
日本のプットコールレシオの最新データを速報で掲載しています。
プットコールレシオは需給バランスを見る指標で、相場のメドや過熱感、トレンドの転換を計る際に使われる指標です。他指標の補完として見るのが一般的です。
当ページでは、市場で最もよく見られている日経225オプションとTOPIXオプションのプットコールレシオを掲載しています(取引高ベースのプットコールレシオと、建玉ベースのプットコールレシオの両方を掲載しています)。
最新データと現状評価
2026年10月9日時点のプットコールレシオは、 日経225オプションが取引高ベースで1.835、建玉ベースで2.084、 TOPIXオプションが取引高ベースで15.000、建玉ベースで2.666です。 長期平均との比較では、 日経225オプションの取引高ベースは平均的な水準、 建玉ベースはプット優勢が極端に強い水準、 TOPIXオプションの取引高ベースは平均的な水準、 建玉ベースは平均的な水準です。 前回からは、 日経225オプションの取引高ベースが0.144ポイント上昇、 建玉ベースが0.068ポイント低下、 TOPIXオプションの取引高ベースが12.195ポイント上昇、 建玉ベースが0.041ポイント上昇となりました。 取引高ベースは直近のオプション売買の偏り、 建玉ベースは市場に残るポジションの偏りを確認する指標となります。

AIによる日経平均株価とTOPIXのプットコールレシオの重要度評価
日経平均のプットコールレシオは短期的な投資家心理や投機筋の動き、市場の過熱感・冷え込みをダイレクトに反映する。極端な値は市場の反転ポイントを示す可能性が高い。TOPIXのプットコールレシオは市場参加者のリスク回避・リスク選好のバランスを測るのに役立つ。ただし、銘柄数が多いため、日経平均ほど明確なシグナルを得られない。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(日経平均のプットコールレシオ)
日経225オプションのプットコールレシオのチャート(取引高ベース)
日経225オプションのプットコールレシオ(取引高ベース)の推移を示したチャートです。プットオプションとコールオプションの取引高の比率から、直近のオプション売買の偏りを確認する指標で、数値が上昇するほどプット取引が相対的に多く、低下するほどコール取引が相対的に多いことを示します。チャートでは日経平均株価との比較に加え、長期平均と標準偏差(±1σ・±2σ)を表示し、現在のプットコールレシオが過去と比較してどの程度偏った水準にあるかを確認できます。
Chart [Put Call Ratio(japan/nikkei225 options) Based on Trading Volume-Daily]
- チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
- 日経平均株価(日経225オプション)の取引高ベースのプットコールレシオの推移です。取引高は「出来高」「取引量」「契約数」と同意です。当ページでは”取引高”と表記しています。
- チャート上部のタブを選択すれば「プットオプション」「コールオプション」「プットオプション+コールオプション」の推移も確認できます。
- 平均値と標準偏差(±1σ)は、過去のすべてのプットコールレシオのデータから算出しています。現在が過去と比較して高水準・低水準にあるのかを判断する目安としてご覧ください。
米国(アメリカ)のS&P500のプットコールレシオの推移は、以下のページで掲載しています。プットコールレシオの取引高ベース・建玉ベースや見方のわかりやすい解説も掲載しています。

日経225オプションのプットコールレシオのチャート(建玉ベース)
日経225オプションのプットコールレシオ(建玉ベース)の推移を示したチャートです。プットオプションとコールオプションの建玉の比率から、市場に残っているオプションポジションの偏りを確認する指標です。取引高ベースが直近の売買動向を反映しやすいのに対し、建玉ベースは積み上がったポジションの状況を把握するのに適しています。
Chart [Put Call Ratio(japan/nikkei225 options) Based on Current Day Open Interest-Daily]
チャート(TOPIXのプットコールレシオ)
TOPIXオプションのプットコールレシオのチャート(取引高ベース)
TOPIXプットコールレシオ(取引高ベース)の推移を示したチャートです。TOPIXオプションのプットとコールの取引高の比率を示し、直近のオプション市場でどちらの取引が相対的に優勢かを確認する指標です。数値が高いほどプット取引、低いほどコール取引が相対的に多いことを示します。
Chart [Put Call Ratio(japan/TOPIX options) Based on Trading Volume-Daily]
- TOPIXオプションの取引高ベースのプットコールレシオは振れが大きいため、チャートは上限を設けています。
TOPIXオプションのプットコールレシオのチャート(建玉ベース)
TOPIXプットコールレシオ(建玉ベース)の推移を示したチャートです。TOPIXオプションのプットとコールの建玉の比率から、市場に残るオプションポジションの偏りを確認する指標です。数値の上昇はプット建玉、低下はコール建玉が相対的に多くなっていることを示します。
Chart [Put Call Ratio(japan/TOPIX options) Based on Current Day Open Interest-Daily]
関連指標
日経平均とTOPIXのオプションのSQ日の日程(カレンダー)
米国と日本(日経平均先物、TOPIX先物、日経225オプション・TOPIXオプション等)のSQ日の日程は、以下のページで掲載しています。

日経VI
日経VIとプットコールレシオの比較チャートは、以下のページで掲載しています。見方の解説も掲載していますので参照して下さい。

[速報] 日本のプットコールレシオの時系列(historical data)
| 日付 |
日経225 プットコールレシオ (取引高ベース) |
日経225 プットコールレシオ (建玉ベース) |
TOPIX プットコールレシオ (取引高ベース) |
TOPIX プットコールレシオ (建玉ベース) |
|---|---|---|---|---|
| 2026年10月9日 | 1.835 | 2.084 | 15.000 | 2.666 |
| 2026年10月8日 | 1.691 | 2.152 | 2.805 | 2.625 |
| 2026年10月7日 | 1.825 | 2.137 | 3.249 | 2.611 |
| 2026年10月6日 | 1.731 | 2.113 | 1.149 | 2.565 |
| 2026年10月5日 | 1.534 | 2.090 | 0.571 | 2.591 |
| 2026年10月2日 | 2.717 | 2.069 | 3.936 | 2.608 |
| 2026年10月1日 | 1.430 | 2.044 | 1.364 | 2.560 |
| 2026年9月30日 | 1.813 | 2.053 | 0.439 | 2.526 |
| 2026年9月29日 | 1.618 | 2.060 | 2.391 | 2.585 |
| 2026年9月28日 | 1.928 | 2.066 | 12.988 | 2.577 |
プットコールレシオの解説
プットコールレシオとは?わかりやすく簡単に解説
プットコールレシオ(英語:PCR/Put Call Ratio)とは、「プットコール比率」とも呼ばれる、オプション取引におけるプットオプション(売る権利)とコールオプション(買う権利)の比率です。プットオプションとコールオプションどちらが多いのかを示す指標です。
プットコールレシオの計算式
プットコールレシオの計算式は以下の通りです。
プットコールレシオの上昇と低下は何を示す?その意味
プットコールレシオはオプションの需給バランスを見る指標で、プットオプションが増えれば(プットオプションがコールオプションより増えれば)上昇し、コールオプションが増えれば(コールオプションがプットオプションより増えれば)低下する指標です。
プットオプションは「売る権利」ですので、相場が下がれば利益が得られます。ゆえに、相場に弱気な投資家が増えればプットオプションが増えて、プットコールレシオは上昇します。プットコールレシオが上昇していれば、投資家が将来的に株価下落を予想し、プットオプションを買い増している可能性が高く、株価下落リスクが高まっている可能性があります。
一方、コールオプションは「買う権利」ですので、相場が上がれば利益を得られます。ゆえに、相場に強気な投資家が増えればコールオプションが増えてプットコールレシオは低下します。プットコールレシオが低下していれば、投資家が株価上昇を期待していることを示します。強気の見方が強く、相場上昇の可能性があります。低いプットコールレシオは、特に強気相場の初期段階や市場が楽観的である局面でよく見られます。
つまり、プットコールレシオが上昇していれば相場に弱気な投資家の割合が増えていることを示し、プットコールレシオが低下していれば相場に強気な投資家の割合が増えていることを示しています。
あるいは、これ以上は相場が上がらないと予想する投資家が増えればプットコールレシオは低下しやすくなりますし、これ以上は下がらないと予想する投資家が増えればプットコールレシオは上昇しやすくなりますので、相場の転換点を見る指標としても使われます。
プットコールレシオの取引高ベース・建玉ベースや見方などのさらに詳しい解説は、当ページ上部のチャート欄で紹介している米国(S&P500)のプットコールレシオのページに記載していますので、参照して下さい。
プットコールレシオの水準と目安
日経2225オプションのプットコールレシオ(建玉ベース)は、直近は概ね1.5-2.0程度の水準で推移しやすく、下限で相場(日経平均株価)の過熱感が意識されやすい傾向があります。当ページの各プットコールレシオのチャートには、それぞれ過去のデータから算出している標準偏差を表示していますので、それをプットコールレシオのレンジの参考としてご利用いただければと思います。
プットコールレシオは株価の天底を示す指標ではなく、オプションの需給バランスを示した指標で、投資家が見ているメドであったり、過熱感やトレンド、トレンドの転換の参考に見る指標ですので、補完指標として見るのが一般的です。また、プットコールレシオは一般に、プット取引が相対的に多いほど投資家の警戒感が強いと解釈されますが、指数オプションはヘッジ目的でも多用されるため、単純な投資家心理の強弱とは限らない点は注意が必要です。
当ページのプットコールレシオについて
当ページでは、2023年1月までeワラント(カイカ証券)様提供のプットコールレシオを掲載していましたが、カイカ証券様の業務縮小に伴い取り扱いが終了しましたので、大阪取引所公表の日経225オプションのプットオプションとコールオプションの建玉残高から算出するプットコールレシオの掲載に変更しました。
eワラントの取引は主に個人投資家で、オプションは買いのみのポジションでしたので、そのプットコールレシオは個人投資家のオプションの需給バランスをより反映したものでしたが、ボラタイルな相場では取引量が少ないため異常値を叩き出すことも多くありました。一方、現在掲載している大阪取引所公表の日経225オプションから算出しているプットコールレシオは、取引所オプションのプットコールレシオですので、個人投資家と機関投資家を含めた圧倒的な取引量のオプションの需給バランスを反映したものですが、オプションは買いのみではなく売りポジションも含まれているため、投資家のトータルの相場観が反映されている点に違いがあります。
- 当ページは、プットコールレシオ(日経平均とTOPIX/日本)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「プットコールレシオとは」 - Source:JPX(Japan Exchange Group, Inc.:日本取引所グループ)/OSE(Osaka Exchange,Inc.:大阪取引所)
- 大阪取引所公表の日経225オプションのプットオプションとコールオプションの建玉残高から株式マーケットデータがプットコールレシオ(プットコール比率)を算出。TOPIXも同様に、TOPIXオプションのプットオプションとコールオプションの建玉残高から株式マーケットデータがプットコールレシオ(プットコール比率)を算出。
- Trading of Index Options(Nikkei 225 Options)/Open Interest(Put Options,Call Options)
- Trading of Index Options(TOPIX Options)/Open Interest(Put Options,Call Options)
- Put Call Ratio(japan/nikkei225 options,TOPIX options) historical data&chart