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商業用不動産価格指数(CPPI)米国・アメリカ

商業用不動産価格指数(CPPI)の最新データを速報で掲載しています。

商業用不動産価格指数は、米国(アメリカ)の商業用不動産の価格の変化が反映される指数です。即時性があり、不動産価格を総合的に測定できる指数です。当ページでは、商業用不動産価格指数の移動平均線も掲載していますので、トレンドもチェックできます。

商業用不動産価格指数(cppi)

AIによる商業用不動産指数の重要度評価

4.2

商業用不動産価格指数(CPPI)は、オフィスビル、ショッピングセンター、工業用施設などの商業用不動産の価格動向を測定する。この指標は、商業用不動産市場の健全性を示し、広範な経済活動や金融市場への影響を考える上で重要。商業用不動産市場は、雇用、投資、銀行融資などの主要な経済活動に直結しており、経済成長の見通しを判断するのに役立つ。商業用不動産市場は、景気のピークやボトムを捉えるための良いリードインジケーターになる。多くの銀行が商業用不動産に対する融資を行っているため、価格の変動は貸出リスクや資産の健全性に直接影響を及ぼす。また、CPPIはREIT(不動産投資信託)や投資ファンドのパフォーマンスを評価する際の重要な参考指標となる。一方、CPPIは取引ベースのデータに依存しているため、市場変動をリアルタイムで反映するのが難しく、商業用不動産は流動性が低いため、価格が市場の実態を完全に反映しない場合がある。金利政策や税制変更などの外部要因が直接影響を与えるため、長期的なトレンドの評価には限界がある。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート(商業用不動産価格指数・CPPI)

[月次] 商業用不動産価格指数のチャート

商業用不動産価格指数のチャート"
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  • Chart [Commercial Property Price Index(CPPI)-Monthly]

チャート(商業用不動産価格指数の移動平均線)

[月次] 商業用不動産価格指数の6カ月移動平均線のチャート

米国の商業用不動産価格指数の6カ月移動平均線のチャート

[月次] 商業用不動産価格指数の12カ月移動平均線のチャート

商業用不動産価格指数の移動平均線のチャート

[月次] 商業用不動産価格指数の24カ月移動平均線のチャート

商業用不動産価格指数の24カ月移動平均線のチャート

[月次] 商業用不動産価格指数の60カ月移動平均線のチャート

商業用不動産価格指数の60カ月移動平均線のチャート
  • Chart [Moving Average-Commercial Property Price Index(CPPI)-Monthly]

商業用不動産の今後の見通し(レポート)

2025 年 1 月 7 日 — グリーン ストリート商業不動産価格指数は12月にに変化がありませんでした。全不動産指数は昨年 4.8% 増加しました。

「不動産価格は昨年約5%上昇した」とグリーン・ストリートの戦略調査共同責任者、ピーター・ロザムンド氏は述べた。「今年の見通しはそれほど明るくない。過去数ヶ月間の国債利回りの上昇により、不動産価格は停滞する可能性が高い。」

[速報] 最新データ|商業用不動産指数(CPPI)の時系列(historical data)

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商業用不動産価格指数(CPPI)とは?

商業用不動産価格指数(英語:CPPI/Commercial Property Price Index)とは、米国(アメリカ)の調査会社グリーンストリートアドバイザーズが算出・公表している米国のレバレッジのない商業用不動産の価値を指数化したものです。評価ベースの指数で、不動産の売買交渉から契約段階における売買が反映される指数で即時性が高い指数であるため、米国の商業用不動産の価格の推移を見る際に用いられています。

指数ウェイト

商業用不動産価格指数(CPPI)のウェイトは以下の通りです。

セクターウェイト
retail20.0%
office17.5%
apartment15.0%
health care15.0%
industrial10.0%
lodging7.5%
net lease5.0%
self-storage5.0%
manufactured home park2.5%
student housing2.5%
商業用不動産指数(CPPI)のウェイトの表

retailはmallが50%、strip retailが50%の割合になっています。

信用収縮(クレジットクランチ)の影響が出やすい商業用不動産の先行性

商業用不動産は、中小銀行の貸し出しの割合が非常に高いです。ただ、米国の主要株価指数金融関連企業は20%程度組み入れていますが、時価総額100億ドル未満の中小銀行の組み入れ割合はS&P500で1%程度、ナスダック100は0%ですので、中小銀行で破綻などがあっても金融市場への影響は少ないです。

しかし、信用収縮(クレジットクランチ)の局面では商業用不動産が一番最初に影響が出やすく、信用収縮から景気後退(リセッション)に陥りますので、その先行性も含めて注目されています。

  • 当ページは、米国の商業用不動産価格指数の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • 各指数・指標の解説
    米国商業用不動産価格指数(CPPI)とは
  • Source:グリーンストリートアドバイザーズ(Green Street Advisors)
  • 2007年8月を100として算出
  • All Property
  • Commercial Property Price Index(CPPI) historical data&chart
  • Commercial Property Price Index(CPPI)-moving average(6month,12month,24month,60month)