チャートが棒グラフに変わる現象が発生しています。修正依頼中ですがまだ時間がかかりそうです。申し訳ございません(2023.6.5)。

貯蓄率(米国)

米国(アメリカ)の貯蓄率の概要

貯蓄率(米国・アメリカ)

マーケットレーダー
マーケットレーダー

当ページでは、消費大国である米国(アメリカ)の貯蓄率の推移を掲載。貯蓄は消費の原資であるから、これを見れば今後米国の消費が伸びやすい状況か伸びにくい状況かがわかる。貯蓄率は、所得が増えているのか減っているのか、消費が増えているのか減っているのか他指標と比較して見るのがポイント!

  • 当ページは、米国の貯蓄率の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • Source:米国商務省経済分析局(BEA:Bureau of Economic Analysis)
  • 単位:%
  • 季節調整済み
  • 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は上書きして掲載しています
  • Personal Saving Rate(us) historical data&chart

貯蓄率とは?

貯蓄率(読み方:ちょちくりつ|英語:Personal Saving Rate)とは、米国の商務省経済分析局(BEA)が算出・公表している、可処分所得(英語:DPI(Disposable Personal Income))に対する個人貯蓄(預貯金)の比率です。

貯蓄率を見て何がわかる?わかりやすく簡単に

当ページでは、米国商務省経済分析局(BEA)が公表している個人貯蓄率を掲載しています。「米国の貯蓄率」と言えば、通常はこれを見ます。これは可処分所得の割合としての個人貯蓄です。つまり、税金を支払ってお金を使った後に残った収入のパーセンテージです。

以下で解説を記載しますが、貯蓄は消費の原資となりますので、貯蓄率を見れば今後アメリカの人々が消費に回せるお金が多いのか少ないのかがわかりますので、今後の消費動向や米国の経済成長を予測する際に使われる指標です。

貯蓄率の公表日は、いつ?

米国の貯蓄率は、米国商務省経済分析局(BEA)が毎月月末に公表しています。当ページでは、速報でデータを更新・掲載しています。

貯蓄率の計算式

貯蓄率の計算式は、以下の通りです。

貯蓄率(%)=個人貯蓄÷可処分所得×100

個人貯蓄の計算式

個人貯蓄の計算式は、以下の通りです。

個人貯蓄=個人所得ー(個人支出+個人税)

個人貯蓄は何に使われる?

個人貯蓄は資本市場への資金、あるいは住宅などの実物資産に投資するために使用される個人所得の一部と見なされるのが一般的です(米国商務省経済分析局の引用)。

貯蓄率が高い・低い場合の原因と消費への影響

貯蓄率が高ければ消費に使用されやすくなり、低ければ消費が抑制されやすくなります(ただし、労働参加者が増えている環境であれば貯蓄率が低くても消費が底上げされやすい傾向もあります)。

貯蓄率は、所得の伸びより消費の伸びが上回れば低下し、所得の伸びより消費の伸びが下回れば上昇します。また、所得が同様の場合に消費が増えれば貯蓄率は低下し、逆であれば上昇します。あるいは、消費が同様の場合に所得が減れば貯蓄率は低下し、逆であれば上昇します。

他方、家計の債務が増えると貯蓄率は低下しやすく、債務が減れば貯蓄率は上昇しやすいです。

消費の原資である貯蓄率と金利や税金との関係は?

貯蓄率は上記のように消費の原資となり、また消費動向に左右される指標ですが、消費は減税や金利の低下、資産価格の上昇、販売価格の低下など物価の低下があれば増えやすく、増税や金利の上昇、資産価格の下落、物価の上昇、融資の厳格化、消費マインドの低下などあれば減りやすい傾向があります。

米国の金利動向は、米国債利回りがその指標となりますので、通常は米国債利回りを見ます。米国債利回りの推移と解説は、以下のページで掲載しています。

米国の国債利回り(2年国債利回り・10年国債利回り・30年国債利回り)と利回り差
米国(アメリカ)の国債利回りの推移(チャートと時系列)です(速報)。2年国債利回り・10年国債利回り・30年国債利回りとその利回り差、FF金利(FFレート)や景気後退期との比較チャートも掲載。10年国債は長期金利の指標。わかりやすい解説付き。

貯蓄率の急上昇の要因

以下の貯蓄率のチャートと時系列を見ていただければ、2020年と2021年に貯蓄率が大きく伸びていることが確認できると思います。これは新型コロナ蔓延によるもので、米政府による現金給付があった一方、行動規制によって消費する機会が極端に減ったことによるものと考えられます。

チャート(貯蓄率)

貯蓄率(米国・アメリカ)のチャート

時系列(historical data)

単位:%

日付貯蓄率(米国)
2023年04月4.1
2023年03月4.5
2023年02月4.3
2023年01月4.0
2022年12月3.7
2022年11月3.5
2022年10月3.0
2022年09月3.0
2022年08月3.2
2022年07月3.5
2022年06月2.7
2022年05月3.4
2022年04月3.6
2022年03月3.8
2022年02月4.5
2022年01月4.7
2021年12月7.5
2021年11月7.1
2021年10月7.3
2021年09月7.9
2021年08月9.5
2021年07月9.9
2021年06月9.3
2021年05月10.3
2021年04月12.8
2021年03月26.3
2021年02月13.4
2021年01月20.0
2020年12月13.8
2020年11月13.3
2020年10月14.0
2020年09月14.6
2020年08月15.5
2020年07月19.2
2020年06月20.1
2020年05月24.9
2020年04月33.8
2020年03月13.8
2020年02月9.3
2020年01月9.1
2019年12月8.3
2019年11月8.9
2019年10月8.9
2019年09月8.9
2019年08月8.7
2019年07月8.4
2019年06月8.5
2019年05月8.6
2019年04月8.9
2019年03月9.1
2019年02月9.5
2019年01月9.3
2018年12月9.4
2018年11月7.5
2018年10月7.6
2018年09月7.7
2018年08月7.6
2018年07月7.5
2018年06月7.4
2018年05月7.2
2018年04月7.2
2018年03月7.2
2018年02月7.2
2018年01月7.1
2017年12月6.3
2017年11月6.9
2017年10月7.4
2017年09月7.3
2017年08月7.6
2017年07月7.6
2017年06月7.5
2017年05月7.8
2017年04月7.3
2017年03月7.2
2017年02月7.2
2017年01月6.9
2016年12月6.5
2016年11月7.0
2016年10月6.9
2016年09月6.8
2016年08月6.8
2016年07月6.8
2016年06月6.6
2016年05月6.9
2016年04月7.2
2016年03月7.6
2016年02月7.2
2016年01月7.7
2015年12月7.4
2015年11月7.3
2015年10月7.5
2015年09月7.4
2015年08月7.3
2015年07月7.3
2015年06月7.4
2015年05月7.5
2015年04月7.6
2015年03月7.7
2015年02月8.1
2015年01月8.0
2014年12月7.7
2014年11月7.3
2014年10月7.1
2014年09月7.2
2014年08月7.0
2014年07月7.2
2014年06月7.1
2014年05月7.1
2014年04月6.9
2014年03月6.7
2014年02月6.6
2014年01月6.7
2013年12月6.0
2013年11月5.8
2013年10月6.0
2013年09月6.5
2013年08月6.4
2013年07月6.3
2013年06月6.5
2013年05月6.4
2013年04月6.2
2013年03月5.9
2013年02月5.6
2013年01月5.9
2012年12月11.6
2012年11月9.5
2012年10月8.7
2012年09月8.1
2012年08月7.6
2012年07月7.8
2012年06月8.6
2012年05月8.6
2012年04月8.5
2012年03月8.2
2012年02月7.8
2012年01月7.8
2011年12月7.5
2011年11月6.6
2011年10月6.5
2011年09月6.5
2011年08月6.9
2011年07月6.9
2011年06月6.7
2011年05月6.5
2011年04月6.6
2011年03月6.6
2011年02月7.2
2011年01月6.9
2010年12月6.5
2010年11月6.1
2010年10月6.3
2010年09月6.5
2010年08月6.5
2010年07月6.4
2010年06月6.5
2010年05月6.7
2010年04月6.2
2010年03月5.6
2010年02月5.6
2010年01月5.9
2009年12月5.6
2009年11月5.6
2009年10月5.2
2009年09月5.6
2009年08月4.5
2009年07月5.5
2009年06月6.2
2009年05月7.9
2009年04月6.6
2009年03月5.9
2009年02月5.6
2009年01月6.2
2008年12月6.2
2008年11月6.3
2008年10月5.2
2008年09月4.3
2008年08月3.5
2008年07月4.0
2008年06月5.1
2008年05月7.3
2008年04月2.9
2008年03月3.4
2008年02月3.6
2008年01月3.2
2007年12月3.2
2007年11月2.8
2007年10月3.0
2007年09月3.1
2007年08月3.1
2007年07月3.4
2007年06月3.5
2007年05月3.6
2007年04月3.8
2007年03月3.9
2007年02月3.6
2007年01月3.2
2006年12月3.5
2006年11月3.6
2006年10月3.2
2006年09月3.2
2006年08月3.3
2006年07月3.1
2006年06月3.7
2006年05月3.6
2006年04月3.8
2006年03月4.1
2006年02月3.9
2006年01月3.7
2005年12月3.1
2005年11月3.2
2005年10月2.9
2005年09月2.7
2005年08月2.6
2005年07月2.1
2005年06月2.6
2005年05月3.2
2005年04月2.7
2005年03月3.1
2005年02月2.9
2005年01月3.2
2004年12月6.6
2004年11月3.8
2004年10月4.3
2004年09月4.4
2004年08月5.0
2004年07月5.0
2004年06月5.6
2004年05月5.1
2004年04月5.1
2004年03月4.7
2004年02月4.9
2004年01月4.9
2003年12月5.2
2003年11月5.3
2003年10月5.3
2003年09月5.1
2003年08月5.9
2003年07月6.1
2003年06月5.3
2003年05月5.5
2003年04月5.1
2003年03月5.0
2003年02月5.3
2003年01月5.4
2002年12月5.4
2002年11月5.8
2002年10月5.8
2002年09月5.9
2002年08月5.4
2002年07月5.4
2002年06月6.2
2002年05月6.2
2002年04月5.5
2002年03月5.6
2002年02月5.5
2002年01月5.7
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2001年11月3.5
2001年10月3.1
2001年09月7.0
2001年08月6.6
2001年07月5.6
2001年06月4.4
2001年05月4.5
2001年04月5.1
2001年03月5.3
2001年02月5.0
2001年01月4.9
2000年12月4.4
2000年11月4.7
2000年10月4.8
2000年09月4.5
2000年08月5.2
2000年07月5.1
2000年06月4.8
2000年05月4.8
2000年04月4.8
2000年03月4.3
2000年02月4.5
2000年01月5.0
米国の貯蓄率の時系列データ(ヒストリカルデータ)