VXDの最新データを速報で掲載しています。
VXDは、NYダウ版のVIX指数（恐怖指数）です。今後1か月のNYダウの価格変動予想が反映されている指数です。VXDとNYダウ、米国の景気後退期、長期金利、VIX指数との比較チャートも掲載しています。
AIによるVXD指数の重要度評価
VXD指数はNYダウに基づきS&P500以外の視点で市場リスクを測れる指標で、ダウが中心の投資家やインデックス間の比較分析に役立つ。ただ、ダウ構成銘柄が大型株に偏るため、分散の効いた市場全体のリスクを反映しづらい面がある。
AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。
チャート（VXD・長期）
[月次] VXDとNYダウと景気後退期のチャート
[月次] VXDと米国の長期金利のチャート
- チャート画像クリックで拡大表示します。
- Chart [VXD index,Dow Jones Industrial Average,recession indicators-Monthly]
- Chart [VXD index,U.S. long Term interest rate,recession indicators-Monthly]
- チャートはVXD指数の15ラインに黒色の点線を引いています。
- 灰色の囲みの期間が米国の景気後退期（リセッション期）です。米国の景気後退期間の解説と推移は「景気後退期間（米国・アメリカ）」のページを参照してください。
- VXDは終値、米国の長期金利は月平均を反映。米国の長期金利の解説と推移は、以下のページに掲載しています。
チャート（VXD）
[日次] VXDのチャート
[日次] VXDとVIX指数のチャート
- Chart [VXD index-Daily]
- Chart [VXD,VIX index-Daily]
- VIX指数の解説と推移は、以下のページで掲載しています。
VXN（ナスダック版VIX指数）とMOVE指数はこちら
ナスダック版のVIX指数である「VXN指数」と、債券版のVIX指数である「MOVE指数」は、以下のページで推移を掲載しています。
[速報] 最新データ｜VXDの時系列（historical data）
| 日付 | VXD | 前日比 |
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VXDとは？わかりやすく簡単に解説
VXD（読み方：ぶいえっくすでぃー）とは、「VXD指数」と呼ばれるCBOE（シカゴオプション取引所）に上場しているNYダウ（ダウ平均）のオプション価格から計測される期間30日の予想ボラティリティの指数です。オプションは、期近2限月のアット・ザ・マネー近傍およびアウト・オブ・ザ・マネーから計測されます。つまり、NYダウ（ダウ平均）の上げ下げとボラティリティの上げ下げを予想したオプション価格を使って指数化したものです。
と少し難しいですが、簡単に言うと、VXDはNYダウ（ダウ平均）の価格変動に対する投資家心理を表した指数です。VXDは相場の先行きに不確実性（リスク）が高まると上昇する指数であるため、別名「恐怖指数」とも呼ばれています。
恐怖指数としては「VIX指数（ビックス指数）」が有名ですが、VIX指数はS&P500種株価指数のオプション価格から計測される期間30日の予想ボラティリティの指数で、S&P500の恐怖指数です。つまり、NYダウ版のVIX指数がVXDです。
見方はVIX指数と同様で、VXDは今後30日のNYダウ（ダウ平均）の振れ幅を予想した指数ですので、その数値が高いほど投資家がNYダウ（ダウ平均）の先行き不安を抱いていることを示し、低いほど先行きを楽観視していることを示します。
VXD指数の水準と目安はどれくらい？VIX指数との違い
VXD指数の見方はVIX指数と同様ですので、見方の解説はチャートの欄で紹介しているVIX指数のページの解説を参考にして下さい。VXD指数とVIX指数の違いは、その水準です。過去の傾向ではVXD指数は通常、15-16程度を軸に推移しやすい傾向があります。15以上で先行き不安、15以下で楽観的な水準の傾向があります。先行きボラタイルな展開が予想されている場合はその水準も切り上がりますが、NYダウは国際優良株ばかりを集めた株価指数ですので、ボラティリティの予想水準もVIX指数より低くなりやすいです。
- 当ページは、VXD（NYダウ版のVIX指数）の解説と推移（チャートと時系列）を掲載したページです。
- 各指数・指標の解説
「VXDとは（ダウ版VIX指数）」 - Source:CBOE(Chicago Board Options Exchange)
- 英語：DJIA Volatility Index
- VXD index historical data&chart