ST倍率(ST比率)の最新データを速報で掲載しています。
ST倍率は、S&P500とTOPIXの倍率です。米国と日本の株価の相対的な動きと優位性を見ることができる日米の相対株価の指標で、銘柄選定にも使われています。ST倍率を見れば製造業が強いのか非製造業が強いのかもわかります。ST倍率の長期チャートやS&P500とTOPIXの相対チャートも掲載しています。
AIによるST倍率の重要度評価
ST倍率は、米国市場と日本市場の相対的なパフォーマンスを測る指標でグローバル投資家にとって重要。どちらの市場が投資先として魅力的かを判断する材料となる。ST倍率はドル円の影響を受けやすく、円高・円安がST倍率に直接影響するため、為替リスク管理にも役立つ。ただし、米国市場はグロース株、日本市場はバリュー株に偏りがちであるため、短期的に市場の本質を正確に反映しない場合がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(ST倍率)
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- Chart [ST ratio(S&P500/TOPIX ratio)-Monthly,Daily]
- 相対チャート(パフォーマンス比較チャート)とは、基準日時点の株価を100として、各銘柄の変化の増減を表したチャートです。各銘柄のパフォーマンスを比較して見るのに適したチャートです。基準日(2019年1月4日)=100として指数化
NT倍率の解説と推移はこちら
NT倍率(日経平均株価とTOPIXの倍率)の解説と推移は、以下のページで掲載しています。
[速報] 最新データ|ST倍率の時系列(historical data)
日付 | ST倍率 |
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ST倍率とは?(ST比率とは?)
ST倍率(読み方:えすてぃーばいりつ)とは、S&P500(S&P500種株価指数)をTOPIX(東証株価指数)で割った倍率です。「ST比率」と呼ばれることもあります。
ST倍率で何がわかる?
米国のニューヨーク証券取引所(NYSE)、ナスダックに上場している代表的な500銘柄の株価を浮動株調整後の時価総額加重平均して指数化した株価指数「S&P500」と、東証一部(東証市場第一部)の全銘柄を対象として、1968年1月4日の時価総額を100として指数化した株価指数「TOPIX(トピックス)」を比較し、現在はS&P500が強いのか、TOPIXが強いのかがわかる日米の相対株価の指標です。
ST倍率の計算式
ST倍率の上昇・低下の意味と見方
ST倍率は、その数値が高いほどS&P500に比べて日本株の方が出遅れていることを示します。ST倍率は、米国(アメリカ)の代表的な株価指数「S&P500」と、日本の代表的な株価指数「TOPIX」の倍率ですので、ST倍率を見れば日本と米国の株価の相対的な動きを見ることができます。
ST倍率が高い・低いは何を示す?
ST倍率の数値が高いほどS&P500の方が優位であり、ST倍率の数値が低いほどTOPIXが優位であることを示しています。
ST倍率で製造業が強いのか非製造業が強いのかもわかる
米国株はITや金融、ヘルスケア、消費者・サービス業などの非製造業の割合が高く、日本株は製造業が主軸の国ですので、ST倍率を見れば非製造業が強い相場なのか、製造業が強い相場なのかを計ることができるので、現在投資家がどの分野を中心に買い向かっているのかをつかむことができます。
- 当ページは、ST倍率の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「ST倍率とは」 - Source:JPX(Japan Exchange Group, Inc.:日本取引所グループ)・S&P Dow Jones Indices LLC・株式マーケットデータ
- 小数点第3位四捨五入
- 単位:倍
- ST ratio(S&P500/TOPIX ratio) historical data&chart