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自己資本比率(プライム・スタンダード・グロース)

日本の東証プライム市場・スタンダード市場・グロース市場の自己資本比率の推移です。

プライム市場とスタンダード市場とグロース市場の自己資本比率

AIによる自己資本比率(新市場)の重要度評価

3.9

プライム市場は財務基盤の安定性が重視される企業が多いため、自己資本比率の重要性は高い。投資家はリスク管理の観点で自己資本比率を注視し、長期的な安定成長を評価する指標として役立つ。ただし、他の指標(ROEやPERなど)の方が投資判断において優先される場合が多い。
スタンダード市場は成長性と安定性の中間に位置しており、自己資本比率は適度に重要だが、事業拡大で借入を増やす成長企業も多いため、自己資本比率の低さが必ずしもリスクと直結しない。
グロース市場は成長性が最優先されるため、自己資本比率の評価は相対的に低い。自己資本比率が低い場合でも、事業拡大のための積極的な資金調達が許容される傾向がある。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート(プライム市場の自己資本比率)

全産業(プライム)の自己資本比率のチャート

プライム市場の自己資本比率(株主資本比率)のチャート

製造業(プライム)の自己資本比率のチャート

プライム市場の製造業の自己資本比率

非製造業(プライム)の自己資本比率のチャート

プライム市場のサービス業の自己資本比率のチャート
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  • Chart [equity ratio(Prime Market-Non Financial)]
  • Chart [equity ratio(Prime Market-Manufacturing)]
  • Chart [equity ratio(Prime Market-Non Manufacturing)]

チャート(スタンダード市場の自己資本比率)

全産業(スタンダード)自己資本比率のチャート

スタンダード市場の自己資本比率のチャート

製造業(スタンダード)自己資本比率のチャート

スタンダード市場の製造業の自己資本比率のチャート

非製造業(スタンダード)自己資本比率のチャート

スタンダード市場の非製造業の自己資本比率のチャート
  • Chart [equity ratio(Standard Market-Non Financial)]
  • Chart [equity ratio(Standard Market-Manufacturing)]
  • Chart [equity ratio(Standard Market-Non Manufacturing)]

チャート(グロース市場の自己資本比率)

全産業(グロース)自己資本比率のチャート

グロース市場の自己資本比率のチャート

製造業(グロース)自己資本比率のチャート

グロース市場の製造業の自己資本比率のチャート

非製造業(グロース)自己資本比率のチャート

グロース市場の非製造業の自己資本比率のチャート
  • Chart [equity ratio(Growth Market-Non Financial)]
  • Chart [equity ratio(Growth Market-Manufacturing)]
  • Chart [equity ratio(Growth Market-Non Manufacturing)]

日本と米国のその他の自己資本比率の推移はこちら

その他の自己資本比率の推移は、以下のページで掲載しています。

[最新データ] プライム・スタンダード・グロースの自己資本比率の時系列(historical data)

  • 単位:%
  • 前期は当期の集計対象会社について遡及集計した前期の数値であり、前期集計時の当期の数値とは異なります。

プライム市場の自己資本比率の時系列データ

決算期全産業
当期
全産業
前期
製造業
当期
製造業
前期
非製造業
当期
非製造業
前期
2024年3月期33.2631.6746.7045.7123.5622.12
2023年3月期31.7630.8245.6844.9822.2121.44
プライムの自己資本比率の時系列データ(ヒストリカルデータ)

スタンダード市場の自己資本比率の時系列データ

決算期全産業
当期
全産業
前期
製造業
当期
製造業
前期
非製造業
当期
非製造業
前期
2024年3月期52.7051.7956.3455.1048.7748.21
2023年3月期52.7852.3057.5057.4047.5346.71
スタンダードの自己資本比率の時系列データ(ヒストリカルデータ)

グロース市場の自己資本比率の時系列データ

決算期全産業
当期
全産業
前期
製造業
当期
製造業
前期
非製造業
当期
非製造業
前期
2024年3月期44.7748.0961.2064.2741.9944.86
2023年3月期55.1357.7262.4665.9550.7255.36
グロースの自己資本比率の時系列データ(ヒストリカルデータ)

プライム・スタンダード・グロース市場の自己資本比率の解説

自己資本比率とは?わかりやすく簡単に解説

自己資本比率(読み方:じこしほんひりつ)とは、総資本(企業の資産の合計)に対する自己資本(純資産)の割合です。企業の安全性・健全性を測るための最もポピュラーな指標です。

自己資本比率の計算式

自己資本比率の計算式は以下の通りです。

自己資本比率=自己資本(純資産)÷総資本×100

自己資本比率で何がわかる?

自己資本比率は、その企業が持つ資金がどれぐらいあるかを示した指標です。企業の財務の健全性を示しており、その数値が高いほど負債(借金)が少なく健全で優良な企業として見られます。

「負債」は、いずれ返す必要があるお金です。

一方、「自己資本」は、返さなくてもいいお金です。

返さなくてもいいお金をたくさん持っている方が安全性が高いと判断されますので、自己資本比率は高い方がいいです。通常、毎年高収益の企業で投資家から評価されている企業の自己資本比率は高いです。

「自己資本」は、株主から調達したお金と利益剰余金です。利益剰余金は、企業のこれまでの利益の積み重ね額ですので、自己資本比率が高いということは長期的に利益を積み重ねてきたということでもあります。つまり、自己資本比率が高い企業は高収益企業ということでもあります。

自己資本をたくさん持っていれば、企業が大きな投資をする場合に借金をせずに自己資本でまかなえますので、負債コストがかからず経常利益にとってプラス、となります。

自己資本がマイナス?その意味

自己資本が少なく赤字続きの企業は自己資本がマイナスになります。そのままでは倒産してしまいますが、キャッシュが入ってきて返すべきお金を返していればやっていける状態です。これを債務超過といいますが、今後しっかり利益をだしていくか増資する必要があり、いずれ返すべきお金が支払えなくなる可能性が高くなりますので、危険性が高いと判断されます。

自己資本比率の集計概要

当ページの自己資本比率は、プライム市場・スタンダード市場・グロース市場の全産業(製造業と非製造業)と製造業と非製造業別の自己資本比率の推移を掲載しています。

それぞれ3月末時点の上場内国会社のうち、変則決算の会社および新規上場会社などは集計対象から除かれています。全産業は金融業が除かれて集計されています。

連結ベースの集計で、連結決算を行っていない会社は決算短信の単独の数値が用いられていますが、単独の数値を公表していない会社が多いため、2014年分から単独だけの集計はなされず、連結ベースの集計のみとなっています(参照「連結決算とは(単独決算との違い)」)。

製造業

  • 食料品
  • 繊維
  • パルプ・紙
  • 化学
  • 医薬品
  • 石油・石炭
  • ゴム製品
  • ガラス・土石
  • 鉄鋼
  • 非鉄金属
  • 金属
  • 機械
  • 電気機器
  • 輸送用機器
  • 精密機器
  • その他製品

非製造業

  • 水産・農林
  • 鉱業
  • 建設業
  • 電気・ガス
  • 陸運業
  • 海運業
  • 空運業
  • 倉庫・運輸関連
  • 情報通信
  • 卸売
  • 小売
  • 不動産
  • サービス業
  • 当ページは、日本の東証プライム市場・スタンダード市場・グロース市場それぞれの全産業・製造業・非製造業別の自己資本比率の推移(チャートと時系列)を掲載したページです
  • 各指数・指標の解説
    自己資本比率とは
  • Source:JPX(Japan Exchange Group, Inc.:日本取引所グループ)/TSE(Tokyo Stock Exchange,Inc.:東京証券取引所)
  • equity ratio(JAPAN Prime Market,Standard Market,Growth Market) historical data&chart