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国債入札(米国)

  1. 米国の国債入札の概要
  2. 米国債とは?(T-Bills・T-Notes・T-Bondsの解説)
  3. 米国債の一覧(国債入札)
    1. TIPSとは?
    2. 米国20年国債の発行再開
  4. 国債入札の仕組み
    1. 国債入札(オークション)のお知らせ
    2. 国債入札(オークション)の開催
    3. 希望金額での入札
    4. 非競争入札とは?競争入札とは?入札するにはどうすればいいですか?
    5. 証券の発行
  5. 落札利回りはどんな意味がある?落札利回りの見方を解説
    1. 落札利回りの見方の具体例
  6. 日本の国債入札はこちら
  7. チャート(米国債の落札利回り)
    1. [国債入札] 米国4週物国債の落札利回りのチャート
    2. [国債入札] 米国8週物国債の落札利回りのチャート
    3. [国債入札] 米国3カ月物国債の落札利回りのチャート
    4. [国債入札] 米国6カ月物国債の落札利回りのチャート
    5. [国債入札] 米国52週物国債の落札利回りのチャート
    6. [国債入札] 米国2年物国債の落札利回りのチャート
    7. [国債入札] 米国3年物国債の落札利回りのチャート
    8. [国債入札] 米国5年物国債の落札利回りのチャート
    9. [国債入札] 米国7年物国債の落札利回りのチャート
    10. [国債入札] 米国10年物国債の落札利回りのチャート
    11. [国債入札] 米国20年物国債の落札利回りのチャート
    12. [国債入札] 米国30年物国債の落札利回りのチャート
  8. チャート(TIPS・落札利回り)
    1. [国債入札] 米国5年TIPSの落札利回りのチャート
    2. [国債入札] 米国10年TIPSの落札利回りのチャート
    3. [国債入札] 米国30年TIPSの落札利回りのチャート
  9. 米国の国債入札予定日・入札国債・落札利回り(historical data)

米国の国債入札の概要

国債入札(米国・アメリカ)

米国(アメリカ)の国債入札の予定日一覧です。米国の国債の解説や国債入札の仕組み、落札利回りの意味や具体的な見方の解説も掲載していますので、まずは解説欄を読んでから実際の落札利回りの推移を見てもらうとわかりやすいです。

また、米国の国債入札の各国債の落札利回りのチャートも掲載していますので、これまでの落札利回りの推移と直近の落札利回りの結果を併せて見ていただくことができます。

米国債とは?(T-Bills・T-Notes・T-Bondsの解説)

米国債(米国の国債)とは、米国(アメリカ)の財務省が国の運営に必要な資金を集めるために発行する債券です。

米国債は償還期限が1年以下であれば割引債、1年超であれば利付債として発行され、短期国債・中期国債・長期国債があります。

  • T-Billsとは、短期国債である52週物までの割引債です。
  • T-Notesとは、中期国債である2年物・3年物・5年物・7年物・10年物の利付債です。
  • T-Bondsとは、長期国債である20年物・30年物の利付債です。

以下の表では、それぞれの国債入札の予定日と対象入札国債、利回り(落札利回り)を掲載しています。落札利回りの変動は国の債務状況を示す指標となりますので、同じ国債の落札利回りの前回と今回の変動が注目されます。

米国債の一覧(国債入札)

T-Bills4週物
8週物
13週物(3カ月物)
17週物
26週物(6カ月物)
52週物
T-Notes2年物
3年物
5年物
7年物
10年物
T-Bonds20年物
30年物
FRN(変動利付債)2年物
TIPS5年物
10年物
30年物
米国債の一覧表

TIPSとは?

TIPS(読み方:ティップス)とは、米国のインフレ連動国債(物価連動国債)です。インフレ連動国債とはインフレ率(物価上昇率)に連動して元本が増減する国債です。機関投資家向けの国債で、表面利率(クーポンレート)は発行時に固定されるものの、発行後に物価が上昇すれば元本と利子が増え、物価が下落すれば元本と利子が減る国債です。消費者物価指数(CPI)と連動する国債で、期待インフレ率が上昇すると需要が高まり、低下すれば需要が見込めず元本が減少する要因となります。TIPSは、5年物・10年物・30年物があります。

米国20年国債の発行再開

米財務省は、1986年以来となる米国20年国債の発行を再開。2020年5月20日に入札が実施され。需要の強さを示す応札倍率は2.53倍でした。20年債の定期発行はレーガン政権下以来34年ぶり。新型コロナウイルス対策に伴う財政出動などで必要となる約3兆ドル(約318兆円)の政府借り入れの一環で、低金利環境が続く中で巨額の資金を調達する狙いがあります。

国債入札の仕組み

米財務省は国債入札(オークション)を通じて財務省証券を販売しています。これらは満期前に売却または譲渡できるため、”市場性のある証券”に分類されます。これに対し、貯蓄債券という証券がありますが、これはオークションなしで購入でき、売却または譲渡することができない点に違いがあります。

国債入札(オークション)は、4つのステップで行われます。

  • 国債入札(オークション)のお知らせ
  • 国債入札(オークション)の開催
  • 希望金額での入札
  • 証券の発行

国債入札(オークション)のお知らせ

国債入札(オークション)のお知らせには、次の情報が含まれます。

  • 国債入札(オークション)にかける証券
  • 提示する金額
  • 国債入札日
  • 発行日
  • 満期日
  • オファーの条件
  • 非競争入札および競争入札の締め切り時間
  • その他の関連情報

国債入札がいつ行われるのかは、米財務省が公表しています。米財務省は国債入札について議論するために、年に4回記者会見を開催します。これは通常、2月・5月・8月・11月の第1水曜日に行われます。

国債入札(オークション)の開催

国債入札(オークション)では、財務省はまずオークションのルールに準拠した非競争入札をすべて受け入れます。その後、入札額の全額が落札されるまで、価格、利回り、または割引率(最低から最高まで)に基づいて競争入札を受け付けます。落札者全員は最高額の入札と同じ価格、利回り、または割引率を獲得します。

財務省ダイレクトアカウントから入札した場合、入札当日の東部標準時午後5時以降に入札結果がでます。

希望金額での入札

すべての国債入札(オークション)は一般公開されます。機関投資家はTAAPSアカウントを持つことができ、直接入札できる仕組みになっています。その他の投資家は、財務省ダイレクトアカウントまたは銀行、ブローカー、ディーラーを通じて入札できます。個人だけでなく、さまざまな種類の団体 (法人、不動産、パートナーシップ、信託など) も財務省ダイレクトアカウントを持つことができます。

非競争入札とは?競争入札とは?入札するにはどうすればいいですか?

国債入札は非競争入札または競争入札のいずれかになります。

  • 非競争入札とは、競争入札で決定された価格・利回り、割引率を受け入れる必要がある入札です。投資家は購入したい国債の額面金額を指定できる一方、価格や利回りについての競争は行いません。その代わり、競争入札の結果決定された価格や利回りをそのまま受け入れることになります。財務省ダイレクトアカウントを使用している場合、非競争入札を行う必要があります。
  • 競争入札とは、主に大口の機関投資家や金融機関が利用する入札方式です。投資家が希望する価格や利回りを提示し、それに基づいて国債が配分される仕組みです。競争入札では、入札者は他の入札者と競争して有利な条件を獲得しようとする特徴があります。競争力のある入札を行うには、銀行、ブローカー、ディーラー、またはTAAPSアカウントを使用する必要があります。

証券の発行

国債入札(オークション)発表に記載された発行日に落札した証券は受け取ることになります。財務省ダイレクトアカウントの場合は指定口座に入金され、銀行、ブローカー、ディーラーの場合は銀行、ブローカー、ディーラーが代理で証券を取得します。TAAPSアカウントの場合は、直接証券を入手することになります。証券は満期まで保有することも、満期前に売却または譲渡することもできます。

落札利回りはどんな意味がある?落札利回りの見方を解説

国債入札における落札利回り(Auction Yield)は、国債が発行される際の実際の利回りを表しています。これは、投資家がその国債を購入した際に得られる利息収入と購入価格に基づく実質的な利回りです。落札利回りは、国債の市場価格や金利環境を反映し、投資家にとっての収益率を示す重要な指標となります。

落札利回りは、過去の入札結果や他の期間の国債利回りと比較することで、金利のトレンドや市場の見通しを測る際に役立ちます。

落札利回りは、入札における投資家の需要と供給のバランスを反映しています。需要が高ければ落札利回りは低くなり、需要が低ければ落札利回りは高くなるのが基本形です。

また、利回りの上昇はインフレ期待や経済成長の兆候を示すこともあります。逆に利回りの低下は経済の停滞やデフレ懸念を示すこともあります。そして、落札利回りは、中央銀行の政策金利や他の市場金利とも連動しており、全体的な金利環境の指標ともなります。

落札利回りの見方の具体例

例えば、10年物国債の落札利回りが4%であった場合、その国債を落札した投資家は年間3%の利回りが期待できることを意味しています。

また、もし前回の国債入札において10年物国債の落札利回りが3.8%であった場合、今回は利回りが0.2%上昇していますので、市場がその国債に対して以前よりも高い利回りを要求していることを示しています。これは、インフレ懸念の増加や金利の上昇期待を反映している可能性があります。

当ページでは、各国債の落札利回りのチャートを掲載しています。過去から現在までの落札利回りの推移がわかりますので、是非チャートもご利用下さい。

日本の国債入札はこちら

日本の国債入札は、以下のページで掲載しています(国債入札の解説付き)。

チャート(米国債の落札利回り)

[国債入札] 米国4週物国債の落札利回りのチャート

米国4週国債の落札利回り(国債入札)のチャート
  • チャート画像クリックで拡大表示します。

[国債入札] 米国8週物国債の落札利回りのチャート

米国8週国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国3カ月物国債の落札利回りのチャート

米国3カ月国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国6カ月物国債の落札利回りのチャート

米国6カ月国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国52週物国債の落札利回りのチャート

米国52週国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国2年物国債の落札利回りのチャート

米国2年国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国3年物国債の落札利回りのチャート

米国3年国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国5年物国債の落札利回りのチャート

米国5年国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国7年物国債の落札利回りのチャート

米国7年国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国10年物国債の落札利回りのチャート

米国10年国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国20年物国債の落札利回りのチャート

米国20年国債の落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国30年物国債の落札利回りのチャート

米国30年国債の落札利回り(国債入札)のチャート

チャート(TIPS・落札利回り)

[国債入札] 米国5年TIPSの落札利回りのチャート

米国5年tipsの落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国10年TIPSの落札利回りのチャート

米国10年tipsの落札利回り(国債入札)のチャート

[国債入札] 米国30年TIPSの落札利回りのチャート

米国30年tipsの落札利回り(国債入札)のチャート

米国の国債入札予定日・入札国債・落札利回り(historical data)

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