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ゴム価格(天然ゴムRSS3・TOCOM)の推移・時系列・生産量・消費量・タイオファーなど1から解説

ゴム価格(天然ゴムRSS3)RSS3 Rubber

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2020年

ゴム価格(天然ゴムRSS3)


用語


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ゴムとは(ゴムの概要・天然ゴムと合成ゴムの違い)

ゴムには、天然ゴムと合成ゴムがあります。天然ゴムは、ゴムノキ(ゴム樹)の樹液から作られる天然資源で、合成ゴムは石油製品である石化原料のナフサから作られる化学工業品です。天然ゴムは、合成ゴムより接着性や強度がよく、内部発熱しにくい点から品質優位とされています。ゴム(天然ゴム)は、古代メキシコのアステカ文明から使用されていたと言われており、その後にコロンブスのアメリカ大陸発見を機に、ヨーロッパにも伝わったとされています。


ゴムの最大需要は自動車タイヤ・チューブ用

現在、ゴムの最大需要は自動車用のタイヤ・チューブで、総需要量の70-80%を占めています。ゴムの消費量は景気や自動車産業の動向で大きく左右され、自動車生産や販売台数の増減が大きく影響してきます。


天然ゴムの生産量ランキング

天然ゴムは主に東南アジアで生産されており、世界の生産量は1,338万トン(2017年時点)となっています。

順位 生産量
1位 タイ 475万トン
2位 インドネシア 340万トン
3位 ベトナム 108万トン
4位 中国 77万トン
5位 マレーシア 73万トン

天然ゴムの生産量は1997年の640万トンから倍増しており、生産国は生産性を上げ、ゴムノキ(ゴム樹)の栽培面積も増やして消費量の増大に対応しています。

天然ゴムは主に東南アジアで生産されており、タイ・インドネシア・ベトナムの3カ国で世界生産量の70%程度を占めています。


天然ゴムの消費量ランキング

天然ゴムの世界の消費量は1,309万トン(2017年時点)となっています。

順位 消費量
1位 中国 5,108万トン
2位 インド 107万トン
3位 米国(アメリカ) 96万トン
4位 タイ 70万トン
5位 日本 68万トン

天然ゴムの消費量は年々増加しており、中国の消費量が世界全体の40%程度を占めています。天然ゴムの消費量は世界の経済成長とともに増加しています。






天然ゴムの先物市場(RSSとTSRの解説)

日本の先物市場に上場しているのは天然ゴムです。日本のゴム先物市場は、世界で最も取引量が多いため、世界のゴム市場の指標となっています。東京商品取引所(TOCOM)のゴム市場には、RSSとTSRが上場しています。

天然ゴムはゴムノキ(ゴム樹)から搾取されて生産されています。国際的に流通している天然ゴムは、ゴムノキから搾取されて生産されたラテックス(樹液)と、ラテックスを加工したRSSとTSRに分類されます。

RSSは、ラテックスを凝固させて圧延したもの(USS:未燻煙シート)を燻煙した天然ゴムです。シート状の天然ゴムです。

TSRは、ラテックスが収集カップの中で自然に凝固した「カップランプ」やUSS等を原料として粉砕、洗浄後にブロック状に成型して品質検査された天然ゴムです。ブロック状の天然ゴムです。


RSS3とTSR20の違い

RSSには等級があり、1X号・1号・2号・3号・4号・5号の6等級に格付けされています。このうち国際的に最も生産量が多く取引量が多いのが3号で、これを「RSS3」といいます。

TSRは、成分の検査結果によって格付けされており、その中で最も流通量の多い汎用種が「TSR20」です。TSRの品質規格は、タイやインドネシアなどで国別に標準規格があります。天然ゴム価格の国際的指標となっている東京商品取引所(TOCOM)で上場しているTSRは、タイ産の標準的な規格であるSTR20を取引の対象としています。STR20は、タイ産のTSR20ということになります。


天然ゴムRSS3とは(天然ゴム価格の国際的指標)

東京商品取引所(TOSCOM)のゴム市場には、RSSとTSRが上場していますが、取引の中心となっているのは「RSS3」で、流動性も比較的高く、これが天然ゴム価格の国際的な指標となっていますので、当ページではその推移を掲載しています。


天然ゴム価格の上昇要因・下落要因

天然ゴムは一年中生産されていますが、東京商品取引所(TOCOM)のRSS3の生産国であるタイの生産量は、2月後半から春先の乾季で減少し、11月から翌年2月中頃までの雨季で増加します。ただし、乾季と雨季がズレた場合は生産量に影響するため、天候要因、特に異常気象で価格は大きく変動しやすくなります。

また、ゴムの最大需要は自動車用のタイヤ・チューブですので、世界の景気や自動車産業の動向で大きく左右され、自動車生産や販売台数の増減が大きく影響してきます。最大消費国の中国や、自動車生産国である米国・日本・欧州の景気や自動車生産・販売台数の動向に大きく振らされやすい傾向もあります。特に、中国のゴムの買付けが大きな価格変動の要因となりやすい傾向があります。

そして、ゴムの生産者はタイバーツやインドネシアルピア、ベトナムドン、そして輸入国はドルやユーロ、日本円、人民元などの自国通貨で決済するため、為替動向もゴム市況に大きな影響をもたらします。






ゴム価格は原油価格と連動しやすい?なぜ?その理由

ゴムは原油価格との連動性もあります。原油価格が上昇すればゴム価格が上がり、原油価格が下落すればゴム価格が下がる傾向があります。これは、合成ゴムと天然ゴムの相互代替の関係で、合成ゴムは石油製品である石化原料のナフサから作られるため、原油価格が上昇するとナフサ価格が上昇し、合成ゴムの価格も上昇、合成ゴムから割安感のある天然ゴムにシフトする動きも出てきやすくなるため、原油価格と天然ゴム価格は連動しやすい傾向があります。一方、原油価格が下落すればゴム価格が下がりやすくなります。


ゴム価格の値動きの特徴(なぜトレンドが長期化しやすい?その理由)

ゴム価格は、比較的方向感のある値動きをしやすい傾向があります。ストップ高・ストップ安になることは珍しいです。

ゴム価格を動かす生産・消費の要因はアジアのニュースがほとんどです。中国のゴムの買付けや世界の生産量1位のタイの干ばつ・生産国の供給過剰などのニュースで、ゴム価格が大きく上下することが多いです。

ゴムノキ(ゴム樹)は、植え付けから採液できるまで数年かかります。ゆえに、ゴム価格が上がってもすぐには増産できず、一方で、ゴム価格が下落しても、小規模の生産者は所得を維持しようと、採液を増やしてしまう傾向があるため、生産量がすぐには減少しません。ゆえに、ゴム価格はトレンドが長期化する傾向があります。


タイオファーとは

タイオファーとは、生産地でのUSセント建ての価格です。これは現物価格の動向が反映されています。例えば、日本での価格が安い一方で、タイオファーの価格が高い場合、中国の買付けが影響している可能性が高いです。その場合、日本の価格が上昇する可能性が高くなります。


合成ゴムは取引できる?

日本の先物市場に上場しているのは天然ゴムですが、ゴムは大きく「天然ゴム」と「合成ゴム」に分類されます。天然ゴムも合成ゴムも、ともに主な用途は自動車用のタイヤ・チューブです。合成ゴムは、石油製品である石化原料のナフサから作られ、主に米国や日本、中国などで工業化生産されています。ゆえに、合成ゴム価格は、ゴムメーカーとユーザー間で価格が決定されることがほとんどで、相場商品ではありません。ただし、上記の解説のとおり、合成ゴムと天然ゴムは相互代替の関係がありますので、それぞれ価格は連動します。


チャート







日付 天然ゴム(RSS3)
4.8 151.3
4.7 148.8
4.6 146.9
4.3 144.3
4.2 140.6
4.1 141.5
3.31 145.2
3.30 144.2
3.27 149.6
3.26 150.9
3.25 153.2
3.24 150.9
3.23 148.9
3.19 154.0
3.18 161.2
3.17 162.6
3.16 161.8
3.13 162.2
3.12 160.1
3.11 164.3
3.10 163.2
3.9 157.8
3.6 168.3
3.5 174.0
3.4 170.5
3.3 174.0
3.2 172.5
2.28 172.2
2.27 180.4
2.26 182.9
2.25 184.3
2.21 189.5
2.20 186.6
2.19 186.4
2.18 186.8
2.17 184.5
2.14 182.9
2.13 182.0
2.12 179.0
2.10 177.1
2.7 175.2
2.6 178.5
2.5 175.0
2.4 174.7
2.3 173.0
1.31 181.2
1.30 180.0
1.29 185.7
1.28 178.2
1.27 174.0
1.24 182.2
1.23 191.0
1.22 191.4
1.21 193.0
1.20 201.4
1.17 206.2
1.16 207.0
1.15 205.7
1.14 207.8
1.10 201.4
1.9 201.0
1.8 202.6
1.7 201.3
1.6 202.4

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