[お知らせ] 「CME日経平均先物の投機筋ポジション」の掲載開始!
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本当の期待インフレ率はどれだ?FRBの共通インフレ期待指数の掲載開始!

追加指標

ページ紹介

当サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで、CIE(共通インフレ期待指数)の掲載を開始しました。

CIE(共通インフレ期待指数)
FRBが開発したPCEベースの共通インフレ期待指数(Common Inflation Expectations)のチャートと時系列です。過去から現在の共通インフレ期待指数の動きがわかります。用いられている指標の一覧や期待インフレ率との違い、特徴の解説も掲載。

「CIE(共通インフレ期待指数)」のページは、

メニュー米国市場

共通インフレ期待指数のページ紹介

メニューの「米国市場」のページ内にある「債券・金利(米国)」の欄にあります。

共通インフレ期待指数

市場で最もよく見られている米国の期待インフレ率は以下のページで掲載していますが、

期待インフレ率(BEI・米国)
米国(アメリカ)の期待インフレ率(BEI・ブレークイーブンインフレ率)のチャートと時系列です。10年期待インフレ率と5年期待インフレ率、5年先5年期待インフレ率、ミシガン大学の期待インフレ率(1年先・5年先)を掲載。長期金利と実質金利の関係や計算式も掲載。

この期待インフレ率は、簡単に言うと「債券市場から見た期待インフレ率」です。この期待インフレ率が市場では基準になっていますが、解説の欄で書いている通り、この期待インフレ率は原油価格との連動性がかなり高いです。また、極端な一時的イベントにも振らされやすいので「これは本当の期待インフレ率なのか?」という議論が昔からありました。

そこで去年、FRBが期待インフレ率の指標として公表を始めたのが今回掲載を開始した「CIE(共通インフレ期待指数)」です。21のインフレ期待を示す指標を加重平均して算出されている指数となっています。内容は「CIE(共通インフレ期待指数)」のページに記載していますので参考にしてください。長期のインフレ期待の変化を研究することに焦点が充てられている指数ですので、原油価格や一時的イベントには振らされないような設計になっています。長期的に見れば、通常見る期待インフレ率と基調は同じになる傾向がありますが、ほぼほぼ振らされない傾向があります。

現在、期待インフレ率が先月末から2.3-2.5%程度まで上がっている一方、共通インフレ期待指数は2%そこそこです。これまでインフレを引っ張ってきたのは製造・サービスの特定分野だけですので、来年にそれらが下がるのかなぁと思うと共通インフレ期待指数の数値が妥当かなぁとは思います。景気が良すぎてインフレになっているわけでもないですし。一応FRBは、インフレは長期視点が大事で、共通インフレ期待指数は長期のインフレ期待をうまくとらえてるとしています。ただ、各指標の細かなデータはキャプチャできないともしています。

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