
日本を代表する株価指数「日経平均株価」「TOPIX(トピックス)」「JPX400」の最新データを掲載しています。各チャートには「SQ(特別清算指数)」の日を表記、SQ日を境に株価がどう動いたか確認できます。また、長期チャートや各指数のパフォーマンスを比較して見るのに適した相対チャート(パフォーマンス比較チャート)、米国の主要株価指数「NYダウ(ニューヨークダウ)」「ナスダック」「S&P500」との相対チャート、ドル円・ユーロ円との比較チャートも掲載しています。

AIによる日本の主要株価指数の重要度評価
日経平均株価は国内外の注目度が高い一方、特定銘柄の影響が大きく、海外投資家やアルゴリズム取引の主対象、短期的な動向を把握する指標として重要。TOPIXは市場全体の指標として長期投資家や機関投資家にとって最も重要。資金流入・流出を分析する上で不可欠。JPX400は財務健全性や収益性の基準を満たした400銘柄を対象とするため、投資効率を重視する指標。実務的な利用価値がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(日経平均株価)
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- Chart [NIKKEI225 index(NIK)-Monthly,Daily]
- 日経平均株価とSQ日のチャートの赤色の縦線は日経平均先物のSQ日です。SQ日ごとに相場が作られている傾向がわかりやすいと思いますので参考にしてください。SQ(特別清算指数)の解説やSQ値の推移は以下のページで掲載しています。
チャート(TOPIX)
- Chart [TOPIX index(TPX)-Monthly,Daily]
- TOPIXとSQ日のチャートの赤色の縦線はTOPIX先物のSQ日です。TOPIX先物のSQ(特別清算指数)の推移は以下のページで掲載しています。
チャート(JPX400)
- Chart [JPX400 index(JPXNIKKEI400)-Monthly,Daily]
- JPX400とSQ日のチャートの赤色の縦線はJPX400先物のSQ日です。
相対チャート(日本と米国の主要株価指数)
- 各指数の相対チャート(パフォーマンス比較チャート)です。相対チャート(パフォーマンス比較チャート)とは、基準日時点の株価を100として、各銘柄の変化の増減を表したチャートです。各銘柄のパフォーマンスを比較して見るのに適したチャートです。基準日(2020年1月6日)=100として指数化
チャート(日経平均株価と為替)
- Chart [NIKKEI225 and USD/JPY-Daily]
- Chart [NIKKEI225 and EUR/JPY-Daily]
日経平均株価と長期金利の推移はこちら
日経平均株価と日本の長期金利の推移は、以下のページで比較チャートで掲載しています。

[速報] 最新データ|日経平均株価・TOPIX・JPX400の時系列(historical data)
表の右側が画面に入りきっていない場合は、水平スクロールをご利用ください(スマホの場合は表を横スライド)。パソコンの水平スクロールの方法は「shiftを押しながらマウスのホイールを上下」(Windowsの場合もMacの場合も同様です)。
日付 | 日経平均 | 前日比 | TOPIX | 前日比 | JPX400 | 前日比 |
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日経平均株価とは?わかりやすく簡単に解説
日経平均株価は、東証(東京証券取引所)のプライム市場に上場している銘柄のうち主要225銘柄の単純平均株価です。TOPIX(トピックス)と並んで日本を代表する株価指数となっています。単純平均株価とは、株数などでウェイト付けしていない平均株価で、対象銘柄の株価合計を対象銘柄数で割って算出される平均株価です。株価の合計を銘柄数で割って求める単純な平均株価ですので、225銘柄のうち値がさ株(株価が高い銘柄)の影響を受けやすい特徴があります(厳密には連続性を保つために修正が加えられている修正平均株価です)。つまり、日経平均株価の寄与度が高い銘柄の値動きの影響を受けやすいです。そのため全体の株価動向を見るには適しておらず、全体が強い相場であっても値がさ株が弱ければ日経平均株価は弱い動きをしやすくなります。ただし、一般的には認知度の高さやわかりやすさなどから、日本の株式市場全体の動向を見る際に見られる株価指数です。日経平均株価の構成銘柄は、10月初めに産業構造の変化に合わせて入替が行われます。
日経平均株価の採用ルール改定(変更)
日本経済新聞社は2021年10月1日の日経平均株価の定期銘柄入れ替えから、日経平均株価の算出や選定のルールを改定(変更)。構成銘柄の株価水準はみなし額面を使うのをやめ、新たに株価換算係数で調整することになりました。
主な改定(変更)点は以下の通りです。
- みなし額面を株価換算係数に変更
- 新規採用銘柄の指数ウェイトを最大1%に制限
- 採用銘柄の定期見直し(年1回)での入れ替え銘柄数を最大3銘柄に制限
- 選定対象を東証1部から東証プライム市場に変更(2022年4月から)
- 指数除外規定として特設注意市場銘柄への指定を追加
この改定による指数へのインパクトは少ないと思われますが、新規採用銘柄の指数ウェイトを最大1%に制限するため、流動性に問題のない値がさ株が新規に採用される可能性が高くなったと考える向きが多いです。
株価換算係数の解説
株価換算係数の解説は、以下のページで掲載しています。

みなし額面から株価換算係数への変更は、日経500種株価、日経ジャスダック平均株価も同様に変更されます。
日経平均株価の銘柄入れ替えの実施日
従来、日経平均株価の銘柄入れ替えは、原則として毎年10月の第一営業日に実施され、銘柄入れ替えの数の上限はありませんでしたが、2021年10月1日の採用ルール改定後は、原則として毎年1回、7月末を基準日として10月の第一営業日に実施され、銘柄入れ替えの下部は3銘柄に変更となりました。
東証の市場再編による日経平均株価の変更点
TOPIX(トピックス)とは?
TOPIX(トピックス)は、東証一部全銘柄を対象とした株価指数です。日経平均株価と違って時価総額でウェイト付けした株価指数ですので、マーケット全体の動きを見るには適しています。一方、時価総額が大きい銘柄(大型株)の動きに左右されやすい特徴があるため、トヨタなどの値動きに左右されやすい株価指数です。つまり、TOPIXが強ければ大型株が活況であるため、大型株中心の投資が有効になりやすいです(日経平均株価が強い場合は値がさ株が活況ですので、値がさ株中心の投資が有効になりやすいです)。日経平均株価が強いかTOPIXが強いかを示す指標として「NT倍率」がありますので、合わせてチェックしておくと投資が効率的になりやすいです。
NT倍率の推移(チャートと時系列)と解説は、以下のページで掲載しています。

東証の市場再編によるTOPIXの見直し
2022年4月4日の東証の市場再編に伴い、東証一部等の市場区分は廃止され、東証は
- プライム市場
- スタンダード市場
- グロース市場
といった3つの新市場区分となりました。これに伴い、東証一部等の前市場区分を前提としたTOPIXについても見直されます。
TOPIX見直しの概要
市場再編後のTOPIXの見直しの主な概要は以下です。
既存のTOPIX構成銘柄について
TOPIXへの追加基準(施行日2022年4月4日以降)
- プライム市場に新規上場、あるいは市場区分を変更する銘柄(上場日の翌月最終営業日にTOPIXに追加されます)
- TOPX構成銘柄を旧会社とするテクニカル上場
TOPIXからの除外基準(施行日2022年4月4日以降)
ウェイト上限・リバランスはいつ?
TOPIX構成銘柄の見直し(2026年10月から)
JPX(日本取引所グループ)は2024年6月19日、TOPIX構成銘柄の選定基準を見直すと発表しました(指数コンサルテーション)。プライム市場だけでなく、スタンダード市場やグロース市場の銘柄も対象とし、より日本市場を網羅する方針です(ルールの詳細は2024年9月末頃に公表予定)。
TOPIXは2024年6月19日時点、旧東証一部銘柄の約2100銘柄で構成されていますが、新たな基準ではプライム市場・スタンダード市場・グロース市場に上場する銘柄の中で、浮動株ベースで時価総額が高い銘柄を採用する方針です。
新たな基準による銘柄の入れ替えは、2026年10月から段階的に実施し、2028年7月に約1200銘柄に絞り込む見通しです。また、銘柄の定期入れ替えは年1回10月最終営業日(基準日は8月最終営業日)となってます。
TOPIXの銘柄入れ回の選定基準は以下の通りです。追加基準はTOPIXの構成銘柄でない銘柄に適用し、継続基準は既にTOPIXの構成銘柄である銘柄に適用されます。
指標 | 追加基準 | 継続基準 |
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年間売買代金回転率 | 20%以上 | 14%以上 |
浮動株時価総額の累積比率 | 上位96%以内 | 上位97%以内 |
JPX400とは?
JPX400(JPX日経インデックス400)は、東証(東京証券取引所)の上場銘柄の中からROE(自己資本利益率)を基準に、投資魅力の高い銘柄400を選別した日本の代表的な優良株400社の株価指数です。ROEの高い銘柄は外国人投資家が好みますし、優良株で構成されていますので、相場が弱い局面の時も比較的株価が底堅く推移しやすい特徴があります。TOPIXは赤字企業も入ってしまいますので、下落局面の際はJPX400より弱い動きとなりやすいです。
新市場区分「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の株価指数はこちら
2022年4月4日の東証の市場再編の新市場区分「プライム市場」「スタンダード市場」「グロース市場」の解説と、市場再編とともに新設された
- プライム市場の株価指数である「プライム市場指数」と「プライム市場コンポジット指数」
- スタンダード市場の株価指数である「スタンダード市場指数」と「スタンダード市場TOP20」
- グロース市場の株価指数である「グロース市場指数」と「グロース市場Core指数」
の解説と推移は、以下のページで掲載しています。
- 当ページは、日経平均株価・TOPIX(トピックス)・JPX400のそれぞれの解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「日経平均株価とは」
「TOPIX(東証株価指数)とは」
「JPX日経インデックス400とは」 - Source:日本経済新聞社・S&P Dow Jones Indices LLC・JPX(Japan Exchange Group, Inc.:日本取引所グループ)
- ティッカーシンボル(ticker symbol)
日経平均株価(NIKKEI225 index):NIK
TOPIX index:TPX
JPX400:JPXNIKKEI400 - チャートと時系列のデータは終値を反映しています。
- NIKKEI225 index(NIK) historical data&chart
- TOPIX index(TPX) historical data&chart
- JPX400 index(JPXNIKKEI400) historical data&chart