人民元インデックスの概要
人民元インデックスは、相対的な中国人民元の実力を測るための指数です。人民元インデックスを見れば、人民元が強いのか弱いのかがわかります。上昇で人民元が強い(人民元高)・下落で人民元が弱い(人民元安)ことを示します。人民元インデックスとドル/人民元の比較チャートも掲載しています。
- 当ページは、人民元インデックス(人民元指数)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- Source:CFETS(China Foreign Exchange Trade System)
- 毎週末に前週分公表。
- 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は上書きして掲載しています。
- CFETS RMB INDEX historical data&chart
人民元インデックスとは?(人民元指数とは?)
人民元インデックス(読み方:じんみんげんいんでっくす|英語:CFETS RMB INDEX)とは、「人民元指数(じんみんげんしすう)」とも呼ばれる、特定の2通貨間の為替レートでは捉えられない複数の主要通貨に対する相対的な人民元の実力を測るための指数です。具体的には、対象となる全ての通貨と人民元との間の2通貨間為替レートを貿易に基づいてウェイト付けして集計・算出された指数です。複数の主要通貨に対する人民元の相対的な価値を示す指標で、世界における人民元の価値を示します。
CFETS RMB Indexとは?
当ページでは、「CFETS RMB Index」という人民元インデックス(人民元指数)の推移を掲載しています。
CFETS RMB Indexとは、中国人民銀行(中国の中央銀行)傘下の外為市場運営機関である中国外国為替取引システム「CFETS(China Foreign Exchange Trade System)」が算出・公表している人民元指数です。これは、CFETSが採用している通貨バスケットの構成通貨(以下に記載)を貿易ウェイトづけして算出される人民元の強弱を測るための指数(CFSCNYI)です。通貨バスケットを構成している通貨の値は、日次のCNYの中央値(CNYセントラルパリティレート)およびCNYの参照レートが用いられており、基準日2014年12月31日を100として算出されています。
BIS通貨バスケット人民元インデックスとSDR通貨バスケット人民元インデックス
CFETS RMB Indexと同時に、BIS(国際決済銀行)の通貨バスケットで算出される「BIS通貨バスケット人民元インデックス」や、SDR(特別引出権)の通貨バスケットで算出される「SDR通貨バスケット(人民元インデックス)」も算出・公表されます。どれもほぼ同等の動きをしますのでどれを見てもよいのですが、中国当局が重視している人民元指数は、中国人民銀行傘下のCFETSが公表しているCFETS RMB Indexですので、当ページではその推移を掲載しています。
人民元インデックスの構成通貨
- 米ドル(USD)
- ユーロ(EUR)
- 日本円(JPY)
- 香港ドル(HKD)
- 英ポンド(GBP)
- 豪ドル(AUD)
- ニュージーランドドル(NZD)
- シンガポールドル(SGD)
- スイスフラン(CHF)
- カナダドル(CAD)
- マレーシアリンギット(MYR)
- ロシアルーブル(RUB)
- 南アフリカランド(ZAR)
- 韓国ウォン(KRW)
- UAEディルハム(AED)
- サウジアラビアリヤル(SAR)
- ハンガリーフォリント(HUF)
- ポーランドズロチ(PLN)
- デンマーククローネ(DKK)
- スウェーデンクローナ(SEK)
- ノルウェークローネ(NOK)
- トルコリラ(TRY)
- メキシコペソ(MXN)
- タイバーツ(THB)
人民元インデックスの上昇と低下の見方(人民元高・人民元安・人民元買い・人民元売り)
チャート(人民元インデックス)
[週次] 人民元インデックス(人民元指数)のチャート
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- Chart [CFETS RMB INDEX-Weekly]
[週次] 人民元インデックス(人民元指数)とドル人民元のチャート
- Chart [CFETS RMB INDEX,USD/CNY-Weekly]
最新データ|人民元インデックスの時系列(historical data)
日付 | 人民元 インデックス | 前日比 |
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