
米国(アメリカ)のS&P500の売上高と売上高伸び率の推移を掲載しています。売上高は企業収益のトップライン!売上高伸び率は成長性を示す指標です。売上高は企業規模も示しますので、企業規模が伸びているか伸び悩んでいるかがわかります。当ページで米国株(S&P500)の売上が上がっているか下がっているかを見てから、利益はどうか?の営業利益率を見るようにしましょう!

AIによるS&P500の売上高と売上高伸び率の重要度評価
売上高は企業全体の収益力を測る基本指標、特に経済全体の健康状態を示す上で重要。S&P500の売上高の合計は、米国経済の広範なセクターの活動量を反映している。売上高は景気循環の影響を直接受けるため、経済の拡大期や収縮期を判断する材料となる。ただし、利益率やコスト構造を無視しているため、単体では企業や市場の収益性を正確に測れない。
売上高伸び率は企業や市場全体の成長スピードを測る上で最も重要な指標の一つ。継続的な売上高の成長は、消費や企業活動の増加を示唆し、経済全体の好調を裏付ける材料となる。高い成長率は投資家の期待を高め、株価上昇の原動力となる可能性がある。一方で、減速が確認されればネガティブな影響を与える。S&P500全体の成長を理解するために売上高伸び率はより重要であり、投資判断や経済分析において優先的に見るべき指標。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート(S&P500の売上高と売上高伸び率)
[四半期] S&P500の売上高のチャート

[四半期] S&P500の売上高伸び率のチャート

- Chart [S&P500(SPX) Sales per Share-Quartely]
S&P500の営業利益率と純利益も見よう!
企業の成長性を見る場合、まずは売上高伸び率を見るのが一般的ですが、次に見るのはやはり利益です。売上高が伸びているかをチェックした後は、利益がついてきているか営業利益率を見ましょう。また、売上高は企業収益のトップラインです。ボトムラインは当期純利益です。売上高を見る場合、通常はボトムラインの当期純利益も一緒に見ます。S&P500の営業利益率と当期純利益は、以下のページで掲載しています。
S&P500のその他の指標はこちら
S&P500のPERや配当利回り、PBRは以下のページで推移を掲載しています。
[最新データ] S&P500の売上高と売上高伸び率の時系列(historical data)
単位:USD・%
日付 | 売上高(S&P500) | 売上高伸び率(S&P500) |
---|---|---|
2024.12.31 | 1,970.60 | +0.94% |
2024.09.30 | 1,952.21 | +1.71% |
2024.06.30 | 1,919.38 | +1.40% |
2024.03.31 | 1,892.81 | +1.10% |
2023.12.31 | 1,872.30 | +1.56% |
2023.09.30 | 1,843.94 | +1.22% |
2023.06.30 | 1,821.35 | +1.72% |
2023.03.31 | 1,790.60 | +2.15% |
2022.12.31 | 1,752.90 | +2.23% |
2022.09.30 | 1,714.63 | +3.08% |
2022.06.30 | 1,663.36 | +2.90% |
2022.03.31 | 1,616.48 | +3.17% |
売上高の解説
売上高とは?
売上高(読み方:うりあげだか|英語:sales)とは、定款に記載された事業目的から得られた収益です。本業以外の活動から得た収益は含まれません。つまり、売上高は企業が顧客にモノやサービスを提供した総額です。
売上高は企業収益のトップライン!株価への影響は?
売上高は企業収益のトップラインです。ゆえに、売上高は毎期伸びていることが望ましく、これが伸びていないと株価は通常は伸びにくいです。売上高が減っているのに利益(当期純利益)が上がっている場合を「減収増益」と言いますが、これはリストラや資産売却で利益を上げている可能性が高いので、利益が増えていても株価は評価しにくいです。株価は売上も利益も増えている状況が最も好感しやすいです。一方、株価は将来を織り込んで推移しますので、売上高も来期の売上高予想が大切です(当ページではS&P社が公表しているS&P500銘柄の決算の過去分の1株あたり売上高を掲載しています。これは予想値ではありません)。
売上高は伸び率が大切!
売上高は伸び率も重視されます。これを「売上高伸び率」といい、前期の売上高に対する当期の売上高の伸び率ですが、この売上高伸び率は成長性を見る指標として最もポピュラーな指標です。
売上高伸び率の見方
企業の成長性を見る場合、利益を見ることも大切ですが、まず売上高伸び率を見るのが一般的です。売上高伸び率は、数値が高ければそれだけ売上が伸びていることを示します。売上高は企業の”規模”も示しますので、企業の規模が拡大していることも示します。一方、売上高伸び率が低ければ、規模が伸び悩んでいることを示します。
- 当ページは、S&P500の1株当たり売上高と売上高伸び率の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「売上高とは・売上高伸び率とは」
「S&P500とは(S&P500種株価指数)」 - Source:S&P Dow Jones Indices
- 公表:四半期ごと・季節調整なし
- S&P500の1株当たり売上高(TTM)
- TTM:Telegraphic Transfer Middle Rate(仲値)
- 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は改定値を上書きして掲載しています。
- S&P500(SPX) Sales per Share historical data&chart