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S&Pケースシラー住宅価格指数

S&Pケースシラー住宅価格指数の最新データを速報で掲載しています。

S&Pケースシラー住宅価格指数は、米国の住宅価格の水準を示した指標です。個人消費に影響し、住宅市場は景気に大きな影響を与えることから注目度が高い指標です。当ページでは、消費者物価指数(CPI)との比較チャートも掲載しています。

ケースシラー住宅価格指数

AIによるケースシラー住宅価格指数の重要度評価

4.2

ケースシラー住宅価格指数は、住宅市場の価格動向を詳細に示す指標であり、米国経済全体の健全性を評価する上で非常に重要。特に、住宅市場はGDPに大きく寄与するセクターの一つ。過去の住宅バブル崩壊(2008年リーマンショックなど)の教訓から、価格動向は経済の過熱や低迷を示す重要な先行指標とされる。住宅価格の上昇や下落は消費者の富裕感や支出行動に影響を及ぼすため、消費行動の変化を分析するための材料として活用される。一方、データが過去の価格動向を反映しており、リアルタイムの市場状況を把握するには遅れる傾向がある。住宅市場は重要だが、他の経済セクター(例: 消費者物価や雇用)の影響力と比較するとやや狭い範囲にとどまる。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート(S&Pケースシラー住宅価格指数・主要20都市)

S&Pケースシラー住宅価格指数のチャート(景気後退期と比較)

ケースシラー住宅価格指数(主要20都市)のチャート

[前月比] S&Pケースシラー住宅価格指数と消費者物価指数(CPI)のチャート

ケースシラー住宅価格指数と消費者物価指数(cpi)のチャート

[前年比] S&Pケースシラー住宅価格指数と消費者物価指数(CPI)のチャート

ケースシラー住宅価格指数の前年比のチャート
  • 米国の消費者物価指数(CPI)の前月比・前年比との比較チャートにしています。
  • 米国の消費者物価指数と住宅価格の解説は、以下の解説欄の「住宅価格と消費者物価指数(CPI)との関係・影響」の欄を参照してください。
  • 前年比のチャートは見やすくするために2軸にしており、S&Pケースシラー住宅価格指数の前年比の目盛(10%ごと)と消費者物価指数(CPI)の目盛(5%ごと)が異なりますので注意して下さい。

消費者物価指数CPIの解説と推移はこちら

米国の消費者物価指数(CPI)の解説と推移は、以下のページで掲載しています。

米国の住宅ローン金利の推移はこちら

米国の住宅ローン金利の推移は、以下のページで掲載しています。

中古住宅販売件数の推移はこちら

米国の住宅販売の90%以上は中古住宅です。消費の強弱や雇用情勢、先行きの経済の強弱が測れる注目度が非常に高い中古住宅販売件数は、以下のページで掲載しています(解説付き)。

通常、住宅市況は販売件数と販売価格の両方を見ますので、ケースシラー住宅価格指数と中古住宅販売件数はセットで見ることが多いです。

住宅市場指数の推移はこちら

米国の住宅市場の先行指標として、また米国の景気の先行指標として認知されている「住宅市場指数」の推移は以下のページで掲載しています。

[速報] 最新データ|S&Pケースシラー住宅価格指数の時系列(historical data)

S&Pケースシラー住宅価格指数の原指数値から算出した前月比と前年比を掲載しています(端数処理していないためより正確です)。

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S&Pケースシラー住宅価格指数とは?

S&Pケースシラー住宅価格指数(英語:S&P Case Shiller Home Price Indices)とは、格付け機関のS&P(スタンダード・アンド・プアーズ)社が毎月発表している、米国の住宅価格(一戸建ての平均価格)の水準を示した経済指標です。米国の個人消費に影響する指標として注目度が高い指標となっています。S&Pケースシラー住宅価格指数は、調査対象地域の一定期間の住宅売買のデータを集計して2000年1月を100として算出されています。

S&Pケースシラー住宅価格指数の公表日(発表日)は、いつ?

S&Pケースシラー住宅価格指数は米国の主要10都市と主要20都市について調べた指数があり、毎月最終の火曜日に先々月分が発表されます(前後する場合があります)。全米住宅価格指数については四半期ごとに先々月までの四半期分を発表しています。このうち、最も注目されているのが主要20都市の住宅価格指数ですので、当ページではその主要20都市圏住宅価格指数の推移を掲載しています。住宅市場は景気に大きな影響があるため重要な指標として捉えられています。

主要10都市

ボストン、シカゴ、デンバー、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク、サンディエゴ、サンフランシスコ、ワシントン

主要20都市

主要10都市に加えて、アトランタ、シャーロット、クリーブランド、ダラス、デトロイト、ミネアポリス、フェニックス、ポーランド、シアトル、タンパ

景気と住宅価格は似た動きをしやすいから注目される!

景気の山と谷、住宅価格の山と谷はほぼ似た動きをしやすいです。これまで住宅価格が下がれば景気後退が訪れて株価下落が起こっていますので、S&Pケースシラー住宅価格指数はより注目される指標となっています。

景気後退を示唆する住宅価格の過去の傾向

過去の傾向では、住宅価格のピークの2-3年後に景気後退している傾向があります。また、それらは概ね金融引き締めが伴っているので、中央銀行FRB)の金融政策の動向もチェックしておいた方がいいでしょう。

S&Pケースシラー住宅価格指数のドル高要因・ドル安要因

S&Pケースシラー住宅価格指数は事前の市場予想と比較することが大切で、事前の市場予想より実際の数値が高ければドル買い材料となり(ドル高)、事前の市場予想より実際の数値が低ければドル売り材料(ドル安)と見られています。

ドルインデックスの推移はこちら

ドルの強弱は、ドルインデックス(ドル指数)で確認できます。ドルインデックスの推移は、以下のページで掲載しています。

ドルインデックス(ドル指数)
ドルインデックス(ドル指数)のチャートと時系列です(ICEドルインデックス先物)。長期金利や実質金利、景気後退期、ドル円、ユーロドル、円指数やユーロ指数との比較チャートや移動平均線、長期と短期のチャートも掲載。見方もわかりやすく解説。

住宅価格と消費者物価指数(CPI)との関係・影響

住宅価格指数は、1年後には帰属家賃(実際に家賃の受払いを伴わない自己の持ち家についても,通常の借家や借間と同じようなサービスを生んでいるとして評価した帰属計算上の家賃)として消費者物価指数(CPI)に影響を与えます。帰属家賃はCPIの1/4程度のウェイトを占めているため、住宅価格指数が上昇していれば1年後のCPIの押し上げ要因、住宅価格指数が低下していれば1年後のCPIの押し下げ要因となります。

  • 当ページは、S&Pケースシラー住宅価格指数の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • 各指数・指標の解説
    S&Pケースシラー住宅価格指数とは
  • Source:S&P Dow Jones Indices LLC
  • 主要20都市圏住宅価格指数(S&P CoreLogic Case-Shiller 20-City Composite Home Price NSA Index)
  • 単位:%
  • 季節調整済み
  • 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は上書きして掲載しています
  • S&P Case Shiller Home Price Indices(us) historical data&chart