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潜在成長率(米国・アメリカ)

米国(アメリカ)の潜在成長率の概要

米国(アメリカ)の潜在成長率

CBO(米国議会予算局)公表の米国の潜在成長率の推移を掲載したページです。米国の潜在成長率の過去から現在、そしてCBOの将来予測の潜在成長率の推移が確認できます。米国の実質金利との比較チャートを掲載しています。

  • 当ページは、潜在成長率(米国・アメリカ)の推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • 各指数・指標の解説
    経済成長率・潜在成長率とは
  • Source:米議会予算局(CBO:Congressional Budget Office)
  • 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は上書きして掲載しています
  • Potential growth rate(us)-historical data&chart

潜在成長率の解説

潜在成長率の解説は、以下の日本の潜在成長率の推移を掲載したページにわかりやすく簡単に書いていますので参照してください。

潜在成長率(日本)
日本の潜在成長率のチャートと時系列です(速報)。過去から現在の推移を掲載。経済を過熱させない範囲内で達成できる経済成長率の上限、つまりGDPを生み出すために必要な供給能力を毎年どれだけ増やせるかを示す指標、経済成長率と比較して見ましょう。

当ページでは、CBO(米議会予算局)公表の米国の潜在成長率を掲載しています。CBOは議会に予算および経済情報を提供する米国政府の立法部門内の連邦機関で、米国の潜在成長率を見る場合、通常CBOのこのデータを見るのが一般的です。

潜在成長率は資本・生産性・労働力を目一杯利用して達成できる仮想の成長率ですが、CBOはその推計値を算出・公表し、過去から現在、そして将来の予測値を公表しています。当ページではそのデータのすべてを掲載しています。

ただし、潜在成長率は仮想の成長率であり、推計値や予測値は算出手法によって置き換わります。ゆえに、あくまで参考値で十分な幅を持って見る必要がある指標で、最新データは過去に遡って修正されることがあります。

米国の潜在成長率の公表日は、いつ?

米国の潜在成長率の公表は、年2回不定期に公表されます。概ね年前半と年央です(2月と7月ですが1カ月程度前後する場合があります)。当ページではその最新データを掲載しています。データ更新時は、当サイトの「お知らせ」のページ(トップページ)の”更新情報”の欄や公式X(ツイッター)等でお知らせします。

米国の名目GDPと実質GDPの推移はこちら

GDPは、実際のGDPである名目GDPや実質GDPと潜在的なGDP(潜在GDP)があります。潜在的なGDPとは、景気循環の影響を均したGDPで、その潜在的なGDP(実質GDP)の成長率が潜在成長率です。

実際の米国のGDPである「名目GDP」と「実質GDP」の推移は、以下のページで掲載しています(解説付き)。

名目GDPと名目GDP成長率(米国・アメリカ)
米国(アメリカ)の名目GDPと名目GDP成長率(伸び率)のチャートと時系列です(米商務省BEA経済分析局公表分)。最新データを速報で掲載。名目経済成長率を表す指標で計算方法などの解説も掲載。マネーストック(マネーサプライ)と比較して見よう。
実質GDPと実質GDP成長率(米国・アメリカ)
米国(アメリカ)の実質GDPと実質GDP成長率のチャートと時系列です(速報)。実質GDPとは、モノの量がどれだけ増えたかを示す指標です。実質GDP成長率は、米国の実質経済成長率を表します。わかりやすい解説も掲載。

米国の潜在GDPの推移は、以下のページで掲載しています(潜在GDPの解説付き)。

潜在GDP(米国・アメリカ)
米国(アメリカ)の潜在GDPのチャートと時系列です(速報)。CBO(米議会予算局)公表分。過去から現在、今後10年間の予測値を掲載。潜在GDPとは?潜在成長率との違いや需給ギャップとの関係などわかりやすい解説も掲載。

潜在成長率は、経済成長率と比較して見るのが一般的です。経済成長率とはGDPの伸び率です。その解説は、上記で紹介した日本の潜在成長率のページに記載していますので参照してください。

実質金利と潜在成長率

実質金利は、潜在成長率を反映する指標として捉えられています。ゆえに、米国の潜在成長率は米国の実質金利(10年)と比較して見ることも非常に多いです。

米国の実質金利の解説と推移は、以下のページで掲載しています。

実質金利(米国)
米国の実質金利(5年・7年・10年・20年・30年実質金利)のチャートと時系列です。名目金利(長期金利)や潜在成長率、自然利子率(Rスター)、株価との比較チャート、実質金利の移動平均線も掲載。米ドルの強弱やFRBの金融緩和度合いも計れる。計算式や水準など解説付。

実質金利と潜在成長率の差で米国の金融環境を見る

米国の潜在成長率と米国の実質金利の差を見ることで、米国の金融環境は金融緩和的か金融引き締め的かを見ることができます。

米国の実質金利が潜在成長率を下回っていれば米国の金融環境は緩和的であり、米国の実質金利が潜在成長率を上回っていれば米国の金融環境は引き締め的です。

FRBの利上げと実質金利・潜在成長率の関係

FRB(連邦準備制度理事会)が緩和的環境から引き締めに転じる場合、どの程度利上げするかは、実質金利を潜在成長率の水準にどの程度近づけるかが意識されやすいです。過去の傾向では、実質金利が上昇した場合、潜在成長率近辺まで上昇、あるいは潜在成長率を多少オーバーシュートする水準まで上昇する傾向があります。

米国の自然利子率の推移はこちら

中長期的に潜在成長率と類似するとされている自然利子率の推移と解説は、以下のページで掲載しています。

自然利子率(米国)
米国の自然利子率(Rスター)のチャートと時系列です。実質FF金利との比較チャートや実質中立金利も掲載。自然利子率とは?わかりやすく解説。中立金利との違いや金融緩和・金融引き締めの関係、見方も掲載。Laubach-Williamsモデルを掲載。

米国の需給ギャップの推移はこちら

米国(アメリカ)の需給ギャップ(GDPギャップ)の推移は、以下のページで掲載しています。

需給ギャップ(GDPギャップ)米国・アメリカ
CBO(米議会予算局)公表の米国の需給ギャップ(GDPギャップ)のチャートと時系列です。過去から現在、今後10年間の予測値の推移を掲載。米国の需要が強いのか弱いのかがわかり、インフレ時にコストプッシュ型かデマンドプル型かを見る際にも注目されます。

チャート(潜在成長率・米国)

米国の潜在成長率のチャート(実質金利との比較チャート)

米国(アメリカ)の潜在成長率のチャート
  • 拡大表示はこちら
  • 単位:%
  • Chart [real Potential gdp(us)]
  • 米国の実質金利(10年物価連動国債)との比較チャートにしています(2003年分から掲載)。実質金利は年平均の値を掲載しています。10年物価連動国債(インフレ連動国債)の解説と推移は、以下のページで掲載していますので参照してください。
10年物価連動国債(インフレ連動国債)利回り・米国
米国(アメリカ)の10年物価連動国債(インフレ連動国債)利回りのチャートと時系列です。物価連動国債利回りは実質金利の指標。名目金利(長期金利)との比較チャートも掲載。期待インフレ率(ブレークイーブンインフレ率)との関係や計算式等の解説付き。

時系列(historical data)

CBOが公表している将来の潜在成長率の予測値も掲載しています。時系列データは、CBO公表とともに最新データに置き換わります。

潜在成長率(米国)
2034年1.8%
2033年1.9%
2032年1.9%
2031年2.0%
2030年2.0%
2029年2.1%
2028年2.1%
2027年2.2%
2026年2.2%
2025年2.2%
2024年2.2%
2023年2.2%
2022年2.0%
2021年1.9%
2020年2.0%
2019年2.1%
2018年2.0%
2017年1.8%
2016年1.9%
2015年1.9%
2014年1.9%
2013年1.8%
2012年1.8%
2011年1.6%
2010年1.4%
2009年1.6%
2008年2.0%
2007年2.0%
2006年2.3%
2005年2.5%
2004年2.6%
2003年2.5%
2002年2.8%
2001年3.6%
2000年4.4%
米国(アメリカ)の潜在成長率の時系列データ(ヒストリカルデータ)
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