

AIによる日本TOPIXグロース/バリュー相対株価の重要度評価
グロース/バリュー相対株価は、市場の“投資スタイル優位”を最も端的に示す指標。グロース vs バリューという市場の根源的な資金配分構造を一発で把握できる。「何が買われているか」を明確に可視化する。長期トレンドの安定性が高く、セクター指数よりノイズが少ない。景気循環・金融環境(低金利/引き締め)との相関も高く、スタイルローテーション判断に有効。グロース集中・バリュー集中の過熱や転換点の兆候 を捉えやすい。
一方、単独では売買シグナルとして弱く、明確な「売り・買い」の水準が存在しない。トレンド転換の初動は遅れがちである。また、実質的に「金利×リスク選好度」の代理指標になりやすいため、金利環境が急変すると説明力が落ちる場面がある。「相場の“空気”を読むには一級品」だが、単体判断は限界があるため、売買判断には金利(長期金利・実質金利)やTOPIXセクター指数と併用すべきである。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(日本TOPIXグロース/バリュー相対株価)
基本レンジ:0.99~1.28|平均値:1.13
(日次)日本TOPIXグロース/バリュー相対株価(グロース/バリュー比率)のチャート
日本TOPIXグロース/バリュー相対株価(グロース/バリュー比率)の推移を示したチャートです。
(月次)日本TOPIXグロース/バリュー相対株価(グロース/バリュー比率)の長期チャート
日本TOPIXグロース/バリュー相対株価(グロース/バリュー比率)の長期の推移を示したチャートです。
日本TOPIXグロース/バリュー相対株価を表示中
Chart [TOPIX Growth/Value relative valuation(JAPAN)]
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- チャートは、2009年から現在までの日本TOPIXグロース/バリュー相対株価のデータから算出した平均値と基本レンジ(標準偏差±1σ)に点線を引いています(平均値や基本レンジは毎月初データ更新)。
- 月次チャートは月末値を反映。
チャート(TOPIXグロース指数)
(日次)TOPIXグロース指数のチャート
TOPIXグロース指数の推移を示したチャートです。
(月次)TOPIXグロース指数の長期チャート
TOPIXグロース指数の長期の推移を示したチャートです。
TOPIXグロース指数を表示中
Chart [TOPIX Growth Index]
チャート(TOPIXバリュー指数)
(日次)TOPIXバリュー指数のチャート
TOPIXバリュー指数の推移を示したチャートです。
(月次)TOPIXバリュー指数の長期チャート
TOPIXバリュー指数の長期の推移を示したチャートです。
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Chart [TOPIX Value Index]
関連指標
米国S&Pグロース/バリュー相対株価
日本TOPIXグロース/バリュー相対株価は日本のグロース/バリュー相対株価ですが、米国のグロース/バリュー相対株価である「米国S&Pグロース/バリュー相対株価」は、以下のページで掲載しています。
[速報] 最新データ|日本TOPIXグロース/バリュー相対株価の時系列(historical data)
| 日付 | 日本TOPIXグロース/バリュー相対株価 |
|---|
日本TOPIXグロース/バリュー相対株価の解説
日本TOPIXグロース/バリュー相対株価とは?
日本TOPIXグロース/バリュー相対株価とは、TOPIXグロース指数とTOPIXバリュー指数の比率(相対株価)を指します(以下「TOPIXグロース/バリュー相対株価」)。
この値が 1より大きいほどグロース株が優位、1より小さいほどバリュー株が優位 であることを示します。
- TOPIXグロース指数:成長株スタイルの株価指数
- TOPIXバリュー指数:割安株スタイルの株価指数
いずれも東証がPBRやPERなどの指標を基に分類したスタイル指数 です。
指数の基本と算出方法
東証のTOPIXスタイルインデックスシリーズでは、TOPIX構成銘柄をPBRなどの基準で成長(グロース)と割安(バリュー)に区分しています。
- グロース:将来の成長が期待され、株価が相対的に高い銘柄
- バリュー:企業価値から見て割安な銘柄
この区分により、格差が指数化されて比較可能になります。
トレンドの見方(チャート・比率分析)
TOPIXグロース/バリュー相対株価の基本的なチャートの見方:
比率が上昇している局面
- グロース株の価格上昇がバリュー株より強い
- 投資家が成長期待株に資金をシフト
→ グロース優位の相場
比率が下降している局面
- バリュー株の上昇が相対的に強い
- 景気回復・金利上昇・景気循環株優位
→ バリュー優位の相場
水準・目安の読み方(目安ライン)
| 相対株価水準 | 意味 |
|---|---|
| >1.0 | グロース優位:成長株が市場で相対的に強い |
| ≈1.0 | 中立:グロース・バリュー同等 |
| <1.0 | バリュー優位:割安株の方が相対的に強い |
ボラティリティとの関連性:比率の振れ幅と期間によってトレンド強弱の解釈が変わります。
短期的な振れはノイズ、それを越えるトレンドはトレンド判断に使えます。
長期的にほぼ1倍以上で推移する要因
当ページで掲載しているTOPIXグロース/バリュー相対株価の長期チャートを見ていただければ、長期的に1倍以上(グロース優位)で推移している傾向が観察できます。これは以下の要因が関係します:
①低金利・金融緩和環境
長期にわたる日銀の超低金利・量的緩和政策は、将来成長を重視するグロース株にとって有利な環境(割引率の低さが成長期待株の評価を押し上げる)。※一般的なファクター理論より
②成長企業の利益拡大トレンド
テクノロジー・高ROE(自己資本利益率)企業の成長への期待が強く、グロース指数の累積リターンが中長期でバリュー指数を上回る傾向が観察されています。
③市場参加者の需給・資金フロー
「グロース株へ資金が流入しやすいマーケットセンチメント」「国際投資家のリスク選好環境」これらが、相対株価を押し上げる構造的な背景になっています。
なぜ長期で1倍以上になるのか?背景解説
成長重視の投資潮流
過去数十年、世界的に成長株市場が相対的に評価される環境が続いたことが背景です。これは日本だけでなく米国市場でもグロース優位傾向が指摘されています(グロース指数長期優位)。
※一般論としてグロースが長期リターンで勝るケースは、経済成長率・収益性が高い銘柄群への資金流入が背景です。
景気サイクルとの関係
- 金利が低く安定したレンジ → 成長期待が重視される
- 景気刺激・企業収益の改善局面 → 割安株の巻き返し
このサイクルが、グロース優位とバリュー優位の交互パターンを形成しつつも累積リターンではグロース優位を維持している事情があります。
投資戦略上の活用例
スタイルローテーション戦略
- 相対株価が高値圏から下降トレンドに転換 → バリュー株を相対的に重視
- 比率が上昇トレンドへ復帰 → グロース株を重視
このような相場観でスタイル配分を調整するのが定石です。
- 当ページは、日本TOPIXグロース/バリュー相対株価の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- Source:JPX(Japan Exchange Group, Inc.:日本取引所グループ)・株式マーケットデータ
- TOPIX Growth/Value relative valuation(JAPAN) historical data&chart
