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グローバル製造業PMIは、英調査会社IHSマークイット(Markit)が公表している、世界の製造業の景況感(センチメント)を示した指標です。世界の製造業の景気状況を示しています。
PMI(購買担当者景気指数)とは、購買担当者に景況感をアンケート調査して、受注や受注残、生産や雇用、価格や購買数量などの指数の一定のウェイトをかけて指数化したものです。購買担当者は、需要や取引先の動向を見極めて仕入れを行うため、今後の景況感を敏感に反映しやすいとされており、マクロ指標の先行指標として将来の景気を占う経済指標として用いられています。
PMIは、50を景況感の分岐点としており、50を上回れば景況感が良い、50を下回れば景況感が悪いという見方をする指標です。グローバル製造業PMIは、50を上回れば世界的に景気拡大感が強まりリスクオンになりやすい、50を下回れば世界的に景気減速感が強まってリスクオフになりやすいことを示します。
また、グローバル製造業PMIがピークから下降が続いている過程では世界の景況感への懸念から株価は下がりやすくなる傾向があり、逆にグローバル製造業PMIがボトムをつけて上昇する過程では世界の景況感の改善が期待される傾向があります。グローバル製造業PMIは、リーマンショック後に35を割ったことがあります。
グローバル製造業PMIの動向は、日本株(日本企業)への影響も大きい傾向があります。グローバル製造業PMIが概ね52を超えてくれば、日本の企業業績予想で上方修正が多くなるのが経験則として知られています。ゆえに、それに伴って株価も堅調になりやすい傾向があります。
製造業は世界の景気循環の起点となりやすい傾向があります。個人消費より変動が大きく、サービス業とは違って貿易を通じて世界の経済活動と連動しやすいためです。グローバル製造業PMIの景況感が貿易量の上下に影響しやすい傾向があります。 また、グローバル製造業PMIは、世界の実質GDPに先行しやすい傾向もあります。
年月 | グローバル製造業PMI |
2021年1月 | 53.5 |
2020年12月 | 53.8 |
2020年11月 | 53.8 |
2020年10月 | 53.0 |
2020年9月 | 52.5 |
2020年8月 | 51.8 |
2020年7月 | 50.6 |
2020年6月 | 47.9 |
2020年5月 | 42.4 |
2020年4月 | 39.6 |
2020年3月 | 47.3 |
2020年2月 | 47.1 |
2020年1月 | 50.4 |
2019年12月 | 50.1 |
2019年11月 | 50.3 |
2019年10月 | 49.8 |
2019年9月 | 49.7 |
2019年8月 | 49.5 |
2019年7月 | 49.3 |
2019年6月 | 49.4 |
2019年5月 | 49.8 |
2019年4月 | 50.4 |
2019年3月 | 50.5 |
2019年2月 | 50.6 |
2019年1月 | 50.8 |
2018年12月 | 51.4 |
2018年11月 | 52.0 |
2018年10月 | 52.0 |
2018年9月 | 52.2 |
2018年8月 | 52.6 |
2018年7月 | 52.8 |
2018年6月 | 53.0 |
2018年5月 | 53.1 |
2018年4月 | 53.5 |
2018年3月 | 53.4 |
2018年2月 | 54.2 |
2018年1月 | 54.4 |
2017年12月 | 54.5 |
2017年11月 | 54.0 |
2017年10月 | 53.5 |
2017年9月 | 53.2 |
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