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大混乱!国際物流の要・コンテナ市況を見る

追加指標

ページ紹介

当サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで「コンテナ運賃指数(CCFI)」の掲載を開始しました。

コンテナ運賃指数
世界の主要な海運22社のコンテナ運賃に基づいて算出されるコンテナ運賃指数(中国輸出コンテナ運賃指数)のチャートと時系列です。航路別指数も掲載。バルチック海運指数に次ぐ世界第2位の貨物指数、国際物流の要のコンテナ市況を表す指数です。解説付き。

「コンテナ運賃指数(CCFI)」のページは、

コンテナ指数のページ紹介

メニューの「商品市場」のページにあります。

中国輸出コンテナ運賃指数

コンテナ運賃指数というタイトルですが、これは「中国輸出コンテナ運賃指数」のことを指しています。一般的にこれをコンテナ運賃指数と言いますので、わかりやすいようにしています。

このコンテナ運賃指数は、バルチック海運指数に次ぐ影響力のある世界第2位の貨物指数です(公表元の上海航運交易所はそうアナウンスしています)。主要海運22社のコンテナ運賃を基に算出している指数で、国際物流の要であるコンテナ市況を示す指数となっています。

通常は800-1000ポイント程度で推移しますが最近3000ポイント以上まで暴騰し、例年10-12月期に下がりやすい指数ですが、先んじてインフレを示唆していたことから現在注目が集まっています。来年2月頃までは下がる要因がないとの見通しが多くなってますね。

現在、米国の物流は大混乱状態、トラックや鉄道の人手不足で港にコンテナを運んでも各工場や店舗に輸送できない、工場や店舗も人手不足で荷物が来ても仕分けできない、よってコンテナが港に戻ってこないので船が出港できず、港はコンテナ船が大渋滞しているという状況になっています。米国はコロナから経済が急回復したものの、物流の需要に対して雇用が戻っておらず、賃金を引き上げるなどして人手を増やそうとしていますが、それでコストが上がりますのでインフレは長期化するとの見方が多くなっています。バイデン大統領は港を24時間操業にしたりしていますが、港から運搬するトラックなどの人手がコロナで減った後に戻ってないので、賃金高と物価高、消費者物価指数にもその影響が出ています。

消費者物価指数(CPI・米国)
米国の消費者物価指数(CPI)のチャートと時系列です。過去データ全て掲載。住居費・帰属家賃・賃貸料のCPIの推移も掲載。FRBの金融政策に影響するため注目度が非常に高い。インフレ・デフレ・ドル買い(ドル高)・ドル売り(ドル安)、原油との関係の解説も。

消費者物価指数が急上昇していますので、これがさらに伸びるのか、伸びれば利上げ観測前倒しという所です。FRBはインフレの見通しを完全にミスってましたし、中央銀行を信じ切っているような相場になってますが、中央銀行の歴史は間違ってきた歴史でもありますので、信じ込まないという前提で相場を見た方がいいとは思います。

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