
NYダウ(ニューヨークダウ)・ダウ輸送株平均・ダウ公共株15種平均の3種のダウ平均の株式益利回りの最新データを速報で掲載しています。
株式益利回りは期待投資利回りです。株価から何%の利益が得られるかを示した指標で、株価の割高・割安が判断できる指標です。当ページでは、株式益回りと米国の長期金利(米国10年国債利回り)や実質金利との比較チャートも掲載しています。

AIによるダウ平均の株式益利回りの重要度評価
NYダウの構成銘柄は安定した収益を持つ企業が多いため、株式益利回りは株価の割高感や割安感を測るための信頼性が高い指標となる。ただし、ダウ全体が配当や成長性といった他の要因にも左右されるため、それらも考慮する必要がある。
輸送株は景気敏感株として業績の変動が激しいため株式益利回りが重要な場合もあるが、短期的な利益変動が影響を与えやすいため、株式益利回りを単独で見ることには限界があり、他の業績指標(売上高や利益率など)と併用する必要がある。
公共株は配当利回りに重点を置かれがちですが、株式益利回りも長期的な収益力と株価の妥当性を測るうえで重要。公共株の収益性は金利環境や規制の影響を受けやすいものの、その安定性から株式益利回りが投資判断の有効な基準となる。他のセクターと比べて収益予測の変動が小さいため、株式益利回りの評価が比較的精度高く行えるのが強み。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(NYダウの株式益利回り)
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- Chart [Earnings Yield(DJIA/Dow Jones Industrial Average)-Weekly]
- Chart [Earnings Yield(DJIA/Dow Jones Industrial Average),10year-Treasury Constant Maturity-Weekly]
- Chart [Earnings Yield(DJIA/Dow Jones Industrial Average),US real interest rate-Weekly]
- チャートは0%ラインに黒色の点線を引いています。
- 「NYダウの株式益利回りと実質金利のチャート」は、NYダウの株式益利回りと米国の実質金利(10年)の推移を掲載しています。
米国10年国債利回りの解説と詳しい解説は、以下のページで掲載しています。
実質金利の日々の推移や詳しい解説は、以下のページで掲載しています。
チャート(ダウ輸送株平均の株式益利回り)
- Chart [Earnings Yield(DJTA/Dow Jones Transportation Average)-Weekly]
- Chart [Earnings Yield(DJTA/Dow Jones Transportation Average),10year-Treasury Constant Maturity-Weekly]
- Chart [Earnings Yield(DJTA/Dow Jones Transportation Average),US real interest rate-Weekly]
- チャートは0%ラインに黒色の点線を引いています。
チャート(ダウ公共株15種平均の株式益利回り)
- Chart [Earnings Yield(DJU/Dow Jones Utility Average Index)-Weekly]
- Chart [Earnings Yield(DJU/Dow Jones Utility Average Index),10year-Treasury Constant Maturity-Weekly]
- Chart [Earnings Yield(DJU/Dow Jones Utility Average Index),US real interest rate-Weekly]
- チャートは0%ラインに黒色の点線を引いています。
NYダウとダウ輸送株平均とダウ公共株15種平均のPER・EPS・配当利回りの推移はこちら
NYダウ・ダウ輸送株平均・ダウ公共株15種平均のPER・EPS・配当利回りの推移は、以下のページで掲載しています。
ナスダック100とS&P500とラッセル2000の株式益利回りと日米益利回り差の推移はこちら
NASDAQ100(ナスダック100指数)、S&P500種株価指数(S&P500)、ラッセル2000指数の株式益利回りと、日米益利回り差の推移は、以下のページで掲載しています。
こちらのページには、株式益利回りと実質金利の関係や見方の解説も掲載しています。
[速報] 最新データ|NYダウとダウ輸送株平均とダウ公共株15種平均の株式益利回りの時系列(historical data)
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日付 | NYダウ 株式益利回り | 輸送株平均 株式益利回り | 公共株平均 株式利益回り |
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株式益利回りとは?わかりやすく簡単に解説
株式益利回り(読み方:かぶしきえきりまわり|英語:earnings yield)とは、「益回り」「株式の益回り」「株式益回り」とも呼ばれる、株価に対して1株あたり純利益がどれぐらいかを「%」で示したものです。
株式益利回りは「期待投資利回り」(何%の利益が得られるかの指標)
株価のバリュエーションを見るにはPER(株価収益率)が有名ですが、PERは利益に対する株価の比率で簡単なようでその解釈は難しい面があります。一方、株式益利回りは、企業の利益を投資リターンの源泉と解釈するなら期待投資利回りとして考えることができます。つまり、株式益利回りは、株価から何%の利益が得られるか、という指標です。
株式益利回りの計算式
株式益利回りの計算式は以下の通りです。
株式益利回りが高い・低いの意味
- 株式益利回りが高ければ、利益に対して株価が低いので、株価は割安。
- 株式益利回りが低ければ、利益に対して株価が高いので、株価が割高。
株式益利回りと長期金利・株価の関係
株式益利回りは長期金利(10年債利回り)と共に見ることが多いです。株と債券でどちらが投資に有利かを見るのです。当ページで掲載している株式益利回りは、NYダウなど米国(アメリカ)の株価指数の株式益利回りですので、米国の長期金利と比較して見るのが一般的です。
長期金利とは、お金を貸し出す期間が1年以上の場合に適用される金利です。金利は債券の相場によって動きますので、長期金利も債券の相場によって動きます。長期金利が指標としているのは「新発10年国債」の「利回り」ですので、長期金利と言えば「新発10年国債利回り」のことを指します。
長期金利の上昇要因や下落要因は、以下の解説を参考にしてください。
株式益利回りと長期金利の差が縮小する、つまり、株式益利回りに対して相対的に長期金利が上昇する局面は景気拡大、企業業績が増加するサイクルで、株価が上昇しやすい傾向があります。
イールドスプレッドの推移はこちら
この株式益利回りと長期金利の差を示したものが「イールドスプレッド」です。S&P500(S&P500種株価指数)と長期金利のイールドスプレッドやNYダウと長期金利のイールドスプレッドの推移は、以下のページで掲載しています。

一方、株式益利回りが長期金利を下回る(長期金利より低くなる・逆転する)ことがあれば、国債は安全資産(無リスク資産)で、株式はリスク資産(危険資産)ですので株式の魅力が薄れる要因となります。
- 当ページは、米国(アメリカ)のNYダウ(ニューヨークダウ)・ダウ輸送株平均・ダウ公共株15種平均の株式益利回り(株式益回り)の解説と、推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「株式益利回りとは」
「NYダウとは」
「ダウ・ジョーンズ輸送株平均とは」
「ダウ公共株15種平均(ダウ公共株指数)」 - Source:Dow Jonesから株式マーケットデータが算出
- NYダウ:ダウ工業株30種平均
- 輸送株平均:ダウ・ジョーンズ輸送株平均(ダウ輸送株20種平均・ダウ輸送株指数)
- 公共株平均:ダウ公共株15種平均(ダウ公共株指数)
- earnings yield(DJIA/Dow Jones Industrial Average) historical data&chart
- earnings yield(DJTA/Dow Jones Transportation Average) historical data&chart
- earnings yield(DJU/Dow Jones Utility Average Index) historical data&chart