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景気後退期間(米国・アメリカ)

米国(アメリカ)の景気後退期と景気拡大期の最新データを速報で掲載しています。景気後退期とは、米国の不況(不景気)の期間です。当ページでは、1854年から現在までの米国の景気後退と景気拡大の期間を掲載していますので、過去から現在までの景気循環の景気拡大と景気縮小(景気後退)の推移がわかります。日本と米国の景気後退期の比較チャートも掲載しています。

景気後退期間(米国・アメリカ)

AIによる米国の景気後退期間の重要度評価

4.2

NBERが公式に認定する景気後退期間は、経済活動のピークとボトムを明確に示し、景気の大局的な把握に不可欠な指標。景気後退を認定するプロセスは、広範なデータと専門家の議論に基づいており、非常に信頼性が高い。景気サイクルの全体像を把握するための基準として、多くの経済分析や研究に利用されている。ただし、データの発表タイミングが遅れるため、即時性に欠けるのが弱点。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート

米国の景気後退期間と景気拡大期間の長期チャート(グラフ)

米国の景気後退の期間の長期チャート(グラフ)

日本と米国の景気後退期間の比較チャート(グラフ)

日本と米国(アメリカ)の景気後退期間のチャート(グラフ)
  • チャート画像クリックで拡大表示します。
  • Chart [Recession Indicators for the United States]
  • Chart [Recession Indicators/Japan&United States]
  • 米国の景気後退期間と景気拡大期間のチャートの灰色の囲みの期間が米国の景気後退期です。それ以外の期間が景気拡大期間です。
  • 日本と米国の景気後退期間の比較チャートの赤色の囲みの期間が日本の景気後退期間、青色の囲みの期間が米国の景気後退期間です。それ以外の期間が景気拡大期間です。
  • 日本の景気後退期間の解説や推移は、以下のリンク先のページを参照してください。

景気後退確率の推移はこちら

FRBの実務を担うNY連銀(ニューヨーク連邦準備銀行)が公表している1年先(12カ月先)の景気後退(リセッション)の確率を示した指標である「景気後退確率」の推移は、以下のページで掲載しています(解説付き)。

サームルール景気後退指標(サームルール不況指標)はこちら

米国の景気後退の始まりにシグナルを発してきた「サームルール景気後退指標」は、以下のページで掲載しています。

景気後退期に株価はどこで底打ちする?

米国の景気後退期に株価(S&P500)は底打ちする傾向があります。それを検証して以下のページにまとめて記載していますので、参考にしてください。

[速報] 最新データ|米国の景気後退期の時系列(historical data)

時系列データは、「1」が景気後退期を示しています。「0」が景気拡大期を示しています。

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景気循環とは?

景気循環(読み方:けいきじゅんかん)とは、経済活動の水準が景気の谷に下降した後、景気の山に上昇していく過程のことです。

景気の「谷」と「山」は、景気の転換点を意味します。米国では、景気の転換点を全米経済研究所(NBER)が判定しています。

景気後退とは?景気拡大とは?

景気後退(読み方:けいきこうたい)とは、経済活動の水準が景気の谷に下降していく局面のことをいいます。景気後退は「景気縮小」ともいいます。

一方、経済活動の水準が景気の山に上昇していく局面を「景気拡大」といいます。

景気循環の局面

景気循環の局面は、2局面で見る場合と4局面で見る場合があります。

2局面:景気拡大局面・景気後退局面

4局面:景気回復局面・景気拡大局面・景気後退局面・景気悪化局面

どのくらいの期間で景気循環する?

景気循環の期間がどのくらいかは諸説ありますが、代表的な説は以下です。

景気後退期は、いつからいつまで?景気後退・景気拡大のデータついて

当ページでは、米国の景気の転換点を判定している全米経済研究所(NBER)の景気循環の景気拡大と景気縮小(景気後退)のデータを掲載しています。

ターニングポイントの月次のデータ

全米経済研究所(NBER)のデータは、景気拡大と景気縮小のターニングポイントとなる期間内の日付は指定されていない月次のデータです。ターニングポイントが期間内の特定の日付に発生したという任意規則が採用されており、恣意的な判断は反映されていないのが特徴です。

期間の一部が不況に含まれる場合

景気後退期には景気の山と谷の両方の期間が含まれており、期間の一部に不況(不景気)に含まれる場合も、期間全体が景気後退期間として含まれています。

つまり、この景気後退期間は不況としての最大期間が表示されているということですが、FRB(連邦準備制度理事会)も大枠ではこの方法を使用して景気後退期をカウントしています。

正式に景気後退の終了日が決定する前に景気後退は終わってる?

当ページでは、全米経済研究所(NBER)が決定した景気後退の期間を掲載していますが、実際は全米経済研究所(NBER)が正式な景気後退の終了日を決定する前に米国は景気後退が終了している可能性があります。また、月次のデータですので、その分のズレも出てきますが、当ページでは全米経済研究所(NBER)が正式に景気後退の終了日を確定するまで、景気後退期間として表示・掲載します(後に修正があれば修正値を上書きして掲載しています)。

なぜ指標によって景気後退期は違う?

景気後退期は、指標ごとに多少バラつきがあります。当ページでは市場で最もよく見られている全米経済研究所(NBER)の景気循環データに基づく景気後退の期間を掲載していますが、この他にもGDPで景気後退を判断するGDPベースの指標もあります。これはGDPベースの景気後退指標指数が67%を超えると経済は景気後退状態にあると判断する指標で四半期ごとの集計となりますので、さらに大枠で景気後退期を見る指標です。その他にもOECD(経済協力開発機構)が公表しているOECDベースの指標もあります。このOECDベースの指標は、全米経済研究所(NBER)の景気循環データと似た規則を採用しており、あてはめるモデルは違うものの当ページの全米経済研究所(NBER)ベースの景気循環データと似たものとなっていますので相違はあまりない傾向があります。

公表日

米国の景気後退期の公表日(全米経済研究所の景気循環データの公表日)は、毎月月末となっています。当ページでは、そのデータを速報で更新しています。

  • 当ページは、米国(アメリカ)の景気後退期間(および景気拡大期間)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • Source:National Bureau of Economic Research(NBER)
  • 全米経済研究所(NBER)公表の米国の景気循環のデータを掲載しています。
  • 各指数・指標の解説
    リセッションとは(景気後退とは)
  • 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は改定値を上書きして掲載しています。
  • Recession Indicators for the United States historical data&chart