平均との比較では、加重平均ベースPERは平均的、指数ベースPERはやや割高の水準にあります。 前回値からは、加重平均ベースPERが0.51ポイント上昇、指数ベースPERが0.76ポイント上昇となりました。 日経平均株価のPERは、長期的には平均値から±1σの範囲が上限・下限のレンジの目安として機能しやすく、現在のPERがその範囲内にあるか、または上限・下限に接近しているかがバリュエーション判断の重要なポイントになります。

日経平均株価のper・eps・pbr・配当利回り

AIによる日経平均株価のPER等の重要度評価

4.1

PERやEPS等は短期投資よりも中長期投資での重要度が高いとされる(投資家の目的や投資スタイルによって異なる)。日経平均株価の構成比率や業種別の動向も含めて総合的に分析すると良い。PERは業界や市場環境によって適正値が変わり、単独で使うと誤解を招く場合がある。また、異常値(例: EPSが低下してPERが極端に高くなる場合)にも注意が必要。EPSは企業の収益力を直接的に示す指標で、株価の持続的な成長性を測る上で重要。複数年の推移を確認すべき。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

  • 表記のないものは加重平均 → 一般的に最もよく見られている
  • 指数ベース → 単純平均の日経平均株価に適している

※違いの解説は当ページ下の解説欄を参照して下さい

チャート(日経平均株価のPER)

日経平均株価のPERのチャート

日経平均株価のPER(株価収益率)の推移を示したチャートです。PERは、株価が企業の利益に対して何倍まで買われているかを表す代表的な株価評価指標で、数値が高いほど利益に対して株価が高く評価され、低いほど割安に評価されていることを示します。チャートには過去の平均値と標準偏差±1σの水準も表示しています。±1σは、日経平均株価のPERが過去の傾向から推移しやすい範囲の目安として意識されやすくなります。実際に過去の推移でも相場の節目として機能する場面がみられます。日経平均株価や企業業績の見通しとあわせて確認することで、日本株のバリュエーションを判断する際の参考となります。

最新データ日:2026年7月21日

Chart [Price Earnings Ratio(NIKKEI225-japan)-Market Cap Basis]

日経平均株価のPER(指数ベース)のチャート

日経平均株価の指数ベースのPERの推移を示したチャートです。指数ベースPERは、日経平均株価の指数値を、構成銘柄の1株当たり利益をもとに算出した指数ベースのEPSで割って求められ、日経平均株価全体の利益水準に対する株価評価を表します。数値が高いほど利益に対して指数が高く評価され、低いほど割安に評価されていることを示します。チャートには過去の平均値と標準偏差±1σの水準も表示しています。見方は±1σは、指数ベースPERが過去の傾向から推移しやすい範囲の目安で、上限付近では割高感、下限付近では割安感が意識されやすくなります。ただし、企業利益の急増・急減によってPERが大きく変化する場合があるため、指数ベースEPSや業績見通しとあわせて確認する必要があります。

最新データ日:2026年7月21日

Chart [Price Earnings Ratio(NIKKEI225-japan)-Index Weight Basis]

  • 平均値と標準偏差(±1σ)は、過去のすべてのPERのデータから算出しています。現在が過去と比較して高水準・低水準にあるのかを判断する目安としてご覧ください。
  • チャートの凡例や下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
  • 日経平均株価の指数ベースのPERは2009年2月に107.52、2009年3月に332.76(月末値)をつけましたが、チャート表記すると見にくくなるため上限を設けて掲載しています(加重平均も同様)。

チャート(日経平均株価のEPS)

日経平均株価のEPSのチャート

日経平均株価のEPS(1株当たり利益)の推移を示したチャートです。EPSは、企業が1株当たりどれだけの利益を上げているかを表す指標で、数値の上昇は企業利益の改善、低下は利益の悪化を示します。日経平均株価とあわせて確認することで、株価の上昇が企業利益の拡大によるものか、それとも利益以上に株価が買われているのかを判断する際の参考となります。

最新データ日:2026年7月21日

Chart [Earning Per Share(NIKKEI225-japan)-Market Cap Basis]

日経平均株価のEPS(指数ペース)のチャート

日経平均株価の指数ベースEPSの推移を示したチャートです。指数ベースEPSは、日経平均株価の指数値を指数ベースPERで割って算出される利益指標で、日経平均株価全体の利益水準を表します。指数ベースPERとあわせて確認することで、株価の変動が企業利益によるものか、バリュエーションの変化によるものかを分析する際の参考となります。

最新データ日:2026年7月21日

Chart [Earning Per Share(NIKKEI225-japan)-Index Weight Basis]

チャート(日経平均株価のPBR)

日経平均株価のPBRのチャート

日経平均株価のPBR(株価純資産倍率)の推移を示したチャートです。PBRは、株価が企業の純資産に対して何倍まで評価されているかを表す指標で、数値が高いほど資産価値に対する評価が高く、低いほど割安に評価されていることを示します。日経平均株価とあわせて確認することで、日本株全体の資産面から見たバリュエーションを把握する際の参考となります。

最新データ日:2026年7月21日

Chart [Price Book-value Ratio(NIKKEI225-japan)-Market Cap Basis]

日経平均株価のPBR(指数ペース)のチャート

日経平均株価の指数ベースPBRの推移を示したチャートです。指数ベースPBRは、日経平均株価の指数値を指数ベースBPSで割って算出される指標で、日経平均株価全体の純資産に対する株価評価を表します。指数ベースBPSとあわせて確認することで、株価の変動が企業の純資産の変化によるものか、資産価値に対する市場評価の変化によるものかを分析する際の参考となります。

最新データ日:2026年7月21日

Chart [Price Book-value Ratio(NIKKEI225-japan)-Index Weight Basis]

  • 平均値と標準偏差(±1σと±2σ)は、過去のすべてのPBRのデータから算出しています。

チャート(日経平均株価の配当利回り)

日経平均株価の配当利回りのチャート

日経平均株価の配当利回りの推移を示したチャートです。配当利回りは、株価に対して年間配当金がどの程度あるかを表す指標で、数値が高いほど配当面での投資魅力が高いことを示します。株価の下落や増配で上昇し、株価の上昇や減配で低下します。

最新データ日:2026年7月21日

日経平均株価の配当利回り(指数ペース)のチャート

日経平均株価の指数ベース配当利回りの推移を示したチャートです。指数ベース配当利回りは、日経平均株価全体の配当水準を指数値に対する割合で表します。指数ベース配当額とあわせて確認することで、利回りの変動が配当の増減によるものか、株価の変動によるものかを分析する際の参考となります。

最新データ日:2026年7月21日
  • 平均値と標準偏差(±1σと±2σ)は、過去のすべての配当利回りのデータから算出しています。
  • 配当利回りの表記のないものは単純平均。

関連指標

日経平均株価の株式益利回り

日経平均株価の株式益利回りの推移は、以下のページで掲載しています。長期金利との比較チャートも掲載してるので、こちらも割高・割安の判断に使えます。

日経平均株価の株式益利回り
日経平均株価の株式益利回り(益利回り)のチャートと時系列です。株式益利回りは期待投資利回りですので、日経平均の割高・割安が判断できます。長期金利と比較して目安を見るのが一般的で、景気拡大、企業業績が増加局面で株価が上昇しやすいかを判断できます。

日経平均株価のROE

日経平均株価のROE(自己資本利益率)の推移は、以下のページで掲載しています。

ROE(日経平均株価・日本)
日本の日経平均株価のROE(自己資本利益率)のチャートと時系列です。最新データ速報。株価との比較チャートも掲載。日経平均構成銘柄の収益力がわかる指標で、ROEの過去から現在までの推移がわかります。計算式や見方などわかりやすい解説も掲載。

日本の長期金利

日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りと日本の長期金利の比較チャートは、以下のページで掲載しています。

長期金利(日本)
日本の長期金利のチャートと時系列です。政策金利や米国の長期金利との比較、日経平均株価やプライム・スタンダード・グロース指数、PER・EPS・PBR・配当利回り・益利回り・ROE・リスクプレミアム、リート指数やドル円等との比較チャートも掲載。

[速報] 日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの時系列(historical data)

(指数)の表記は指数ベース

日付 PER EPS PBR 配当利回り PER
(指数)
EPS
(指数)
PBR
(指数)
配当利回り
(指数)
2026-07-2117.933,693.931.891.61%23.752,788.722.801.36%
2026-07-1717.423,682.041.841.65%22.992,789.962.711.40%
2026-07-1617.993,715.151.901.58%23.962,789.462.821.35%
2026-07-1518.343,748.721.941.54%24.642,790.242.901.31%
2026-07-1418.113,740.671.911.57%24.282,790.092.861.33%
2026-07-1317.963,744.031.901.57%24.102,790.152.841.34%
2026-07-1018.183,771.051.921.54%24.582,789.172.901.31%
2026-07-0918.113,740.691.911.55%24.332,784.382.871.33%
2026-07-0818.053,701.891.901.57%24.122,770.282.831.34%
2026-07-0718.333,723.781.931.53%24.642,770.172.891.31%
2026-07-0618.583,753.371.961.49%25.182,769.572.951.28%
2026-07-0318.433,784.271.941.49%25.192,768.722.951.28%
2026-07-0218.183,780.701.911.52%24.832,768.152.911.30%
2026-07-0118.283,855.301.921.48%25.462,768.072.991.27%
2026-06-3018.183,853.811.921.50%25.262,773.652.971.28%
2026-06-2918.103,840.581.911.51%25.042,774.442.951.29%
2026-06-2618.063,840.581.921.49%25.002,774.442.951.30%
2026-06-2518.453,922.291.961.44%26.092,773.723.081.24%
2026-06-2418.103,821.821.921.49%24.942,773.662.951.30%
2026-06-2318.233,828.221.941.48%25.202,769.382.981.29%
2026-06-2218.853,838.412.001.41%26.142,767.943.091.24%
2026-06-1918.643,822.431.981.43%25.742,768.073.041.26%
2026-06-1818.683,803.721.981.44%25.752,759.363.031.26%
2026-06-1718.423,794.911.961.46%25.332,759.662.981.29%
2026-06-1618.323,788.461.941.49%25.152,759.622.961.30%
2026-06-1518.333,781.641.951.49%25.122,759.452.961.30%
2026-06-1217.693,732.051.881.56%23.932,758.882.821.36%
2026-06-1117.373,697.021.851.61%23.252,762.032.741.40%
2026-06-1017.423,684.231.851.62%23.232,762.782.741.40%
2026-06-0917.703,695.851.881.59%23.682,762.532.791.37%

日経平均株価のPER・EPS・PBR・配当利回りの解説

PERの見方をわかりやすく解説

PER(読み方:ぴーいーあーる|英語:Price Earnings Ratio)は、「株価収益率(かぶかしゅうえきりつ)」と呼ばれる、株価をEPS(1株当たり利益)で割って算出される株価指標です。株価指標とは、現在の株価が割安か割高かを判断する指標です。PERは、その株式がEPSの何倍まで買われているのかを示す指標で、バリュエーション(企業価値・株価の評価)を計る指標の一つです。PERは、その値が高いほど株価は割高、低いほど株価は割安であることを示しています。

ただし、PERは、EPSが今後同水準で推移する場合に割高か割安かを判断する指標です。成長力があれば今後利益がどんどん上がり、業績悪化で利益がどんどん下がることもありますので、PERが割高であったとしても、今後の成長次第では現在のPERが割安にもなりますし、PERが割安であったとしても、今後の業績次第では現在のPERが割高にもなります。つまり、将来の利益見込みを加味して見る必要がある指標です。

また、PERはあくまで相対的なもので、何倍が妥当な水準であるかの基準はありません。PERは「13倍から15倍」のようにレンジで推移しやすいですが、PERの妥当な水準は時々のマーケット環境によって変わりますので注意が必要です。配当利回りが上がればPERの妥当な水準は引きあがりますし、金利が上がれば株の現在価値が下がって理論価格も下がりますし、円高になればPERの妥当水準も変わります。日本のGDPが上昇してくれば日本の成長期待からPERの水準も高くなりやすいです。

一方、PERの妥当な水準は投資家のコンセンサスになりえますが、投資家がEPSの何倍かの価値をつけるにはそれ相応の土台となるものが必要です。土台となるものは「信用」ですが、例えば株に信用がなくなったとすれば、土台を失ったPERの水準は全くアテにならなくなりますので注意が必要です。マーケットで信用の崩壊が起こった場合、誰も投資しなくなりますので、PERの水準をアテにした判断は機能しなくなります。PERは人気のある株価指標ですが、それらを念頭に見る指標です。

当ページで掲載しているPERは、日経平均株価のPERです。日経平均株価のPERとは、日経平均株価を構成する225銘柄のPERの平均です。

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体(総合)のPERの推移は、以下のページで掲載しています。

PER(プライム・スタンダード・グロース)
プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体のPER(株価収益率)の推移(チャートと時系列)です。最新データ速報。解説や公表日、計算式なども掲載しています。

日経平均株価のPERの基本レンジと平均値はどれくらい?日経平均株価のPERの水準と目安について

当ページではチャートの欄に、日経平均株価のPERの基本レンジと平均値を算出して掲載しています(チャートにも表記しています)。この水準を目安に見ていただくといいと思いますが、日経平均株価のPERの基本レンジと平均値の算出について当欄で記載します。

日経平均株価のPERの基本レンジと平均値は、2004年からの月次データを基に算出しています。毎月月初に前月末のデータを基に最新データを算出し掲載しています。

日経平均株価のPERの基本レンジは、2004年からの標準偏差±1σを”基本レンジ”として掲載しています。日経平均株価のPERの平均値も2004年から現在までの平均値を掲載しています。日経平均株価の指数ベースのPERの基本レンジと平均値も同様の算出方法を用いています。ただし、2009年2月と3月はPERが極端に振れたため、基本レンジと平均値の算出から省いています。

PERがマイナスは何を意味する?その場合どうする?

PERはマイナスになる場合もあります。個別銘柄では時にPERがマイナスになっていることもありますが、株価指数でもマイナスとなる場合があります。株価指数は、複数の銘柄の株価をある一定の計算方法で指数化したものですので、マイナスになることもあります。

PERは株価をEPS(1株あたり利益)で割って求められます。EPSは純利益を発行済株式数で割って求められます。株価と発行済株式数がマイナスになることはありませんので、PERがマイナスになる時というのは、つまり純利益がマイナスである、すなわち赤字企業であればマイナスとなります。

PERは通常、その数値が高ければ割高、低ければ割安と判断されますが、数値に基準はなく、同業他社と比較したり過去のPERの推移を見て割高・割安と判断するのが一般的な株価指標ですが、マイナスの場合は割安とは言えません。PERは、その数値が「その株式に投資をすれば何年でもとがとれるか」を示します。例えば、PERが10倍であれば10年でもとがとれるということを示しますので、赤字企業の場合はPERを計算しても意味を成さず、指標としては使えません。

さて、実績でもマイナス、予想でもマイナスということがあります。予想でもマイナスということは、先行きとしても赤字になる可能性が高いことを示します。

PERがマイナスである場合、指標として意味を成しませんので、通常はPBR(株価純資産倍率)等の他の株価指標で株価が割高か割安かを判断することが多いです。PBRは資産から見た株価の割高・割安を示した指標です。株価を利益から見て判断するPERでなく、資産から見て判断するPBRなどが使われることが多いです。

一方、株価指数のPERがマイナスになる時というのは、大きな災害があった場合やコロナショックなどが起こった場合にマイナスになることがあります。一時的要因であれば、実力がある企業であれば回復を見込むこともできますので、それぞれの企業の本来の実力で判断することも有効となりやすいです。ゆえに、予想で回復が見えてくれば予想PERで割高・割安を判断することは有効となりやすいです。ただし、予想はあくまで予想ですので、市場の予想・判断が間違っていれば、PERを使った割高・割安の判断も間違える、といったことは注意しておく必要があります。

n.a.とは?(N/Aとは?)

当サイトの時系列の表などで「n.a.」あるいは「N/A」と記載していることがありますが、これは計測できないことを示します。例えば、コロナショックのように業績予想を「未定」とする企業が出てきた場合、企業側が利益予想をしなければPERは計算できませんので計測不能となります。その場合は「n.a.」と表記されます。あるいは、PERがマイナスの場合も「n.a.」と記載されます。

PERで異常値が出ている場合

PERは「n.a.」と表記されずに異常値が出る場合もあります。近年ではコロナショック時がそうでしたが、これは業績予想を見送る企業が相次いだため、市場予想が遅れて利益予想などをゼロとして算出していたためです。その場合、急激に異常値が出ることもあります。これらは、配当利回りなどでも同様です。

EPSの見方をわかりやすく解説

EPS(読み方:いーぴーえす|英語:Earning Per Share)とは、「1株当たり利益」という1株あたりの当期純利益はいくらかを表した指標です。企業の収益力は当期純利益で見るのが基本ですので、EPSは当期純利益で1株当たりの利益を表しています。ゆえに、EPSが増えていれば企業の収益が増えていることを示し、EPSが減っていれば企業の収益が減っていることを示します。今後EPSが増えると見る投資家が多くなれば株価は上昇しやすくなりますし、今後EPSが減ると見る投資家が多くなれば株価は下落しやすくなります。大切なのは将来です。株価は将来を織り込んで推移するのが基本ですので、決算発表時の来期予想でEPS予想が増えているのか減っているのか、その変化率や増減の要因を見ることが大切です。その他、詳しい解説は下記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

プライム市場・スタンダード市場・グロース市場全体(総合)のEPSの推移は、以下のページで掲載しています。

EPS(プライム・スタンダード・グロース)
東証プライム市場・スタンダード市場・グロース市場のEPS(1株あたり利益)チャートと時系列です。最新データ速報。各市場の銘柄数(会社数)や解説、公表日、計算式なども掲載しています。

PBRの見方をわかりやすく解説

PBR(読み方:ぴーびーあーる|英語:Price Book-value Ratio)とは、「株価純資産倍率」と呼ばれる、株価を”1株当たり純資産”で割って算出されるバリュエーションを計る株価指標です。純資産とは、資産から借金を引いた残りのことで、返す必要のないお金です。例えば、企業が清算されても純資産は残るので、会計上は「解散価値」を意味します。PBRは、株価が解散価値と比べてどの程度高いか安いかを示す指標で、現在の株価が1株あたり純資産の何倍まで買われているのかを示しています。つまり、PBRが1倍であれば、株価と1株あたり純資産が等しいということを示します。よって、PBRは1倍以下であれば株価は割安、1倍以上であれば株価は割高と判断されます。

ただし、純資産で算出されますので短期的な株価変動に対する判断では使えない指標ですし、将来の成長力も反映しにくい指標ですので、PBR単体で投資判断するには不十分な指標ではあります。ただし、1倍以下は株価の下限になりやすいので、下値を予測するには効果がある指標と言えます。一方、水準は時々によって異なり、近年では日経平均株価のPBRは0.8倍程度まで突っ込んだこともあります。その他、詳しい解説は下記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

米国(アメリカ)のS&P500のPBRの推移は、以下のページで掲載しています。

PBR(S&P500・米国)
米国(アメリカ)のS&P500のPBR(株価純資産倍率)平均のチャートと時系列です。チャートには過去の傾向からS&P500のPBRの上限・中央値・下限を表記、水準の目安にして下さい。1999年から現在までの推移やわかりやすい解説も掲載。

配当利回りの見方をわかりやすく解説

配当利回り(読み方:はいとうりまわり)とは、年間1株配当を現在の株価で割って算出されるバリュエーションを計る株価指標の一つです。例えば、株価が1000円で配当(1株配当)が10円であったとすれば、配当利回りは1%になります。

配当利回りを見る場合、まずは国債利回りと比較して見るのが基本です。というのも、リスク資産(危険資産)である株式の配当利回りは、信用力の高い国債の利回りより高くて当たり前だからです。国債よりリターンが得られなければ、リスクが高い株式に投資したい人はいませんので。ゆえに、配当利回りが高いほど投資家にとっては魅力的となり、多少株価が下がっても持ち続ける投資家が多くなりやすいです。ただし、配当利回りが高いからといっても、将来的に景気が悪化したり業績が悪化すれば減配のリスクが高まりますので注意が必要です。

配当利回りは、将来キャッシュフローとして配当のみを考慮して時間の概念は考慮されていませんので、指標としては不十分であるものの、簡便な指標として補助的に多く用いられています。その他、詳しい解説は下記「各指数・指標の解説」の解説ページを参照してください。

日経平均株価の加重平均と指数ベースの違いと計算式

当ページでは日経平均株価のPER、PBR、配当利回りについて、日経新聞社公表の加重平均と指数ベースの値を掲載しています(配当利回りは単純平均と指数ベース)。

一般的に最もよく見られているのは「加重平均」の値です。

加重平均と指数ベースは、算出の計算方法が異なります。

※利益の予想値は日経の予想値が用いられており、本決算発表日翌日から次の決算期の予想に切り替わります。予想1株利益は、予想利益を自己株式を除く普通株式数で割って計算されています。自己資本は四半期決算を含む直近決算の実績値が用いられますが、優先株式を発行している場合は普通株式に係る自己資本が用いられています。

日経平均株価の加重平均のPERと指数ベースのPERの計算式

日経平均株価の加重平均のPER=時価総額合計÷予想利益合計
予想利益合計=Σ(予想1株利益×株式数)

日経平均株価の指数ベースのPER=日経平均株価÷日経平均EPS
日経平均EPS=Σ(予想1株利益×株価換算係数)÷除数

日経平均株価の加重平均のPBRと指数ベースのPBRの計算式

日経平均株価の加重平均のPBR=時価総額合計÷自己資本合計

日経平均株価の指数ベースのPBR=日経平均株価÷日経平均BPS

日経平均株価の単純平均の配当利回りと指数ベースの配当利回りの計算式

日経平均株価の単純平均の配当利回り=Σ(予想1株配当×単位株数÷1000)÷Σ(日経平均株価×単位株数÷1000)

日経平均株価の指数ベースの配当利回り=日経平均DPS÷日経平均株価

DPS=Σ(予想1株配当×株価換算係数)÷除数

配当は通期配当(日経の予想値が用いられ、本決算発表日翌日から次の決算期の予想に切り替わります)

どちらを見ればいい?加重平均と指数ベース

上記の計算式のように、加重平均は時価総額をベースに計算されていますので時価総額の大きい大型株の影響を受けやすく、指数ベースは日経平均株価の寄与度が高い値がさ株の影響を受けやすい特徴があります。一般的には加重平均の値が最もよく見られていますが、日経平均株価は時価総額加重平均型の株価指数ではなく単純平均株価ですので指数ベースが理にかなっており、指数ベースを重視する方も多いです。一方、加重平均は大型株の影響を受けやすいため市場全体をざっくり見るには適していると言えます。加重平均と指数ベースのどちらを重視するかの判断は分かれますが、PER等はバリュエーション指標であり、市場の環境を考慮した上で過去の傾向から割高・割高の水準を見ていく指標ですので、加重平均でも指数ベースでも、それぞれの過去の傾向からメドとなりやすい水準を意識して見るのが妥当だと思います。どちらか迷われる場合は、メディア等で分析されるのは加重平均の値の方が圧倒的に多いので加重平均でいいと思います。