白金(プラチナ)価格の最新データを速報で掲載しています。
白金(プラチナ)価格の世界的指標が「NY白金(プラチナ先物NYMEX)」です。白金(プラチナ)価格を見る場合、このNY白金を見るのが一般的です。宝飾品やディーゼル車・燃料電池車(FCV)の自動車部品に使われるプラチナは金価格と似た動きをしやすいですが、景気に左右されやすい傾向があります。当ページでは、NY白金(プラチナ先物NYMEX)の基本レンジや平均値も掲載しています。
AIによるNY白金(プラチナ先物NYMEX)の重要度評価
プラチナは、自動車触媒、化学産業、ジュエリーなど幅広い産業で使用されるため、需要動向が世界経済の一部を反映する。特に、排ガス規制の強化や産業の動向が価格に影響を与える。南アフリカとロシアが供給の大部分を占めており、地政学リスクや採掘コストの変動が供給に大きな影響を与え、供給側の制約が市場の注目を集める要因となり得る。金や銀と同様、インフレや金融不安の際に「価値の保存手段」として注目されるが、その役割は金ほど強くない。他の主要な貴金属と比較して市場規模が小さく、流動性が低いため、短期的なボラティリティが高い傾向があり、大口の取引が価格に与える影響が大きい。産業用途の需要が景気や技術革新に大きく依存するため、長期的な価格の安定性に欠ける。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(分析ツール)
NY白金(プラチナ先物NYMEX)の分析ツール
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白金先物(プラチナ先物)のSQ日
白金先物(プラチナ先物)のSQ日の日程は、以下のページで掲載しています。
金価格の解説と推移はこちら
金価格の解説と推移(チャートと時系列)は、以下のページで掲載しています。
[速報] 最新データ|NY白金(プラチナ先物NYMEX)の時系列(historical data)
日付 | NY白金 (プラチナ先物) | 前日比 |
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白金とは?(プラチナとは?)
白金(読み方:はっきん)は「プラチナ(英語:platinum)」と呼ばれる、銀色の金属です。金(きん)と同様に王水(金属を溶解する液体)以外では溶けずに化学的に安定していることから、主に宝飾品や自動車の浄化装置に使われています。
白金(プラチナ)価格はどんな傾向があるの?金との違いは?
金(きん)は「有事の金」と言われるように、世界情勢のリスクが高まる局面で買われやすい(価格が上昇しやすい)傾向がありますが、プラチナは景気に左右されやすい傾向があります。
金とプラチナは共に貴金属ですが、プラチナは工業用の用途が多いです。景気がよくなったり株価が上昇する局面で上がりやすい傾向があります。プラチナは6割が工業用に使われており、主にディーゼル車の排ガス浄化装置に使用されています。つまり自動車に使われているわけですが、近年のエコブームで燃料電池車(FCV)などの需要が高まっており(燃料電池車の発電装置にプラチナは使われています。燃料電池車の場合、ディーゼル車の5倍程度のプラチナが必要とされています)、それらはプラチナ価格の上昇要因となっています。
貴金属への投資の代名詞と言えば「金」ですが、リーマンショック前まではプラチナ価格の方が金価格より高く推移していました。リーマンショック以降は金価格より安く推移していますが、例えばジュエリーにする場合はプラチナの方が価格が高いです。それは、同じ形態のジュエリーを作る場合でも、金とプラチナではプラチナの方が重量が大きく、加工するコストも高いからです。よって、金やプラチナをどうするかによって価格の高低には違いはあります。
金とプラチナの価格は同じような動きをしやすい傾向がありますが、自動車部品としての用途が多いプラチナは、世界の自動車の生産状況に左右されやすいです。また、プラチナは南アフリカで7割程度が生産されているため、南アフリカの情勢や経済に左右されやすい傾向もあります。さらに、プラチナは宝飾品として中国での需要が多いため。中国景気にも左右されやすい傾向があります。
白金(プラチナ)先物NYMEXとは?NY白金とは?
白金(プラチナ)の価格を見る場合、米国ニューヨークにある世界最大規模の商品先物取引所「NYMEX(ニューヨークマーカンタイル取引所)」で取引されている「白金(プラチナ)先物」が最もよく見られており、これを「白金先物NYMEX(プラチナ先物NYMEX)」と言いますが、「白金先物NYMEX(プラチナ先物NYMEX)」は白金(プラチナ)価格の世界的指標となっており、”白金(プラチナ)価格”といえば通常はこれを見ますので、当ページではその推移を掲載しています。
「白金先物NYMEX(プラチナ先物NYMEX)」は、「NY白金(読み方:ニューヨークはっきん)」とも呼ばれています。
白金(プラチナ)価格の水準と目安
当ページではチャートの欄に、NY白金(プラチナ先物NYMEX)の基本レンジ・平均値を算出し掲載しています。1968年から現在までのデータで算出していますので、目安となる水準を見る上で参考にして下さい。基本レンジは、標準偏差±1σをレンジの上限・下限としています。これらのデータは毎月月初にデータ更新しています。
- 当ページは、白金(プラチナ)価格(NY白金・プラチナ先物NYMEX)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「白金(プラチナ)とは」
「プラチナ先物NYMEXとは(白金先物NYMEX)」
「NY白金とは」 - Source:CME(Chicago Mercantile Exchange)・NYMEX
- PL1
- PLATINUM FUTURES NYMEX historical data&chart