ユーロインデックスの概要
ユーロインデックスは、ユーロの総合的な価値を示した指数です。ユーロインデックスを見れば、ユーロが強いのか弱いのかがわかります。上昇でユーロが強い・下落でユーロが弱いことを示します。
- 当ページは、ユーロインデックス(ユーロ指数)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「ユーロインデックス(ユーロ指数)とは」 - Euro Index historical data&chart
ユーロとは?
ユーロ(EURO)とは、EU(欧州連合)の単一通貨です。EUにおける経済通貨同盟で用いられている通貨です。EU加盟国のすべては経済通貨統合(複数の国が単一通貨を共有する)に参加しており、EU加盟国がユーロを導入するには3つの段階がありますが、EU加盟国のうち第3段階に至っている国がユーロを導入しています。欧州では25の国でユーロが使用されており、うち19カ国がEU加盟国です。一方、第3段階のを受け入れていない英国(イギリス)、デンマーク、スウェーデンはユーロを導入しておらず、自国通貨を使用しています(英国は2020年1月31日にEUから離脱しました)。ユーロは、準備通貨として米ドルに次ぐ通貨となっており、外国為替市場において対ドルは最も取引量の多い通貨ペアとなっています。
ユーロインデックスとは?(わかりやすく簡単に解説)
ユーロインデックスとは、「ユーロ指数」とも呼ばれる、主要国通貨(米ドルや円、ポンドなど)に対するユーロの総合的な価値を指数化したものです。為替は異なる通貨を交換することですので、為替相場を見る場合は「ユーロ/円」「ユーロ/ドル」などの通貨ペアを見ますが、ユーロインデックスは、ユーロそのものの価値を示した指数であるため、ユーロインデックスを見ればユーロの国際的な価値を見ることができます。
ユーロインデックスの構成通貨
- 米ドル
- ポンド
- 日本円
- スイスフラン
- ノルウェークローネ
- スウェーデンクローナ
ユーロインデックス(ユーロ指数)の上昇と低下の見方(ユーロ買い・ユーロ売り)
ユーロ高・ユーロ安の要因
ユーロ高(ユーロの価値が高まる)の要因は様々あります。一例を挙げておくと、ユーロ圏の政治や経済が安定していたり、ユーロ圏の金利が魅力的である場合に高まりやすいです。ユーロが欲しいと思う人が増えればユーロの価値が高まります。一方で、ユーロ圏の政治や経済が不安定で、ユーロの金利が魅力的でない場合はユーロの価値が低下しやすいです。ユーロが欲しいと思う人が減ればユーロの価値が低下します。為替は、基本は通貨ペア同士の金利の交換ですので、金利動向が最も重要です。
このユーロの価値が高まっているのか低下しているのか、ひと目でわかるのがユーロインデックス(ユーロ指数)です。ユーロインデックスが上昇していれば、他通貨に対して相対的にユーロの価値が高まっており、ユーロインデックスが低下していれば、他通貨に対して相対的にユーロの価値が低下しています。
チャート(ユーロインデックス)
ユーロインデックスのリアルタイムチャート(自動更新)
- リアルタイムチャートは、上部のツールバーで1分足・5分足・15分足・30分足・45分足・1時間足・2時間足・4時間足・5時間足・日足・週足・月足に変更することができます。また、ローソク足やバーチャートにも変更でき、移動平均線をはじめとした各種インジケーターもご利用いただけます。
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[日次] ユーロインデックスのチャート
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- Chart [Euro Index-Daily]
[日次] ユーロドルとユーロインデックスの比較チャート
- Chart [Euro Index and EUR/USD-Daily]
ユーロインデックスとECBのバランスシートの推移はこちら
ユーロインデックスとECBのバランスシートの比較チャートは、以下のページに掲載しています。
最新データ|ユーロインデックスの時系列(historical data)
日付 | ユーロ インデックス | 前日比 |
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