
MSCI新興国株指数の最新データを速報で掲載しています(PERやPBR、配当利回りも掲載)。
MSCI新興国株指数は、新興国の株式動向を見る際の代表的な株価指数です。新興国の株式ならではの動きに注目です。マーケットのリスクオン・リスクオフの状況を判断する際に見られることも多い指数です。
最新データと現状評価
2026年10月9日のMSCI新興国株指数は1,709.44で、前日から0.64%上昇しました。20日移動平均線を下回る一方、50日・200日移動平均線を上回っています。短期的には調整局面にあるものの、中長期では上昇基調を維持しています。
20日移動平均乖離率は-0.35%で、過去の平均から-0.16標準偏差(σ)の水準にあり、過去と比較して平均的な範囲です。200日移動平均乖離率は+5.20%で、過去の平均から+0.42標準偏差(σ)の水準にあり、過去と比較して平均的な範囲です。
期間別騰落率は、直近1カ月が-2.03%、3カ月が+3.41%、1年が+23.87%です。直近1カ月の比較では、世界株指数ACWIは+0.76%で、世界株指数ACWIを2.79ポイント下回っています。S&P500は+2.90%で、S&P500を4.93ポイント下回っています。日経平均株価は+3.96%で、日経平均株価を6.66ポイント下回っています。

AIによるMSCI新興国株指数の重要度評価
MSCI新興国株指数は、アジア、南米、東欧、中東、アフリカなどの主要な新興国市場をカバーし、新興国経済の成長や投資機会を評価する基準として広く利用されている。新興国株式への投資を検討する際、主要なベンチマークとして広く使用され、ポートフォリオ構築や分散投資の基準となる。新興国は高成長市場として注目されるため、これらの市場のパフォーマンスを反映するこの指標は、経済成長やリスク許容度の指標として重要。新興国関連ETFやファンドはこの指数を基準に運用されているため、投資商品の流動性確保やパフォーマンス比較にも役立つ。一方、中国やインドなどの特定の国が大きなウェイトを占めており、指数が特定国の影響を過剰に受ける可能性がある。また、新興国市場は成熟市場に比べてボラティリティが高く、指数全体が短期的な市場イベントに大きく左右されることがある。一部の新興国市場では、透明性の低さや規制リスクが存在し、指数の信頼性に影響を与える可能性がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(MSCI新興国株指数)
MSCI新興国株指数のチャート
MSCI新興国株指数の推移を示したチャートです。当チャートでは、MSCI新興国株指数の推移に加え、移動平均線、日経平均株価、S&P500、世界株指数ACWI(MSCI全世界株指数)、ドルインデックス(ドル志う宇)との比較を確認できます。移動平均線では、短期から長期までのトレンドや、現在の指数が各移動平均線を上回っているか、下回っているかを確認できます。また、日経平均株価との比較では日本株、S&P500との比較では米国株、世界株指数ACWIとの比較では世界株全体と新興国株の値動きの違いを確認できます。ドルインデックスとの比較では、米ドルの動きと新興国株の関係を確認できます。新興国の株式市場や通貨、資金フローは米ドルや米国の金融環境の影響を受けることがあるため、新興国株を見る際の重要な比較材料の一つです。ただし、ドルと新興国株の関係は常に一定ではなく、各国の景気や金利、企業業績、商品市況などの影響によっても変化します。
Chart [MSCI Emerging Markets Index]
MSCI新興国株指数の移動平均乖離率のチャート
MSCI新興国株指数の移動平均乖離率の推移を示したチャートです。現在の指数が移動平均線からどの程度離れているかを示す指標です。プラスの場合は指数が移動平均線を上回り、マイナスの場合は下回っていることを示します。乖離率の絶対値が大きいほど、移動平均線から大きく離れている状態です。当チャートでは、5日・10日・20日・50日・100日・200日の移動平均乖離率を確認できます。5日・10日・20日乖離率は短期的な値動き、50日・100日乖離率は中期的なトレンド、200日乖離率は長期的なトレンドからの乖離を見る際に利用できます。各乖離率には平均値と標準偏差も表示しており、現在の乖離率が過去の分布と比較してどの程度の水準にあるかを確認できます。大きな上方乖離や下方乖離は、短期的な過熱や急落局面を把握する参考になります。
相対チャート(パフォーマンス比較チャート)
MSCI新興国株指数と日経平均株価、S&P500、世界株指数ACWIのパフォーマンスを同じ基準から比較する相対チャートです。指数ごとに価格水準が異なるため、選択した期間の開始時点を100として指数化し、その後の騰落率を比較できるようにしています。MSCI新興国株指数が比較対象を上回って推移していれば、その期間は新興国株のパフォーマンスが相対的に強く、下回って推移していれば相対的に弱かったことを示します。通常の価格チャートだけでは分かりにくい市場間のパフォーマンス差を確認する際に有効です。
- チャート下の期間ボタンを選択することで表示されるチャートの期間が変わります。例えば「1年」を選択すると、最新の営業日からちょうど1年前を基準値100としたチャートが表示されます。「5年」を選択すると、5年前を基準値100としたチャートが表示されます。
チャート(MSCI新興国株指数のPER・PBR・配当利回り)
MSCI新興国株指数の実績PER・予想PER・配当利回り・PBRの推移を示したチャートです。新興国株のバリュエーションを複数の尺度から確認するための指標です。株価そのものの上昇・下落だけでなく、企業の利益や純資産、配当に対して新興国株がどの程度の水準で評価されているかを確認できます。実績PERは過去の利益に対して株価が何倍まで買われているか、予想PERは予想利益に対して何倍まで買われているかを示します。PBRは企業の純資産に対する株価の水準を示し、配当利回りは株価に対する配当の割合を示します。これらを組み合わせることで、新興国株のバリュエーションを利益・純資産・配当の異なる側面から確認できます。ただし、新興国株のバリュエーションは、企業業績だけでなく、各国の景気や金利、為替、政治・地政学的要因、指数を構成する国や業種の比率などによっても変化する点は注意が必要です。
- 月次データ
- PER・PBR・配当利回りのデータは毎月初更新
関連指標
新興国通貨の動向を示した「MSCI新興国通貨指数」は、以下のページに掲載しています。
[速報] MSCI新興国株指数の時系列(historical data)
| 日付 | MSCI新興国株指数 | 前日比 | 前日比% |
|---|---|---|---|
| 2026年10月9日 | 1,709.44 | +10.91 | +0.64% |
| 2026年10月8日 | 1,698.53 | -27.15 | -1.57% |
| 2026年10月7日 | 1,725.68 | -17.24 | -0.99% |
| 2026年10月6日 | 1,742.92 | +3.01 | +0.17% |
| 2026年10月5日 | 1,739.91 | +31.00 | +1.81% |
| 2026年10月2日 | 1,708.91 | -0.11 | -0.01% |
| 2026年10月1日 | 1,709.02 | +4.15 | +0.24% |
| 2026年9月30日 | 1,704.87 | +3.12 | +0.18% |
| 2026年9月29日 | 1,701.75 | -7.88 | -0.46% |
| 2026年9月28日 | 1,709.63 | -22.72 | -1.31% |
| 2026年9月25日 | 1,732.35 | +0.16 | +0.01% |
| 2026年9月24日 | 1,732.19 | -16.39 | -0.94% |
| 2026年9月23日 | 1,748.58 | +2.79 | +0.16% |
| 2026年9月22日 | 1,745.79 | +11.93 | +0.69% |
| 2026年9月21日 | 1,733.86 | +23.01 | +1.34% |
| 2026年9月18日 | 1,710.85 | +22.91 | +1.36% |
| 2026年9月17日 | 1,687.94 | +1.40 | +0.08% |
| 2026年9月16日 | 1,686.54 | +5.70 | +0.34% |
| 2026年9月15日 | 1,680.84 | -17.01 | -1.00% |
| 2026年9月14日 | 1,697.85 | -23.68 | -1.38% |
| 2026年9月11日 | 1,721.53 | -23.40 | -1.34% |
| 2026年9月10日 | 1,744.93 | -10.49 | -0.60% |
| 2026年9月9日 | 1,755.42 | +3.31 | +0.19% |
| 2026年9月8日 | 1,752.11 | -4.74 | -0.27% |
| 2026年9月7日 | 1,756.85 | +30.53 | +1.77% |
| 2026年9月4日 | 1,726.32 | +22.92 | +1.35% |
| 2026年9月3日 | 1,703.40 | +2.78 | +0.16% |
| 2026年9月2日 | 1,700.62 | -26.73 | -1.55% |
| 2026年9月1日 | 1,727.35 | +8.04 | +0.47% |
| 2026年8月31日 | 1,719.31 | -2.83 | -0.16% |
MSCI新興国株指数の解説
MSCI新興国株指数とは?
MSCI新興国株指数(エマージングマーケットインデックス)は、MSCIが算出・公表している新興国の株式を対象とした株価指数です。新興国の動向を見る代表的な指数となっています。米国や香港に上場する銘柄だけが組み入れ対象と対象となっており、中国・韓国・台湾・インドの比率が大きいのが特徴です。 MSCI新興国株指数で、リスクオン・リスクオフを判断することも多いです。
組み入れ比率
| 国 | 比率 |
|---|---|
| 中国 | 37.54% |
| その他 | 20.53% |
| 台湾 | 14.56% |
| 韓国 | 13.41% |
| インド | 9.36% |
| ブラジル | 4.61% |
セクター比率
| セクター | 比率 |
|---|---|
| Information Technology | 21.18% |
| Financials | 17.94% |
| Consumer Discretionary | 17.37% |
| Communication Services | 11.71% |
| Materials | 8.56% |
| Consumer Staples | 5.51% |
| Energy | 4.70% |
| Health Care | 4.68% |
| Industrials | 4.39% |
| Real Estate | 2.02% |
| Utilities | 1.93% |
脆弱な国が多い・米国(アメリカ)の利上げで資金流出!
新興国はファンダメンタルズが脆弱な国が多いです。経常収支や財政収支が赤字であることが多く(経常赤字、財政赤字)、リスクオフで売られやすい傾向があります(その際は通貨安も伴いやすい)。外貨準備もIMFが適正とする水準を大きく下回っている国が多いのも特徴です(ただし、インドやブラジル、ロシアはIMFが適正とする水準を上回っています)。これらのことから、米国(アメリカ)が利上げをする際は、新興国から資金が流出しやすくなる傾向があります(売られやすくなる)。
- 当ページは、MSCI新興国株指数の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「MSCI新興国株指数とは」 - Source:morgan stanley capital international
- MSCI Emerging Markets Index(EM):MSCIエマージングマーケットインデックス
- 単位:USD(米ドル)
- MSCI Emerging Markets Index historical data&chart


