DOE（TOPIX・トピックス）

2025.01.21

東証（東京証券取引所）が発表しているTOPIXのDOE（純資産配当率）の推移です。

AIによるTOPIXのDOEの重要度評価

4.2

DOEは自己資本に対する配当の効率を示し、配当性向と自己資本比率の両面から株主還元の健全性を評価する指標。日本市場では株主還元意識の向上が進んでおり、DOEは収益性と財務健全性のバランスを示す点で配当性向に次ぐ重要な指標。ただし、配当性向と似た役割を持つため、補助的な位置付け。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート画像クリックで拡大表示します。
Chart [Dividend on equity ratio(TOPIX-Non Financial)]
Chart [Dividend on equity ratio(TOPIX-Manufacturing)]
Chart [Dividend on equity ratio(TOPIX-Non Manufacturing)]
2022年4月の東証の市場再編に伴い、東証は東証一部のDOEの公表を2022年3月分をもって終了しました。よって、2022年3月まではTOPIX（東証一部・総合）のDOEの推移を掲載し、2022年4月からは東証一部銘柄の約8割が移行したプライム市場のDOEを続けて掲載しています。

その他、日本の各市場のDOEの推移は、以下のページで掲載しています。

年度	全産業当年度	全産業前年度	製造業当年度	製造業前年度	非製造業当年度	非製造業前年度
2023年度（23年4月-24年3月）	2.94	2.98	2.98	2.93	2.89	3.06
2022年度（22年4月-23年3月）	2.99	2.97	2.94	3.95	3.06	2.99
2021年度（21年4月-22年3月）	2.94	2.58	2.91	2.53	2.99	2.65
2020年度（20年4月-21年3月）	2.59	2.71	2.54	2.64	2.64	2.80
2019年度（19年4月-20年3月）	2.79	2.85	2.66	2.92	2.95	2.77

TOPIXのDOEの時系列データ（ヒストリカルデータ）

当ページのTOPIX（東証一部・プライム）のDOE（純資産配当率・株主資本配当率・自己資本配当率）は、東証一部（プライム）の全産業（製造業と非製造業）と、製造業と非製造業別のDOEの推移を掲載しています。

それぞれ3月末時点の東証一部（プライム）上場内国会社のうち、変則決算の会社および新規上場会社などは集計対象から除かれています。全産業は金融業が除かれて集計されています。

連結ベースの集計で、連結決算を行っていない会社は決算短信の単独の数値が用いられていますが、単独の数値を公表していない会社が多いため、2014年度分から単独だけの集計はなされず、連結ベースの集計のみとなっています（参照「連結決算とは（単独決算との違い）」）。

当ページは、TOPIXの全産業・製造業・非製造業それぞれのDOEの推移（チャートと時系列）を掲載したページです（TOPIXは東証一部（東京証券取引所一部）の全銘柄を対象とした株価指数です）。2022年度分からは市場再編によりプライム市場のDOEの推移を掲載してます（TOPIXは原則プライム市場全銘柄を対象とした株価指数です）。
各指数・指標の解説
「DOE（自己資本配当率・株主資本配当率）とはー特徴と目安・配当性向との違いー」
Source:JPX（Japan Exchange Group, Inc.:日本取引所グループ）/TSE（Tokyo Stock Exchange,Inc.:東京証券取引所）
Dividend on equity ratio(TOPIX-japan) historical data&chart