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LQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF)

LQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF)の最新データを速報で掲載しています。
LQDは、社債のETFでは最も巨大で最も流動性がある投資適格社債ETFです。社債への資金の流出入を見るなら、まずはこれを見ましょう。社債スプレッド(信用スプレッド)やHYG(ハイイールド社債ETF)との比較チャートも掲載しています。

最新データと現状評価

2026年10月9日時点のLQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF)の価格は102.42ドルで、前回の102.47ドルから0.05ドル下落。直近5取引日の騰落率は+0.58%、直近1カ月では-2.74%となっています。

一方、米国投資適格社債の社債スプレッド(OAS)は2026年10月8日時点で0.82%となり、前回から横ばい。BBB格社債のOASは2026年10月8日時点で1.02%となり、前回から横ばいとなっています。

また、米国10年国債利回りは2026年10月9日時点で5.24%となり、前回から0.02%ポイント上昇。

2026年10月1日から2026年10月8日までの共通データ(5取引日)では、LQDの騰落率は+0.43%、投資適格社債OASは0.04%ポイント縮小。LQDの価格上昇と信用スプレッドの縮小が同時に確認されており、投資適格社債の信用環境は改善方向にあります。同期間の米国10年国債利回りは0.02%ポイント低下。LQDの上昇には、長期金利の低下が寄与した可能性もあります。

参考として、LQDの過去最高値は2020年8月6日の139.15ドル、過去最低値は2008年10月10日の81.70ドルです。

lqd(投資適格社債etf)

AIによるLQDの重要度評価

3.8

LQDは、企業の信用力や社債市場全体の動向を把握するための手段として活用される。また、流動性が高く、多くの投資家が利用する指標的なETFである。価格やスプレッドの動きが、信用市場全体のリスク許容度や金利変動を反映する。LQDの売買動向は、機関投資家や個人投資家のリスク回避姿勢やリスク選好を示すものとして解釈できる。一方、投資適格社債市場全体の傾向として、金融セクターや一部の大企業に偏る可能性がある。HYG(ハイイールド社債ETF)と比較したり、CMDI(社債市場ディストレス指数)と併用することで、市場ストレスの詳細な評価が可能となる。

AIによる指標の重要度評価は”辛口評価”の設定になっています。見方の詳しい説明は「AIによる指標の重要度評価について」を参照。

チャート(LQD)

LQD(iシェアーズ iBoxx 米ドル建て投資適格社債ETF)の推移を示したチャートです。LQDは、信用格付けが投資適格に分類される米ドル建て社債を主な投資対象とするETFです。ハイイールド社債と比較して信用リスクが相対的に低い一方、社債の社債スプレッド(信用スプレッド)や米国債利回りの変動によって価格が影響を受ける特徴があります。当チャートでは、LQDの価格推移に加え、S&P500、投資適格社債OAS、BBB格社債OAS、米国10年国債利回り、HYG(ハイイールド社債ETF)、VIX指数との比較ができます。

S&P500との比較では株式市場との連動性、投資適格社債OASとの比較では社債市場全体の信用環境、BBB格社債OASとの比較では投資適格の中でも信用力が相対的に低い社債の動向を確認できます。また、米国10年国債利回りとの比較では金利変動の影響、HYGとの比較では投資適格債とハイイールド債の相対的な強弱、VIX指数との比較では市場の不安心理やリスク回避姿勢との関係を把握できます。特にLQDは、社債スプレッドと長期金利の両方が重要な価格変動要因となります。一般に、社債スプレッドの拡大や米国債利回りの上昇はLQDの価格下落要因となり、反対に社債スプレッドの縮小や米国債利回りの低下は価格上昇要因となります。両者を組み合わせて確認することで、LQDの価格変動が信用環境の変化によるものか、金利変動によるものかを分析する手掛かりとなります。

最新データ日:2026年10月9日

Chart LQD(iShares iBoxx $ Inv Grade Corporate Bond ETF)]

  • チャート上部のタブ(ボタン)や凡例、チャート下部の期間ボタンをクリックするとチャートが切り替わります。
  • 灰色の囲みの期間が米国の景気後退期(リセッション期)です。米国の景気後退期間の解説と推移は「景気後退期間(米国・アメリカ)」のページを参照してください。
  • 社債スプレッドとは、社債と国債のスプレッド(金利差)です。
  • 社債スプレッド(投資適格社債OAS)は、投資適格社債全体と米国債のスプレッドです。
  • 社債スプレッド(BBB格社債OAS)は、投資適格社債のBBB格のみと米国債のスプレッドです。BBB格は投資適格の最下位に位置するため、投資適格社債市場の中でも信用力が相対的に低い銘柄の動向を確認できます。
  • 社債スプレッド・米国10年国債利回り・HYG・VIX指数の解説と推移は、以下のリンク先のページで掲載しています。

関連指標

社債市場ディストレス指数(CMDI)

LQDと共に見た方がいい社債市場のストレスの程度を測る指数「社債市場ディストレス指数(CMDI)」の解説と推移は、以下のページで掲載しています。

CMDI(社債市場ディストレス指数)
社債市場ディストレス指数(CMDI)のチャートと時系列です(速報)。NY連銀公表分。社債市場の窮迫度を測る指標です。上昇と低下の意味や過去の傾向、金融市場のストレスとVIX指数との相関関係のわかりやすい解説も掲載。

[速報] LQDの時系列(historical data)

© 株式マーケットデータ
日付 LQD 前日比 前日比%
2026年10月9日102.42-0.05-0.05%
2026年10月8日102.47+0.37+0.36%
2026年10月7日102.10-0.04-0.04%
2026年10月6日102.14+0.31+0.30%
2026年10月5日101.83+0.00+0.00%
2026年10月2日101.83-0.20-0.20%
2026年10月1日102.03-0.15-0.15%
2026年9月30日102.18-0.23-0.22%
2026年9月29日102.41-0.06-0.06%
2026年9月28日102.47-0.74-0.72%
2026年9月25日103.21+0.06+0.06%
2026年9月24日103.15-0.74-0.71%
2026年9月23日103.89-1.20-1.14%
2026年9月22日105.09-0.01-0.01%
2026年9月21日105.10+0.40+0.38%
2026年9月18日104.70-0.46-0.44%
2026年9月17日105.16+0.71+0.68%
2026年9月16日104.45+0.17+0.16%
2026年9月15日104.28-0.02-0.02%
2026年9月14日104.30-0.02-0.02%
2026年9月11日104.32-0.04-0.04%
2026年9月10日104.36-0.95-0.90%
2026年9月9日105.31-0.17-0.16%
2026年9月8日105.48+0.00+0.00%
2026年9月4日105.48-0.02-0.02%
2026年9月3日105.50+0.15+0.14%
2026年9月2日105.35+0.13+0.12%
2026年9月1日105.22-0.99-0.93%
2026年8月31日106.21-0.14-0.13%
2026年8月28日106.35-0.38-0.36%

LQDの解説

LQDとは?

LQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF|英語:iShares iBoxx $ Inv Grade Corporate Bond ETF)とは、米ドル建てで発行されている、格付け機関によって投資適格とされるBBB以上の格付けを獲得している社債2300銘柄以上で構成されているETF(上場投資信託)です。債券ETF(債券を原資産(げんしさん)としたETF)で、LQDは会社が発行している社債で構成されています。

LQDは投資適格社債で構成されているETFですが、格付け機関による格付けがBB以下で投資不適格社債(ジャンク債・ハイイールド債という)の約1000銘柄で構成されているETFを「HYG(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資不適格社債ETF)」といいます。HYGの推移とチャートは、当ページのチャート下部で紹介したHYGのリンク先のページで掲載しています。

最も巨大で流動性があり、FRBも購入しているLQDの特徴

LQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF)は、社債に投資するETFとしては最も巨大で、最も流動性があり、FRB(連邦準備制度理事会)も購入しているETFとして有名です。「社債」は、それぞれデフォルトリスクにばらつきがありますが、LQDは信用力を測る「格付け」が高い銘柄で構成されているのが特徴です。つまり、優良企業の社債ばかりで構成されているETFです。

LQDの分配金利回りはどれくらい?

LQDは毎月分配型のETFであるため毎月分配金があり、年間の分配金利回りは3%程度です(税引き前)。税引き前の分配金利回りが3%程度ですので税引き後は2%程度となり、分配金利回りとしては低く、利回りは魅力的ではないと言えます。信用力が高い投資適格社債で構成されているため、社債としては相対的にリスクが低いのが特徴で、通常値動きは比較的安定しています。5-10%程度の値動きで推移しやすい傾向があります。

LQDのボラティリティーはどんな時に高くなる?

LQDは米国の銘柄ですので、米企業の信用状況によって値動きが大きくなる場合があります(ボラティリティーが高くなる)。2020年の新型コロナウィルスによるパンデミック時には、LQDから11億ドル、新型コロナウィルスの感染が拡大した時には14憶ドルの資金が流出し、ボラティリティーが高まりました。米企業の信用力の低下による格付け機関による格下げが懸念されたことが要因で、社債に投資する世界最大のETFから過去最大規模の資金が流出したことで大きな注目を集めました。LQDは、信用力が高い投資適格社債で構成されているためリスク(不確実性)が低いと認識されやすいですが、会社が発行している「社債」ですので、国が発行している「国債」よりもリスクが高く、リーマンショック時や新型コロナウィルス時は20%程度の値動きがあって暴騰・暴落をしますので、株式よりリスクは低い、という位置づけになります。

  • 当ページは、LQD(iシェアーズiBoxx米ドル建て投資適格社債ETF)の解説と推移(チャートと時系列)を掲載したページです。
  • 速報値を掲載し、改定値で修正があった場合は改定値を上書きして掲載しています。
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