
VVIX指数とVVIX/VIX比率の最新データを速報で掲載しています。
VVIX指数は、VIX指数(恐怖指数)の裏読みができる指標です。VIX指数は予見性はありませんが、VVIX指数と組み合わせて見ることでボラティリティの潜在リスクが察知でき、トレードにおいて低ボラティリティ相場が取りやすくなります。狙い目のポイントは解説欄に記載していますので、まずは解説欄を参照して下さい。
VVIX/VIX比率は、VIX指数だけでは見えないボラティリティ市場の潜在的な不安や市場恐怖を抽出した指標で、将来的なボラティリティの上昇・低下のサインを発してくれます。相場転換の判断指標として非常に有用です。過去の傾向では絶好の買い場のシグナルを発出してくれる指標ですので注目して下さい。
最新データと現状評価
2026年9月9日時点のVVIX指数は94.50で、平均~やや警戒水準です。80以上100未満となっており、VIX指数の今後の変動に注意が必要な水準です。 長期平均は93.61で、現在値は長期平均~平均+0.5σに位置しており、歴史的には長期平均を上回る水準です。 前回からは5.81ポイント上昇しています。
2026年9月9日時点のVVIX/VIX比率は5.74で、平常圏です。VVIXとVIXの相対関係は歴史的にみて概ね通常の範囲です。 前回からは0.10ポイント上昇しています。

AIによるVVIX指数とVVIX/VIX比率の重要度評価
VVIX指数は「恐怖の恐怖指数」=VIX指数のインプライドボラティリティでVIX指数が穏やかでも、VVIX指数が上がれば「表面下の不安」を察知できる。実際に2020年・2022年の大相場前にはVIX指数より先に上昇していた。ボラティリティ・トレーダーやオプション戦略(VIX先物・VIXオプション)では必須。市場心理指標としての評価は4.5だが、市場全体ではVIX指数の方が注目されるため周回遅れの人気。中級者以上には光る指標だが、単独ではトレード指標になりにくいため総合評価は4.0に下がる。ただ“VIX指数の裏読みツール”としての価値は確か。市場全体の緊張感を可視化した指標のため、リスク管理・長期資産分析では単独で利用できる指標。
VVIX/VIX比率は、市場心理の“温度差”を数値化しVIX指数単独では見えない情報(潜在的ストレス)を抽出した指標。上昇は「静かな不安」、低下は「恐怖のピーク」=相場転換の示唆に使える。ただ、明確な売買ルール化は難しい(ノイズが多い)。“気配の気配”を読む指標のため、VIX指数・VVIX指数の補助指標として有用。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(VVIX指数)
VVIX指数の推移を示したチャートです。「VIX指数のボラティリティ(ボラティリティのボラティリティ)」を示す指標です。VIX指数がS&P500の将来の変動に対する市場の警戒感を示すのに対し、VVIX指数は、そのVIX指数自体が今後どの程度大きく変動すると市場が予想しているかを表します。一般にVVIX指数が上昇するほど、VIXの急激な変動に対する警戒が強まり、ボラティリティ市場の不確実性が高まっていると判断されます。目安として80未満は比較的安定した状態、80~100は平均~やや警戒、100~120は高警戒、120以上は非常に高い水準として見ることができます。チャートではS&P500およびVIX指数との比較も表示しています。S&P500の下落とともにVIX・VVIXが上昇している場合は市場のリスク回避姿勢が強まっていることを示し、特にVVIXがVIX以上に大きく反応している場合は、現在の市場不安だけでなく、今後のボラティリティ急変に対する警戒も強まっている可能性があります。
Chart [Cboe VVIX Index(VIX of VIX)]
- チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
- チャートはVVIX指数の目安となる水準ごとに背景を色分けしてしています。見方の解説は、当ページ下部の解説欄参照。
- VIX指数の20ラインに点線を引いています。VIX指数の解説と推移は、以下のページで掲載しています。

チャート(VVIX/VIX比率)
VVIX/VIX比率の推移を示したチャートです。VIXの現在水準に対してVIX自体の予想変動率がどの程度高いかを示した指標です。VVIXとVIXの相対的な関係を見ることで、VIX指数だけでは把握しにくいボラティリティ市場の状態を確認できます。実データの分布を基準とすると、VVIX/VIX比率は4.0以上6.0未満が平常圏です。3.0以上4.0未満は低比率、3.0未満は極端な低比率で、VIXが急上昇する強い市場ストレス局面でみられやすくなります。一方、6.0以上8.0未満は高比率、8.0以上は極端な高比率で、VIXの現在水準に対して将来のボラティリティ変動への警戒が相対的に強く織り込まれている可能性を示します。
Chart [Vol-of-Vol Ratio]
- チャートはVVIX/VIX比率の4倍ラインと6倍ラインに点線を引いています。見方の解説は、当ページ下部の解説欄参照。
関連指標
VIX先物の投機筋と実需筋の建玉とSQ日
投機筋と実需筋のVIX指数の先物取引(VIX先物)の建玉と、VIX先物のSQの日程は以下のページで掲載しています(見方の解説も掲載)。
スキュー指数
歴史的に暴落を的中させてきたVIX指数と同じボラティリティ指数である「スキュー指数(ブラックスワン指数)」は、以下のページで掲載しています。

ガンマエクスポージャー(GEX)
S&P500のボラティリティが安定するか上昇するか予測する指標「ガンマエクスポージャー(GEX)」は、以下のページで掲載しています。

[速報] VVIX指数とVVIX/VIX比率の時系列(historical data)
| 日付 | VVIX指数 | 前日比 | 前日比% | VVIX/VIX比率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年9月9日 | 94.50 | +5.81 | +6.55% | 5.74 |
| 2026年9月8日 | 88.69 | +4.27 | +5.06% | 5.64 |
| 2026年9月4日 | 84.42 | +0.62 | +0.74% | 5.81 |
| 2026年9月3日 | 83.80 | -2.45 | -2.84% | 5.85 |
| 2026年9月2日 | 86.25 | -5.00 | -5.48% | 5.67 |
| 2026年9月1日 | 91.25 | +4.96 | +5.75% | 5.58 |
| 2026年8月31日 | 86.29 | -0.34 | -0.39% | 5.78 |
| 2026年8月28日 | 86.63 | +3.73 | +4.50% | 6.00 |
| 2026年8月27日 | 82.90 | -2.34 | -2.75% | 5.71 |
| 2026年8月26日 | 85.24 | -0.43 | -0.50% | 5.60 |
| 2026年8月25日 | 85.67 | -2.97 | -3.35% | 5.54 |
| 2026年8月24日 | 88.64 | +2.37 | +2.75% | 5.59 |
| 2026年8月21日 | 86.27 | -3.59 | -4.00% | 5.70 |
| 2026年8月20日 | 89.86 | +3.33 | +3.85% | 5.61 |
| 2026年8月19日 | 86.53 | -6.34 | -6.83% | 5.81 |
| 2026年8月18日 | 92.87 | -1.05 | -1.12% | 5.86 |
| 2026年8月17日 | 93.92 | +6.44 | +7.36% | 6.18 |
| 2026年8月14日 | 87.48 | -1.94 | -2.17% | 6.14 |
| 2026年8月13日 | 89.42 | +0.92 | +1.04% | 6.11 |
| 2026年8月12日 | 88.50 | -2.40 | -2.64% | 6.08 |
| 2026年8月11日 | 90.90 | -1.61 | -1.74% | 5.95 |
| 2026年8月10日 | 92.51 | +2.09 | +2.31% | 5.98 |
| 2026年8月7日 | 90.42 | +1.70 | +1.92% | 6.07 |
| 2026年8月6日 | 88.72 | -1.71 | -1.89% | 5.86 |
| 2026年8月5日 | 90.43 | -2.14 | -2.31% | 5.72 |
| 2026年8月4日 | 92.57 | +1.76 | +1.94% | 5.61 |
| 2026年8月3日 | 90.81 | -0.83 | -0.91% | 5.73 |
| 2026年7月31日 | 91.64 | -3.02 | -3.19% | 5.73 |
| 2026年7月30日 | 94.66 | -14.81 | -13.53% | 5.54 |
| 2026年7月29日 | 109.47 | +10.96 | +11.13% | 5.30 |
VVIX指数の解説
VVIX指数とは?
VVIX指数とは、CBOE(シカゴオプション取引所)が算出する「VIX指数(恐怖指数)の将来の変動性」を示す指数です。つまり、VVIX指数はVIX指数そのものが今後どのくらい動くかを、市場参加者のオプション取引取引から導いた「ボラティリティのボラティリティ」を意味します。
簡単に言うと、
- VIX指数:株式市場(S&P500)のボラティリティ
- VVIX指数:ボラティリティ市場(VIX)のボラティリティ
VVIXの読み方は?
VVIXは、日本では「ブイビックス」と読まれるのが一般的です。VVIX指数を単に「VVIX」と表記することも多いです。英語圏では「ヴィー・ヴィックス」あるいは「ダブル・ヴィックス」と呼ばれています。“Vee-VIX”と発音されることが多いですが、公式発音の指定はありません。
VVIX指数の仕組みと算出方法
VIX指数はS&P500のオプション価格をもとに算出されますが、VVIX指数はVIXオプションの価格をもとに計算されます。
つまり、「S&P500オプション → VIX → VVIX」という階層構造です。VVIX指数はVIXオプション市場のインプライド・ボラティリティ(IV)の平均値を指数化したもので、概ね30日先のVIX変動率を示します。
VVIX指数とVIX指数の違いを表で比較
| 比較項目 | VIX(恐怖指数) | VVIX(VIX of VIX) |
|---|---|---|
| 対象 | S&P500オプション | VIXオプション |
| 示すもの | 株式市場の将来ボラティリティ | VIXの将来ボラティリティ |
| 期間 | 約30日先 | 約30日先 |
| 通称 | 恐怖指数 | 恐怖の恐怖指数 |
| 単位 | ポイント(%) | ポイント(%) |
| 英語名 | Cboe Volatility Index | Cboe VVIX Index |
| 読み方 | ビックス | ブイビックス |
VVIX指数はVIX指数の先行指標になるのか?
市場ではしばしば「VVIX指数はVIX指数の先行指標」と言われます。
実際、VVIX指数が急上昇してから数日後にVIX指数が急騰するケース(例:2020年コロナショック前、2022年ロシア侵攻前)もあります。ただし、平常時ではVVIX指数とVIX指数はほぼ同時に動く高相関関係(相関係数0.8〜0.9)にあります。
先行というより、VVIX指数は「VIX指数に対して感応度が高い(動き出しが速い)」指標と考えられます。
VVIX指数の水準と目安
| VVIX指数の値 | 状況の目安 | 市場の状態 |
|---|---|---|
| 60〜80 | 通常 | 安定的なボラティリティ市場 |
| 80〜100 | 平均~やや警戒 | 近い将来のVIX変動に注意 |
| 100〜120 | 高警戒 | 市場のリスク回避姿勢が強い |
| 120以上 | 非常に高い | 恐怖の恐怖。ボラティリティ急変リスク大 |
VVIX指数の長期の平均は約93、過去最高値は2020年3月につけた207.59です。
狙い目のポイントはココ!VVIX指数の活用方法と注意点
VVIX指数は短期的なボラティリティ急変の警告灯として役立ちます。ただし、VVIX指数の上昇は「VIX指数が大きく上下に動く」ことを意味するため、方向性(上昇 or 下降)までは示しません。そのため、VIX指数・S&P500の動きと合わせて総合的に判断することが重要です。
また、VVIX指数とVIX指数は、平常時の相関係数は0.8〜0.9と高く、そもそもVIX指数は株価の予見性もないため、一般的なトレードでは使いにくい面があります。
一方、VVIX指数とVIX指数と組み合わせて見れば、明確に株価のジリ高相場を取りやすい傾向があります。
当ページで掲載しているVVIX指数とVIX指数とS&P500のチャートを見てもらえればその傾向がわかると思いますが、VIX指数が低く推移している状況で、VVIX指数も低く推移している状況では、S&P500はジリ高相場になりやすく、狙い目のポイントになります(買いで取りやすい)。株式市場とVIXの将来ボラティリティが共に低い状況で低ボラティリティ相場、つまり安定した市場環境を示唆しており、明確にトレードで取りやすい相場になることがわかると思います。一方、VIX指数が低く推移しているにもかかわらずVVIX指数が高水準の状況下は、以後の株価下落を警戒する必要があります。
VVIX指数は「ボラティリティ市場の恐怖指数」
VVIX指数は、VIX指数の将来変動を予測する「ボラティリティのボラティリティ」指数です。平常時にはVIXと似た動きをしますが、市場ストレス期には一足先に上昇することもあります。
「VIX指数(恐怖指数)」だけでなく、「VVIX指数(恐怖の恐怖指数)」もチェックすることで、ボラティリティ市場の潜在リスクを早期に察知できます。
VVIX指数はVIX指数では拾えない潜在的なボラティリティの不安・リスクを検出する指標です。
例えば、VIX指数が低く推移していたとしても、VVIX指数が高水準の場合、市場は落ち着いているものの潜在的な不安を感じている状況を示します。
VVIX/VIX比率とは?ボラティリティ市場の警戒度を測る指標
VVIX指数をVIX指数で割った「VVIX/VIX比率(Vol-of-Vol Ratio)」も重要な指標です。
VVIX/VIX比率は「VVIX指数とVIX指数の相対的な過熱・安定バランス」を示します。
VVIX/VIX比率は、市場センチメント、リスク認識、市場環境の潜在的な変化を示します。この比率が上昇しているときは、VIX指数が低水準でもボラティリティ市場が不安を感じているサインになります。将来的なボラティリティ上昇を示唆しています。
VVIX/VIX比率の水準
こちらはVVIX/VIX比率の過去20年のデータから算出した判定基準です。
| 状況の目安 | VVIX/VIX比率 | 傾向 | 市場心理の意味 | 状況例 |
|---|---|---|---|---|
| 極端な低比率 | 3.0未満 | VIXがVVIXに対して急上昇しやすい | 強い市場ストレスや恐怖が顕在化している状態で市場恐怖のピーク | 暴落や急落局面など、VIXが急騰している場面 |
| 低比率 | 3.0以上4.0未満 | VIX水準が相対的に高い | 市場の警戒感やリスク回避姿勢が強まっている状態 | 株価急落や不確実性の高まりでVIXが上昇している局面 |
| 平常圏 | 4.0以上6.0未満 | 最も多くみられる範囲 | VVIXとVIXの相対関係が概ね通常の状態 | 市場が比較的安定し、ボラティリティ市場にも大きな偏りがない局面 |
| 高比率 | 6.0以上8.0未満 | VVIXがVIXに対して相対的に高い | VIXの現在水準に比べ、将来のボラティリティ変動への警戒がやや強い状態 | VIXは落ち着いている一方、VIXオプション市場では変動拡大への警戒が残る局面 |
| 極端な高比率 | 8.0以上 | VVIXがVIXに対して歴史的にも高い | 将来のボラティリティ急変に対する警戒が強く織り込まれている可能性 | 低VIX環境でも、VIXオプション市場では将来の変動拡大への警戒が強い局面 |
VVIX/VIX比率は概ね4~6程度のレンジで推移しやすいです。10を超えるような比率はほぼ出ませんが、VIX指数が極端に低い時に出ることがあります。
VVIX/VIX比率は、市場恐怖のピークを示唆し、長期的に絶好の買い場を提供してくれる傾向があります。
よくある誤解
VVIX/VIX比率のよくある誤解を表にまとめました。
| 誤解 | 実際 |
|---|---|
| 「VVIX/VIX比率が10超=危険」 | ほぼ発生しないが、VIXが極端に低い時のみ一時的 |
| 「高い=すぐ暴落」 | 高比率は“予兆”であり、すぐ暴落するとは限らない |
| 「VVIXが上がる=必ずVIX上昇」 | 相関は高いが先行性は限定的(短期で1〜3日のリードがある程度) |
- 当ページは、VVIX指数とVVIX/VIX比率の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- Source:CBOE(Chicago Board Options Exchange)
- VVIX指数は2006年3月から公表開始の指標です。
- Cboe VVIX Index(VIX of VIX) historical data&chart
- Vol-of-Vol Ratio historical data&chart

