
当ページでは、米国のS&P500(米国株)のシーズナルチャート(シーズナリーチャート)と月間騰落率を掲載しています。
1970年代から現在までのS&P500のシーズナルチャートと月間の騰落率の推移です。米国のインフレとスタグフレーション時代、金融引き締めから低インフレ・経済成長時代、ITバブル成長期時代、ITバブル崩壊とリーマンショック時代、金融緩和とテック株急成長時代、コロナショック・高インフレ・金融引き締め時代、といった「時代ごと」のシーズナルチャート及び月間騰落率を算出して掲載していますので、「市場環境ごと」の市場の変化と季節性サイクル(シーズナルパターン)を確認できます。

AIによるS&P500(米国株)のシーズナリーチャートの重要度評価
S&P500のシーズナルチャートは、長期的な傾向は一定の再現性と信頼性があり、多くの投資家が意識するパターンになっている。ただし、景気サイクルや金融政策によってパターンが変化するため、過去の傾向が必ずしも未来に通用するとは限らない。例えば、2008年のリーマンショック後や2020年のコロナショックでは、通常のシーズナルパターンが大きく崩れた。シーズナルチャートはあくまで「平均的な動き」を示すものである。参考になるが、絶対視はできない。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(S&P500のシーズナルチャートと月間騰落率)
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- Chart [Seasonal Chart,Monthly rate of change(S&P500-U.S.)]
- シーズナルチャートは、前年末の最終営業日のS&P500を指数値100として算出。
- 市場環境の変化によって変わる季節性サイクル(シーズナルパターン)がわかるように、シーズナルチャートと月間騰落率は「時代ごと」に分けて掲載しています(以下の解説欄参照)。
- 「[2020年~現在] コロナショック・高インフレ・金融引き締め時代から現在」のシーズナルチャートと月間騰落率のデータは、毎月初に最新のデータが反映されます。
日本株のシーズナルチャートと月間騰落率の推移はこちら
日本株のシーズナルチャートと月間騰落率の推移は、以下のページで掲載しています。シーズナルチャートの解説や見方、注意点などの解説も掲載していますので参照して下さい。
S&P500の時代別シーズナルチャートの分類について
当ページのS&P500のシーズナルチャートと月間騰落率は、時代別に掲載しています。これは、経済・金融市場の大きな変化を基準に分類すれば、各時代のシーズナルパターンの違いが明確になるためです。当ページの時代別のシーズナルチャートの分類は、以下のようになっています。
1970年代(1970-1979) | インフレとスタグフレーションの時代 高インフレ・低成長・株式市場の低迷 |
1980年代(1980-1989) | 金融引き締めから低インフレ・経済成長時代 ボルカーFRB議長による高金利政策から低インフレ&経済成長 |
1990年代(1990-1999) | ITバブルの成長期時代 低金利+IT企業の急成長 → 株価上昇の黄金期 |
2000年代(2000-2009) | ITバブル崩壊とリーマンショック時代 2000年ITバブル崩壊、2008年リーマンショック → 株式市場の低迷 |
2010年代(2010-2019) | 金融緩和とテック株急成長時代 FRBの超低金利政策+テック株の急成長 → 史上最長の強気相場 |
2020年代(2020-現在) | コロナショック・高インフレ・金融引き締め時代 コロナショック → 急回復 → インフレ高騰 → 金融引き締め → 変動性の高い市場 |
- 当ページは、米国(アメリカ)のS&P500(米国株)のシーズナルチャートと月間騰落率を掲載したページです。
- Source:株式マーケットデータ
- Seasonal Chart(S&P500-U.S.) historical data&chart
- Monthly rate of change(S&P500-U.S.) historical data&chart