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市場予想とFRBの政策金利(FF金利)見通しの見方

解説・チャート追加情報

Fedウォッチの表が新しくなりました

当サイト「株式マーケットデータ」の以下のページ「Fedウォッチ(フェドウォッチ)」で掲載しているFedウォッチの表が新しくなりました。

Fedウォッチ(フェドウォッチ)
今後のFOMCで政策金利(FF金利・FFレート)の誘導目標が変更される可能性を確率で示した「Fedウォッチ(フェドウォッチ)」のチャートと表を掲載(速報)。現在の政策金利誘導目標に加え、水準・目安、異常値が出た場合のわかりやすい解説も掲載。

以前のFedウォッチの表

以前のfedウォッチの表

新しいFedウォッチの表

新しいfedウォッチの表

コンパクトな表になって、各FOMCFF金利の誘導目標の予想確率が一覧で見れるようになりましたので是非ご利用ください(毎営業日更新されます)。

Fedウォッチの表の見方や、利上げ回数・利下げ回数のカウントの仕方などは以下のリンク先のページに記載していますので、わからない方は以下のページの解説をご覧ください(解説は以前のFedウォッチの表をもとに書いていますが見方は同じです)。

利上げ回数の見方(FOMC参加者のFFレート予想から)
利上げ回数2016年12月時点の「FOMC参加者らによるFFレートの予想分布」と、2017年3月時点の「FOMC参加者らによるFFレートの予想分布」を例にして、利上げ回数の見方を解説します。FRB(連邦準備制度理事会)は、FOMC(連邦公開

Fedウォッチのチャートを追加しました

今回Fedウォッチの表を新しくしましたが、それに加え、Fedウォッチの表のデータを反映したチャート「Fedウォッチのチャート」も追加しました。

ff金利のターゲットレートのチャート

この「Fedウォッチのチャート」は、各FOMCのFF金利の誘導目標の予想確率が一番高いターゲットレートを線で結んだチャートです(毎営業日更新)。つまり市場参加者が「今後の各FOMCのFF金利の誘導目標はこのぐらいになるだろう」と予想している最も高い確率のターゲットレートを線で結んだチャートです。

これを見れば、各FOMCのFF金利の誘導目標を、現時点で市場参加者がどのくらいで見ているのかが一目瞭然です。

見方は、以下の「FOMCのFF金利見通しのチャートと、Fedウォッチのチャートの見方」の欄に記載しますので、引き続き読み進めてください。

FOMCのFF金利見通しのチャートを追加しました

さらに今回「Fedウォッチ(フェドウォッチ)」のページに、FOMC後に公表されたFOMC参加者のFF金利見通しをチャート化した「FOMCのFF金利見通しのチャート」も追加しました。

frb(fomc)の政策金利見通しのチャート

この「FOMCのFF金利見通しのチャート」は、公表されている最新のFOMC参加者が現時点で適切と考えてる今後のFF金利の誘導目標の上限と中央値と下限の値をチャート化したものです。上限と下限もチャート化しておきましたが、基本は中央値だけ見ればいいと思います。

この「FOMCのFF金利見通しのチャート」を見れば、FRBが今後の各FOMCでどのような水準にFF金利を持ってこようとしているのかが一目でわかります。

このチャートは、簡単にいうと「今後の各FOMCでFF金利はこのぐらいにしますよ」とFRBが公表している数値をチャート化したものです。

見方は、以下の「FOMCのFF金利見通しのチャートと、Fedウォッチのチャートの見方」の欄に記載しますので、引き続き読み進めてください。

FOMCのFF金利見通しのチャートと、Fedウォッチのチャートの見方

では、実際の「FOMCのFF金利見通しのチャート」と「Fedウォッチのチャート」を使って見方を解説します。

このページは2022年8月5日時点のデータをもとに書いていますので、2022年8月5日時点の「FOMCのFF金利見通しのチャート」と「Fedウォッチのチャート」を使います。

2022年8月5日時点で公表されている最新のFOMCのFF金利見通し(ドットチャート)は「2022年6月時点」のもので、FOMC参加者が現時点で適切と考える2022年末・2023年末・2024年末のFF金利の誘導目標の数値は以下のようになっています。

2022年のfomcにおけるff金利の見通し

2022年末は3.375%、2023年末は3.750%、2024年末は3.375%ですね(中央値)。

この表は、当サイトの以下の「FF金利の予想分布(ドットチャートより)・中立金利・米経済見通し(FOMC)」のページで掲載していますので参照してください。

FF金利の予想分布(ドットチャートより)・ターミナルレート・中立金利・米経済見通し
FOMC後に公表される政策金利見通し(上限・中央値・下限)、ターミナルレート、中立金利、米国(アメリカ)の経済見通しの推移を掲載。FRBの今後の利上げ・利下げ回数がわかります。中立金利は推定レンジも掲載。見方のわかりやすい解説含む。

この表の数値をチャート化したのが「FOMCのFF金利見通しのチャート」です。

FOMC参加者は2022年6月のFOMCで、2022年末は3.375%が適切なFF金利の水準、2023年末は3.750%が適切なFF金利の水準、2024年末は3.375%が適切なFF金利の水準、と見ています。

つまり、2023年末まではFF金利を上げた方がいい(利上げ)、2024年末にはFF金利を下げた方がいい(利下げ)、と見ています。

次に上記で紹介した「Fedウォッチのチャート」を見て下さい。

Fedウォッチは、2022年8月5日時点で2023年7月分までの公表になっていますのでそこまでの数値になりますが、「Fedウォッチのチャート」を見れば、市場参加者は2022年12月にFF金利は3.50-3.75%になるだろうと予想しており、2023年7月には3.25-3.50%になるだろうと予想していることがわかります。

つまり、市場参加者の見立てでは、2022年12月に利上げは打ち止めとなり、2023年7月にFRBは利下げに転じるだろう、と予想していることがわかります。

「FOMCのFF金利見通しのチャート」の数値とは随分違いますね。

この2つのチャートを見れば、市場の見通しとFRBの見通しにかなりズレが生じていることがわかります。FRBと市場の認識に乖離が出ているとも言えます。

FRBは歴史的高水準となったインフレを抑制するために利上げを行っていますが、現在は景気後退(リセッション)懸念があることから、市場参加者はFRBの見通しより早くFRBは利下げに転じるだろうと予想していることがわかります。

「FOMCのFF金利見通しのチャート」と「Fedウォッチのチャート」を見比べれば、こうのようなことがわかります。ただし、これは2022年8月5日時点の見方の一例です。現在、米国は中間選挙前でFRBも玉虫色の発言をすることが多く、インフレの見通しも日々変わりやすいことから、Fedウォッチの予想は毎営業日変わっている状況ですが、「FOMCのFF金利見通しのチャート」と「Fedウォッチのチャート」を併せて見れば、FRBと市場の見通しの差異がわかりますし、「Fedウォッチのチャート」を見れば日々の市場予想の変化がわかりやすいと思いますので、今後是非ご利用いただければと思います。

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